最近、就職活動生と交流する中で「公務員試験から切り替えて就職活動を開始したばかりなので、どのように対策すればいいか全く分かりません」という声をよく聞く。
どんどんと周りが就職活動を終えていく中で、自分だけ逆行して今から新たに始めるので大きな不安を抱えている方が多い。
同じような状況に置かれている読者の方も多くいらっしゃるのではないだろうか。
そんな焦りを感じているあなたに、今回は民間就活一発逆転必勝法をお届けする。
✅公務員を目指していたが、これから民間の就職活動を開始する
✅民間の就職活動のやり方が分からない
✅時間がないので効率よく活動したい
✅就職活動に関する情報がとにかく欲しい!
etc…
という状態の就活生は必見の内容だ。
読み終わった時には、今ある不安は解消され、就活という荒波を越えていく【地図】を手に入れられることだろう。
こう言い切れる理由は、これまで多くの公務員志望学生の内定獲得までのサポートをしてきた自身の経験があるからだ。
最初にハッキリと明言しておくが、企業は秋採用で公務員落ちした就活生を獲物を狩るライオンのように待ち構えているから、正しい就活の方法さえ知れば内定を獲得するのは余裕である。
古賀優太
新卒で大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に入社し新卒大学生の就活支援事業「doda新卒エージェント」の立ち上げに従事し数多くの就活生をサポート。
独立して株式会社Conpinessを設立し、述べ2,000人以上の就職支援に携わり、20代~30代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。
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【2023年4月3日最終更新】
目次
公務員落ち就活生が秋採用でまず最初にすべきこと
これから就職活動を始めるにあたって、まず初めに行うべきことは【大学に留年し来年公務員を目指すのか、民間企業への就職に向かって突き進むか覚悟を決めること】だ。
目標がないと人はモチベーションを保てない。
これまでも、来年の公務員試験と民間の就職活動を両天秤で取り組んだ結果、二兎追うものは・・・という状態になってしまった学生さんを多く見てきた。
そのため、まずは自らの進路に覚悟を決めることが重要なのだ。
大学留年するメリット・デメリット
大学留年するメリット・デメリットは下記が挙げられる。
メリット | デメリット |
公務員試験にリベンジできる | 就職活動の目的が定まりにくい |
時間にゆとりを持って準備できる | 学費や就職活動費などのコストがかかる |
大学を留年すれば、時間にゆとりを持って公務員試験にリベンジができるが、前述のように留年の目的を明確化しておかなければ、思うような結果が出ないことが一般的だ。
そのため、留年して公務員を目指すならば、「公務員試験本番は今から3ヶ月後だ」くらいの時間感覚で準備を進めるべきだろう。
それくらいの覚悟で臨まなければ、留年する意味は全くないことを理解しておいて欲しい。
関連:公務員から民間企業へ転職したい人必見!転職先おすすめ一覧
民間企業に就職するメリット・デメリット
次に、公務員から方向転換し、民間企業に就職するメリット・デメリットについてお伝えする。
メリット | デメリット |
就職後に公務員を目指すことも可能 | 就職活動のノウハウが乏しい・ない |
内定のノウハウを公務員試験でも活用可能 | 卒業までの時間の制限がある |
民間企業を目指す方は、『時間に制限があること』と『効率的な活動のノウハウがないこと』が最大の悩みどころではないだろうか?
もし今申し上げた悩みがある方は、ぜひ一度就職活動のプロに相談することをオススメする。
内定までの最速・最短の動き方などのノウハウを就職活動のプロである就活エージェントは持っているから、きっと活動の大きな武器になるだろう。
公務員落ちたらどうする?民間優良企業の探し方
ここからは民間優良企業の探し方について述べていく。
多くのやり方があるが、代表的なものをメリット・デメリットと共に以下にまとめておくので、就職活動の参考になればと思う。
就職サイトに登録してセミナーに参加する
就活エージェントに相談して紹介してもらう
人事が参加する内定直結の交流会に参加する
OBなどの人脈をフル活用して内定まで辿り着く
順番に探し方についてメリットデメリットを比較しながら解説していく。
就職サイトに登録してセミナーに参加する
メリット | デメリット |
得られる企業情報が多い | 情報が多すぎて良い企業の自己判断が必要 |
全国を網羅するネットワークがある | 内定まで時間がかかる |
学生さんが通る王道のやり方だろう。
登録した媒体には多数の企業情報があり、とにかく多くの企業数を受けたい時には最強のツールだ。
全国共通のサービスを展開している点も大きなメリットだ。
しかし、企業情報が多すぎるあまり取捨選択を自身で判断していく難しさがあるし、他のやり方よりも内定までの時間がかかりやすいというデメリットもある。
就活エージェントに相談して紹介してもらう
メリット | デメリット |
内定までの戦略をプロが無料支援する | 会える企業数は限定的 |
優良企業を紹介特別選考に進める |
内定までの戦略をプロが伝授し、特別選考などを斡旋してくれる就活エージェントを活用するのもアリだろう。
自己分析の方法やESの書き方、面接対策の練習などを元人事経験者などのプロが無料で行ってくれるだけでなく、会社を紹介してもらうことができる。
あなたのキャリアの志向にあった会社の説明を口頭で紹介してもらえるので、マイナビやリクナビなどの就職サイト・ナビ媒体では得られなかった情報を得ることができる。
デメリットとしては会える企業数に限りがあることが挙げられるが、自分自身で就職先を決められないのであれば、エージェントを使うことで会社選びの軸を形成できる。
面接の【質】の向上を計りたい人や、内定に繋がる秋採用の特別選考情報を望む学生さんには大いに有効な手段だろう。
人事が参加する内定直結の交流会に参加する
メリット | デメリット |
内定までのスピードが速い | 参加企業の詳細が当日まで分からない |
会う企業との時間が濃密 | 一度に少数の企業しか会えない |
企業の人事部が参加している内定直結型のイベント(※合同面接会含む)は、その名の通り内定までのスピードが速い。
さらに、形式じみたフォーマルな会話ではなく、より本音に近い会話を採用担当者とできるという強みがある。
反対に、参加企業が当日まで分からないことも多く、参加してみたら自身の興味のない企業だったという事も往々にして起こること、一度に会える企業数は少なくなるという弱みもある。
OBなどの人脈をフル活用して内定まで辿り着く
メリット | デメリット |
内定までのスピードが速い | 大手企業は困難 |
例は少ないが、OBなどの人脈をフル活用して内定まで辿り着く人もいる。
このパターンは、内定までのスピードが最も速く、大変効率的な活動であるが、就活ルールのコンプライアンス上、大手有名企業への就職は困難となる。
ベンチャー志向で行動力がある学生には向いているが、かなりのコミュニケーション能力が必要になる。
公務員に落ちてしまい秋採用から民間企業への就職活動を始めた23卒の場合は、残念ながら誰もが知っているような大手企業への就職内定は難しいだろう。
というのも、そもそも秋採用がスタートする9月、10月の段階では大手企業は軒並み新卒採用の活動自体を終えてしまっており、早くも次の24卒採用に向けて動いているからである。
しかし中には、たとえばWeb業界や人材業界では業界大手と言われる大企業のメガベンチャーで秋採用を行なっている会社もあるので、諦めず会社探しを行えば巡り逢える可能性はある。
秋採用企業一覧2022年最新版
エスユーエス
アデコ
あとらす二十一
菱友システムズ
伊丹産業
アトックス
東京リーガルマインド
エイチワン
日本総合住生活
etc…
リクナビやマイナビ、最近ではワンキャリアなどの新卒就活サイトもあるが、やはり1人では大手メガベンチャーの求人を探すのは困難なので就活のプロを頼ることをお勧めする。
公務員に落ちた就活生の秋採用民間企業内定への5STEP
公務員試験から民間就活へ切り替え、これから本格的に就職活動を始める学生さんが最速・最短で内定まで向かうために必要な5STEPを述べていく。
- 就活エージェント(就活のプロ)と戦略を練る
- 企業に実際に会いに行く
- 就活エージェントと内定に向けた作戦を再度練る
- 面接対策をひたすら練習する
- リラックスして面接本番に臨む
就活の一助になれば幸いである。
STEP.1 就活エージェント(就活のプロ)と戦略を練る
まずは前述した就活エージェントと戦略を練ることから始めよう。
【あなた自身が就職活動の最高の結果をどこに設定するのか】をプロと一緒に整理し、就職活動のゴールを決める必要がある。
その後、内定を勝ち取るための行動は具体的にどうすればよいのか?を話し合っていく【作戦会議】から始めることが重要だ。
STEP.2 企業に会いに行く
就職活動のゴールが決まれば、次に企業に会いに行くことが必要だ。
この時に、前述の就職サイトや内定直結型セミナーを活用するというイメージだ。
就活エージェントによっては、エージェント特別の選考枠を持っているところもあるので、STEP.1の段階であらかじめ確認しておこう。
企業に会いに行くと、内定に向けた選考が本格的にスタートする。
STEP.3 就活エージェントと内定に向けた作戦を再度練る
参加したセミナーから実際に選考が始まるのだが、ここで再度【作戦会議】を行う必要がある。
今回の作戦会議のメインテーマは、【企業を知り、己を知る】ということだ。
・企業が今後どのような事業展開をしていく予定なのか
・どんな人材を求めていて、自分に何ができるのか?
・なぜその企業に私が魅力を感じているかの明確化
・その企業で何を成し遂げたいのか?
…etc
などをプロのサポートの下、棚卸ししていく。
相手が求めるものを知り、自身ができることを理解しアピールしていくことが戦略上【極めて重要】となる。
STEP.4 面接対策をひたすら練習する
戦略が固まれば、ここからはひたすらに練習を実施する。
陸上競技の100メートル走で、本番を走る前に、ストレッチをしたり軽くアップをしたりするだろう。STEP.4はその段階に当たる。
いきなり走ってケガをすることが無いように、本番をベストで迎えられる準備を行うのだ。
具体的には、面接対策を重点的に行うべきで、実は、面接時に聞かれるほぼ質問は決まっている。
関連:【24卒就活生必見】面接の苦手な人との接し方と4つの面接極意
ここまで二人三脚で歩んできた就活エージェントに、本番同様の面接環境を作ってもらい、練習を積み重ねておくことが運命を決める。
STEP.5 リラックスして面接本番に臨む
最後に、練習で積み重ねたものを本番で実践するのだ。
STEP.4でどれだけの密度ある時間を過ごせたかで本番の緊張度合いが変わる。
STEP.4を十分に行えていれば、【面接が楽しい!】という感覚を感じることができ、内定という結果は自然と後から付いてくる。
就活時代に複数の大手企業から内定を獲得した内定モンスターの筆者が言うのだから、間違いない。
公務員全滅・全落ちを秋採用民間企業にマイナス評価されない方法
【公務員に落ちていることをマイナス評価されないだろうか…?】と心配する学生さんが多い。
公務員と民間企業では、組織として目指す目的も異なるので、180度の方向転換と言ってもいいだろう。
そのため、面接時に避けては通れないであろう『なぜ公務員を諦めるのか?』という質問に、どのように対策しておくべきかをお伝えしようと思う。
公務員試験に落ちた理由を明確にしておく
その改善行動としての今の取り組みをまとめておく
試験に落ちた原因を自身の活動に置く
その経験が企業にどう役立てるかという視点を持つ
上記4点について整理しておけば、全く問題がないだろう。
そもそもなぜ公務員を志望したのか?という理由、そしてなぜダメだったかを他人や環境のせいにせず、自身に原因・理由がある問題として捉え、その改善行動が企業にどう役立つかを伝えるということだ。
公務員落ち→秋採用に切り替えて就活軸を定めるべし
公務員落ちの就活生がよく陥りがちな罠が「内定をもらえるのであればどこでも良い」という安易な考え方だ。これは危険だ。
なぜなら、採用企業の立場になって考えると分かるが「どこでも良い」と自信満々で面接で口にする学生が果たして魅力的に映るだろうか?答えはもちろん否である。
ではどうすれば良いか、おすすめは就活軸を定めることで、要は就職先に求める優先順位をつけようぜという話だ。
例えば以下のようである。
- 残業時間(自分の時間が必須か)
- 安定orスキルアップか≒企業規模
- 給料・待遇・福利厚生など働く環境
- 人間関係(どんな性格の人と働きたいか)
もちろん人によって重視すべき部分は違うだろうが、概ね上記に絞って優先順位をつけることで、自ずと目指すべき業界や職種が絞れてくるのではないだろうか。
例えば自分の時間は二の次でとにかくスキルアップしたいのであればITベンチャーや人材、広告業界などが良いだろうし、とにかく安定してワークライフバランスを重視させるなら金融や商社などだろう。
自分にとってどのような働き方が合っているのか、現時点での感じ方で良いので今一度考えてみて欲しい。もし1人で難しいのであればそれこそ就活のプロの出番である。
公務員に落ちた後の秋採用でも絶望する必要は一切ない
今回は公務員志望の学生が民間企業へ就職活動する方法をお伝えしてきたが、公務員試験に落ちた後から就職活動を開始しても全く遅くないことが分かったと思う。
その証拠に以下のグラフのように、就職活動者のおよそ2割が秋から活動を開始しているのである。
新卒採用実施企業も【秋採用枠】を確保し、学生さんに向けた門戸を広げている。
公務員試験に落ちてしまったことで気持ちの糸が切れ、チャンスを逃してしまうのか…。残されたチャンスを有意義に使い、人生を実りあるものにしていくか…。
まさに今が分岐点だろう。
あなたが、満足いく未来をその手で掴み取るために、私が全力で就活のサポートを行うので、ぜひ騙されたと思って相談に来て欲しい。
公務員落ちの秋採用におすすめの就活エージェント
では最後に、公務員落ちの秋採用におすすめの就活エージェントについて具体的に紹介して就活生の皆さんの背中を押したいと思う。
数ある就活エージェントの中でも、筆者が厳選に厳選を重ねておすすめできる就活エージェントは下記の2社という結論に達した。
ちなみに逆求人型就活サイトの『Offer Box』たるものも最近良く耳にするが、ピカピカの経歴を持った就活生がライバルとなるのでお勧めしない。
キャリアチケット(24卒)
まず最初におすすめなのは、レバレジーズ株式会社が運営しているキャリアチケット(24卒)という就活サービスで、今就活生に最も支持されていると言っても過言ではないだろう。
その豊富な就職相談実績と就活支援内定実績が物語っているように、就活エージェントとして右に出るものはなくまず最初に相談すべき場所としてダントツで迷いなく挙げさせてもらった。
オンラインカウンセリングや電話相談を駆使して秋採用からの就活生をあの手この手で親身になってサポートしてくれるので、正直四の五の言わずさっさと登録して相談した方が身のためである。
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内定シラバス(24卒)
そして次におすすめする2社目のおすすめ就活エージェントが内定シラバス(24卒)であり、同じくレバレジーズ運営の就活エージェントだ。
本来ならば、既卒・フリーター・第二新卒向けのエージェントであるが、秋採用で落ちてしまった24卒就活生限定で現在就職支援サポートを行なっており、またとないチャンスである。
最大の魅力は就活ノウハウが豊富に詰まったオンラインセミナーという画期的な独自サービスで、毎日のように就活セミナーが開催されているのだからここまで就活生に有利な環境はないだろう。
ただ一つネックは関東・関西圏のみの対応エリアと定められているため、地方在住の学生はやはりキャリアチケット一択となるだろう。
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公務員に落ちた今、精神的に辛いだろうが今の状況を一発逆転できる民間就職への成功を心から願っている。
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