一般事務職に接客業やサービス業から未経験で転職するのは難しいのか?就職・転職活動を行う際のポイントや、志望動機の例文を用いて解説して参ります。
事務職は、営業のサポートや資料作成、電話対応など様々な仕事を任される職種で、会社にとってはなくてはならない存在であり、「転職するなら絶対事務職!」という人も最近めずらしくありません。
ですが、事務職は人気の高い職種であるため、未経験でも転職・就職するのは厳しいとも言われています。
ただ、未経験からの転職は難しいものの、志望動機や転職理由次第では転職活動が驚くほど早く決まるケースも少なくないのです。
これから事務職として働きたいとお考えの方はぜひご参考頂けますと幸いです。
最終編集日.2024年6月13日
目次
- ■接客業・サービス業から一般事務職に転職したい人が急増!
- ■接客業・サービス業から一般事務職への転職は難しい?
- ■一般事務職に未経験から転職する志望動機・転職理由のコツ
- ■一般事務職に未経験から転職する際の志望動機例文
- ●志望動機例文①:アパレルから事務への志望動機・転職理由
- ●志望動機例文②:サービス接客業から一般事務職への転職理由
- ●志望動機例文③:小売接客販売から一般事務職への転職理由
- ●志望動機例文④:飲食接客業から一般事務職への転職理由
- ●志望動機例文⑤:ホテル接客業から一般事務職への転職理由
- ●志望動機例文⑥:美容師から一般事務職への転職理由
- ●志望動機例文⑦:接客業から医療事務への志望動機例文
- ●志望動機例文⑧:製造から事務への転職理由
- ●志望動機例文⑨:一般事務から営業事務職への転職理由
- ●志望動機例文⑩:事務未経験の志望動機例文〜パート〜
- ■一般事務職の面接や志望動機で注意すべきポイント
- ■一般事務職の面接官に好印象を与える転職理由とは?
- ■接客業から一般事務職の転職に有利な自己PRの方法
- ■接客業・サービス業→一般事務職に転職するために…
■接客業・サービス業から一般事務職に転職したい人が急増!
近年、事務職に転職したいという未経験の方が増えています。
事務職はデスクワークがメインであることから、そこまで専門性の高いスキルは必要とされないイメージを持たれがちです。
そのため「未経験の私にもやれる仕事かもしれない!」と考える人が多く、転職を希望する未経験者が後を絶たないのかもしれませんね。
事実、厚生労働省の調査によると、令和3年度の有効求人倍率は全体だと1.52、事務職だと0.57という結果が出ており、その人気の高さが伺えます(※有効求人倍率が低いほど、その職に就くのは難しい)。
▼事務職の有効求人倍率は他職種より低い
このように事務職は人気の高い職業ですが、実はアパレルや美容師、看護師といった職種から転職を希望する人が多いということはご存知でしたでしょうか。
上記の職業はどれもやりがいや充実感のある仕事であるものの、立ちっぱなしの業務が多く土日出勤も当たり前の大変な仕事なので、
「立ち仕事ばかりで体がきつい……。」
「土日はゆっくり休みたい!」
という気持ちが強くなると、事務職への転職を考えるようになるのですね。
接客から事務への転職は後悔する?
事務職は世間一般に楽なイメージを持たれがちですが、楽して稼げる仕事はないということを忘れてはいけません。
中にはワークライフバランスを目的に接客から事務職への転職が成功したとしても、思っていた以上に仕事が合わないと感じて後悔してしまい、結局また接客の仕事に戻ってしまう人もいるくらいです。
例えば接客から事務へ転職して後悔している人の理由について調査してみると、
☑️目・肩・腰に負担(座っている時間が多い)
☑️人間関係に気を遣う(閉鎖的なオフィス内)
☑️電話の対応はある(顧客や取引先から)
☑️仕事量の調整スキルが不可欠
上記のような理由で接客から事務へ転職している人が多いことが分かりました。
事務職として働きたい方は事務職に関する正しい知識を身につけ、自分に適性があるかどうかを判断してから転職活動を始めることをおすすめします。
接客から事務職へ転職して良かったこと
実際に筆者が接客から事務職へ転職して良かったことについて、思い浮かぶ限り挙げてみます。
☑️日中定時の規則的な勤務時間(※とにかく最重要)
☑️立ち仕事ではないので接客業より体力が必要ない
☑️必要以上に接客のストレスがない
☑️先輩や上司のフォローが優しい(余裕がある)
やはり何と言っても日中定時の規則的な勤務時間が接客業から事務職に転職したことで得られる最大のメリットで、9時ー18時という平日の規則的な時間で仕事ができることは非常にありがたいです。
周りと同じ土日休みなので遊ぶ予定をスケジュールできますし、平日も夜以降は基本的に残業もなく働けているので、接客業から事務職へ転職して良かったことはやはり多いでしょう。
■接客業・サービス業から一般事務職への転職は難しい?
事務職は書類整理や電話対応といった仕事をするイメージをお持ちの方が多く、未経験者でもすぐにデキる仕事だと考える人は少なくないです。
しかし事務職は求人倍率が高く、経験者を優先して採用することが多いため、未経験者の方が転職するのは容易ではありません。
実は事務職と一口に言っても、
・営業事務(営業補佐・資料作成・納品の管理など)
・一般事務(資料作成・電話対応など)
・貿易事務(輸出業務や輸入業務のサポートなど)
・経理事務(資料作成・伝票整理など)
・広報業務(受付業務や事務的作業、電話応対など)
・秘書業務(社長や役員のサポート・会議議事録作成など)
などに分かれており、それぞれやることが全く異なります。
具体的な一般事務職の仕事内容を整理すると以下の通りです。
✅ファイリング
✅データ入力
✅伝票処理
✅来客応対
✅電話・メール対応
✅郵便物の管理(発送・仕分けなど)
✅備品管理
会社や部署、会社の規模によって任される仕事内容は異なりますが、比較的大手企業よりも中小企業の方が幅広い業務を任される傾向があります(※求人票を要確認)。
特に貿易事務では、通関手配や書類作成などといった貿易に関する専門的な知識が必要となるため、未経験者の場合だと少し難しい仕事です。
一般事務であればまだ採用される確率が高いかもしれませんが、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)や簿記検定、秘書技能検定といった資格が求められる職場もあるため、未経験者の転職は困難な道のりと言えます。
しかし、事務職で大切なスキルはコミュニケーション能力とミスなく仕事を遂行できる集中力ですので、事務職に有利な資格を持っていない未経験の方でも、前職で培った経験を事務職に生かせることをアピールできれば、採用も不可能ではないのも事実です。
みなさんも「経験がなくてもこの人ならやっていける!」と思ってもらえるような志望動機や転職への想いを面接官に訴えかけ、採用を掴み取ってください。
■一般事務職に未経験から転職する志望動機・転職理由のコツ
未経験の人でも志望動機や転職理由にちょっとした工夫を加えれば、採用も夢ではありません。
採用されやすい志望動機や転職理由についてアドバイスしていきますが、未経験者が事務職への転職を成功させるためには、下記ポイントを押さえた志望動機を書くことが重要です。
①事務職に興味を持つようになったきっかけ
②コミュニケーション能力の高さ
③前職の経験をどのように活かせるのか
(※問題解決能力や対人マナー、PCスキルなど)
④この会社でなければいけない理由
⑤具体性のあるエピソード
上記4点を意識した志望動機を書くようにしましょう(※例文を後ほどご紹介致します)。
志望動機を書くところは履歴書の限られたスペースしかないので、上記の4点全てを盛り込むことは難しいかもしれませんが、絶対に入れるべきポイントは、「この会社でなければいけない理由」の部分です。
繰り返しにはなりますが、「この会社でどうしても働きたい!」という熱い想いを伝えることが大切です。
一般事務職で評価されるスキルや経験であるパソコンスキル(エクセル・Wordなど)やスケジュール管理能力、コミュニケーション能力も具体的なエピソードを交えながら志望動機を作成していけると良いですね。
異職種からの転職でも事務職で活かせる経験やスキルを積んできている筈なので、まずは今までの仕事や能力を棚卸しするところから始めてみるといいでしょう。
接客業から一般事務職へネガティブな志望動機はNG
反対に事務職への志望動機や転職理由を作成する際に注意しなければいけないポイントが、前職の接客業・サービス業に対するネガティブな退職理由はできるだけ全面に打ち出さないようにすることです。
・残業が多かった
・土日出勤だった
・給料が低かった
・人間関係悪かった
…etc
上記のような転職理由は本音の部分ではあるかと思いますが、あくまで胸の内にしまっておくだけで転職面接の志望動機や転職理由の場で言うべきではありません。
あくまでも事務職という仕事に対して興味を持ったきっかけや、事務職未経験だけど今までの接客サービス業で活かせそうな経験やスキル、その会社を魅力に感じるポイントを全面的に打ち出して志望動機を作成していきましょう。
作成する際のポイントは、
- 具体的なエピソードを用いて話す
- なぜを3回以上繰り返し理由を深掘りする
- 転職エージェントを活用し志望動機を添削してもらう
上記を意識することで志望動機を作成しやすくなりますので、ぜひ一度考えられてみて下さいね。
事務職への転職志望動機を作成するコツとして「その会社でなければならない理由」が必要とお伝えしましたが、具体的な企業研究のやり方が分からない方もいるかと思います。
転職会議のような口コミサイトを参考にするのも一つの手段ですが、転職口コミサイトは基本的に会社を辞めようとしている人が書き込んでいる内容なのでネガティブな内容が目立つ傾向があります。
企業研究の方法としておすすめなのは転職エージェントを活用する方法で、担当キャリアアドバイザーは実際に企業の内部に入って取材をした上で求人票を紹介しているので、企業内部の情報が豊富に得られます。
■一般事務職に未経験から転職する際の志望動機例文
では具体的に、事務職に未経験から転職する際の志望動機や転職理由の例を見て行きましょう。
実際に接客業やサービス業から未経験で一般事務職への転職を成功させた方々に取材した志望動機・転職理由例文なので、転職面接通過率はかなり高くなる筈です。
●志望動機例文①:アパレルから事務への志望動機・転職理由
アパレルから事務への志望動機・転職理由例文
「私はアパレル業界で接客・販売関係の仕事を5年間してきており、事務職は未経験の職種です。しかし、データ管理や顧客管理といった仕事をしていく中で事務職として会社運営をサポートする裏方的な業務をしたいという気持ちが強くなりました。
貴社は業界顧客満足度No. 1の実績があり、育休・産休制度も充実しています。このようにお客様だけでなく従業員のことも大事に考えている貴社で働かせていただくことで、自分自身を成長させ会社の発展に貢献していきたいと思い、志望しました。」
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アパレル販売から事務への志望動機例文
27歳男性
アパレル接客▶︎営業事務職へ転職「今までアパレルで接客販売職をしており、お客様と直接話をしたりすることで売上利益へと繋げて参りました。
今回は営業事務と裏方での仕事がメインとなってしまうため、今までの接客販売の経験を十分に生かし入社後は営業をサポートしつつ営業が仕事をしやすいようにし、事業所の売上アップへとつなげていきたいと考えております。
メインは事業所内での業務になると思いますので、同じ事務同士でのコミュニケーションをしっかりととり仕事をする上でミスのないように努めたいと考えております。」
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販売から事務への転職は辛い?
販売から事務へ転職すると、今まで立ち仕事をしていたのに1日中座ってPCの前にいる時間が増えるため、人によっては辛いと感じることも0ではありません。
逆に立ち仕事から座り仕事に変わることで非常に楽だと感じる人もいるので、感じ方は人それぞれで実際にどちらが向いているかは両方を体験してみないとわからないというのが正直なところでしょう。
なので販売職から事務職へ転職を考えている人は、一度実際に転職してどちらも経験してから、自分に向いている方の職種を選ぶのが吉です。
●志望動機例文②:サービス接客業から一般事務職への転職理由
「前職はサービス業であり、事務職として働いた経験はありません。しかし前職で学んだコミュニケーション能力とお客様第一の姿勢は事務職に活かせると考えます。
貴社は研修制度や資格支援制度が充実しており、私も働きながらスキルアップし多くの資格を取りたいという希望を持っています。そのため、社員の学びの姿勢を尊重してくださる貴社で働かせていただきたいという思いが強くあります。
前職での経験を大切に、事務職として様々な仕事をしていくことで、貴社にとって欠かせない存在になれるように成長していきたいと考えます。」
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「コロナが流行し現職の仕事が休業になってしまってこの先の見通しがわからない状態だったので転職を考え始めました。
今までは自分のやりたいことをやってきて暮らしていましたが、将来的に地元に帰って来て仕事をしたいと思っていたので地元で長く働けるところに勤めたいと思ったのが転職理由です。
募集が契約社員だったので、いずれは正社員になれるように、事務の仕事は未経験ですが色々仕事を覚えて正社員を目指して頑張りたいと考えています。
何事も途中で投げ出さない性格ですし、地元が好きなので、これからはこっちで仕事を頑張って地域に貢献していきたいと考えて志望しました。」
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●志望動機例文③:小売接客販売から一般事務職への転職理由
「前職では婦人服の販売員として3年間、幅広いお客さまに応対するスキルを磨くと共に、数値管理や伝票処理、在庫データベース入力などの事務処理能力を身につけてきました。
コミュニケーション力には自信があり、お客さま対応だけではなく職場にいるすべてのスタッフが働きやすい環境づくりに取り組んでいきたいと考え、コミュニケーションを積極的に取ることを意識して仕事に取り組んで参りました。
今後は販売職を通して学んだ経験と持ち前のコミュニケーション能力を活かして、チームや会社を影から支える存在のなりたいと思い、貴社の事務職を志望いたしました。」
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小売接客業から経理事務への志望動機例文
29歳女性
菓子販売接客業
▶︎税理士事務所の経理事務職へ転職「事務職は未経験でしたが、現職の仕事をしながら日商簿記検定2級を約1年間勉強し取得しました。
日商簿記検定2級を取得したという実績は、経理職を一生の仕事にするという決意と努力の結果です。
日商簿記検定2級の知識を活かし、経理職で実務経験を身につけて、御社にご貢献させて頂きたいと考えております。」
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「腕時計の販売員として5年間働いていましたが、長く働ける仕事がしたい、落ち着いた環境で仕事をしたいと考え事務職を志望しました。
事務の仕事は販売員と違って静かだし座ってる時間が長いかと思いますが、元々コツコツ作業が得意なので問題ありません。
接客業も好きでしたが、前職の時計販売の業務の中でも事務仕事をするのが特に好きで、コツコツ作業を進めることも得意なのが強みです。」
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●志望動機例文④:飲食接客業から一般事務職への転職理由
「前職では飲食店での接客業に従事しておりましたが、正直自分の性格上接客業はあまり好きではなくどちらかというと裏方の仕事をやってみたいとずっと思っていました。
飲食店の場合はお客さんがいない時の暇な時間がとても耐えられなくて、もっと程よく忙しく、黙々と出来る仕事に転職したいと以前から思っていました。
その点事務職はまさに自分にはピッタリの仕事で、暇な時間もなく常にやらなくてはいけない仕事があり1日終わる時間が早いし、とてもやりがいのある仕事です。」
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25歳女性
飲食ホールおよびキッチン
▶︎不動産事務職へ転職「事務職での勤務経験は全くないですが、今後の自身のキャリアを考えた時に事務職の経験を積む事は自身のスキルアップに繋がり、出来る仕事の幅が広がっていくと考えました。
飲食での接客業の経験を活かし、臨機応変に営業や同僚へのサポート業務をしていきたいと考えて事務職を志望しました。
PCスキルに関しては独学で一般的な文書作成や集計作業は行えるため、業務を通じてさらに自身の出来る事の幅を広げていき、会社に貢献出来る様に努力していきたいです。」
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21歳女性
レストランホールスタッフ
▶︎広報事務職へ転職「広報事務とは具体的には専門学校の受付の仕事で、はじめて来る来校者や、入学希望者、業者や先生方の対応をする職務だったため、今までの接客業の経験を活かして、一人一人に対応したいです。
接客業では、どんなに忙しい時でも笑顔を忘れずお客様1人1人のニーズに合わせた接客を心がけていましたので、事務職の経験はないですが、これから経験を積んでいきたい、コツコツと努力を重ねていきたいです。
受付という職務上、接客と事務的作業、電話応対もある仕事内容でしたので、挑戦してみたいと思い志望しました。」
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「今まで飲食業で働いてきましたがこのコロナ禍で今まで働いていたお店は休業になってしまって仕事ができなくなってしまって転職を考えました。
元々は都内で働いていましたが、ゆくゆくは地元に帰ってきて地元で働きたいと思いUターン転職を志望しました。
事務の仕事は未経験ですが、体力には自信があること、持ち前の明るさをアピールして何事にも一生懸命取り組んで参ります。
接客業と事務職は仕事内容は全然違いますが、コミニュケーションを取るのは割と得意なので、色々教えてもらいながら事務職として頑張って参りたいと思います。
最初は契約社員としてスタートさせて頂き、社員登用があると思いますので、正社員を目指して頑張ります。」
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●志望動機例文⑤:ホテル接客業から一般事務職への転職理由
「高校を卒業してからホテルでアルバイトを始めて依頼、ずっと飲食業界で働いてきました。
一生自分はホテル業界で働くつもりでいましたが、更に自分の可能性を拡げる為に、兼ねてから興味のあったパソコンやwebデザインが学べる夜間の社会人向けの専門学校へ働きながら通い始めました。
そこで初めてExcelやWord、またAdobeのデザイソフトやweb制作の知識を学び、その知識を店舗での印刷物のデザインや経理業務で発揮していました。
事務作業に携わる中で、一度自分の環境をリセットして様々な可能性を開く為に新しい道に進みたいと思い事務職への転職を決意いたしました。」
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●志望動機例文⑥:美容師から一般事務職への転職理由
「私は幼い頃から両親が美容師の家庭で育ったため、自然と就職するには美容師しか選択肢がないものだと思ってそのまま専門学校に通って就職しました。
しかし実際に美容師として仕事をしていくと、接客業としてお客様と接するよりも、陰で人をサポートする仕事の方が向いているのではないかといつしか思うようになりました。
事務職は未経験ではありますが、必ずや早いタイミングで仕事内容を覚えて会社を支えられるような一員となれるよう尽力致しますので、何卒よろしくお願い致します。」
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●志望動機例文⑦:接客業から医療事務への志望動機例文
「私は長年接客業に携わってまいりましたが、この経験から対人スキルや問題解決能力を大いに身に付けました。
顧客の要望に応えることや満足度を向上させることの重要性を学んだスキルや価値観は、私が次のステップである医療事務へと進む上で大変有益であると確信しております。
私の志望する医療事務の職業は接客業と同様に顧客対応が重要な部分を占めていますが、それだけではなく医療事務ではさらに正確な情報管理や秘密保持、そして多岐にわたる業務の遂行が求められます。
このような多面的で専門的な業務には大きな興味を抱いており、自身のスキルをさらに伸ばすため、医療事務への転職を希望しています。」
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●志望動機例文⑧:製造から事務への転職理由
私は前職で製造業として勤務していましたが、工場勤務だったので夜勤で不規則な生活が続いて身体を壊してしまいました。
若いうちであればまだなんとかなると思い頑張っていましたが、年齢を重ねるにつれて徐々に体力的に厳しくなってきてしまったのでワークライフバランスが整っている事務職への転職を決意。
前職の製造業ではピッキングの検査業務や書類チェックなど一通りの事務作業は経験していますので、前職での事務経験を活かして事務職専業として活躍していきたいと思い志望させて頂いた次第です。
●志望動機例文⑨:一般事務から営業事務職への転職理由
「私は前職でも一般事務職に従事していましたが、より専門性の高いスキルを営業事務職として身につけたいと考えてこの度御社を志望させて頂きました。
具体的には、庶務作業のみならずExcelのマクロ計算や関数を組むようなスキルや経理関係のスキルなど、営業事務職としてより幅広い形で貢献して行きたいと考えております。
前職で培ったマルチタスク能力や業務処理スピードには自信がありますので、必ずや貴社で即戦力として貢献させて頂きたいと考えております。ご検討よろしくお願い致します。」
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●志望動機例文⑩:事務未経験の志望動機例文〜パート〜
「事務未経験の私がパートとして事務職を志望する理由は、新しいことに挑戦したいという強い意欲があります。
事務作業を通じて、コミュニケーションスキルや時間管理能力を向上させ、成長したいと考えています。
組織内での貢献やチームワークを通じて、会社の発展に貢献したいという思いもあります。
事務職の経験を通じて、自己成長を促進し、新たなキャリアの道を開拓したいと考えています。」
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■一般事務職の面接や志望動機で注意すべきポイント
書類選考を通過したら次は面接に進む訳ですが、面接において転職理由は必ず聞かれると言っていいほど定番の質問です。
事務職への転職理由は人によって様々ですが、
・カレンダー通りの仕事がしたい
・何となく楽そうなデスクワークの仕事がしたい
・もっと待遇の良い環境で働きたい
・前職の仕事や人間関係が自分に合わなかった
といったものが多いのではと思います。
どれも転職理由であることに間違いないのですが、これをそのまま面接時に話してしまうと、
「別に事務職じゃなくても良いんじゃないか?」
「長く働き続けてくれるのか不安……。」
「とてもじゃないが戦力としては期待できない!」
と人事の採用面接担当の方に思われてしまう可能性があるので、注意が必要です。
面接や志望動機を伝える際のポイントは、今までのご自身の経験やスキルをしっかりと棚卸しして、採用企業が求めている人物像を深く把握した上で合致する部分を志望動機や面接でアピールするということです。
ただ闇雲に今までの経歴をアピールするのではなく、採用企業はどんな人物像を求めているのか深く把握することでどのようなスキルをアピールすべきかも変わってきますので、転職エージェントなどを使いながら採用企業が求めている人物像を把握するようにしましょう。
▶︎一般事務職への転職実績が豊富な転職エージェントに相談する
■一般事務職の面接官に好印象を与える転職理由とは?
では具体的に、採用されやすい転職理由にはどのようなものがあるのか気になりますよね。
面接官に好印象を与えるものの具体例を以下に挙げてみました。
「接客業は昔から好きで仕事も大変充実感のあるものでした。ですが年齢を重ねるにつれ、もっと安定して長く続けられる仕事をしたいと考え、昔からの希望である事務職の仕事に応募させていただきました。」
「事務職は未経験ですが、コツコツと地道に取り組む仕事が好きで縁の下の力持ちとして活躍できる事務職として働きたいと思い、転職活動を始めました。入社後は仕事に真面目に取り組み様々な資格を取ることで、自分自身のスキルアップを図りたいと考えます。」
上記のような転職理由が挙げられます。
面接は採用の合否を決めるのに非常に大きなウェイトを占めています。
正直は美徳ですが、面接の場では必ずしも評価されませんので、あまり正直になりすぎず、会社側に好印象を与えるような転職理由を見つけることが大切です。
■接客業から一般事務職の転職に有利な自己PRの方法
転職活動においては志望動機や転職理由と同時に自己PRも採用面接官に聞かれることが多いですが、面接で効果的な自己PRは入念な自己分析から生まれます。
自己分析を行うコツやポイントとしては、
自分の強みやアピールポイントとなること
今後将来なりたい姿(キャリアビジョン)
上記2つを上手く噛み合わせて、今回の転職理由と一致しているかどうかを面接官にアピールすることが必要です。
前述した志望動機例文でアピールポイントについてはイメージできるかと思いますが、今後将来なりたい姿に関してはなかなか簡単に思い浮かぶものではないかと思います。
イメージをつけてもらうために、具体的な自己PR例文をご紹介致します。
接客業から一般事務職への転職自己PR例文
私は将来的なキャリアビジョンとして、事務職として専門性のあるスキルを身につけて、AIには代替されないようなプロフェッショナルな事務職を目指したいと考えております。
近年ではAIの発達により「事務職の仕事は今後必要となれなくなるのではないか」と危惧する声が挙がっていますが、サポートをメインとする事務職こそ人の力が必要不可欠であると考えます。
これまでは専門性のあるスキルを身につけられておらず、広く浅くしか経験を積めておりませんでしたが、これからは一つのスキルを深掘りして職種を極める方向性でキャリアプランを築いて行きます。
キャリアビジョンについては1人で頭を悩ませて考えるよりも、転職のプロであるキャリアアドバイザーに客観的な視点を貰いながら考えた方が効率的なので、やはり転職エージェントの活用は非常におすすめです。
接客業から事務職への転職で準備すべきこと
接客業から事務職への転職で準備すべきこととして、タイピングや資格取得を考えている人もいると思いますが、タイピングに関しては事務職の仕事に就いた後でも早くなりますので不要で大丈夫です。
資格取得に関しては、ExcelやWordなどの資格を取得しておくと事務職の仕事で仕事で活かすことが出来ますので時間に余裕がある人は取っておくことをおすすめします。
■接客業・サービス業→一般事務職に転職するために…
事務職は誰にでもできる仕事ではなく、未経験者からの転職は難しいことがわかりましたが、少しでも転職できる可能性を高めるために、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントは今回ご紹介したような履歴書の書き方や面接時のアドバイスなど、マンツーマンで担当のキャリアアドバイザーの方に指導してもらえるほか、転職活動に関するありとあらゆるサポートをしてくれます。
正直、驚くほど早く採用が決まります。
数ある転職エージェントの中でも特にオススメなのが、dodaの女性転職エージェントで、非常に親身な対応と事務職求人を豊富に扱っていることがウリです。
事実、転職に成功している人の割合で言うと、最も多いのが営業・販売系で、その次に事務職が二番目に多い実績を出しているんですね。
doda女性の転職エージェントは事務職の転職に強く、キャリアアドバイザーの親身な対応に定評があり、キャリアカウンセリングや書類添削・面接対策などサポートも幅広いのが特徴です。
年齢についても20代〜50代くらいまで非常に幅広い層をサポートしていますし、エリアについても全国対応オンラインで可能なので、接客業から事務職へ転職を検討している女性はまず相談してみることをお勧めします。
女性で接客業から事務職への転職を目指したい方やdodaを既に使ったけど希望の事務職求人を紹介してもらえなかった方は、代替案としてハタラクティブを活用すれば事務職未経験OKの求人を紹介してもらえる可能性があります。
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