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大手企業への転職は難しい?中途採用倍率&転職難易度は?

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「大手企業への転職は難しい?」「中途採用倍率・転職難易度はどのくらい?」という疑問に対し、今回は転職市場のデータとキャリアアドバイザーとしての経験から、大手企業の中途採用倍率や転職を成功させるためのポイントをご紹介します。

現在中小企業で働いている方の中には、

「大手企業で働きたい」
「大手企業の書類選考がなかなか通らない」
「大手企業の面接をなかなか突破できない」

など、悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

誰もが名前を知っている大手企業は、ネームバリューだけではなく高い給与水準や充実した福利厚生など中小企業にはない魅力がたくさんありますよね。

やはり「売り手市場」と言われる現在の転職市場においても大手企業への転職の人気が衰えることはなく、非常に狭き門です。

【例文あり】大手企業への転職が成功する志望動機例まとめ

それでも転職を成功させている人がいることは事実で、ポイントを押さえて活動することで転職を成功させられる可能性を上げることができます。

この記事を参考に、大手企業へ転職を成功させる準備を始めてみてください。

【2022年8月16日最終更新】

大手企業の中途採用は難しい?→転職倍率100倍超え

下記グラフは株式会社リクルートホールディングスのリクルートワークス研究所が公開している「大卒求人倍率調査」資料から引用したものです。

中途市場においても同じ傾向が見られますので、今回はこちらの資料を用いて解説します。


(出展:http://www.works-i.com/surveys/graduate.html)

従業員数5,000人以上のいわゆる大手企業の有効求人倍率は0.39倍となっており、2010年以降の中で2番目に低い結果となりました。

0.39倍ということはすなわち、求職者一人に対して1社も働き口がないということを意味しますので、大手企業の中途採用の倍率は非常に高いですし、業種によっては100倍を超える企業もあります。

300~999人、1000人~4999人の規模でも多少の上下はあるものの、10年間で大幅な変動はなく、売り手市場と言われている現在も大手企業の人気は衰えていないことが分かります。

しかし、従業員数300人未満の中小企業の求人倍率は6.45倍と、中小企業の倍率のみが2017年の3.59倍と比較しても大幅に跳ね上がっていて、かなりの「売り手市場である」という結果になりました。

転職市場において売り手市場なのは中小企業のみで、大手企業は依然として転職難易度が高いということが分かりますね。

関連:未経験で中小企業から大手企業への転職は可能?厳しい?

特に中途採用の倍率が高い大企業

大手企業の倍率が高いことは前述した通りですが、中でも中途採用の倍率が特に高い企業の具体的な社名を挙げると、以下のような企業となります。

  • 1位:三菱地所
  • 2位:三菱商事
  • 3位:東急不動産
  • 4位:日本経済新聞社
  • 5位:伊藤忠商事

上記のような大手企業は中途採用市場の中でもとりわけ倍率が高く、求人ポジションにもよりますが倍率が500倍を越えるようなこともザラにあります。

書類選考の段階で多くの応募者が殺到してふるいにかけられるため、所謂早慶上智やGMARCHのような優秀大学を卒業している事が必須という学歴フィルターは間違いなく存在している事が想定されるでしょう。

中小企業と大手企業の平均年収の違い

中小企業と大手企業の平均年収の違いを比較すると、以下図表のようになります。

~男性~

大手企業38.7万円
中堅企業32.1万円
零細企業29.2万円

~女性~

大手企業27.1万円
中堅企業24.4万円
零細企業22.4万円

男女別に比較すると、特に男性の方が中小企業と大手企業での平均年収の差は広く、年齢を重ねるごとに収入の差は広がっていきますので大手企業が人気であることが伺えます。

中途採用市場における大手企業の転職書類通過倍率

書類選考の通過率は一般的に20%程度と言われていますが、「20%」という数字はあくまでも全企業の平均値で、大手企業の場合は10%を切ることもあります。

▼一般的な書類選考平均通過率
書類選考&面接の平均通過率

中小企業の書類選考では、「ここのスキルが足りない気もするけど、面接で人柄を見てから考えようか!」と書類選考を通過させることもあります。

しかし、大手企業の場合はまず必要要件に達していない人を機械的に落としていく減点評価で選考が行われます(※応募数が多すぎて人事の仕事が多いため)。

もし同様のスキルや経験を持った人材が多数応募してきているとすると「学歴」のようなフィルターをかけて書類選考の合否を決めているのも大手企業の特徴です。

それでも応募人数が集まり過ぎている場合には、より実績が高い人や募集ポジションと前職の経験のマッチ度が高い人に絞っていきますので、書類選考に通過できる応募者は全体の0.1~1割程度になります。

大手の書類選考に通る学歴は?

大手企業の中途採用において書類選考に通過しやすい学歴を具体的に言及すると、Sランク(早慶上智、阪京神)が勿論一番通過率は高く、次いでAランク(GMARCH,関関同立)、Bランク(日東駒専)クラスとなります。

ただし学歴に関してはあくまでも二の次で、まず最優先で見られるポイントは「経験・スキル」であることが大前提ですので、中途採用求人の応募要件をしっかりと確認して応募するようにしましょう。

もし大手企業の書類選考になかなか通過しない場合はもう一度ご自身の経験、スキルを転職エージェントに棚卸ししてもらうことをお勧めします。

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中途採用市場における大手企業の転職面接通過倍率

大手企業の一次面接・二次面接の通過率は平均して30~50%、最終面接の通過率は平均して50%程度になります。

中小企業の場合は現場責任者による一次面接と役員(社長)による最終面接の二段階で面接が行われるケースが多いです。

しかし大手企業の場合は人事担当者による一次面接の通過後、人事(現場)部長による二次面接、そして役員による最終面接と進んでいきます。

前述の書類選考通過率と合わせて考えると、中小企業と大手企業にそれぞれ300人が応募した場合、最終面接に合格できる人数は、中小企業で8人、大手企業では1人と予測することができます。

募集人数や状況にもよりますので一概には言えませんが、平均すると大手企業への転職は300人に1人しか内定を得ることができない倍率300倍となり、非常に狭き門であるということが言えます。

関連:大手企業への転職は後悔する?失敗しないための"3つ"の方法

中途採用市場における大手企業の筆記試験通過倍率

筆記試験

中途採用市場における大手企業の筆記試験通過倍率は、企業にもよりますが概ね30~50%程度と想定されます。

企業によって足切り参考程度にしか筆記試験の結果を見ていない企業もあれば、ガッツリ筆記試験で候補者を絞って面接へと進ませてくれる企業もあるので通過率の倍率はマチマチです。

筆記試験は主に3つに分けられ、

  • 一般常識
  • 性格・能力検査
  • 論文

上記で総合的に判断される事が多いです。

一般常識や性格・能力検査に関してはSPIが使われることが多く、対策本も書店で多く出ていますので、もし時間がある方は一冊手にとって対策をしておくと通過率が上がるのでおすすめです。

論文に関しては設定している企業はそこまで多くはありませんが、文章の組み立て方で論理的思考を試している企業もあります。

大手企業の中途採用は難しいが転職不可能ではない

大手企業へ転職することは今までご説明してきた数字が物語っているように決して容易な道ではありませんが、「不可能」ではありません。

人気が高く狭き門である大手企業への転職を成功させるためのポイントをは、以下4つが重要です。

経験/スキルにマッチングする求人を探す

大手の中途採用求人が多い業種を狙う

非公開求人に応募する

大手企業の中途採用に強い転職エージェントを活用する

それぞれ順番に解説して参りますね。

経験/スキルにマッチングする求人を探す

大手企業の選考では、経験・スキルが企業のニーズと合っているかを重視されます。

例え優れた能力や熱意があったとしても、それが中途採用実施企業のニーズとマッチしていなければ書類選考に通過することさえできません。

ですので、まずは今までの経験・スキルの棚卸を行い、自分の強みを把握した上で、会社のニーズと合った求人に応募しましょう。

憧れの会社がある場合、「企業」自体にターゲットを絞ってしまう傾向がありますが、大手企業への転職を成功させるのであれば、会社の名前よりも「経験・スキル面」で求人を探すことがポイントです。

「経験・スキルを軸に会社を探していった結果、たまたま大手企業で中途採用人材を募集していた」という状況を作り出せるのがベストですね。

自分自身のスキルや経験が採用企業のニーズと合っているかイマイチ分からない場合は、転職エージェントを活用することで担当のキャリアアドバイザーが上手くスキルをマッチングしてくれるのでオススメです。

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大手の中途採用求人が多い業種を狙う

大手企業と一口に言っても、業種によって中途採用求人が多い業種と少ない業種がありますので、中途求人が多い業種を狙うのも大手転職必勝法の一つです。

たとえば、サービス系の業種や大手メーカーの技術職などの業種は、比較的中途採用でも積極的に人材を採用している大手企業が多い傾向にあります。

上記業種は未経験からでも採用してくれる求人もありますので、ぜひ業種にこだわらずにとにかく大手企業へ転職したいという場合は上記業種を狙って転職活動の求人を探してみましょう。

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非公開求人に応募する

非公開求人とは、転職サイトのスカウト機能を利用するか、転職エージェント経由で紹介を受けることができる一般には公開されていない求人を指します。

大手企業は非常に人気がありますので、不特定多数が見ることのできる転職サイトやハローワークに求人を出すと少なくとも100倍、多い時では1,000~2,000倍もの倍率になることもあります。

しかし非公開求人は経歴と企業のニーズに合った転職希望者しか紹介を受けることができません。

その結果応募者が殺到することなくライバルが少ない状態で選考の土俵に上がることができるため、選考を有利に進めることができます。

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大手企業の中途採用に強い転職エージェントを活用する

転職エージェントを利用すれば大手企業への転職成功確率が高まると勘違いしがちですが、決してそんなことはありません。

大手企業の転職を成功させるための最短の方法は大手企業の転職に強い転職エージェントを活用することです。

大手企業に強い転職エージェントを利用すると、前述の非公開求人の紹介を受けられる他、大手企業の転職に役立つさまざまなサポートを受けることができます。

例えば、応募書類の「添削サービス」や第三者目線から見たあなたのアピールポイントを企業に伝える「推薦文」、過去の面接を元に行われる「模擬面接」など、転職のプロである専属のキャリアアドバイザーが無料でサポートしてくれます。

大手に強い転職エージェントのサポートを受けることで、大手企業の選考を通過する可能性が格段に高まります。

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大手企業は第二新卒が狙い目?新卒は?

大手企業への転職を成功させるために、第二新卒という新卒3年以内の若年層で転職を狙うのは大いに可能性としてアリです。

基本的に第二新卒という20代前半〜半ばまでの人材に対して大手企業は即戦力となれるスキルや経験は求めておらず、ポテンシャル評価で採用してもらえる可能性があります。

特に大手企業本体ではなく、大手企業のグループ会社、たとえばリクルートグループの関連会社や電通・博報堂などのグループ会社・子会社などは第二新卒で経験不問の求人を出しているので狙い目です。

また、新卒に関しては大手企業へ最初に就職できていると、第二新卒で転職しようと考えたときに大手企業へも転職しやすくなるのでやはりおすすめです。

私の周りには、元々三井不動産に新卒で入社した後に第二新卒として大手人材の会社に転職した方もいるので、やはり新卒でも大手が狙い目でしょう。

IT・WEBの会社ではサイバーエージェントのような大手も中小企業出身の転職者が多数入社していますのでIT・WEB業界はおすすめです。

大手企業への転職成功確率激増の転職エージェント

では大手企業の転職に強い転職エージェントとは一体どこなのか、代表例を3社紹介いたします。

実は大手企業への入社を成功させている人ほど、複数の転職エージェントを併用していたというデータもあるので、可能な限り全ての転職エージェントを活用することをオススメします。

▼大手転職成功者の平均併用数は「4.2社」

下記転職エージェントは大手企業への入社に抜群の強みを持っていますので、ぜひ理想で言えば2社以上の転職エージェントを併用されてみて下さいね。

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転職エージェントおすすめ doda

dodaエージェントは転職利用者数No.1の「doda」を運営するパーソルキャリア株式会社が展開する、国内最大手の総合型転職エージェントです。

これまで30万人以上の転職希望者を転職入社成功に導いた豊富な実績・ノウハウを持っていますので、登録者に伝えられる情報やサポートの品質が非常に高く、業界内でも定評があります。

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2021年9月現在の取り扱い求人数は15万件で、求人の多さでdodaエージェントの右に出る転職エージェントはありません。

楽天、アクセンチュア、三井住友銀行など、幅広い業界で日本を代表する名だたる大手企業の転職入社実績も多数誇っています。

キャリアアドバイザーの質、成功実績、求人数の全てにおいてバランスが良く、最初に登録するなら間違いなくおすすめできる優良なエージェントです。

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求人の豊富さ◎ 約9万件(極めて多い)
対象年齢層20代〜50代
書類選考通過率○ やや高い
年収アップ率◎ 極めて高い

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マイナビエージェント

転職エージェントおすすめ マイナビ

マイナビエージェントは転職支援・人材派遣・求人情報などの総合人材サービスを手掛ける株式会社マイナビが運営する、国内大手の転職エージェントです。

人材業界全般に知見がありますので、ターゲットとする年齢層が幅広く、dodaエージェントに次ぐ豊富な求人数を強みとしています。

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特に、IT・Web・エンジニア業界との繋がりが強く、Google・Yahoo・amazon・LINE等、誰もが知る超大手IT企業の入社実績を豊富に扱っています。

未経験歓迎の求人もありますので、IT・Web・エンジニア業界の大手企業に転職したいと考えている方にぜひチェックして頂きたい転職エージェントです。

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書類選考通過率◎ 極めて高い
年収アップ率○ 高い

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JACリクルートメントは30代後半〜40代、50代の転職に強い比較的ハイクラス層向けの転職エージェントですが、他の転職エージェントに取り扱いがない非公開求人を保有しています。

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担当となるキャリアコンサルタントは非常に優秀でスピード感を持った対応を行ってくれますので「大手企業で自分が受かる可能性のある求人を紹介して欲しい」と伝えれば、すぐに入社させてもらえる可能性が高いでしょう。

拠点については、北は北海道〜南は広島まで支社を構えているので、ぜひ最寄りのJACリクルートメント支社に転職相談に足を運んでみましょう。

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求人の豊富さ△ 非公開
対象年齢層30代後半〜50代
書類選考通過率○ やや高い
年収アップ率◎ 極めて高い

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ぜひ紹介したいずれか、あるいは全ての転職エージェントを活用して、狭き門である大手企業への内定を掴み取って下さいね。

大手企業へ中途採用で未経験転職は難しいQ&A

中途採用で大企業へ転職をするメリットは?

中途採用で大企業へ転職をするメリットは、以下のような理由が挙げられます。

  • 世間の認知度が高いのでイメージが良い
  • 経営の基盤がかたまっていて将来が安泰
  • ボーナス・退職金・各種手当などが手厚い
  • 福利厚生の制度が充実している
  • 社会的信用が高くローンや審査に通りやすい
  • 評価・研修などが充実し評価制度が明瞭
  • フレックス制度の導入など働き方が多様化

上記のような中小企業では受けられない恩恵が大手企業には数多くあるため、常に中途採用転職市場において人気を誇っているという訳ですね。

中途採用で大企業へ転職をするデメリット

では今度は反対に、大手企業に転職することのデメリットについてはどのようなものがあるのか解説します。

  • 地方や海外への転勤の可能性が高い
  • 出世競争がライバルが多く厳しい
  • スピード感は中小企業に遠く及ばない
  • 選考の難易度が高い

上記のようなデメリットも挙げられますので、あなたにとって何が優先順位として重要かしっかりと判断した上で転職活動を進めるようにしましょう。

大手企業へ中途採用で未経験転職は難しい?

大手企業へ中途採用で未経験転職することは確かに容易ではありませんが、中途採用倍率に踊らされてはいけません。

というのも、大手企業へ応募する人の中には求める経歴やスペックに足りていないにも関わらず、とりあえず応募するという層が一定数存在しているので転職倍率が高止まりしている側面があるからです。

そのため経験スキル・人柄やコミュニケーション能力・採用試験の結果を総合的に加味して他の候補者よりも抜きん出ていれば、充分未経験であったとしても転職できる可能性はあると言えるでしょう。

大手企業の高倍率狭き門を突破するコツは?

大手企業の高倍率な狭き門を突破するコツとしては、

  • 採用試験の対策をする
  • 企業の下調べを入念に行う
  • 求人と適正のある資格を取得する
  • 「大企業は無理かも」という気持ちを取り払う
  • 大手企業に強い転職エージェントを利用する

上記5つを意識して行動することが重要です。

特に大手企業に強い転職エージェントに関しては、転職活動のパートナーとしてその他の企業研究や選考対策など全て行ってくれますので、積極的に活用して転職できる確率を高めることをおすすめします。

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