転職活動における面接の断り方の疑問にわかりやすくお答えしていきますので、面接の断り方で悩んでいる方はぜひ学んで頂ければ幸いです。
せっかく面接までこぎつけたのに、さまざまな事情により断らなければならないときってありませんか?
面接は相手企業の貴重な時間を割いて行ってもらうものであるため、社会人として最低限のマナーを守った上で断ることが大切です。
ですが、
・メールと電話どちらで断るのがベストなの?
・前日や当日の急なキャンセルの場合、どうするのが適切な対応なの?
など、面接の断り方一つでもいろいろな疑問が生じますよね。
断りの連絡は気まずいと思いますが、角なく断るための例文も一緒にお話ししていきますので、どなたでも不安なく企業に連絡することができますよ。
みなさんも正しい面接の断り方について学び、ベストなマナーを身につけましょう。
最終編集日.2022年8月25日
転職面接の断り方!ぶっちはやめよう…
面接の日が決まっているのに、さまざまな理由から面接を受けられないときってありますよね。
人それぞれ事情があるので面接を受けられなくなるのは仕方のないことです、しかし、面接当日に企業側に何の連絡もせず、ばっくれたりぶっちしたりすることは言わずもがなNGですよ。
「その企業の選考はもう受けないだから、ぶっちしても別にいいじゃん。」と考える方もいるでしょうが、なんの連絡もせずに面接をキャンセルしてしまうとその後の転職活動にも悪影響を及ぼすので注意が必要です。
具体的には、
・偶然仕事でばったり出会う危険性がある
・ぶっちすることが当たり前になり、転職活動を成し遂げられない
・社会人として最低限のマナーを守れないという印象を持たれてしまう
このようなことが挙げられます。
わざわざ忙しい時間を割いてもらって面接の機会をいただいているのですから、キャンセルする際は誠意ある対応をすることを心がけてください。
面接や面談をぶっちするとどうなる?
転職エージェント経由で紹介された企業との面接を無断ぶっちすると、採用企業と転職エージェントの関係性が悪化する可能性があるため、最悪の場合損害賠償の責任を負う可能性もあります。
企業との面接ではなく、転職エージェントとの面談であればぶっちしたらその後二度と同じ転職エージェントは使えなくなるくらいで済みますが、企業との面接ぶっちはかなりキレられて説教では済まないですので注意しましょう。
もし万が一体調不良やどうしても面接に参加できない場合は、必ず無断キャンセルではなくメールでも電話でもどちらでも良いので、担当キャリアアドバイザーに一言連絡を入れるようにしましょう。
転職面接を断るのに許されるのはいつまで?
一般的なマナーとして、面接を断るのに許されるタイミングですが、基本的には面接の2~3日前まで、遅くとも前日までにはキャンセルの連絡を入れると良いでしょう。
当日というギリギリのタイミングで予定変更をしないといけない時もあると思いますが、企業側もわざわざ面接をセッティングしてくれているので、当日キャンセルのときは電話で連絡した方が面接担当者としても助かります。
面接は人事担当者や面接官の予定を抑えて行われるものなので、電話かメールどちらが相手にとってベストなのかを考えるのが大切ですね。
しかし、いくら思いやりに溢れる対応をしても、急なドタキャンはあまりおすすめできませんので、面接を受けるかどうか悩んでいる方は、面接日の2~3日前までにはメールか電話でキャンセルの連絡を入れてください。
面接を断る連絡を入れるのがどうしても気まずいかめんどくさいという場合は、転職エージェントの利用を検討してみることをオススメします。
転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーがあなたと面接を受ける企業の間に入って面接日程などを調整してくれるので、わざわざ企業に断りの連絡を入れる必要がなくなるんですね。
どうしても外せない用事が出来てしまい、急なドタキャンを行う際にも、全く知らない企業に電話をかけるのと、何度もやりとりしている担当者に連絡を入れるのではハードルがだいぶ下がることになるでしょう。
面接の断り方は電話とメールどっちがいい?
いざ面接を断ろうと決めても、電話とメールどちらが良いかわからずお悩みの方も多いですよね。
電話の方がより丁寧なイメージがありますが、面接の断りの連絡をする際はメールでもOKです、理由としては、
・メールの方が証拠として残る
・相手の都合を考える必要もない ので手軽
・気まずさを感じることなく辞退できる
…etc
上記のような理由から、断りの連絡を入れる際はメールがおすすめです。
具体的な例文としては、以下を参考にされてみてください。
面接担当者様
お世話になっております。
○月○日○時より二次面接のお約束を頂戴しておりました、
○○と申します。大変恐縮ではありますが、一身上の都合により面接を辞退させて頂きたく、
ご連絡を差し上げさせていただきました。せっかく面接の機会を設けていただいたにもかかわらず、
このような形になってしまい大変申し訳ございません。ご理解くださいますよう何卒お願い申し上げます。
○○
このようなものになりますので、参考にしてください。
ちなみに面接の日程が迫っている際は、メールではなく電話で連絡を入れるのが良いでしょう。
電話で辞退の連絡を入れる場合は、
◯月◯日◯時より面接のお約束をしております、
◯◯と申します。大変申し訳ないのですが、本日は面接を辞退させていただきたく、
ご連絡を致しました。お忙しい中、面接の機会を設けていただいたにもかかわらず、このようなことになってしまい大変申し訳ございません。
何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。失礼いたします。
基本的に伝える内容はメールと変わりませんが、きちんと用件をわかりやすく伝えてくださいね。
メールでも電話でも、相手が気持ちよく受け答えできるような対応をすることを心がけましょう。
転職面接の断り方~当日面接を断る場合~
どうしても決心つかず、断りの連絡を入れるのが面接当日ギリギリになってしまうことも少なくありません。
当日にキャンセルすることは仕方のないことですが、連絡を入れる際は必ず電話で行うことが社会人としてのマナーです。
メールで当日キャンセルの連絡を入れても、担当者がすぐに確認できないこともありますし、少し気まずいかもしれませんが電話で断りの連絡を入れてくださいね。
断りの電話を入れる時間帯ですが、午前に面接が入っている場合と午後に面接が入っている場合で電話のタイミングは少々異なります。
午前に面接が入っている場合 | 始業開始後できるだけすぐに |
午後に面接が入っている場合 | 始業開始後15分後あたり(忙しさが落ち着く) |
ちなみにどのような理由があるにせよ、業務時間外にかけることは以ての外なので、断りの連絡を入れる際は業務時間を確認してからかけるようにしましょう。
断りの電話の例文としては、以下のようなイメージを持っておきましょう。
お忙しいところ申し訳ありません。本日面接のお約束をさせていただいている××と申します。
面接当日で大変申し訳ないのですが諸般の事情により、選考を辞退させていただきたく、ご連絡をさせていただきました。
面接の機会を設けていただいたにもかかわらず、このようなことになってしまい、誠に申し訳ございません。失礼いたします。
もし担当者と直接連絡がつかなければ、電話を対応してくれた方に担当者への伝言を依頼してくださいね。
転職面接の断り方~前日面接を断る場合~
面接当日に断りの連絡を入れる場合は、緊急性が高いことからメールではなく電話で辞退すべきとお話ししましたが、前日の場合はメールでも問題ありません。
要は事前に担当者と連絡がつけば良い訳なので、前日に面接を断る場合の例文としては以下のようなイメージです。
面接担当者様
お世話になっております。
〇月〇日の〇時から面接のお願いをしております××と申します。大変恐縮ではございますが、この度面接を辞退させていただきたく連絡を致しました。
面接前日にこのようなことになってしまい、誠に申し訳ありません。また何かありましたらご連絡いただければと思います。
それでは、失礼いたします。××
このようなものが考えられるので、参考にしながらメールをしてみてくださいね。
もしメールよりも、直接電話で辞退の連絡をしたいという方の場合は、
明日の〇月〇日の〇時から面接のお願いをしております××と申します。今お時間よろしいでしょうか?
この度は面接の辞退をさせていただきたく、お電話させていただきました。
直前のタイミングでこのような連絡になり、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。失礼いたします。
のように辞退の連絡をしましょう。
繰り返しになりますが、前日までの連絡であれば、電話でもメールでも大丈夫です。
あなたに合った方法を選択し、企業に迷惑をかけないように社会人としてのマナーを守ることを意識してくださいね。
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