- 土木作業ってキツいし、怖い人ばかりだし自分には向いていないんじゃないか。
- 土木作業員辞めて転職したいな。
- でも辞めても転職先が合うとは限らないし、結局踏み出せない。
そんな方も多いんじゃないでしょうか。
確かに転職先でも結局合わなければ転職難民になるし、精神的にもツラいですよね。
そんなあなたにこの記事では、土木作業員を5年経験し転職した筆者が、「土木作業員におすすめする転職先」を紹介します。
どうせなら土木作業員で培ったその技術、無駄にしないで生かしちゃいましょう。
またもっとスキルアップしたい人や土木の経験を生かした転職活動がしたい人にも有益な情報を書いています。
ぜひこの記事を参考に土木の経験を生かした転職先を知り、優良企業に出会えることを心より願っています。
2025年2月26日新規公開
目次
土木作業員を辞めたい理由
まずなぜ土木作業員を辞めたいと思うのかその理由を棚卸ししてみましょう。
棚卸しすることで自分がどんな企業に向いているのか洗い出せますよ。
体力的にキツいから
肉体労働である土木作業員は体力が特に必要とされます。
そんな肉体労働を毎日続けるわけですから、やはり体力的にもキツくなってきます。
また20代30代の頃は良くても、年とともにだんだん体力が衰えてきますし、回復力も低下してくるので、毎日の作業がツラくなってきます。
体力が低下してくると注意が散漫になり、労災事故にもつながりかねないです。
足腰を痛めてしまったり最悪の場合、ケガをしてしまったりする可能性もあります。
そのため体力的にキツくて辞めてしまうというのが、理由のひとつとして挙げられます。
気性の荒い先輩作業員が多いから
現場仕事でもある建設業界では、いまだに気性の荒い土木作業員が多くみられます。
ではなぜなのでしょうか。
以下の理由が考えられます。
- 危険な仕事であるため口が悪かったり、声が大きかったりする人が多いから
- 高卒OKなど就職のハードルが低く、真面目な人よりヤンチャな人が多いから
- 50代60代が多くハラスメントなど気にしない、いまだに昔ながらの考えをもった人が多いから
私が以前務めていた会社でも声が大きく怖い人はいましたが、職場に戻れば優しい人は多かったです。
怒っているわけではないのですが、職業柄仕方ない部分もありますが、今の時代に合わない部分もあるため、そのギャップを埋められず辞めてしまう土木作業員が多いと考えられます。
労災事故の多い仕事だから
現場仕事でもある土木作業では、労災事故が多く危険な仕事であるため辞めていく人が多いのも事実です。
建設業にあてはまる土木作業員を、業種別の死傷者数で見ると、製造業に次いで建設業が2番目に多いことが分かります。
画像引用元:一般社団法人 全国建設業労災互助会
また死亡者数では、一番多い結果となっています。
画像引用元:一般社団法人 全国建設業労災互助会
実際にケガをしたなどで、身の危険を感じて辞めていってしまった土木作業員も少なからずいます。
私が以前務めていた会社でもチェンソーを使ってケガをしてしまい、別の部署へ異動になった人もいます。
実際にどんな危険要素があるかというと、「つまずき、すべりによる転倒」「高所作業からの転落」「慣れない作業、無駄な動きによるケガ」「巻き込み事故」「重機などの接触事故」「火災」など挙げればきりがないほどに危険と隣り合わせです。
以上のことから、労災事故が多く身の危険を感じ辞めてしまう人が多いというのが理由です。
労働環境が過酷だから
外仕事である土木作業では雨が降っても風が強くても、はたまたうだるような暑さであっても基本的には仕事をしなくてはいけません。
労働状況が悪くなるわけですから、体調を崩しやすくなる原因にもなります。
場合によっては、作業中止になることもありますが、安心はできません。
なぜなら工期が決まっているからです。
建設業では基本的には工期内に工事を完了させなくてはいけませんから、現場に出られなかった分だけ後にしわ寄せが発生します。
酷使しながら労働を強いられるわけですから、その過酷さゆえに辞めていってしまう土木作業員もいるのです。
土木作業員で働くことで身につくスキル
土木作業員は「職人」ですから代わりがすぐ見つかる仕事ではありません。
では一体どんなスキルが身につくのか棚卸ししてみましょう。
専門的な知識・技術が身につく
専門性の高い知識や技術が身につくというのも土木作業ならではです。
コンクリートや土工、橋やトンネルといった構造物の知識、道路といったように幅広いジャンルで知識や技術が身につきます。
そのスキルはマニュアルだけでは代えがたい職人の技術といってもいいでしょう。
代わりのきかない職人ですから「料理人」や「エンジニア」などに通ずるものがあります。
重機の運転スキルが身につく
重機の資格を取得していれば運転が可能ですから、重機の経験は建設業ではどの業種でも有利に働くといえます。
運転スキルがあれば、技術的な部分はもちろんのこと、汎用性の高いショベルローダーは、除雪作業や農業といった業種でも活躍する一方でバックホウであれば林業でも活躍することが可能です。
重機の経験ができるのは、土木作業員など建設業ならではのため運転スキルを磨いてステップアップすることが期待できます。
土木作業員から転職先おすすめ①:サブコン
サブコンとは「サブコントラクター」の略で、日本語に訳すと「下請け業者」といいます。
画像引用元:施工管理求人.com
仕事内容は、ゼネコンから請けたある専門分野に特化した仕事に対して施工管理を行います。
ゼネコンとの大きな違いは、専門性がある分野に対する施工管理が主という点です。
規模が小さくなる分、その分野に特化している現場監督者が管理するといったイメージです。
そんな「サブコン」にはこんな人がおすすめです。
- 肉体労働はきついけど土木の仕事には関わりたい
- ある専門分野を極めたい
- 現場で活躍し続けたい
- 工事の管理をしてみたい
- 地方で働きたい
土木作業員での専門的な知識や経験はまさにサブコンでは活きてきます。
専門性が高くなればなるほど会社としては手放せなくなりますし、給与も期待できます。
今の内から専門分野の方向性を決めておいて、サブコンに転職するのも良いのではないでしょうか。
サブコンの主な代表的な会社は「乃村工藝社」があります。
土木作業員として得た専門分野を生かし、サブコンに転職してみるのはいかがでしょうか。
土木作業員から転職先おすすめ②:ゼネコン
ゼネコンとは「ゼネラルコントラクター」の略で、日本語で訳すと「総合建設業者」といいます。
仕事内容は土木工事を発注者から直接工事を請負い、工程や品質、安全、資材調達など施工全体の管理・掌握を行います。
例えば施主から請けた工事に対して専門的な作業がある場合は、サブコンに依頼し、監督業務を行うといった役割もゼネコンの仕事です。
そんな「ゼネコン」にはこんな人がおすすめです。
- 肉体労働はきついけど土木の仕事には関わりたい
- スケールの大きい工事に携わりたい
- 仕事の全体把握・管理をしてみたい
また施工を管理する上では土木作業員だった頃の経験が直接生きてきます。
効率的な作業や安全面というのがおのずと身体で覚えているので、なにより応用が効くからです。
また売上高1兆円を超えるゼネコンのことを「スーパーゼネコン」と言います。
スーパーゼネコン5社といえば
・鹿島建設
・大成建設
・竹中工務店
がこれに当てはまります。
他にも準大手ゼネコンや中堅ゼネコン、海洋関係の工事に特化したマリコンなどの種類があります。
土木作業員から転職先おすすめ③:技術系公務員
土木作業員からの転職先のおすすめは、「技術系公務員」です。
公務員とは国の公務に務める「国家公務員」と地方公共団体(都道府県・市町村など)に務める、「地方公務員」に分けられ、土木や水道、建築などの技術職に務める人たちのことを総称で言います。
そんな「技術系公務員」にはこんな人がおすすめです。
- 発注者側として設計に携わりたい
- スケールの大きい仕事に携わりたい
- 外仕事よりもパソコン上で仕事をしたい
- 安定した収入を得たい
- 有給休暇や休日などをしっかり取りたい
- 転勤の無い仕事を選びたい(市町村役場など)
- 退職金などしっかりしているところがいい
など公務員のメリットは豊富にあります。
その分人気もあるため、他に比べて転職難易度は高くなることは間違いないでしょう。
工事の設計を担当する公務員はなにより作業が頭の中でイメージできなければ、設計することも難しくなってきます。
土木作業員の経験があれば、そういった部分をカバーできます。
代表的な「技術系公務員」の行先として
・都道府県庁(地方公務員)
・省庁(国家公務員)
また市区町村役場であれば転勤が無いので転勤したくない人にもおすすめです。
土木作業員から転職先おすすめ④:トラックドライバー
土木作業員からの転職先のおすすめは、「トラックドライバー」です。
他と比べると少し毛色が変わりますが、長距離運転手でも良いですし、工事現場まで運搬するダンプの運転手でも良いかと思います。
そんな「トラックドライバー」にはこんな人がおすすめです。
- 基本的に一人仕事となるので、一人で黙々と仕事がしたい
- 運転するのが好き
- 集中して仕事したい
などです。
重機オペレーターの経験があれば、工事現場までの運転に慣れているため、比較的難しさを感じないかと思います。
また周囲に気を配り続けながら作業する土木作業員は、その注意力をもっていれば運転中であっても細心の注意が払えます。
「トラックドライバー」の主な代表的な運送会社は
・日本通運
・ヤマト運輸
・佐川急便
・日立物流
などが挙げられます。
大型免許が無ければ、取得する必要がありますが、会社によっては補助を受けられる場合もあるのでまずは問い合わせてみるのが良いかと思います。
土木作業員からの転職必勝のコツ3選
国家資格を取ろう
経験年数を重ねていけば資格を取得する機会が増えてきます。
特に土木作業員であれば取得しておくと有利になる資格を以下に紹介します。
- 1・2級建設施工管理技士
- 1・2級土木施工管理技士
- 測量士・測量士補
- コンクリート技士
- コンクリート診断士
- 技術士・技術士補
などです。
汎用性の高いのが土木施工管理技士、技術士などで、専門性の高いのがコンクリート技士や測量士などです。
仕事をしながらの勉強になるため大変ですが、取得しておけば一生物ですし間違いなく転職の際の強みになるのでぜひチャレンジしてみましょう。
面接時には困難を乗り越えた時の経験談を伝えよう
面接での場面では、仕事上でうまくいった話ばかりでは無いかと思います。
時には困難に出くわしたときもあったかと思いますが、そういった経験談を伝えることも面接では有効です。
具体的には、作業上工夫した点や無事に工事を完了させた話などです。
こういった経験談を話すことで、もし困難があった時でも乗り越えてくれるのではないかと思ってもらえ、面接官の印象も良い方へ変わります。
もちろん大前提としてウソや改ざんはだめです。
面接時にはぜひ困難を乗り越えた時の話をしてみましょう。
履歴書には規模の大きい工事や新工法など目を引く経験をした工事について書こう
土木作業員として工事金額や規模感の大きい工事に携わった経験は評価対象になります。
履歴書には工事金額や携わった業務などを具体的に記載し、面接時に目を引くようにしましょう。
そうすることで、自然とその工事についての話になり、自分をアピールできるチャンスができます。
また規模の大きい工事に携わった経験が無い場合でも、少し変わった工法や新工法に携わった経験も目を引くポイントなのでぜひ取り入れてみましょう。
自分にしか無い強みというのを少しでも出せるようになることがポイントです。
そのため履歴書には規模の大きい工事に携わった経験を書きましょう。
土木作業員からの転職先をもっと知るには?
ここまで読み進めて転職を考え始めてきたのであれば、ぜひ転職エージェントを活用することをおすすめします。
「転職エージェント」とは求職者に対して担当者(キャリアアドバイザー)がつき、ヒアリングした上で転職先を探したり、転職のアドバイスをしたりしてくれる人材紹介サービスのことです。
転職エージェントには無料で登録、利用することが可能です。
転職サイトやハローワークと違うところは、一人で転職先を探すわけではなく担当者がついて二人三脚で進めていってくれるところです。
転職エージェントもさまざまあるため、どこを利用しようか迷うかと思いますが、その中でも「doda」を強くおすすめします。
dodaをおすすめする点は以下の通りです。
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