- マイナビってどんな会社だろう?応募する前に会社のことを知りたい
- マイナビに転職したいけど、大手だし敷居が高そう…
- マイナビに興味があるけど、どんな条件を求められるんだろう?
このように思われていませんか?
情報を探してみても公式ページには形式的な情報しか書かれていませんし、口コミサイトは情報量が多すぎてかえって迷ってしまいますよね。
この記事では元マイナビ社員の私が、マイナビの転職難易度や選考に通過するためにやってきたことなどをお伝えします。
最後までお読みいただくことで具体的に何をすべきかがわかり「これなら自分にもできるかもしれない!」と思えるはずです。
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中小企業の転職エージェントは、最近は様々な中小規模の転職エージェントが増えていますが、実はまだ転職エージェントとしてサービスを開始して間もなく転職エージェントのノウハウが豊富に溜まっていません。
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最終更新日.2023年8月25日
目次
マイナビの就職難易度&就職偏差値
マイナビ就職難易度:〜
最初に結論ですが、マイナビの就職難易度は職種により差はあるものの就職難易度は「概ね高い」と言えます。
その理由は大きく3点です。
職種による差というのは、実際に公開されている求人で比較してみると一目瞭然です。
営業職の就職難易度:他の職種に比べ求められる条件が緩い
- 社会人経験のある方
- 基本的なPCスキル(Word/Excel/PowerPointなど)
- 歓迎:何かしらの営業経験
見て頂くとわかる通り、応募条件だけなら営業職の敷居は決して高くありません。
続いてエンジニアの求人を例に、技術職を見てみましょう。
技術職の就職難易度:ポジションにもよるが条件が厳しい
- システム開発の業務経験
- 要件定義などの上流工程での業務経験
- 社内外の調整業務を遂行できるコミュニケーション力、ホスピタリティ
このように、営業職とは全く条件が違います。これが「職種による差」です。
ですので、「未経験からの転職」や「アピールできる実績がない」という人にとってはかなり就職難易度が高くなると考えておきましょう。
マイナビ就職偏差値:63
マイナビの就職偏差値は63で、大学のレベルで表現するとGMARCH/関関同立クラスの就職偏差値と言えるでしょう。
同じくらいの就職偏差値の企業を業界問わず挙げると、以下のような企業が挙げられます。
59 | 伊藤忠テクノソリューションズ SCSK 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL) 日本総合研究所 オービック ドワンゴ |
63 | Yahoo リクルート DeNA マイナビ NTTコミュニケーションズ 楽天 サイバーエージェント ソフトバンク |
64 | 野村総合研究所(NRI) IBM(SE) NTTデータ セールスフォース・ドットコム |
66 | 上位研究所(MRI/NTT持株/鉄研/産総研) |
就職偏差値63のマイナビに関してはGMARCH/関関同立クラスの大学レベルでも十分就職できる可能性はありますが、65を超えてくると早慶上智クラスや旧帝大クラスの国公立大学でなければ就職は厳しくなる可能性もあるでしょう。
マイナビの新卒採用大学&出身大学
では実際にマイナビを新卒採用で内定を獲得した学生の出身大学について一覧で見ていきましょう。
愛知大学、愛知学院大学、大阪成蹊大学、大阪体育大学、大阪府立大学、大谷大学、大妻女子大学、神奈川大学、金沢大学、鹿屋体育大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、学習院大学、学習院女子大学、北九州市立大学、九州大学、九州産業大学、京都大学、京都外国語大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、京都ノートルダム女子大学、京都府立大学、滋賀大学、滋賀県立大学、静岡大学、摂南大学、専修大学、創価大学、高崎経済大学、拓殖大学、玉川大学、大東文化大学、千葉大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、奈良教育大学、奈良女子大学、新潟大学、ノートルダム清心女子大学、阪南大学、一橋大学、兵庫県立大学、弘前大学、広島大学、広島経済大学、広島修道大学、広島市立大学、福岡大学、福岡教育大学、福岡工業大学、福岡女子大学、福島大学、山口県立大学、山梨大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学、龍谷大学、流通科学大学、和歌山大学、早稲田大学
※上記の他の大学・短期大学・専門学校からの採用実績もございます。
私立大学からの内定も多く、学歴フィルターは存在せず学歴不問で就職することが可能です。
マイナビの転職難易度&中途採用難易度
マイナビの転職難易度&中途採用難易度:
マイナビの転職難易度&中途採用難易度は同業他社と比較しても高く、理由としては同職種での経験年数3年以上を必須としており、何らかの人材領域や営業経験を必須としている中途採用求人がほとんどであるからです。
マイナビは営業目標を達成できる人材やスピード感を持って仕事ができる"自走型人材"を積極的に採用したいと考えていますので、求人広告営業のポジションや他職種の中途採用ポジションでも高い採用バーを設けているのが特徴です。
しかし中途採用のポジションによって若干転職難易度は異なり、人材紹介部門(キャリアアドバイザー&リクルーティングアドバイザー)の求人については比較的採用バーがそこまで高くなく、転職しやすい狙い目のポジションと言えるでしょう。
そのためマイナビに転職したいのであれば、業界大手の転職エージェントであるdodaを活用して担当キャリアアドバイザーに狙い目の求人を紹介してもらったり、選考対策を行ってから中途採用に応募するようにしましょう。
マイナビの出身元会社
マイナビの転職難易度に「出身会社」はあまり関係ないと考えて良いと思います。
なぜなら、私が勤務していたときの同僚たちの出身会社は実に様々だったからです。
誰もが知っているような大手企業出身者もいるにはいましたが、あまり知名度のない中小企業出身の方も多く在籍していました。
とにかく人数が多いので当然といえば当然ですね。
前項でもお伝えしたように、マイナビは「実力主義」の風土が強いように感じます。
裏を返せば、転職を検討する際に「今の会社は有名でもないし、大きくもない…」という現状や過去のことはあまり気にしなくて良い、ということです。
マイナビの会社概要と事業内容
会社概要 | 株式会社マイナビ |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋1-1 |
代表者 | 代表取締役 土屋芳明 |
設立年月日 | 1973年8月15日 |
マイナビは1973年8月、毎日新聞のグループ会社「株式会社毎日コミュニケーションズ」として創業した歴史の長い会社です。
2011年10月に現在の屋号である「株式会社マイナビ」に変更されています。
事業内容
新卒・転職などの求人サイトのイメージが強いかもしれませんが、マイナビの事業内容は非常に多岐にわたります。
進学情報・就職・転職・人材紹介&派遣・ブライダル・不動産や宿泊施設情報…
「マイナビを人々の日常の中へ【当たり前にある存在】になる日を目指して」というテーマを掲げ、生活のあらゆるシーンにおいて、実に43もの事業を手掛けています。(2023年8月現在、グループ全体)
マイナビの存在価値と大切にする価値観
マイナビではパーパス(企業の存在価値)を「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界を作る」としています。
また、大切にしている価値観として以下5つを挙げています。
- 先見性と想像力
- 感謝と敬意
- 挑戦心と実践力
- ウェルビーイング(幸福と近い意味)
- つなげる力と巻き込む力
マイナビ内定者の志望動機例文
冒頭で「私は元マイナビ社員です」とお伝えしましたが、他の会社4社で人事部に在籍していました。
その中で約3,000名の選考に関わってきておりまして、同数の志望動機も拝見してきた経験があります。
その経験からお伝えすると、志望動機を書く上で大事なポイントは2つだけです。
- その会社でなければならない理由
→プロポーズを想像してもらうとイメージしやすいかもしれません。
この会社じゃなければダメなんだという強い理由は、相手の心を動かします。 - 綺麗事は不要、言い回しに気を付けて本音を語る
→好印象に拘り過ぎると、曖昧な表現になり何が言いたいのか伝わりません。
他責や愚痴っぽくならないよう注意すれば、本音の方が良いです。
上記を踏まえて例文をご紹介いたします。
マイナビの転職志望動機例文
志望動機は2点ございます。
1つ目は正当な評価を求めていることです。
これまで賃貸不動産の仲介営業として従事してきましたが、首都圏と地方都市の評価が一律で地域でTOPの売上を上げても全く評価に反映されず、実績をきちんと評価してもらえる会社で力を発揮したいと考えました。
貴社の実力主義の風土であれば、存分に力を発揮できると感じました。
2つ目は御社の事業内容に魅力を感じたことです。
人生の節目節目でライフシーンに沿った事業を展開されており、二心なく多くの人の役に立てる会社だと感じたと同時に、これは他の企業ではなかなか感じられないやり甲斐になると確信しております。
これまでの経験を活かし、貴社で実績を作りたく思い志望致しました。
実は採用選考で困るのは「どれがこの人の本心だろう?」というくらい綺麗に飾られた言葉です。
本心が見えなければそれが不採用の原因になったりもします。
ということで、上記2点を踏まえて個性を出すと良い志望動機になるはずです。
逆に、マイナス印象を与えるNG志望動機も抑えておくと良いでしょう。
具体的には次の5つです。
- 退職理由と志望動機が繋がっていない →ここが矛盾していると、全ての言葉に疑いのフィルターがかかってしまいます。
- 「経営理念とビジョンに共感しました」 →最も多い決まり文句で、採用担当者は辟易しています。 具体的に「どこに」「どのように共感したのか」が言える場合は差別化になります。
- 「御社で学ばせて頂きたく…」 →自主的に、社外で学びスキルを高めるのがビジネスパーソンというもの。 会社に依存するのではなく、貢献する姿勢を伝えましょう。
- 待遇が良いなどの個人的な事情 →「その会社でなければならない理由」の反対で、条件さえ良ければどの会社でも 良いと言っているようなものです。
- 現職(前職)の会社を悪く言う →それがたとえ事実であったとしても、他責の印象を与えてしまいます。
本来の、志望動機はそれぞれの経験や背景によって十人十色なはず。どこかから持ってきたテンプレートをなぞるとあなたらしさや個性が消えてしまいます。
上記の例文を参考に、あなたらしい志望動機を書いてみて頂けたらと思います。
マイナビに中途入社時の年収&給料
マイナビは有価証券報告書が提出されていないので、正確な数字はわかりません。
代わりに企業の口コミサイト「Openwork」のデータを調べてみました。
このサイトでは現役社員、元社員の回答を元に独自のアルゴリズムで統計的に算出しています。
この「Openwork」のデータによると、平均年収は約530万円のようです。(有効回答480名、2022年8月時点)
あくまで参考程度ですが、職種別の平均年収も載せておきます。
マイナビへの転職成功確率を高める方法
最後に、どうすれば転職成功確率を高めることができるのか?
1つだけ再現性の高い方法があります。それは、
転職エージェントの力を借りることです。
これをわかっているかどうか、利用したかどうかで確実に成功率は変わります。
ありきたりな方法だと思うかもしれませんが、これには明確な理由があります。
その一つが「エージェントはあなたの転職が成功して初めて報酬が発生する」という企業との取り決めにあります。

これが何を意味するかというと「エージェントは全面的にあなたの味方であり、選考通過を全力でサポートする立場にある」ということです。
転職エージェントのサポート内容
具体的に受けられるサポートを簡単に説明しておきます。
独学で企業研究するにはどうやっても限界がありますし、まして「これまでに選考を受けた人のデータ」なんて一般人では絶対に手に入らない情報です。
これだけやってくれて、求人者の費用は0円ですから、利用しない手はないと思います。
とはいえ、エージェントは企業のコストも非常に高いので、あらゆる会社のあらゆる職種で利用できるものではありません。
転職の際には、転職エージェントの案件にあなたが応募したい企業・ポジションがあるかを確認してみることをオススメします。
もしマイナビに転職したいという気持ちが変わらないのであれば、パーソルキャリアが運営しているdodaを活用すれば、間違いなくマイナビの中途採用求人を取り扱っていますので、オンライン相談に申し込むとアドバイスをくれる筈です。
あるいは業界準大手のハタラクティブについてもマイナビの取り扱いはありますので、可能であれば2社併用しても良いですね。
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以上、マイナビの転職難易度は?就職偏差値&出身大学【内定者が語る】でした。
何か1つでもあなたの転職のお役に立てば幸いです。
陰ながらあなたの転職成功を祈っています。
マイナビの就職・転職&中途採用難易度Q&A
株式会社マイナビの中途採用は誰でも受かる?
前述した通り株式会社マイナビの中途採用は職種やポジションによって難易度が異なりますので、一概に誰でも受かるとは言い切れませんが、人材紹介のRA/CAポジションであれば比較的採用バーは低く内定をもらえる可能性が高いと言えます。
マイナビの中途採用求人のポジションに必須条件が定められていますので、事前にdodaのような転職サイトで求人情報の必須条件を満たしているのか確認してから求人に応募することをおすすめします。
マイナビからの内定はすごい?合格率は?
マイナビからの内定を獲得することは確かにすごいですが、合格率を加味すると新卒採用の場合は毎年200~300名を採用していますので、そこまで低い訳ではなく、めちゃくちゃ凄いとまではいかない就職難易度のイメージです。
ただし、前述した通り誰でも受かるという訳ではなく、今までの学歴や経験スキル、自走して仕事ができるかなどのポテンシャルは厳しく面接で見られていますので、合格率は20~30%程度とイメージしておくと良いでしょう。
マイナビの仕事内容は?
マイナビの仕事内容については採用される事業領域にもよりますが、人材紹介事業の場合はRAかCA、求人広告領域であれば法人営業or求人編集のポジションである可能性が高くそれぞれの仕事内容は以下の通りです。
RA(リクルーティングアドバイザー) | 求人案件の獲得、人材の推薦、採用企業との打ち合わせや求人要項の整理など |
CA(キャリアアドバイザー) | 求職者との面談カウンセリング、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など |
法人営業(求人広告営業) | 求人企業へのアポ取り〜商談、採用したい求人像イメージのすり合わせなど |
編集(求人広告事業) | 求人広告コンセプトの作成立案、実際の広告文章の作成、クリエイターとのすり合わせなど |
人材業界の仕事内容については、下記で詳しく紹介していますのでもし宜しければ併せてご参考にされてみてくださいね。
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マイナビへの新卒採用や中途採用で良い結果を得られることを祈っています。
