転職エージェントに登録をする時「大手と中小のエージェントどちらがいいのか?」と悩んだことはありませんか?
私は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして転職支援を行った経験と、人材ベンチャーを立ち上げ、中小転職エージェントでのキャリアコンサルタントとしての両方の経験を持っています。
ここでは、大手と中小の転職エージェントの違いやメリット・デメリットについて、両エージェントで働いた経験を元に徹底解説して参ります。
それぞれの転職エージェントの特徴や違いを把握すれば、あなたにとって最高の転職先を見つける可能性がグンと高まってくるでしょう。
【最終更新日.2024年10月25日】
目次
中小企業転職エージェントおすすめ一覧(業界/職種別)
では最初に中小企業の転職エージェントおすすめ一覧を厳選して紹介します。
業界/職種別の専門性に特化した転職エージェント別に分けて紹介しますので、中小転職エージェント利用を検討されている方はぜひ参考にしてご登録頂ければ幸いです。
IT/Web特化型転職エージェント | doda IT typeIT AGANT |
士業特化型転職エージェント | マイナビ会計士 マイナビ税理士 |
医療特化型転職エージェント | メドピアキャリア(医師) ファルマスタッフ(薬剤師) レバウェル看護(看護師) |
若年層特化型転職エージェント | ハタラクティブ ジェイック(JAIC) Re就活エージェント |
エグゼクティブ特化型 | JACリクルートメント ビズリーチ doda X |
その他中小おすすめ転職エージェント | アデコ転職支援サービス Woman Will(女性特化) ウェルビー(障がい者特化) |
より詳しい業界職種別の転職エージェントを知りたい方は「【業界・職種別】おすすめ転職エージェント一覧【特化型】」でぜひ中小企業の転職エージェントを利用する参考としてされてみて下さいね。
中小企業の転職サイトはサポートが手厚い?
中小企業の転職サイト(転職エージェント)は大手と比較してサポートが手厚いのか?という疑問ですが、結論確かに中小の方が1人の求職者にかける時間が多いので手厚いという一面があります。
大手転職サイト(転職エージェント)は1人のキャリアアドバイザーが20~30人ほどの転職希望者を担当していることもザラですから、大手と比較して中小は1人あたりの担当が少ないのでその分親身にサポートしてくれる可能性があります。
しかしその反面、大手転職サイト(転職エージェント)と比較すると中小企業の転職サイト(転職エージェント)は取り扱い求人が少なく転職先の選択肢が狭いというリスクもあるので、理想は大手と中小を併用して活用した方が良いでしょう。
転職エージェントの大手と中小の利用率
まず転職エージェントにおける〝大手〟と〝中小〟の定義を線引しておきましょう
大手転職エージェント | 都心に本社を構え、全国展開を行う。 |
中小転職エージェント | 異業種の大手企業のグループが母体となる or 独立系で親会社のバックグラウンドを持たない |
そもそも、転職エージェントを利用する人のうち、何割が大手を利用し、何割が中小を利用するのでしょうか?
日本の人材ビジネス(リクルートワークス社発行)によると、2023年の人材ビジネスの売上高において、1位がリクルートHDで約1兆2千億。2位はテンプスタッフHDで約5000億。3位が約2,600億でパソナグループの順になっています。
2023年は、約34万人が人材紹介会社を利用して転職したとされていますが、その年のマイナビエージェントは、約3万人の転職をサポート。
つまり、リクルートグループでは約1割。売上高の比率から、テンプスタッフグループと、パソナグループで全体の約1割近いサポートが実現していると推定すると、大手3社だけで全体の2割近い転職サポートが実現されていると言えます。
マイナビエージェント、doda、パソナキャリア3社の大手転職エージェントを含めると、3割~4割が大手転職エージェントを利用して転職を成功させ、6~7割が中小転職エージェントを利用して転職を成功させたと見られます。
ただし年々この割合は変わってきており、中小転職エージェントで転職する人の割合が増えており、今後もその割合は増加すると言われています。
ちなみに中小転職エージェントは毎月200社ほど有料職業紹介の免許を取得して増えていると言われていて、2024年現在全国に25,000社以上ありますので中小と一口に言っても様々な中小企業があることは留意しておきましょう。
企業側から見る転職エージェント比較
では少し視点を変えて、企業側から見る転職エージェントについて大手と中小を比較して行きたいと思います。
求職者側と同じように大手は何百社、何千社という企業求人案件を扱っているので、自社への紹介を多くしてもらうには採用採用フィーを上げるなどの工夫を施さなければなりません。
対して中小転職エージェントであれば、そもそもの取り扱い企業案件数が少ないので1社あたりの採用コストにかける時間が大手と比較すると多いため優先的に人材を紹介してくれる可能性は充分あるでしょう。
しかし、やはり大手と比較すると人材の推薦母数が絶対的に少ない側面はもちろん中小の場合はありますので、理想はやはり大手も中小も成功報酬で工数は少しかかるかもしれませんが、両方に案件を依頼しておくべきでしょう。
大手転職エージェントのメリット
ここでは大手転職エージェントのメリットについてご紹介をしていきます。
幅広く豊富な求人がある
蓄積された転職ノウハウ
全国に支店がある
同姓の担当者を希望できる
順番に解説して参ります。
幅広く豊富な求人がある
大手転職エージェントの最大のメリットとしては、規模のメリットを活かした豊富な求人があり、多様な業界や職種が紹介可能です。
ライバル企業に動向を探られたくなかったり、社内に求人募集をしていることを知られたくないなどの理由から、非公開求人も多数取り扱っています。
実際に利用した求職者から「こんなに紹介してもらえるんですか?」と驚かれることも少なくありません。
求人数が多い=転職先で選べる選択肢が多い、ということに他なりませんから、やはり圧倒的な求人数の多さは大手転職エージェントを利用する最大のメリットと言えます。
多くの企業にアプローチが可能ですので、転職の可能性も広がっていくでしょう。
蓄積された転職ノウハウ
大手転職エージェントのメリットの1つが、圧倒的な情報量です。
多数の転職サポート実績から、
・どんな職務経歴書が魅力的なのか
・どのように面接で伝えれば内定が得られるのか
・どのように年収交渉を行えば年収がアップするか
…etc
といった転職成功のためのノウハウが日々蓄積されています。
こうした今まで蓄積された転職ノウハウを自分の転職活動に活かすことで、自分に合った企業を見つけることに役立ちます。
全国に支店がある
大手転職エージェントは、主要な地域に事業所や支店を出しています。
転職を考える側からすれば、自分の地元に支店があると、身近に思えて相談しやすく感じますよね。
大手転職エージェントは東京勤務や大阪勤務の求人ばかりではなく、その地域に根ざした事業展開をしている中小ベンチャー企業と、密な関係を築いていることも少なくないのです。
地元で働きたいと考えている人にとっても、大手転職エージェントに登録する価値はあります。
2024年現在は大手転職エージェントはオンラインキャリアカウンセリングでの転職サポートが主流となっていますので、わざわざ事業所に足を運ばずとも転職をサポートしてもらえる点も嬉しいですね。
同姓の担当者を希望できる
近年では女性の転職が増えているため、大手転職エージェントによっては担当キャリアコンサルタントを女性にしてもらうことも可能です。
大手のdodaエージェントでは女性のキャリアコンサルタントが相談に応じくれて、子育てと仕事の両立など女性特有の悩みに寄り添って転職のアドバイスをしてくれますし、女性ならではの悩みに寄り添ってくれます。
※男性が女性キャリアコンサルタントを指名するのは不可です。
大手転職エージェントのデメリット
続いて大手転職エージェントを利用するデメリットについても解説して参ります。
書類選考通過率が低い
新卒社員が担当する可能性が高い
事務的で冷たい対応に感じる
強引に転職させられる
案件が豊富すぎて選べない
候補者のレベルが高いため、後回しになりやすい
順番に解説して参ります。
書類選考通過率が低い
大手転職エージェントは求人の数が多い分、一人当たりが受ける企業が多いため、実は書類選考通過率が低くなってしまうというデメリットがあります。
たとえば大手転職エージェントのリクルートエージェントやdodaに関しては、一人当たりの書類選考通過率は15~20%、つまり、6~7社に応募してようやく1社面接まで辿り着くことができる計算になるんですね。
書類選考に落ち続けると「書類選考全然通らない…」と転職活動のモチベーションが低くなってしまう原因にもなるので、大手を利用したい方は比較的書類選考通過率の高いdodaやハタラクティブを活用した方が良いでしょう。
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新卒社員が担当する可能性が高い
大手転職エージェントの多くは新卒採用に力を入れているため、新卒で入社した社員が担当するキャリアコンサルタントの職に就くことが珍しくありません。
勿論新卒社員=優秀ではないという訳ではないですが、一度も転職経験がない人が、転職相談の相手になる可能性が高くなります。
相談者によっては、居心地が悪く、「気持ちをわかってくれているのだろうか?」と不信感を抱いたり、「相談しにくい」と、感じるのも、大手転職エージェントのデメリットの1つです。
関連:転職エージェントの担当者変更方法と良質な担当者の見分け方
事務的で冷たい対応に感じる
大手転職エージェントとなると次から次へと登録者が増え、一人のキャリアコンサルタントにつき数十人近い人が書類選考や面接などで稼動をすることもあります。
そのため、スピード重視の対応となり対応の雑さが目立つようになります。
書類選考不採用の連絡に関してもメールの文面も雛形が多くなりますし、酷いところでは書類不採用の連絡すら送ってくれない転職エージェントもあります。
電話や対面での相談も短い時間でいかに結論を出すかといった対応になりがちですので、
「一生を左右する大切な転職なのに、担当者がビジネスライクで相談がしにくい」
「担当者の対応が雑」
と感じられてしまうのも、大手転職エージェントのデメリットの1つと言えます。
関連:【リクルートエージェント】「冷たい」「むかつく」など悪い評判
強引に転職させられる
大手転職エージェントのなかには、上場企業も存在しているため、常に業績を上げ続けることを余儀なくされています。
上場している大手転職エージェントの現場レベルでは〝数字のために、相談者を無理やり転職させる〟という営業姿勢に陥るケースが目立ちます。
「月に5人、売上500万円以上」というように、大手転職エージェントでは人数と売上の両軸を毎月ノルマとしている企業が多いため、特に月末になると血眼で入社を迫ってくる担当者もいるくらいです。
こうしたことは、大手転職エージェントでは珍しい光景ではありません。
案件が豊富すぎて選べない
私が大手転職エージェントでキャリアコンサルタントをしていた頃、紹介をする案件に困ることは基本的にありませんでした。
しかし求人が豊富すぎるがゆえに、「どれを選んだらよいか迷う」といった悩みを持つ転職希望者も出てきます。
更にもっというと、案件が豊富すぎるにも関わらず一切求人の説明を行わずに、転職希望者に丸投げで「あとは勝手にそっちで応募する企業を決めてね」と担当キャリアアドバイザーが一切介入してこないのも大手のデメリットです。
案件が豊富すぎて選べないのも、大手転職エージェントのデメリットの1つと言えるでしょう。
候補者のレベルが高いため、後回しになりやすい
大手転職エージェントのなかには、「一流の人材を一流の企業に紹介する」というプライドを持っているキャリアコンサルタントがいます。
学歴・職歴ともに申し分ない候補者を、大手企業の花形のポジションに送り込むことが、使命だと考えているのです。
大手の転職エージェントになればなるほど、ハイスペックの登録者が集まります。
見劣りする経歴だと、求人の紹介や面接対策など、サポートする優先順位が下がってしまう恐れがあると、知っておきましょう。
一定の経歴やスキルを持っていない人材については、大手転職エージェントに登録しても利用することすら許されずに「面談お断り」メールが届くこともザラにありますので、注意が必要です。
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中小企業転職エージェントのメリット
では次に、中小転職エージェントを利用するメリットについて具体的にご紹介をしましょう。
専門に特化したエージェントがある
大手が拾いきれない求人がある
担当者が親身になって相談に応じてくれる
書類選考の通過率が大手より高い
職場の雰囲気や実情を詳しく教えてもらえる
順番に解説して参ります。
専門に特化したエージェントがある
中小転職エージェントの中には業界や職種に特化したエージェントもあります。
たとえばアパレルやファッション業界の職種を専門に扱う転職エージェントであれば、取り扱い求人数だけを見れば大手転職エージェントよりも上回ることも。
業界特化型 | IT、Web、金融、アパレル、ホテル、建設、自動車など |
職種特化型 | 経理、人事、バックオフィス、エンジニア、営業、秘書など |
若年層特化型 | フリーター、ニート、既卒、第二新卒、新卒など |
エグゼクティブ特化型 | 年収600万円以上、800万円以上、1500万円以上など |
地域特化型 | 北海道・東北、北陸、関西、四国中国、九州特化など |
その他特化型 | 女性特化、シニア層特化、障がい者特化など |
業界や職種に詳しく専門職としてのキャリア形成のノウハウが蓄積されているため、業界内でのステップアップを考える人は中小転職エージェントもお勧めです。
大手が拾いきれない求人がある(=独占求人)
大手の転職エージェントは、有名企業や大量採用の案件を優先する一方で、無名のベンチャー企業や中小企業にはそれほど力を入れない傾向にあります。
しかし中小転職エージェントは違いを出すために、大手転職エージェントが拾いきれないニッチな営業案件を開拓しています。
紹介企業から転職エージェントに支払われる紹介Fee(報酬)が少ない企業に関しては大手転職エージェントではノータッチですが、中小転職エージェントは紹介してくれるメリットもあります。
大手では紹介されないような求人案件を紹介してもらえるメリットがあります。
担当者が親身になって相談に応じてくれる
大手転職エージェントが親身でないという訳ではありませんが、中小転職エージェントのメリットとして担当者が一生懸命やってくれる率が高い点が挙げられます。
登録者が大手に比べると少ないため、貴重な人材として扱ってくれるのです。
親身になって相談に乗ってくれて、面接対策や具体的なアドバイスがもらえるため、安心して転職活動に望むことができることができるはずです。
書類選考の通過率が大手より高い
前述した担当者が親身になって相談に応じてくれることで、精神的なメリットだけでなく転職活動における最初の関門である書類選考通過率が高くなることも中小転職エージェントの大きなメリットです。
書類選考では、中小転職エージェントの場合転職希望者一人一人に寄り添った"推薦状"を作成してくれた上で書類選考を進めてもらえるため、大手転職エージェントよりも書類選考の通過率が高い傾向にあります。
全く同じスペックを持った転職希望者が、利用する転職エージェントによって書類選考に受かったり落ちたりするのは皮肉な話ですが、その点中小転職エージェントを利用するメリットは大きいでしょう。
職場の雰囲気や実情を詳しく教えてもらえる
大手転職エージェントでは分業制を採用しているため、キャリアコンサルタントは紹介した企業に一度も訪問したことがなかったり、求人企業の担当者と面識がない場合もあります。
中小転職エージェントの場合、法人を担当するリクルーティングアドバイザーと、個人を担当するキャリアコンサルタントを、1人の担当者が兼務していることが多いため、職場の雰囲気や実情をダイレクトに説明してくれるメリットがあります。
1人の担当者が企業側も個人側も両方担当することで、個人の利用者にとっては「この前この会社の人事の方と話したんですがこんな感じで良い人でしたよ〜」と求人票には絶対載らない情報まで教えてもらえます。
分業制と両面性の違いについては「転職エージェントの両面型と分業型の違いとメリットデメリット」をご参考頂ければ幸いです。
地域に特化した転職エージェントがある
中小転職エージェントの中には、地元の地域に根ざした転職サポートをしている会社も少なくありません。
地域に特化した転職サポートを提供することで、他の大手転職エージェントでは扱っていない地元のレア求人を紹介してもらえる可能性もあるんですね。
たとえば、福岡に特化した転職サポートを行っている「福岡転職ドットコム」は、地元出身のキャリアアドバイザーが地元の会社を紹介してくれます。
地方在住の方はこの利点を活用した方が良いでしょう。
希望の求人をオーダーできる
中小の転職エージェントを活用するメリットとして、小回りが効く、つまり希望の求人をオーダーできるというメリットもあります。
たとえばあなたが、「こういう仕事をしたい」と言ったときに、現状その仕事の取り扱いがなかったとしても頑張ってキャリアアドバイザーが求人案件を開拓してくれることもあります。
大手転職エージェントにはない、柔軟な対応ができるというのも中小のメリットの一つです。
JACリクルートメントのような中小転職エージェントを利用すれば、大手転職エージェントでは紹介されないような独自コネクションを持った非公開求人の企業も紹介してもらえる可能性があるでしょう。
中小企業転職エージェントのデメリット
これまで、中小転職エージェントを利用するメリットについて話をしてきましたが、次は、中小転職エージェントのデメリットについてご紹介しましょう。
求人案件が少ない
ダミー求人が多い
職種や業界に詳しくない
転職アドバイザーの仕事が専任ではない
順番に解説して参ります。
求人案件が少ない
中小転職エージェントに登録をした後で、「わざわざ出向いたのに、紹介された求人数が少なすぎる」と不満を持つ人がいます。
中小転職エージェントには大量の求人をカバーするだけの営業要員がいないため、大手転職エージェントに比べて求人数は少なくなります。
ただし一概に求人数が少ないからと言って軽視はできず、その中に良いと思える求人があった場合、書類選考通過率は中小の方が高くなるでしょう。
ダミー求人が多い
中小零細の転職エージェントになればなるほど、大手転職エージェントには正攻法では勝てないと思っているためか、ダミーの求人広告をサイト上で掲載をして登録者を集めようとします。
サイト上で掲載されている企業に応募しても、「厳正なる選考の結果、お見送りとなりました」と連絡が来ます。
その後、すぐに内定が出るブラック企業を紹介して話を進めようとする悪質な中小転職エージェントが存在しますので、注意が必要です。
職種や業界に詳しくない
大手転職エージェントでは、社内で情報を共有するイントラネットや人事担当者を招いた業界、職種の勉強会などが頻繁に行われています。
その情報に触れているだけで、業界や職種のトレンドを掴むことが可能です。
しかし、中小転職ベンチャーでは登録者が少ないため、転職成功のノウハウが溜まっていかず業界や職種の知識が浅いままのキャリアコンサルタントもいるのが実情です。
転職アドバイザーの仕事が専任ではない
中小転職エージェントになると、他の事業部と兼務をしているキャリアコンサルタントが少なくありません。
私の知っている中小転職エージェントでも、普段は広告代理店でWEB制作に携わりながら、片手間で転職支援事業を行っている会社があります。
転職支援にかける熱意も時間も、専任の転職エージェントに比べると格段に落ちることは否めません。
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転職エージェントは大手と中小どっちが良いのか?
では結論として、大手転職エージェントと中小転職エージェントどっちを利用すべきなのか、それぞれに適した人について整理しておきます。
〜大手転職エージェントがお勧めの人〜
✅多くの求人から自分に合った転職先を見つけたい人
✅他人の転職事例が知りたい人
✅大手のブランドでないと不安な人
✅一定水準のサービスを求めている人
✅担当者の変更を希望したい人
〜中小転職エージェントがお勧めの人〜
✅細やかに行き届いた対応をしてほしい人
✅専門業界・職種に特化した転職サポートを受けたい人
✅求人企業と直接やりとりしている担当者から話を聞きたい人
✅大手を使っていて転職活動が上手く行っていない人
✅転職先を選ぶより探したいタイプの人
✅小さい会社に転職したいタイプの人
大手は求人が多いだけに、紹介案件の中から自分に合った求人をキャリアコンサルタントに選んでもらうというスタイルが一般的になります。
限られた選択肢の中で転職先を選ぶことを受身だと感じるタイプの人は、大手転職エージェントよりも中小転職エージェントの方が合うでしょう。
反対に、「多くの求人から自分に本当に合った転職先を見つけたい」「少ない求人では不安」などと思う人には、大手転職エージェントがお勧めです。
もしどっちを利用すべきか迷う場合は、両方活用してみて自分に合うと思う転職エージェントをメインの転職エージェントとして活用する使い方が良いでしょう。
理想の転職活動を成功させている人は平均「4.2社」の転職エージェントを併用しているというデータもあるので、完全無料ですし使えるものは使い切るべきですね。
中小企業に転職・就職したい人のおすすめは?
中小企業に転職・就職したい人のおすすめは転職エージェント・就職エージェントについてそれぞれ紹介して参ります。
中小企業に転職したい人のおすすめ
まず圧倒的におすすめなのがやはりdodaで、業界最大級の20万件という圧倒的な求人数を誇りますので、中小企業の求人も多数あります。
JACリクルートメントに関しては年収600万円以上のキャリアに自信のある人であれば、他で紹介されない独占レア求人を紹介してもらうことも可能です。
リクルートダイレクトスカウトに関しては、経歴キャリアを登録しておくだけで優良中小企業からスカウトメールが届くのでぜひ登録だけしておきましょう。
中小企業に就職したい人のおすすめ
中小企業に就職したい人にまずおすすめなのがハタラクティブで、第二新卒や既卒フリーターなど正社員経験のない人も歓迎の求人を多数紹介してもらえます。
キャリアチケット(25卒)に関しては新卒で就活を行っている学生に特化しているので、23卒や24卒の方を中心にサポートしてもらえます。
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