技術職の転職

技術職の転職は難しい?事務系職種より難しい理由と成功のコツ

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技術職への転職は難しいイメージがありますが、今回は技術職の転職を成功させるためのノウハウをご紹介します。

「技術職として働いているけど転職が上手くいかない…」
「未経験で技術職に転職するのは難しい?」
「転職するためには資格が必要?」
…etc

技術職の種類から技術職の転職が「難しい」と言われている理由と対処法、技術職への転職を成功させるポイントやコツなどを詳しくご紹介していきます。

技術職へ転職をご検討されている化学系・研究職・開発技術者のエンジニアの方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者


株式会社Conpiness‬ 代表取締役社長
古賀優太

新卒で大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に入社しdodaを担当。担当領域は主に技術者、エンジニアを中心に従事。
独立して‪株式会社Conpiness‬を設立し、述べ2,000人以上の転職支援に携わり、20代~40代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。

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【2021年9月28日最終更新】

技術職の仕事の種類

技術職と一口に言っても様々な職種がありますので、ここでは5つに分けて解説して参ります。

研究職

研究職は、研究を通じて得られた技術・ノウハウを活かして新しい製品・サービスを開発する職種です。

手がける研究は大きく分けると「基礎研究」「応用研究」があります。

基礎研究 まだ世の中にはない新しいものを研究・開発していく研究のことで、物事を深くまで追求していく仕事(※学問としての要素も強い)
応用研究 今すでにある研究結果を、他のことにも応用できないかを研究・開発していく仕事

いずれもすぐに成果が出る職種ではありませんので、ひとつのことを究極まで突き詰め、それを忍耐強く続けていける人が向いています。

開発・設計職

基本的には設計と開発は別々の職種ですが、企業によっては「設計開発」としてひとつの職種になっている場合もあります。

設計開発職までひとくくりになっている場合は、商品の設計図づくりから実際の生産まで一連の流れをひとつの職種で行います。

個別に分かれている場合、「設計職」は商品の設計図を作る仕事で、自社で製造している商品の設計を行い、生産の入り口を作るのが設計の役目になります。

「開発職」は設計された設計図を基にして実際に商品を生み出す仕事で、設計図を正しく読む知識や、指定された工程通りに作業を進められる技術が求められます。

生産技術職

生産技術職は商品(製品)の生産に際し、予算や時間、材料調達などのコスト管理を行うことで「工場の生産性を向上させる役割」を担う、製品の競争力を高めるために欠かせない職種です。

一般的に、現場の生産体制の見直し・改善や研究開発と現場の橋渡し役、新規生産ラインの立ち上げ、工場の新設・増設など業務は多岐に渡ります。

短期間で低コスト・高品質なものを量産するための生産体制を整えることが重要な任務になります。

人と接することも多い職種ですので、コミュニケーション能力や多岐に渡る仕事を並行して遂行できる能力が求められます。

建設関連技術職

建設関連技術職は一般住宅や集合住宅、商業施設や公共施設などさまざまな建築物の建設や改修にあたって、技術的な仕事を行う職種です。

建築技術者の仕事内容は多岐に渡りますが、大きく「設計」「施工」に分けられ、建設会社や建築事務所、ハウスメーカーおよびアウトソーシング系の企業などに勤務して働くのが一般的です。

設計業務・施工業務いずれにおいてもコミュニケーション能力が欠かせないことに加え、設計業務では、数学・物理学などの知識があるほど良い仕事ができ周りからも信頼される技術者になれるでしょう。

ITエンジニア職

ITエンジニア職はプログラミング技術や言語を用いてWEBの基盤となるシステムやアプリを開発運営していく仕事です。

「プログラマー」「システムエンジニア(SE)」に大きく分けられ、経験が増すとプロジェクトマネージャーなど管理職的なポジションを任されることもあります。

昨今はITエンジニアの人手不足が社会問題化しており、未経験から教育育成しプログラマーとなれる企業も多数存在しますので、興味がある方は「ITエンジニアに未経験で転職したい人の志望動機例文まとめ」をご参考下さい。

技術職の転職が事務系職種より難しい理由

そんな技術職ですが、営業や販売職、事務職など事務系職種よりも転職が難しいと言われていますので、その理由を7つに分けて解説します。

他社で活かせるスキルが身についていない

日本企業独特の考え方として「その会社でしか通用しないやり方」を教えられる傾向があります。

ですので、身に付けたスキルを持って他の会社に転職しようとしても書類選考や面接でアピールできるスキルが少なく、選考を通過しにくくなってしまいます。

専門範囲が狭い

技術職は産業を問わず仕事が細分化されている傾向があり、細分化された専門分野に特化して働いてきた技術者は選べる転職先が限られてしまいます。

事務職の場合は、特定業種の事務処理しかできないということはほぼなく、どの会社へ転職してもある程度活かせるスキルを身に付けることができます。

知識・資格が必要

事務系職種に比べて学歴や資格が必須条件とされることが多いのも、技術職への転職が難しいとされる要因のひとつです。

たとえば、電気関係の技術職や建築関係の技術職は資格や経験が必須となったり、開発職なども学校で知識を学んでいない人がいきなり挑戦できるような仕事ではありません。

技術改革による省力化

人々の生活を豊かにする技術改革ですが、一方で技術職の仕事を減らす最も大きな要因になっています。

前述の設計・開発、研究職、生産技術等の中心的な役割を担う大卒・大学院修了者は相対的に技術革新による失職リスクは小さいです。

しかし、AIなどの進化により今後劇的に人間が行う仕事が少なくなると言われていて、転職は難しくなる一方でしょう。

管理能力が低い

技術職を選択する人はどちらかと言うと職人気質な人が多く、事務系職種と比べて管理職になることを嫌がる人が多い傾向があります。

転職の際は経験や年齢に応じた管理能力を求められるケースが多く、組織管理に対する理解力が低いと転職に悪影響を及ぼします。

コスト意識が低い

一人のサラリーマンとして企業に属して働く以上、どの職種であっても利益を求めることが重要になります。

しかし特にメーカー技術職の場合は、「いいものを作れば売れる」という文化が染みついている会社が多く、技術職のコスト意識は希薄になりがちです。

利益を出さなければ商品(製品)の開発・研究ができなくなるという点への理解が必要と言えるでしょう。

国際競争の激化

経済のグローバル化やITの発展によって多くの産業において世界レベルでの競争が激化しています。

国際競争激化の影響で日本の企業も海外の会社に仕事を奪われてしまったり、生産拠点をコストを抑えられる海外に移動することで、日本国内での仕事が減っている技術職の職種もあります。

技術職の転職を成功させるポイント・コツ

では上記のような技術職の転職が難しいと言われる理由を踏まえて、転職を成功させるために必要なポイント・コツを8つ解説します。

経験・実績のアピール

転職成功において最も大切なことは"経験や実績をいかに上手くアピールするか"ということです。

素晴らしい技術を持っていたとしても相手に伝わらなければ意味がなくなってしまいますので、応募企業の立場に立って伝わりやすい言葉や方法でアピールするように工夫しましょう。

もしアピールする方法が分からなかったり、自身の経験やスキルをアピールすることに苦手意識を感じている場合は技術職に強い転職エージェントを活用することで、専任のコンサルタントにアドバイスを貰うことが可能です。

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専門知識に対する継続的な強化意識

これは技術職だけではなくどのような職種においても言えることですが、仕事に必要な専門知識に対する継続的な強化意識は欠かせません。

学校で勉強した後も継続的に勉強を続けなくては、最新の理論を理解できなくなってしまったり、最先端の機器を使いこなせなくなってしまいますよね。

それと同じように、社会人になってからも継続的に勉強を続けることが大切です。

スキルアップを意識する

短期間では難しいことですが、常に専門範囲の拡充や異業界への進出を意識したスキルアップを図り続けることが重要です。

どのような分野でも他の人には真似できないような技術・スキルを持っていれば、転職先に困ることはないでしょう。

管理業務を経験する

前述でもご説明しましたが、技術者は職人気質な人が多く、管理業務を嫌う人が多い傾向にあります。

しかし転職の際には技術者としての経験だけではなく、会社員として大切な人事・予算管理・教育などの管理業務を経験しているかどうかが問われます。

嫌がらずに管理業務へも積極的に参加することで、有利に転職を進めることができます。

コスト意識のアピール

企業は利益を確保し続けない限り存続することはできません。

ギリギリの利益では新しい研究・開発に費用を投じることはできず、技術職の仕事はなくなってしまいます。

ですので、売上・利益があってこその企業であることを意識して、コスト意識を持って仕事をしていることアピールしましょう。

グローバル視点の強化

技術者を採用しているメーカーやITの分野ではグローバルな視点は必要不可欠です。

どんなに優れた技術を持っている技術者であっても、グローバルな動向に無頓着であれば、企業にとってチャンスを逃しかねません。

面接ではグローバルな視点を持っていることをアピールできるといいでしょう。

コミュニケーション能力の強化

普段ひとりで仕事をすることも多い技術者は、コミュニケーションがあまり得意でない方も少なくありません。

ですが、転職では面接で自分をアピールするコミュニケーション能力が間違いなく求められます。

また、企業としては応募者の経験やスキルだけではなく、元々いる社員との相性などを総合的に見て合否を判断しますので、コミュニケーション能力は欠かせません

面接では、相手の目を見て相手のペースに合わせてハキハキ話すことを意識しましょう。

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資格を取得する

未経験から技術職に転職を考えている方は、必要な資格を取得することも転職成功への近道となるでしょう。

必須要件ではなくても入社前に資格を取得することで、専門分野への知見を高めることにも繋がり、応募書類や面接の会話の中で熱意をアピールすることもできます

技術職の転職は難しいが成功した人もいる

ではここで、実際に転職難易度の高い技術職で転職を成功させた方の体験談をご紹介いたします。

技術職の転職体験談

私は転職サイトや転職エージェントに登録していたのですが、紹介求人件数が豊富ですが希望する職種以外でも紹介してきます。

技術営業の求人もあり毎日毎日いろいろな求人を紹介してもらいましたが、私が希望する回路設計且つアナログ設計の情報はとにかく無かったです。

希望する条件と合わなかったりと、長丁場でした。

自分は転職できないとくじけるときがありましたが、しっかり転職したいという意思を持ち続けていました。

そんななか、私宛てに回路設計且つアナログ設計且つ、パワー設計の求人案内がdodaエージェントをとおして直接依頼が来ました。

今までの業務+パワー設計とスキルアップを狙える業務内容となりましたし、条件があっていたため志望し採用してもらい転職に成功しました。

一言でいうと、粘り勝ちのようなイメージです。

技術職の転職体験談

外資系コンサルティング会社で働いていましたが、大規模システム構築プロジェクトで働くことがほとんどで、仕事内容は下請け業者の管理とユーザー折衝ばかりでした。

システムを作成する作業はすべて下請け任せという環境でしたし、不満を感じて自分でものづくりをしたいと思っての転職でしたので、転職市場での価値や年収が下がることを承知した上での転職活動でした。

あまり一般的な方向での転職ではないので理解してくださらない方も多かったのですが、dodaの担当の方は1人目が合わないと思ったのか変更になって、前職が外資系コンサルの方が2人目の担当となってくださいました。

この方が私の希望を整理してくださり、要望に合う企業の求人をいくつも紹介してくださって無事に採用して頂き転職できました。

技術職の転職体験談

機械加工系での転職の際にdodaを利用させて頂いておりました。

初めての未経験職への転職活動だったためとにかく多くの情報が必要でした。

特に機械関係というと正社員の求人、派遣社員の求人であったり大企業なのか中小企業なのかや様々な条件が入り乱れていたので、ハローワークや紙媒体だけでの求人探しは非常に困難です。

そんな時に転職エージェントを活用することにより、多くの機械系求人の情報を条件別に求人を一度に探し出す事ができ、且つそれぞれの募集要項を比較することも容易くでき採用してもらえました。

機械系企業とのコンタクトも取りやすく不明点を質問しやすかったこともメリットの一つです。

技術職の転職体験談

製造しているものが電気自動車+半導体関連の部品であり,今後のニーズを考慮すると非常に成長性の高いジャンルであったことが理由です。

新規工場を地元エリア付近に新設したことも転職を決めた要因になります。

人事面では担当の事業所長から熱心にコンタクトを受け,待遇や契約諸条件など融通を大きく利かせて採用して頂けたことも理由になります。

面接時に担当者の方含め,予定時間後に現場~各グループ~事業所内~周辺施設含め説明+案内もして頂けた対応の良さも決定打の一つになりました。

入社にあたって個人携帯を使用しフォローを定期的にかけて頂けました。

未経験でも技術職へ転職することは可能?

技術職は経験者が優遇されやすい職種ではありますが、未経験でも技術職へ転職することは「可能」です。

理系大学(大学院)の卒業や専門的な資格保有が必須の求人には条件が合わない限り応募することはできませんが、探してみると未経験者を歓迎している技術職の求人も意外と多いものです。

しかし、技術職は人気の高い職種ですので、未経験で転職を成功させることは簡単なことではありません。

自分に合った企業を見極めて転職を成功させるためには、技術職の領域に精通している転職エージェントを活用して転職活動を進めるといいでしょう。

転職エージェントを活用すれば、求人の紹介だけではなく応募書類の添削や面接でのPRの方法など、細かい部分まで手厚くサポートしてもらうことができます。

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