技術系(技術職)の転職は難しいイメージがありますが、今回は技術職の転職を成功させるためのノウハウをご紹介します。
「技術系(技術職)として働いているけど転職が上手くいかない…」
「未経験で技術職に転職するのは難しい?」
「転職するためには資格が必要?」
…etc
技術系の職種から技術職の転職が「難しい」と言われている理由と対処法、技術職への転職を成功させるポイントやコツなどを詳しくご紹介していきます。
技術職へ転職をご検討されている化学系・研究職・開発技術者のエンジニアの方はぜひ参考にしてください。
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古賀優太
新卒で大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に入社しdodaを担当。担当領域は主に技術者、エンジニアを中心に従事。
独立して株式会社Conpinessを設立し、述べ2,000人以上の転職支援に携わり、20代~40代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。
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【2024年10月2日最終更新】
目次
技術系(技術職)の仕事の種類
技術系(技術職)の職種と一口に言っても様々な職種がありますので、ここでは5つに分けて解説して参ります。
- 研究職
- 開発・設計職
- 生産技術職
- 建設関連技術職
- ITエンジニア職
それぞれ詳しく見ていきましょう。
研究職
研究職は、研究を通じて得られた技術・ノウハウを活かして新しい製品・サービスを開発する職種です。
手がける研究は大きく分けると「基礎研究」と「応用研究」があります。
基礎研究 | まだ世の中にはない新しいものを研究・開発していく研究のことで、物事を深くまで追求していく仕事(※学問としての要素も強い) |
応用研究 | 今すでにある研究結果を、他のことにも応用できないかを研究・開発していく仕事 |
いずれもすぐに成果が出る職種ではありませんので、ひとつのことを究極まで突き詰め、それを忍耐強く続けていける人が向いています。
開発・設計職
基本的には設計と開発は別々の職種ですが、企業によっては「設計開発」としてひとつの職種になっている場合もあります。
設計開発職までひとくくりになっている場合は、商品の設計図づくりから実際の生産まで一連の流れをひとつの職種で行います。
個別に分かれている場合、「設計職」は商品の設計図を作る仕事で、自社で製造している商品の設計を行い、生産の入り口を作るのが設計の役目になります。
「開発職」は設計された設計図を基にして実際に商品を生み出す仕事で、設計図を正しく読む知識や、指定された工程通りに作業を進められる技術が求められます。
生産技術職
生産技術職は商品(製品)の生産に際し、予算や時間、材料調達などのコスト管理を行うことで「工場の生産性を向上させる役割」を担う、製品の競争力を高めるために欠かせない職種です。
一般的に、現場の生産体制の見直し・改善や研究開発と現場の橋渡し役、新規生産ラインの立ち上げ、工場の新設・増設など業務は多岐に渡ります。
短期間で低コスト・高品質なものを量産するための生産体制を整えることが重要な任務になります。
人と接することも多い職種ですので、コミュニケーション能力や多岐に渡る仕事を並行して遂行できる能力が求められます。
建設関連技術職
建設関連技術職は一般住宅や集合住宅、商業施設や公共施設などさまざまな建築物の建設や改修にあたって、技術的な仕事を行う職種です。
建築技術者の仕事内容は多岐に渡りますが、大きく「設計」と「施工」に分けられ、建設会社や建築事務所、ハウスメーカーおよびアウトソーシング系の企業などに勤務して働くのが一般的です。
設計業務・施工業務いずれにおいてもコミュニケーション能力が欠かせないことに加え、設計業務では、数学・物理学などの知識があるほど良い仕事ができ周りからも信頼される技術者になれるでしょう。
ITエンジニア職
ITエンジニア職はプログラミング技術や言語を用いてWEBの基盤となるシステムやアプリを開発運営していく仕事です。
「プログラマー」と「システムエンジニア(SE)」に大きく分けられ、経験が増すとプロジェクトマネージャーなど管理職的なポジションを任されることもあります。
昨今はITエンジニアの人手不足が社会問題化しており、未経験から教育育成しプログラマーとなれる企業も多数存在しますので、興味がある方は「ITエンジニアに未経験で転職したい人の志望動機例文まとめ」をご参考下さい。
技術系の転職が難しい理由!転職できない?
そんな技術系(技術職)ですが、営業や販売職、事務職など事務系職種よりも転職が難しいと言われていますので、転職が難しい理由を7つに分けて解説します。
- 他社で活かせるスキルが身についていない
- 専門範囲が狭い
- 知識・資格が必要
- 技術改革による省力化
- 管理能力が低い
- コスト意識が低い
- マネジメント能力が低い
- 国際競争の激化
順番に見ていきましょう。
他社で活かせるスキルが身についていない
日本企業独特の考え方として「その会社でしか通用しないやり方」を教えられる傾向があります。
ですので、身に付けたスキルを持って他の会社に転職しようとしても、書類選考や面接でアピールできるスキルが少なく、選考を通過しにくくなってしまいます。
専門範囲が狭い
技術職は産業を問わず仕事が細分化されている傾向があり、細分化された専門分野に特化して働いてきた技術者は選べる転職先が限られてしまいます。
事務系職職の場合は、特定業種の事務処理しかできないということはほぼなく、どの会社へ転職してもある程度活かせるスキルを身に付けることができます。
知識・資格が必要
事務系職種に比べて学歴や資格が必須条件とされることが多いのも、技術系(技術職)の転職が難しいとされる要因のひとつです。
たとえば、電気関係の技術職や建築関係の技術職は資格や経験が必須となったり、開発職なども学校で知識を学んでいない人がいきなり挑戦できるような仕事ではありません。
技術改革による省力化
人々の生活を豊かにする技術改革ですが、一方で技術系(技術職)の仕事を減らす最も大きな要因になっています。
前述の設計・開発、研究職、生産技術等の中心的な役割を担う大卒・大学院修了者は相対的に技術革新による失職リスクは小さいです。
しかし、AIなどの進化により今後劇的に人間が行う仕事が少なくなると言われていて、転職は難しくなる一方でしょう。
管理能力が低い
技術系(技術職)を選択する人はどちらかと言うと職人気質な人が多く、事務系職種と比べて管理職になることを嫌がる人が多い傾向があります。
転職の際は経験や年齢に応じた管理能力を求められるケースが多く、組織管理に対する理解力が低いと転職に悪影響を及ぼします。
コスト意識が低い
一人のサラリーマンとして企業に属して働く以上、どの職種であっても利益を求めることが重要になります。
しかし特にメーカー技術職の場合は、「いいものを作れば売れる」という文化が染みついている会社が多く、技術職のコスト意識は希薄になりがちです。
利益を出さなければ商品(製品)の開発・研究ができなくなるという点への理解が必要と言えるでしょう。
マネジメント能力が低い
技術系エンジニアは他職種と比較すると専門性のあるスキルが求められる傾向が強いため、マネジメントに関して時間をかけて学ぶ機会がなく充分なマネジメントスキルがないまま年齢を重ねてしまうことが多いです。
特に年齢が30代後半〜40代を過ぎると採用企業はエンジニアとしての専門性に加えてマネジメント能力があるかどうかも採用指標の一つに入ってきますので、充分なマネジメントスキルを磨かなければ転職が難しくなるでしょう。
国際競争の激化
経済のグローバル化やITの発展によって多くの産業において世界レベルでの競争が激化しています。
国際競争激化の影響で日本の企業も海外の会社に仕事を奪われてしまったり、生産拠点をコストを抑えられる海外に移動することで、日本国内での仕事が減っている技術系(技術職)の職種もあります。
技術系の転職を成功させるポイント・コツ
では上記のような技術系(技術職)の転職が難しいと言われる理由を踏まえて、転職を成功させるために必要なポイント・コツを8つ解説します。
- 経験・実績のアピール
- 専門知識に対する継続的な強化意識
- スキルアップを意識する
- 管理業務を経験する
- コスト意識のアピール
- グローバル視点の強化
- コミュニケーション能力の強化
- 資格を習得する
- 人脈やコネを活用し紹介してもらう
順番に見ていきましょう。
経験・実績のアピール
転職成功において最も大切なことは"経験や実績をいかに上手くアピールするか"ということです。
素晴らしい技術を持っていたとしても相手に伝わらなければ意味がなくなってしまいますので、応募企業の立場に立って伝わりやすい言葉や方法でアピールするように工夫しましょう。
もしアピールする方法が分からなかったり、自身の経験やスキルをアピールすることに苦手意識を感じている場合は技術職に強い転職エージェントを活用することで、専任のコンサルタントにアドバイスを貰うことが可能です。
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専門知識に対する継続的な強化意識
これは技術職だけではなくどのような職種においても言えることですが、仕事に必要な専門知識に対する継続的な強化意識は欠かせません。
学校で勉強した後も継続的に勉強を続けなくては、最新の理論を理解できなくなってしまったり、最先端の機器を使いこなせなくなってしまいますよね。
それと同じように、社会人になってからも継続的に勉強を続けることが大切です。
スキルアップを意識する
短期間では難しいことですが、常に専門範囲の拡充や異業界への進出を意識したスキルアップを図り続けることが重要です。
どのような分野でも他の人には真似できないような技術・スキルを持っていれば、転職先に困ることはないでしょう。
管理業務を経験する
前述でもご説明しましたが、技術者は職人気質な人が多く、管理業務を嫌う人が多い傾向にあります。
しかし転職の際には技術者としての経験だけではなく、会社員として大切な人事・予算管理・教育などの管理業務を経験しているかどうかが問われます。
嫌がらずに管理業務へも積極的に参加することで、有利に転職を進めることができます。
コスト意識のアピール
企業は利益を確保し続けない限り存続することはできません。
ギリギリの利益では新しい研究・開発に費用を投じることはできず、技術職の仕事はなくなってしまいます。
ですので、売上・利益があってこその企業であることを意識して、コスト意識を持って仕事をしていることアピールしましょう。
グローバル視点の強化
技術者を採用しているメーカーやITの分野ではグローバルな視点は必要不可欠です。
どんなに優れた技術を持っている技術者であっても、グローバルな動向に無頓着であれば、企業にとってチャンスを逃しかねません。
面接ではグローバルな視点を持っていることをアピールできるといいでしょう。
コミュニケーション能力の強化
普段ひとりで仕事をすることも多い技術者は、コミュニケーションがあまり得意でない方も少なくありません。
ですが、転職では面接で自分をアピールするコミュニケーション能力が間違いなく求められます。
また、企業としては応募者の経験やスキルだけではなく、元々いる社員との相性などを総合的に見て合否を判断しますので、コミュニケーション能力は欠かせません
面接では、相手の目を見て相手のペースに合わせてハキハキ話すことを意識しましょう。
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資格を取得する
未経験から技術職に転職を考えている方は、必要な資格を取得することも転職成功への近道となるでしょう。
必須要件ではなくても入社前に資格を取得することで、専門分野への知見を高めることにも繋がり、応募書類や面接の会話の中で熱意をアピールすることもできます
人脈やコネを活用し紹介してもらう
技術系職種ではリファラル採用と言われる人脈やコネを活用し転職する採用手法が非常に盛んで、技術系のスキルを持った人材を紹介して欲しいと考える企業は少なくありません。
紹介の場合であれば、紹介者の顔もあってスキルや経験が一定担保されているので採用したい人材像とマッチすることが多いですし、紹介される側も一定の緊張感を持って接するので良い採用となることが多いです。
周囲に紹介できそうな知人や友人、同期・上司・部下など技術系職種に従事している知り合いがいれば、「今転職活動中なんだけど、良い転職先はないか?」と一度相談してみると良いでしょう。
技術系の転職は難しいが成功した人もいる
ではここで、実際に転職難易度の高い技術職で転職を成功させた方の体験談をご紹介いたします。
技術系(技術職)の転職体験談
私は転職サイトや転職エージェントに登録していたのですが、紹介求人件数が豊富ですが希望する職種以外でも紹介してきます。
技術営業の求人もあり毎日毎日いろいろな求人を紹介してもらいましたが、私が希望する回路設計且つアナログ設計の情報はとにかく無かったです。
希望する条件と合わなかったりと、長丁場でした。
自分は転職できないとくじけるときがありましたが、しっかり転職したいという意思を持ち続けていました。
そんななか、私宛てに回路設計且つアナログ設計且つ、パワー設計の求人案内がdodaエージェントをとおして直接依頼が来ました。
今までの業務+パワー設計とスキルアップを狙える業務内容となりましたし、条件があっていたため志望し採用してもらい転職に成功しました。
一言でいうと、粘り勝ちのようなイメージです。
技術系(技術職)の転職体験談
外資系コンサルティング会社で働いていましたが、大規模システム構築プロジェクトで働くことがほとんどで、仕事内容は下請け業者の管理とユーザー折衝ばかりでした。
システムを作成する作業はすべて下請け任せという環境でしたし、不満を感じて自分でものづくりをしたいと思っての転職でしたので、転職市場での価値や年収が下がることを承知した上での転職活動でした。
あまり一般的な方向での転職ではないので理解してくださらない方も多かったのですが、dodaの担当の方は1人目が合わないと思ったのか変更になって、前職が外資系コンサルの方が2人目の担当となってくださいました。
この方が私の希望を整理してくださり、要望に合う企業の求人をいくつも紹介してくださって無事に採用して頂き転職できました。
技術系(技術職)の転職体験談
機械加工系での転職の際にdodaを利用させて頂いておりました。
初めての未経験職への転職活動だったためとにかく多くの情報が必要でした。
特に機械関係というと正社員の求人、派遣社員の求人であったり大企業なのか中小企業なのかや様々な条件が入り乱れていたので、ハローワークや紙媒体だけでの求人探しは非常に困難です。
そんな時に転職エージェントを活用することにより、多くの機械系求人の情報を条件別に求人を一度に探し出す事ができ、且つそれぞれの募集要項を比較することも容易くでき採用してもらえました。
機械系企業とのコンタクトも取りやすく不明点を質問しやすかったこともメリットの一つです。
技術系(技術職)の転職体験談
製造しているものが電気自動車+半導体関連の部品であり,今後のニーズを考慮すると非常に成長性の高いジャンルであったことが理由です。
新規工場を地元エリア付近に新設したことも転職を決めた要因になります。
人事面では担当の事業所長から熱心にコンタクトを受け,待遇や契約諸条件など融通を大きく利かせて採用して頂けたことも理由になります。
面接時に担当者の方含め,予定時間後に現場~各グループ~事業所内~周辺施設含め説明+案内もして頂けた対応の良さも決定打の一つになりました。
入社にあたって個人携帯を使用しフォローを定期的にかけて頂けました。
技術職から転職しやすい方向性
技術職から転職先を検討するにあたって、難しさを和らげる、比較的転職しやすい方向性について解説します。
同業他社の同職種
技術職からの転職を考える際、同業他社での同職種への転職が最も成功確率が高い選択肢として一般的でしょう。
業界内での経験が評価され、スムーズに新しい環境に適応できる可能性が高いです。
特に、特定の技術や専門知識を持っている場合、同じ分野での転職は必要要件を満たす求人も豊富です。
タイミング次第にはなりますが、業界特有の慣習やネットワークを活かしながら、キャリアの幅を広げるチャンスは多くなるでしょう。
知識や技術を活かせる異業界企業
技術職としてのスキルを評価してもらえる異業界へ転職も選択肢の一つです。
たとえば、製造業からIT業界やコンサルティング業界へのキャリアチェンジなどが事例として挙げられます。
技術的な知識やプロジェクトマネジメントのスキルが求められるポジションにおいて、これまで培った職務経験を評価してもらうことができるでしょう。
また、異業界の特性を理解することで、自身の技術を新たな視点を得られるため、成長実感も感じることができるはずです。
今後成長が見込め未経験採用をしている職種
今後成長が見込まれる業界や職種へ転職することも一つの選択肢です。
特に、ITや環境関連、ヘルスケア分野などは需要が高まっており、未経験者を積極的に採用している企業も多く存在します。
これらの業界では、研修制度や教育プログラムが整っているため、ゼロから学びながらキャリアを築くことが可能です。
技術職としての知見をどこまで活かすことができるのか、経歴や年齢に対しての合格率や、希望条件での内定獲得が可能かは検討する必要がありますが、選択肢として視野に入れておくと良いでしょう。
技術職の年齢別転職傾向と難易度
また、技術職の転職では年代別に難易度や傾向が変わります。
大枠の傾向について、解説します。
20代の転職傾向と難易度
20代の技術職の転職は比較的スムーズに行える傾向があります。
採用する企業にとっても若手の育成に力を入れている場合、未経験者を歓迎する姿勢が見られます。
一般的なイメージとして、20代はまだ若手としてのポテンシャルがあると考えてもらえることもあり、知識習得や新天地への柔軟な対応ができるスタンスが伝えることができれば、異業界へのチャレンジも可能になるでしょう。
しかし、応募先企業によっては競争が激しいため、自分の強みを明確にし、しっかりとアピールすることが求められます。
30代の転職傾向と難易度
30代の技術職の転職は、経験を重視されるため、少々難易度が上がることがあります。
多くの企業が即戦力を求めているため、専門知識や実績を具体的に示す必要があります。
20代と大きく異なるのは管理職やプロジェクトリーダーとしての経験有無が判断材料になることです。
仮に技術領域が異なるポジションであっても、リーダー経験をアピールすることで評価を覆すことができるケースも考えられます。
もちろん、その分の強い熱意や姿勢や20代以上に求められるため、自分のキャリアビジョンを明確に持つことが、成功へのカギとなります。
40代の転職傾向と難易度
40代になると、未経験・異業界への転職は基本的に難しいと考えておくと良いでしょう。
専門知識とマネジメントスキルの双方を30代以上に求められるためです。
また、仮に未経験で転職できるポジションが見つかったとしても、現職と比較して待遇が悪化するケースも多く、内定受諾に至らない場合が多いはずです。
これまでの経験を評価してもらえる環境を中心に模索すると後悔のない転職になるでしょう。
未経験でも技術職へ転職することは可能?
技術職は経験者が優遇されやすい職種ではありますが、未経験でも技術系(技術職)へ転職することは「可能」です。
理系大学(大学院)の卒業や専門的な資格保有が必須の求人には条件が合わない限り応募することはできませんが、探してみると未経験者を歓迎している技術系(技術職)の求人も意外と多いものです。
しかし、技術系(技術職)は人気の高い職種ですので、未経験で転職を成功させることは簡単なことではありません。
自分に合った企業を見極めて転職を成功させるためには、技術系(技術職)の領域に精通している転職エージェントを活用して転職活動を進めるといいでしょう。
転職エージェントを活用すれば、求人の紹介だけではなく応募書類の添削や面接でのPRの方法など、細かい部分まで手厚くサポートしてもらうことができます。
女性で未経験から技術職転職は難しい?
女性で未経験から技術職に転職したい場合は、技術職の中の職種によっては転職することが可能な職種もあります。
具体的におすすめなのがITエンジニアの中でもインフラエンジニアと呼ばれるネットワークやサーバーの監視運用から設計構築までを行う職種で、比較的未経験からでも女性が活躍している割合が多い職種です。
「手に職つけたい」「自分の市場価値を高めたい」と考えていて技術職への未経験転職を考えている女性であれば、挑戦する価値のある職種と言えるでしょう。
30代で技術職へ転職は難しい?年齢制限は?
30代で技術職への転職は十分可能です。しかし年齢による制限はありませんが、未経験からの転職であるため、以下のポイントに注意して進めることが重要です。
- 自己分析: 自分の興味や適性を理解し、どのような技術職に転職したいか明確に
- スキル習得: 転職を希望する技術職に必要なスキルや知識を習得するために、オンラインコースや書籍、セミナーなどを活用して学習
- プロジェクトやポートフォリオの作成: 学んだ技術を活用して個人プロジェクトを進め、実績を積み重ねる
- ネットワーキング: 業界のイベントや勉強会に参加し、人脈を築く
- 資格取得: 必要に応じて、技術職に関連する資格を取得
- エントリー: スキルやポートフォリオが整ったら、求人情報をチェックし、転職活動を開始
30代であっても継続的な努力とスキル習得によって技術職への転職は可能なので、自分に合った方法で学習を進め、技術職への転職成功する目標を達成しましょう。
ちなみに30代前半と30代後半ではやはり技術職の転職難易度はグッと上がるため、未経験から技術職への転職を成功させたい人や技術者として転職したい場合は30代前半のうちに転職活動を開始するようにしましょう。
30代未経験で技術系・技術職に転職したい場合は、これから紹介するdodaのような転職エージェント・転職サイトを活用することをおすすめします。
技術系に強い転職エージェント・転職サイト
転職エージェントは大手~ベンチャーまで数多く存在しますが、専門知識が求められる技術職への転職には、業界に精通したエージェントを利用することが重要です
技術職専門のコンサルタントがいるエージェントとして最もオススメなのは、転職サイトと転職エージェント2つの機能を兼ね備えている業界最大級の「doda」です
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キャリアコンサルタントは職種別の専任制を採用していますので、技術職出身者のコンサルタントも数多く在籍しており、最新の技術職転職市況を得ることができます。
また、研究職のための専用コンテンツ「dodaエンジニアものづくり」を展開しており、冒頭でご紹介した4つの技術職を更に細分化して細かい条件から希望の求人を検索できます。
当然未経験でも応募できる技術職の求人を取り扱っていたりと、技術職への転職を目指す人ならば経験を問わずに活用できるコンテンツです。
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あるいはdodaを活用したんだけども、書類選考になかなか通らないという場合はものづくりエンジニア(メイテックネクスト)を併用してみることをお勧めします。
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複数の転職エージェントを併用することで転職を成功させられるデータも出ていますので、ぜひ活用できるものは全て活用して技術職の転職を成功させましょう!
技術系の転職は難しいに関するQ&Aまとめ
技術職は転職できない?理系は難しい?
理系技術職は転職できないのか?という考え方ですが、前述したように転職することは成功させるコツやポイントを押さえていれば不可能ではありません。
文系の事務系総合職よりも経験スキルマッチングの傾向が強くなるのが理系技術職の転職市場としてありますので、経験実績を上手にアピールするための準備は最低限必要となるでしょう。
その他にも資格を習得したりコストカット意識をつけるなど、技術職ならではの転職活動の進め方も抑えておくべきですね。
技術系総合職・技術職で大手転職は?年齢も?
技術系総合職・技術職で大手企業に転職することも不可能ではありませんが、基本的に中小企業→大手企業への転職はかなり競争率が高く難易度が高いと思ってもらって良いです。
反対に大手企業→中小企業への技術職転職はそこまで難しくないのですが、新卒で中小企業の技術職として入社したエンジニアが大手企業に転職するためには、よほど輝かしいスキルや実績が必要となります。
具体的には、様々な業務を横断できるゼネラリストよりも、一つの得意分野に秀でた専門性のあるスペシャリストの方が大手企業の求人としては求められています。
年齢という観点で言うと、技術職として大手企業に転職したい場合は遅くても30代半ばまでと考えておいた方が良いでしょう。
30代後半で大手企業に技術職として転職となると、やはり輝かしいスキルや実績を持ったエンジニアしか採用されるのが難しいのが現状です。
技術系(技術職)の転職に年齢制限は?
技術系(技術職)の転職に明確な年齢制限が設けられている訳ではありませんが、可能であれば25歳ー35歳のうちに転職することをお勧めします。
25歳ー35歳は技術職としての経験も積んでいることと、若いため転職後の順応度が高くいわゆる"転職適齢期"と言われていて、技術職を中途採用で採用したいと考えている企業が一番欲しがる年齢層です。
もし35歳以上の年齢の技術者の方は、海外の外資系企業なども転職の視野に入れると、年齢関係なく技術職の採用を積極的に行っている傾向があるのでお勧めです。
製造業から転職は難しい?
製造業から転職は難しいかどうかは、持っているスキル、転職先の業種、年齢、経済状況などによって変わります。
特化したスキルが他の業種でも求められる場合や、年齢が若く経済状況が良い時は比較的容易ですが、全くの異業種や異職種に移る場合より難しい場合もあります。
例えば製造業からの転職先が製造業と関連が深い場合(例:製造業 → サプライチェーン管理)などであれば転職は比較的容易ですが、IT、医療、教育など全く異業種への転職は、スキルセットや専門知識のギャップを埋める必要があり難しいです。
生産技術/メーカー転職は難しい業界?
技術職で転職が難しい業界として、生産技術/メーカーなどの業界・職種に関しては専門性が高いため転職は難しいと言われています。
しかし何度も繰り返しお伝えしている通り、生産技術/メーカーであったとしてもそれまで身につけたスキルや実績を職務経歴書や面接でアピールすることができれば、決して転職が不可能という訳ではありません。
技術職に強いdodaやマイナビエンジニアなどの転職エージェントを活用して、今までの実績のアピールの仕方を転職のプロに相談することをおすすめします。
技術職から異業種への転職は可能?
技術職から異業種への転職は十分可能です。技術職で培ったスキルや知識は異業種や異職種でも役立つことが多いため、転職を検討している場合には以下のポイントに注意して進めてください。
- スキルや知識の転用: 技術職で培ったスキルや知識を、新しい業界や職種でどのように活かせるか考える
- 必要な追加スキルの習得: 転職先の業界や職種によっては、オンラインコースや書籍、セミナーなどを利用して必要なスキルを習得
- ネットワーキング: 異業種への転職を考えている場合、新しい人脈を築く
- 履歴書と職務経歴書の作成: 転職先の業界や職種に合わせた履歴書と職務経歴書を作成
- エントリー:転職サイトや転職エージェントで求人情報をチェックし、転職活動を始めましょう
技術職から異業種への転職は、適切な準備と努力によって成功することができますので、どんな異業種や異職種への転職に興味があるのか方向性を明確にしておくことが大切です。
技術者が転職する理由一覧は?
技術系エンジニアが転職する理由として多いものを一覧で挙げると、以下のようになります。
- 給与面に不満がある
- 会社の将来性に不安を感じる
- 技術スキルの習得に結びつかない
- 勤務時間・休日など働き方が合わない
- 人間関係の原因
- やりたい仕事ができない
- 技術スキルの習得に結びつかない
- 勤務時間・休日など働き方が合わない
20代若手エンジニアの場合は人間関係や休日・勤務時間、福利厚生など働く環境が原因で転職する人が多い傾向にあります。
30代・40・50代と徐々に年齢を重ねるにつれて、給与面やキャリアアップ、スキルの習得などより今後の将来性を踏まえて転職する人が多い傾向にあるのが技術系エンジニアの転職理由の特徴です。
技術職から事務職への志望動機例文は?
技術職から事務職への転職を志望する際の動機についての例文を以下に紹介します。
技術職から事務職への志望動機例文
私はこれまで技術職として、ソフトウェア開発やシステム運用に携わってまいりました。技術職で培った論理的思考力や問題解決能力を活かしつつ、より幅広い業務に関わりたいと考え、事務職への転職を志望しています。
また、技術職での経験を通じて、プロジェクト管理やチームコミュニケーションの重要性を痛感しました。
事務職では、社内外のコミュニケーションや業務効率化に貢献できると考えており、そのスキルを活かして貴社の成長に貢献したいと思っています。
さらに、私は柔軟性と適応力を持ち合わせており、新しい業務にも迅速に対応できる自信があります。
事務職への転職を通じて、これまでの技術職での経験を活かしつつ、新たなキャリアパスを築き、貴社の発展に寄与できると確信しております。
上記の志望動機例文を参考に、自分の状況や経験に合わせて志望動機をカスタマイズしてください。
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