今この記事を開いたあなたは、就職活動を半ば諦めたり、投げ出したい、どうでもいい…そんな悲観的な気持ちになっている方が大半ではないだろうか。
実際に2ch・5ch掲示板を見ても就活生の悲痛な叫びで溢れている。
この暑い時期にリクルートスーツ着て会社回んのとか就活アホらしいわ・・・
結局優秀大卒のやつしか採用しない会社にどれだけ企業研究や面接の対策してもスタートの時点で差をつけられてる。就活アホくさい
面接めっちゃ準備したこと一切聞かれなかったわ…茶番かよ。
新卒一斉に就活してるのって日本だけなんだろ?あほらしいわ。。
就活生って言葉がそもそも嫌い…
しかし、安心して欲しい。記事を読んだ後のあなたは、「今ならできる!」「リベンジしたい!!」ときちんと根拠のある自信で満ち溢れているだろう。
なぜそこまで言い切れるのか…。
それは私自身が学生時代に就職活動が上手くいかずに就職留年をし、翌年自らが考えた必勝ノウハウを使うことで、金融・商社・人材の大手企業12社から内定を頂く「内定モンスター」へと変身できた過去があるからだ。
同じ能力を持った「あなた」でも、企業への見せ方次第でいくらでも未来は切り開けるということを私は身をもって経験している。
諦める、投げやり…?勿体ない!!!今からでもまだ間に合うので、就活へのやる気を無くしている学生はぜひ参考にして欲しい。
古賀優太
新卒で大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に入社し新卒紹介の領域で就活生サポート担当。担当領域は広告・IT・WEB業界を中心に幅広い業界に従事。
独立して株式会社Conpinessを設立し、述べ2,000人以上の就職・転職支援に携わり、20代~30代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。
【最終更新日.2023年10月25日】
目次
就活なんてあほらしい・茶番と考えるのは間違いではない
毎年大量のリクルートスーツを着た学生が合説に参加し、学生の本質を短時間で見抜くことはできないと分かっていながら説明を行う人事採用担当者。
新卒大量採用の終焉なんて言葉も流行っているが、結局のところ米国のように、他の企業とは違ったタイミングで新卒採用を行うのは一部の外資系企業のみというのが現状である。
取り繕われた自己PR・志望動機をあたかもかっこいい風に話す就活生と、その話を聞いているフリしてパッと見の印象でテキトーに合否判断をする人事担当者。
・・・何が言いたいかというと、就活のマイナスの部分なんて見ようと思えばいくらでも悲観的な考えはできるということだ。
その就活のマイナスな部分を理解した上で「じゃあ自分はどうやったらその就活という茶番を一刻も早く終わらせられるか?」という思考に切り替えられる学生と、今のあなたのように「あほらしい」と諦めて投げやりになる学生がいるだけの話である。
結局のところ、ゆくゆくは就職して働いてお金を稼がなければ実家に寄生するお邪魔虫として生きていかなくてはならない。
だから、どうすれば就活という茶番を一刻も早く終わらせられるか=内定を獲得できるのかという考えに時間を割いていかなければならないのだ。
就活なんてあほらしい・あほくさいと諦める理由
気持ちがネガティブになっていると、「就職活動なんてあほくさいな。」そんな気持ちになっているのではないだろうか。
「どの企業の人事も自分の良さをなんで分かってくれないんだ?」
「企業からNO!を言われ続ける自分に自信がない」
という大きな不安と焦り、苛立ちからだろう。
その結果、就活のやり方が分からず疲れ切ってしまった状態になっていることが、この記事を読むに至っている原因だと察する。
実はかくいう私も就活なんてあほくさ・あほらしいと考えていた学生の1人で、
・たった数十分の面接で自分の何が分かるのだろうか?
・取り繕った志望動機や自己PRに何の価値があるのか?
と今あなたが考えていることは非常によく分かるのだ。
関連:【22卒就活生必見】内定がもらえない人の特徴と今取るべき4つの行動
就活をあほらしい・あほくさいと諦めた学生への劇薬
では、そんな就活に対して負の感情を持っているあなたに効く、とっておきの4つの考え方をこれから伝授しよう。
- 人事は有能だが、万能ではない。
- 企業のNO!をYES!に変える努力はしたのか?
- 3億円の人生と1.5億円の人生
- 就職先が決定した(=サポートの必要がなくなった)
順番に解説していく。
就活あほらしいエール①:「人事は有能だが、万能ではない。」
企業の人事というのは、人を見る「プロ」である。
そのため、私自身も最初は「プロ」ならしっかり会って話せば、私の良さが伝わり内定に繋がるものだと考えていた。
ここで書くのも恥ずかしいが、かなりの甘ちゃん自信家である。
しかし、こちらが自分の良さを伝える努力を最大限にしなければ、いかに人事が人を見る「プロ」であっても、就職活動は上手くはいかないものである。
これは間違いない。
たった数十分の面接で自分という人間性の何が分かるのか?と苛立つ気持ちも分かるが、逆に言えばたった数十分という短い時間で人事に良い印象を与えるアピールさえできれば、内定は簡単に貰えてしまうのである。
つまり、今就職活動で苦しんでいるということは"あなたの伝える努力が足りない"という裏返しなのである。伝える努力をぜひ実践して欲しい。
就活あほらしいエール②:「企業のNO!をYES!に変える努力はしたのか?」
今まで、周囲に歩幅を合わせて、それなりに就職活動を行ってきたことだろう。
では、なぜ周りは内定がもらえていて、自分はまだなのか…?なぜ、周りと自分は今、未来に対して温度差があるのだろうか…?
自問自答してみて欲しい。その原因は何なのか自分自身で深く考えたことはあるだろうか!?
・事前の情報収集力に差はなかったのか?
・ライバルだけが知っていて自分が知らないことはないか?
・人事からの質問に共通項があることに自分は気付けたか?
・面接対策は十分な回数できていたか?
…etc
これら1つひとつの問いかけに、自分は満足して納得して「できた」と言えるだろうか?
怪しいようなら、それは努力できていないか努力の仕方を間違っている。
「間違っている努力は裏切る」日本を代表する右腕の言葉である。聞いたことがある方もいるだろう。まさにこの言葉の状態になっているのではないだろうか?
ここまで多くの質問を投げかけてきたが、最後にもう1つ質問をする。
「あなたは本当にこのままでいいのだろうか?」
就活あほらしいエール③:「3億円の人生と1.5億円の人生」
ここまで長々とお伝えしてきたが、とはいえ、「もう燃え尽きてしまったので…」とスイッチを切り替えられずにいる方もたくさんいることだろう。
しかし、本当にそれで大丈夫だろうか?目の前にある不安や苛立ちは、ただの就職活動の結果としてだけではなく、これからの長いあなたの人生に生涯つきまとってくる。
どういう事か?
仲の良い友人で優良企業から内定を勝ち取った「アイツ」は、生涯賃金3億円という人生のレールに乗っているにも関らず、あなたは1.5億円の人生をたった今、自ら選択しようとしている。
大学を卒業して、久々に気の合う仲間と飲み会をした際、”必ず”今進めている仕事の話や給料の話、それぞれの家庭の話になる。
その時あなたは、今と変わらず心からその空間を楽しい・最高だと感じることができるだろうか?
今の選択が将来のあなたの人生全てを決めてしまうことになる。
繰り返しになるがもう一度問う。
「あなたは本当にこのままでいいのだろうか?」
就活あほらしいエール④:「習慣を変えれば人生が変わる」
「就職活動って何をしたらいいのか分かりません」学生さんから多い質問内容である。
同じように、具体的にどんな努力をしたら良いのか分からず、闇雲に活動した結果がこの現状を招いている方もいるだろう。
私自身も同様の経験があるが、先の見えない苦しみ・すべきことの見えない苦しみは、他者否定をして自己防衛をし、目の前のことから逃げ出したくなる気持ちにさせる。
そんな打開できない壁にぶつかり、諦めてしまいそうな自分を励ましてくれる私の原点とも言える言葉がある。
『習慣が変われば人生が変わる』
日々の習慣の積み重ねがあなたの“今”を作っているのである。理想の未来を望むならば、今まさにあなたの習慣を変えていかなければならないのではないだろうか?
この言葉を肝に銘じておけば、「何をしたらいいのか分かりません」というよくある就活生の苦しみ・悩みは消え去るだろう。
習慣を変えれば良いのである。
「どのような習慣を実践すればいいのか…?」に関しては、周囲で就職活動を得意とする人から情報を取るしかないだろう。
就職活動のプロ、人事のプロから情報を引き出すことだ。
そして、引き出した情報を徹底して実践する。そうすれば自ずと人生は変わってくるだろう。
今がまさに習慣を変える一歩目にふさわしいタイミングではないだろうか。
就活があほらしい・あほくさいと諦めた学生の対処法
「このままではダメだ!」と感じた方にお伝えしたいのは【まだあなたは間に合うから大丈夫!!】ということだ。
前述の通り、私も就職活動リベンジ組である。
あなたと同じ状態だった私に、仲の良かったゼミの先輩(現在 野村證券)が今回お伝えしたことをかなり強烈な言葉で私にぶつけてくれたことで、もう一度全力でやって人生を自分で決めるんだという決意ができた。
あの時の私と同じ状況の皆さんであるから、【まだあなたは間に合うから大丈夫!!】と強い自信を持って断言できる。
リベンジする際に注意してほしい点をお伝えする。
まず、前述の通り就職活動は情報戦である。
『企業毎の選考基準』や『選考時に見られているポイント』などの重要な情報を持っているかどうかが死活問題となる。情報収集力を活動軸に持つことが重要となろう。
もう1点、落ちないESの書き方や面接対策等は、実はすべてマニュアル化できるものである。
超短期戦となっている現在の就職活動を無駄なく活動するためにも、自身の活動を可能な限りマニュアル化しておくことが重要だろう。
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就活なんてあほくさ・あほらしいに関するQ&A
では最後に、就活なんてあほくさ・あほらしいと嘆く学生がよく抱える質問に対して回答していく。
日本の就活は狂ってる!面接がくだらない?
ここまで記事を読み進めてくれているあなたは冒頭でもお伝えした通り、日本の就活なんておかしいのが当たり前という前提を理解した上で読み進めてくれているのだと思う。
面接がくだらないという気持ちはよく分かるが、逆に言えばそのくだらない面接に順応できる学生こそ、企業に就職して社会で働いていく上で活躍していくことができる人材であることが分かるだろうか。
社会にはルールがあり、そのルールを制するものが社会を制するという原理原則をいち早く理解した学生から、面接や就活という茶番劇を"理解した上"で内定を勝ち取っていくのである。
つまるところ、繰り返しになるが就活が茶番と理解した上で攻略していく学生と、茶番劇と嘆いて何もできない就活生に二極化されるだけの話なのだ。
日本の就活がばかばかしい!おかしくなる?
就活なんてばかばかしいものだ。自己PR・エントリーシート(ES)・志望動機、、、自分より一回り、二回り年齢が下で社会のことすらよく分かっていない学生の話なんて聞きたい社会人がいるだろうか。
そんな日本のばかばかしい就活に対して悲観的な気持ちになるのもよく分かるが、であれば外資系企業に就職するかアメリカに行って雇用してもらうよう就活するか自分で会社を起業するか位しか選択肢はないのである。
おかしくなるという気持ちも分かるが、たったせいぜい半年〜1年間くらい頑張ることで、新卒というゴールデン切符を使って一生食べていけるだけの会社に入社させてもらえるのだから、これほどのヌルゲーはない。そう断言する。
ヌルゲーな日本の就活ですら内定を獲得できない学生が、外資系企業や米国で就職活動したり自分で会社を起業するなんて相当運が良くなければ厳しい現実が待っているだけなのだ。
