「ワークポートの転職エージェントを利用しようと思っているけど、ブラック企業の求人ばかり紹介されそうで不安…」という方に、求人の質をお伝え致します。
私も転職活動の際に、東京・大崎のワークポート本社で面談を受けて求人を紹介してもらったのですが、確かに魅力的な求人はほとんどなかったように思います。
現在は総合型の転職エージェントとして、業界・職種共に網羅的に求人を揃えているようですが、元々はIT・WEB業界に特化していたので求人バリエーションもそこまで広くありません。
会社名 | 株式会社ワークポート |
公開求人数 | 94,288(2024年現在) |
特徴 | ・専任の転職コンシェルジュのサポートが手厚い ・IT業界に強みを持ち創業19年の実績 |
本社 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー6F |
今回は実際にワークポートを利用された方々に口コミ評判を取材して、本当にブラック企業の会社の求人しか紹介されないのか、実際にどのようなブラック企業を紹介されたのかを徹底調査いたしました。
ワークポートに転職したい、就職したいと考えている人に向けて記事最後にはブラック&ホワイト企業診断についてもお伝えしております。
ワークポートはしつこいとの2ch評判口コミもありますので、併せてご参考にして頂ければ幸いです。
2024年現在、新型コロナウイルスに対抗するワクチンの普及率が急激に日本で広まっており、ワクチン摂取率は70%を超え求人案件も急速な回復の兆しを見せています。
IT・Web業界に関してはとりわけ有効求人倍率が高いため、いわゆる"人手不足"が深刻化している現状であります。
企業の採用需要に対して人材の供給が追いついていない状況なので、IT・Web業界に未経験で転職したい方も今は狙い目の時期と言って間違いないでしょう。
ワークポートよりもIT・Web業界の求人案件が豊富なGeekly(ギークリー)やdodaなどを活用して転職活動を行うことをおすすめします。
【最終編集日.2024年3月28日】
目次
ワークポートはブラック企業の求人ばかり?評判最悪?
では早速、ワークポートを利用された方々の口コミ評判を見ていきましょう。
●ワークポート利用者口コミ評判
私は前職で過酷な労働環境により体調を崩してしまったので、次に働く際は労働環境の良い所を希望していました。
それなのにワークポートで紹介されたのは、隔週で週休二日制の企業でした。
これは週二日の休みが二週間に一度はあると言うことなので、毎週二日休めるわけではない典型的なブラック企業です。
私が求めていたのは残業が少なくて、完全週休二日制を求めていました。
どんなに初心者に歓迎とかアットホームな職場だとか言っても、毎週二日の休みが取れないなんてあり得ないと私は思うので、劣悪な労働環境の会社は容赦無くお断りさせていただきました。
●ワークポート利用者口コミ評判
勤務時間や労働環境は一見するとブラック企業には見えなかったのですが、ワークポートで紹介されたのは精神的なハラスメントがある上司がいる職場でした。
私自身が受けたハラスメントは「女性スタッフと仲良くしたら退職させる」と面接時に言われたことです。
その上司よりも見た目で優れていた私に対しての嫌がらせで言ったことだとは思うのですが、面接の場で提言することではないと思いますし、女性スタッフと仲良くしただけで退職されられるというのは非常識な話だと思います。
勿論、この面接は自ら辞退して帰りましたが、ワークポートに期待した状態から紹介された企業だったので、余計に残念な気持ちになってしまいました。
上記のような口コミ評判が、ワークポート利用者から挙げられています。
一人目のような、求人票を見る段階で明らかにブラック企業と分かる求人については分かった段階で断れば良いですが、タチが悪いのは後者。
実際に面接を受けたり、入社しないとブラック企業かどうか分からない求人を紹介してくるのは、正直、転職エージェントとしては失格です。
転職する前に、紹介される会社の人間関係だったり、社風だったり内部を事前に担当者から教えてもらえるのが転職エージェントを利用するメリットなので、その機能を果たしていませんからね。
また、2ch掲示板では以下のような口コミも見受けられました。
ワークポート2chブラック評判口コミ
気持ち悪いなココw
ITに特化してるって虚業のブラック企業がお得意様なんだろ。
離職率半端ないブラックが客だから何回も売り上げあがるんだろうな。ーー
ここの求人ブラックしかなくて草
gumiとか、色んなサイトで年中募集かけてる超怪しい会社しかないねーー
ここはブラック案件ばっか面接を入れやがるw
他の大手エージェントは割と安定した上場企業を中心にセッティングしてくれるのに
ここほど転職者の事を考えてないエージェントも珍しいわ
本当に自分達のノルマしか考えてねえなーー
ここって世間知らずな馬鹿ゆとりを
ブラックITにどかどか送り込むビジネス
モデルなんだろなって簡単に想像つく。ーー
業界でブラックとして名の知れた企業をまず勧めてくる。
ブラックだと分かってたら応募しないから、エージェントは「こいつは多少知ってるな」と作戦変更、
まんまと応募したら業界でどこがブラックかも知らないと判断されてカモにされる。ーー
たしかにブラック企業は普通に勧めてくるね
俺なんてWebデザイナーなのに光○信の営業を勧めてきたりするしwーー
五十社応募させられて、ブラック十社の面接に行かされた。地獄だった
ーー
面談したら無理矢理20社応募された
しかもほとんど希望職種でないしブラックばっかり
マジで怖いわこの会社ーー
かなり辛辣なコメントが多いですね。。。
2ch掲示板自体、本来悪評が多いサイトなので全てを鵜呑みにする必要はないかと思いますが、それでもやはりワークポートがブラック企業を紹介してくる傾向はあるようです。
ワークポートの評判口コミは最悪
ワークポートの悪い評判口コミをまとめると、
面談でしつこく求めていない求人を紹介される
キャリアアドバイザーのサポートレベルが低い
全く相談に乗ってもらえる雰囲気ではない
電話やメールの後追い連絡がしつこすぎる
上記のような利用者の悪評が散見されました。
正直、今回紹介しきれないくらい大量の悪評が5ch掲示板に書き込まれていましたのでやはりワークポートの利用は避けておいた方が賢明と言えるでしょう。
もしワークポートを利用して転職活動を行いたいと考えていたけど、今回の評判口コミを見て利用するのを止めようと思ってしまった場合は、ワークポートよりも業界最大手のdodaを利用した方が明らかに転職先の選択肢は多くバリエーションも豊かです。
dodaは全国47都道府県の求人を網羅していますし、2024年現在約27万件というワークポートよりも3倍近く多い求人を保有していますので、ぜひdodaを利用してみることをおすすめします。
転職エージェント | |
---|---|
取り扱い求人数 | |
270,000件 | 80,000件 |
利用者の満足度 | |
対応業界/職種 | |
全業界・全職種 | IT/Web業界多い |
全国の拠点数 | |
全国に拠点あり | 首都圏のみ |
公式サイト | |
ワークポートの求人がブラック企業か見極める方法
ワークポートで紹介された会社がブラック企業かどうかが分からない場合、以下点を注意して求人票をチェックすると良いです。
✅「夢・感動・成長」など上っ面な言葉が並んでいる
✅妙に競合他社と比較して給料・年収が高すぎる
✅年間休日が120日を下回っている(土日出勤の可能性)
✅みなし残業制度を採用している(残業が蔓延している)
✅どの転職エージェントからも紹介される(大量採用企業)
上記チェック項目に該当する場合は、ブラック臭がするので疑ってかかった方が良いですね。
転職会議・OpenWork・キャリコネなどの転職口コミサイトで企業分析をしっかりと行って応募するかどうか決めた方が良いでしょう。
また、担当キャリアアドバイザーに担当直入に「離職率はどうですか?」と聞いてみて回答にどもったり、平均離職率を超えてくるようならブラックである可能性もあるでしょう。
ワークポート社員の評判口コミは?ブラック?
では実際にワークポートで働く社員の評判口コミからブラック企業であるかどうかを推測してみましょう。
20代のうちから早期にキャリアアップしていける環境なのでファーストキャリアとしては非常に良いと思う。
実際に新卒入社では2年目からリーダーをしているものや、1年目から拠点立ち上げメンバーとして参画しているものもいる。中途入社であれば入社半年後からリーダーとして業務している人もいるため、キャリアアップ思考の人にはマッチするのではないかと思う。
また企業文化もしっかりしており、称賛する文化など行動指針55ヶ条に基づいた文化形成がされており、人として誠実な人が多い。
そのため人間関係で悩んだことは一度もない。上司にも自分の意見を言いやすい環境であり、頭ごなしに否定されたことは一度もなくまずは意見を尊重してくれる。そのなかで代替案や考え方などを教えてくれるような人が多いので、他の会社で働いている友人に聞く話に比べると非常に風通しの良い環境なのだと感じている。
私自身はキャリアアドバイザーだったため、求職者の方から、たくさんの感謝をいただける機会があり、そこはやりがいにつながりました。
実績を出すことによって、しっかりと給与にも評価をいただける会社のため、その点もやりがいにつながっていました。
また、裁量をもって仕事ができることも非常に魅力であり、自身の仕事の進め方や考えを上司に共有することにより、ある程度任せてもらいながら
自分の考えをもとに仕事を進められる環境でもあると思います。
量をこなす文化があるので、必然的に帰りは遅くなる。また、求職者の面談は18時以降が多いので残業というかたちで残ることも多い。22時になると退社を促すチャイムが鳴るが帰宅を強制するものではないので中には終電まで働いている人も多かった。土曜日も面談を開催しているので、メンバーで順番に出社を回して平日に振替休日を取得していた。土曜日に関しては相談すれば出勤を避けられるが、求職者の面談数によっては出勤する必要性も出てくる。
社員によってワークポートの評判はまちまちで、ブラック企業だと揶揄する人もいれば、成長できるホワイトな環境だと主張する社員もいるようですね。
業務量が多く面談の時間が夜遅くからスタートで帰る時間が遅くなってしまうのは、ワークポートに限らず人材業界のキャリアアドバイザーあるあるですね。
ワークポートでブラック企業ばかり紹介される理由
ワークポートでブラック企業の求人ばかり紹介される理由として、もちろんキャリアアドバイザーにノルマがあるということも挙げられるのですが、それはどの転職エージェントも同じことです。
ではなぜワークポートではその傾向がより顕著なのかと言うと、理由は
取り扱い求人数が少ない
キャリアアドバイザーのノルマがきつい
ITエンジニア系の求人案件が少ない
主に上記三つです。
取り扱い求人数が少ない
一つ目は「取り扱われている紹介可能な求人の母数が少ないから」に尽きます。
実はワークポートは、2024年現在、総合転職エージェントとしてどの業界に転職を目指している方に向けても転職支援のサポートを行っているのですが、以前はIT・WEB系の求人のみを取り扱っている業種特化型エージェントでした。
そのため、取り扱われている公開求人数は2024年現在約15,000社と、他の大手転職エージェントと比較すると非常に少ないんですね。
例として業界大手のdodaと比較すると、取り扱い求人数は10分の1ほどに止まります。
取り扱っている求人の母数が少ない結果、利用者に対して本当に優良な企業を紹介することができず、その結果、ブラック企業ばかり紹介されるという評価に至ってしまう訳です。
もちろん、ワークポート側も「意図的にブラック企業ばかり紹介してやる…」と意気込んでいる訳ではない筈ですが、エージェントの仕組み上そうせざるを得ないのが現実です。
そのためホワイト企業を紹介してほしい場合は、騙されたと思ってワークポートではなくdodaを利用してみましょう。
転職エージェント | |
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取り扱い求人数 | |
270,000件 | 80,000件 |
利用者の満足度 | |
対応業界/職種 | |
全業界・全職種 | IT/Web業界多い |
全国の拠点数 | |
全国に拠点あり | 首都圏のみ |
公式サイト | |
ワークポート利用者の評判口コミ
ワークポートは中小企業やベンチャー企業の案件を中心に扱っているので、キャリアアップしたい方にはあまり向かないかもしれません。
他の転職エージェントに比べると求人数も少ないため、希望の求人を紹介して貰えないケースが多々ありました。
私は元々既卒やフリーターでも応募できる案件を集めているため、必ずしも希望に合った求人はないと思いました。
キャリアアドバイザーのノルマがきつい
ワークポートがブラック企業の求人ばかりを紹介する二つ目の理由として「キャリアアドバイザーに課せられているノルマがきつい」ということが挙げられます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは「入社●人、売上▲万円」という営業ノルマが一人一人に課せられていて、そのノルマの達成率に応じて、月の給料や年間の賞与(ボーナス)に反映されます。
そのためキャリアアドバイザーは、あなたの転職先の希望条件よりも"入社させやすい(採用のバーが低い)"企業、いわゆるブラック企業ばかりを紹介することになってしまっているという訳ですね。
また、ワークポートのキャリアアドバイザーはなぜかあまり人の話を聞けない人が多く、自分自身も転職活動で利用した際に「人の話聞いてるのかな?」と思ったこともありました(経験がない若手だったからでしょうか…)。
キャリアアドバイザーのノルマのために、人生を左右する転職先を「受かりやすいから」という理由で決められてしまってはたまったもんじゃありません。
ITエンジニア系の求人案件が少ない
ワークポートがブラック企業の求人ばかりを紹介する3つ目の理由として「ITエンジニア系の求人案件が少ない」ということも挙げられます。
ワークポートはIT・WEBに強い転職エージェントとして知られていますが、ITエンジニア系の職種に関してはそこまで求人が多くなく、キャリアコンサルタントの技術知識も疎い傾向にあります。
その結果、転職希望者の希望を上手く汲み取ることができず、ブラック企業として映ってしまう求人ばかりを紹介することになってしまうという訳なんですね。
すでにITエンジニアとして経験があり別の会社でもエンジニアとして転職を検討されている場合は「type転職エージェント(IT)」や「Geekly(ギークリー)」の活用をお勧めします。
type転職エージェント(IT)やGeeklyであれば、ITエンジニアの知識が豊富なキャリアコンサルタントが希望のエンジニア求人を紹介してくれるので、ブラック企業ばかり紹介されるということはなくお勧めです。
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(※関東一都三県のみ)
type転職エージェント(IT)やGeeklyはITエンジニア専門の転職エージェントとして定評がありますが、基本的にはITエンジニア経験のある"経験者"をターゲットとした転職エージェントになります。
そのため「未経験からITエンジニアに転職したい」「ITエンジニアに挑戦してみたい」という方が利用しようと思っても、登録を断られてしまう可能性もあるんですね。
未経験から転職してITエンジニアを目指すという場合は、パーソルキャリアが運営する「doda IT」を活用した方が未経験OKの求人を多数保有しているのでお勧めです
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ワークポートより大手転職エージェントを利用すべき
ワークポートを利用してブラック企業の求人ばかり紹介されないようにするためには、先ほどもちらっと紹介したように、dodaエージェントのような大手転職エージェントを利用することが解決策につながります。
特にdodaエージェントに関しては本当に取り扱われている求人の数が多く、私も実際に利用したのですが20〜30社近い求人を紹介してもらうことが可能なんですね。
業界最大手と言うだけあって転職者実績も豊富ですから、紹介される会社がブラック企業かホワイト企業かは担当のキャリアアドバイザーに率直に聞けば、すぐに教えてもらうことも可能です。
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また、dodaエージェントは大手転職エージェントの中でも書類選考や面接通過率の高い転職エージェントとしても知られているので、最短で理想の転職先に転職できる可能性が高く利用満足度が高いのも特徴です。
利用する転職エージェント選びは、あなたの転職活動が満足行くものになるかどうか非常に重要なポイントなので、ぜひまずは相談からでも足を運ばれてみると良いかと思います。
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ワークポートとビズリーチの評判は?
ワークポートと比較される転職サイトとしてビズリーチが挙げられますが、ビズリーチはワークポートと違ってスカウト型の転職サイトで少しタイプの違う転職支援サービスですので注意しておきましょう。
ビズリーチは担当キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう転職エージェントではなく、登録することでスカウトがヘッドハンターや採用企業から飛んでくるスカウト型の転職サイトとなります。
スカウト型の転職サイトはビズリーチは有料のサービスで、doda X(旧:doda IX転職)は完全無料で利用できますのでまずはdoda Xから利用されることをおすすめします。
転職エージェント | |
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総合満足度 | |
取り扱い求人数 | |
20,000件 | 86,000件 |
ヘッドハンターの数 | |
約5,400人 | 約6,200人 |
料金 | |
完全無料 | 月額3,278~5,478円(プレミアムプラン) |
年収アップ率 | |
年収800万円多数 | 年収800万円多数 |
公式サイト | |
ワークポートのブラック&ホワイト企業診断
「ワークポートに転職したい、就職に興味があるけどブラックかどうか知りたい」という方に向けて、ブラック&ホワイト企業診断を転職口コミサイトキャリコネの情報を元にお伝えします。
ワークポートのホワイト度・ブラック度チェックは総合評価⭐️2.8と3つに満たない程度の評価であり、サービス業界平均⭐️2.7とほぼ同じの業界平均値であることが分かりました。
実際にワークポートで働く社員の方々の口コミを見てみると、
若い人が多くて勢いがある。土日出勤もあるが代休は取れる
基本的には22時近くまで残業をしている社員が多い
というように一般的な人材業界と比較すると、残業をしている社員が多いことが分かりました。
平均年収や残業時間などのデータを見ると以下の通りになります。
株式会社ワークポート | サービス業界全体 | |
平均年収 | 366万円 | 372万円 |
平均有給消化率 | 48% | 50% |
月の平均残業時間 | 80時間 | 27時間 |
月の平均休日出勤日数 | 1.5日 | 1日 |
以上のデータから「ワークポートはブラック企業」と言われてもおかしくないので、転職・就職を検討されている方は慎重になることをお勧めします。
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