「商品開発や商品企画の仕事についてみたい」と希望する人は少なくありません。
・ヒット商品を世の中に送り出したい
・自分の考えを商品にして、お客の反応を肌で感じたい
・消費者に喜んでもらえる商品を作りたい
…etc
このような熱い思いにプラスして、商品開発・商品企画に求められる志望動機の作成ができれば、未経験であっても転職は夢ではありません。
本記事では、私が大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして数多くの商品開発・商品企画職の転職をサポートしてきた実績から、書類選考に通過するための志望動機作成方法について解説をしていきたいと思います。
目次
商品開発・商品企画職の転職志望動機例文
ではまず、現在何かしらの職種に就いていて、商品開発・商品企画職の転職志望動機例文を紹介します。
リサーチ力を活かしたい
チームで連携して商品を生み出したい
エンドユーザーに近い仕事がしたい
上記3つの志望動機について、それぞれ詳しく解説をして参ります。
転職志望動機例文①:リサーチ力を活かしたい
転職志望動機例文
私は前職のリサーチ会社でデータ分析を担当しており、クライアントのニーズに最も当てはまる分析手法を選別する実務には自信を持っております。
リピートのご依頼を頂けなかったクライアントはなく、情報分析力を高く評価され、役員会議において新規事業の収益予測をレポーティングする経験もございます。
御社の商品開発においてもデータから市場ニーズを割り出し、顧客にとって最適な新商品の開発に携わりたいと考えております。
商品開発・商品企画職未経験での志望動機では、前職での経験が活かせるかどうかが極めて重要です。
マーケット調査・分析など高いリサーチ力を伝えることで、現状の課題を客観的に把握する力があることを採用担当者にアピールしましょう。
転職志望動機例文②:チームで連携して商品を生み出したい
転職志望動機例文
私は前職でポータルサイトの企画運営を行っておりました。
企業から依頼を受けてメールアドレスの収集を目的にキャンペーンを実施し、3ヶ月で1万件のリスト収集に成功し、社内で表彰をされた実績がございます。
ニーズにマッチしたプロモーション施策を組み合わせることはもちろん、チームメンバーと意見を交換して、試行錯誤を繰り返しながら最終的な目標を達成するのが私の強みです。
御社の商品企画においても研究開発部の方々と連携を図りながら新しい商品を送り出せるようにと考えております。
前職で培ったコミュニケーション力をアピールした志望動機を作成しましょう。
特に、メンバーと話し合ってトラブルを乗り越えたり、トライ&エラーを繰り返してきたようなエピソードを挿入すると、ひとりよがりではなくチームワークを大切にする人材だと伝わりやすくなります。
転職志望動機例文③:エンドユーザーに近い仕事がしたい
転職志望動機例文
私はこれまでITエンジニアとしてシステム開発に従事して参りましたが、よりエンドユーザーに近い立場で反響を得る仕事をしたいと考え御社を志望いたしました。
自社商品をスーパーや百貨店などで多くの人に手にとって喜んでもらえる姿を想像しただけで、とても嬉しい気持ちになります。
採用説明会のプロジェクトリーダーとしてセミナーを企画・運営した経験もあり、御社の商品企画職においても商品告知のためのイベント企画などでこれまでの経験が活かせると考えております。
商品開発・企画職では、目的に適したイベントの種類を決定し、入念に準備をして実施します。
自社サービスの認知やプロモーションといった類似の実務経験がある点をアピールしつつ、エンドユーザーの笑顔をダイレクトに感じられる商品企画・開発職を希望すると志望動機を作成しましょう。
商品開発・商品企画職の就職志望動機例文
では次に、これから就職活動を行うにあたって、商品開発・商品企画職の就職志望動機例文を紹介します。
サークル活動での能力をアピール
ゼミでの活動をアピール
自分のアイデア・感性を活かしたい
上記3つの志望動機について、それぞれ詳しく解説をして参ります。
就職志望動機例文①:サークル活動での能力をアピール
就職志望動機例文
私は大学2回生の頃からサッカーサークルの幹事をしており、当日の試合に来る人数の調整や試合のメンバー選出・交替選手に不満がでないように心がけてきました。
同時に、メンバーの誕生日会を開くなどチームの雰囲気を明るくするコミュニケーションを実践し、最初は10数名のメンバーが最後には40名近くにまで増えました。
人の意見を聞いて全体をオーガナイズする能力には自信があり、御社の商品企画部においても、顧客の声を反映した価値の高い商品作りに貢献したいと考えております。
大学でのサークル活動を通じて自分自身の強みに気づき、商品開発・企画職でその強みが活かせると志望動機を作成します。
ヒアリング能力・調整能力・提案能力をアピールしつつ、結果を残した客観的事実を伝えることで説得力は一気に増すでしょう。
就職志望動機例文②:ゼミでの活動をアピール
就職志望動機例文
学生時代は財務データを分析するゼミに所属しておりました。
大手百貨店の市場動向ならびに将来の売上予測をデータ抽出して具体的な改善点を報告書としてまとめたところ、ゼミの先輩を通じて某百貨店から学生の志向性のデータを活用した提案を行ってほしいと依頼を受けたこともあります。
ニュースや流行にも興味があり、情報の裏側にある真実をデータ分析から突き止めることや、分析をした結果から独自の見解を導き出すことには誰にも負けません。
この強みを商品開発・企画職で活かしたいと考え応募いたしました。
時代の変化に敏感なだけでなく、「本当はどうなっているのか?」と、潜在されている情報を取りに行く探究心が商品開発には求められます。
多くのデータから必要な情報を分析し、顧客に求められるアウトプットができる点は、商品開発においても顧客の声を反映して商品化することにつながっていきます
就職志望動機例文③:自分のアイデア・感性を活かしたい
就職志望動機例文
東南アジアへの旅行で学んだサンダル作りでオリジナルのサンダルを製作し、フリーマーケットやネット通販を駆使して、これまで30足以上売ってきました。
市場のトレンドにセンスをプラスしてアイデアを形にするのが好きで、色や形、素材の選定から商品企画・デザインに至るまで全ての工程を任せてもらえる御社に強く魅力を感じました。
先輩のアドバイスを吸収し、1日も早くプロのデザイナーとして認められるようにと考えております。
発想を形にするのが好きである点を志望動機に盛り込みましょう。
デザインが好きである点も訴えることで、商品開発・企画業務への適性があるとポジティブに受け止めてもらうことを狙うと同時に、謙虚さも持ち合わせている点を伝え、伸びしろのある印象を与えましょう。
商品開発・商品企画職の転職&就職志望動機作成方法
今回は、商品開発・商品企画職の転職&就職志望動機を3つずつ紹介しましたが、志望動機を作成するためには、当然オリジナリティのある志望動機でなければ選考に通過することはありません。
なぜなら、独自の経験に基づいた志望動機でなければ、書類選考や面接の際に熱量がないことが人事の採用担当者にバレてしまうからですね。
ではどうすればオリジナリティーのある志望動機を作成できるかというと、転職エージェントや就職エージェントを活用することで、担当のキャリアアドバイザーに添削をしてもらうのが一番の方法です。
転職エージェントや就職エージェントは、採用されやすい志望動機の特徴や過去に内定が出た人の特徴などを熟知しているので、自分一人で志望動機を作成するよりも格段に質の高い志望動機を作成することが可能なんですね。
数ある転職エージェント・就職エージェントの中でも「マーケティング・企画職に強い転職エージェントおすすめ厳選6選」が圧倒的に商品開発・商品企画職の転職や就職に強いので、ぜひ活用して内定を勝ち取りましょう。
今回は厳選して転職エージェントと就職エージェントを1社ずつ紹介いたします。
doda
dodaは数ある転職エージェントの中でも、保有求人数・転職支援実績・利用者からの満足度No.1を勝ち取っている三冠王の業界最大級転職エージェントです。
全国約15万件の求人を保有しているのは、転職支援実績30年を誇るdodaの規模と圧倒的に蓄積された転職市場に関する知見に裏付けられていると言えるでしょう。
商品開発・商品企画職の求人に関しても、公開されているだけで約3,500件程度ありますが、dodaに会員登録してエージェントサービスを受けると更に多数の非公開求人も紹介してもらうことが可能です。
当然、今回紹介したような志望動機の添削も専任のキャリアアドバイザーに行ってもらえますので、全国どこに住んでいる方でもまずはdodaを利用して転職活動を行われることをお勧めします。
就職Shop
就職Shopはこれから就職活動を行う新卒大学生やフリーターの方などを対象とした就職エージェントで、未経験から挑戦できる求人だけに特化しているのが特徴です。
未経験専門の就職エージェントは、就職Shop以外にもハタラクティブやDYM就職などいくつかありますが、就職Shopはリクルートグループが運営しているため求人数が圧倒的に多いという強みがあります。

しかも、就職Shopで紹介される求人は全て書類選考完全パスで100%面接に進むことができるので、書類選考で落とされてしまう心配は一切不要です。
現在は関東・関西エリアのみを対象として就職支援を行っているので、関東・関西でこれから商品開発・商品企画職に就職したいとお考えの方は迷わず利用するようにしましょう。
