転職を考えているけど、どこの転職エージェントが良いのか・何を基準に薬局を選択すれば良いのか迷っていませんか?この記事を読めば、薬局選びは失敗しなくなり、更にはエージェントを上手に利用することができます。
ちなみに皆さん、お気づきですか?私がエージェントに対して、「自分に合ったエージェント選びができる」などではなく、「エージェントを上手に利用することができる」と言っていることに。
今回は、私が正社員や派遣薬剤師として多くの薬局にお世話になった経験と、転職エージェントはどこが良いかわからないため何社も利用した経験からアドバイスできるため、皆さんはより上手くいく転職方法を入手することができます。
まず薬局選びについて。今回は地方の調剤薬局に対しての選び方を挙げていきます。
正直、仕事内容については、調剤薬局はどこも同じじゃないですか?やり方は違いますが。なので、そこは省きますね。
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目次
地方調剤薬局の転職時の選び方①:薬局の場所・位置
地方の調剤薬局になってくると、駅から遠いところが多くなってくる可能性があります。
ただし場所によっては治安の問題もあると思いますので、あくまでも、毎日通うことが前提で話をします。
駅から遠いとなると、駅から歩くのかバスなのかなど交通手段が大事になってきますよね、車を持っていても、車を置くところに決まりがあり、車通勤できないこともあります。
通勤が大変となると、仕事内容が同じなだけに通うのが辛くなると思いますので、場所や駅からの距離等は事前に必ず聞く・調べることが大切です。
自分のしんどくならない範囲(距離)を事前に自分の中で決めてしまいましょう、もし、住み込みであれば住居が薬局近くでない可能性も十分あるので気を付けて!!!
地方調剤薬局の転職時の選び方②:給料面
先に言います、地方の方が都心部に比べると給料は良いことに加えて、そして給料は交渉できます。
時給や月給の最低ラインを決めることが大切で、よく、給料はいくらくらいが良いか?や時給はどの程度の薬局をお探しですか?と聞かれても答えない方がいるようですが、それはダメ!
最低ラインを提示し、相談し、案件がなければラインを下げましょう。
先ほども言いましたが、給料は交渉できます。交渉次第で自分の基準より低かった時給が上がることも全然ありますし、私はよく上げてもらってました。
その代わり、仕事はちゃんとこなしましょうね。
地方調剤薬局の転職時の選び方③:門前薬局かどうか
通勤面で場所は大切とお伝えしましたが、薬局の近くに病院やクリニックなど何があるかも大切で、門前薬局であれば、ほとんど決まった病院から処方箋がきます。
働くとなると基本的に、病院やクリニック等と薬局間での何かしらの決まりごとを新しく覚える必要がありますが、門前であれば数が限られてくる(そもそも病院等も少ない可能性も。)ので、ある程度仕事も楽にはなってきます。
門前でない方が少し大変です。
色んな病院から処方箋がくるということは、病院ごとにそれぞれ覚える必要がある、つまり、この覚えることが多くなってきます。
かつ、そもそも都心部より処方箋も少なく、決まった病院からの処方も少ないとなると、毎回決まりを思い出す必要があるのでなかなか覚えられません。
地方調剤薬局の転職時の選び方④:診療科
診療科は薬局を決める際に大切な要素です。
自分がこれまで経験したスキルを活かすのか、または新しい分野を勉強するためにも、経験したことのない分野の処方箋が多い薬局を選ぶのか、もしくは総合的に処方箋がくる薬局。
正直、精神科の門前薬局となるとこちらが精神的にしんどくなってしまうケースも少なくありません(患者さまの層が普通の薬局と全然違います)。
精神科の門前を選ぶのであれば、門前だったという経験でなくとも、できれば精神科の方に投薬した経験があることが大切にはなってくるかと思います。
ちなみに、小児科も責任重大です。
地方調剤薬局の転職時の選び方⑤:処方箋枚数と薬剤師の数
一日の平均処方箋枚数は忙しさの指標として大切で、地方の暇さは都心と全然違いますので自分がどの程度の忙しさが好きなのかを考えてみてください。
忙しすぎても自分のキャパを超えるような仕事は続きません。“ただ仕事をこなす”だけではいけないのです。
薬剤師は責任のある仕事ですので、きちんと余裕をもって対応することがミスを減らすことにも繋がってきます。
また、処方箋枚数が多くても薬剤師の数が多ければ仕事も分散され役割があるので仕事もしやすくなりますし、処方箋枚数と薬剤師の数である程度の仕事量の予想ができます。
しかし、地方は都心と比べると暇な薬局が多いですし、薬剤師の人数も少ないです。人間関係の構築は比較的しやすいかと思われます。
地方調剤薬局の転職時の選び方まとめ
薬局選びの点はご理解いただけたでしょうか。
ひとまず薬局を選ぶ際は、下記の5点
場所
給料面
門前薬局かどうか
診療科
処方箋枚数・薬剤師数
上記を確認し、自分の中の基準を作ることが大切です。
人間関係等もありますが、そもそも働き方の基準が自分の中でずれていて、そこでしんどいと感じるようであれば他のことに対しても不満が出てしまい、人間関係もうまくいきません。
余裕があれば人間関係も多少はうまくいくこともあります。
基準を決めて薬局を絞り、エージェントの担当者に薬局の雰囲気や働いている人の特徴・管理薬剤師の人柄等を確認すればよいのです。私の経験上、地方の薬局の方は割と穏やかな方が多いため働きやすい環境でした。
これで少しでも薬局選びがスムーズになるのではないでしょうか。エージェントも大切なのできちんとそこも把握していてください。頭に入れておいて損はないです!!!
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