ハタラクティブは20代の利用者がメインの就職・転職エージェントで、結論から言うと、30代・40代では”利用不可”となります。
実際にハタラクティブ内部の社員の方から直接聞いたので、間違いありません。
以下のような理由から、30代・40代のフリーターで正社員を目指す人がハタラクティブの利用を検討していますが、残念ながら利用することはできません。
・安定した収入を得たい
・キャリアアップしたい
・結婚や出産等のライフイベントが起こったから
・親や義父母の介護が必要になったから
…etc
「じゃあハタラクティブの利用を考えていた30代・40代はどうすれば良いのか?」という点において今回は、ハタラクティブを利用できない30代・40代の人が利用すべき就職支援サービスや利用方法について詳しくご紹介します。
バブル崩壊後(1993~2004年ごろ)、リーマンショック後(2008~2010年ごろ)の不況時期に新卒採用を行う企業は少なく、高校や大学を卒業した学生は卒業後、非正規雇用の道を強いられる学生が続出しました。
その結果、今では30代~40代半ばになりながらも、未だに正規雇用へとシフトできずにいる方々は将来的に年金を十分に受給することができず、生活に困窮することが懸念されています。
30代・40代フリーターが正社員就職を成功させる具体的な方法については下記も併せてぜひ参考にしてみてください。
30代フリーターでも就職は余裕で可能!おすすめ就職先と体験談
40代フリーターでも就職できる?正社員就職は諦めるべき?
最終更新日.2020年4月9日
一部のサイトで「ハタラクティブは30代・40代でも利用できる!」という文言が記載されていますが、全く根拠のない嘘ですのでご注意ください。
実際にハタラクティブ内部の社員から聞きましたので間違いありません。
30代・40代でハタラクティブの利用を検討されていた方は、代わりの就職支援サービスを利用することで対処可能ですのでご安心頂ければと思います。
目次
ハタラクティブは30代・40代では使えない!
冒頭でもお伝えした通り、ハタラクティブは30代・40代では利用することができない就職・転職エージェントです。
ハタラクティブには18歳以上〜29歳以下であれば上限の年齢制限はありませんが、30歳を超えると紹介できる求人がないという理由から利用を断られてしまいます。
若年層・第二新卒・正社員未経験者への就職・転職サポートを得意としているため20代の利用者がメインとなり、30代・40代で正社員への就職・転職を目指す方は不適合のエージェントとなります。
ハタラクティブ以外の30代フリーター就職支援サービス
ハタラクティブ以外でフリーターやニートなどの正社員就職を行っている就職エージェントの利用者対象年齢を整理すると、以下のようになります。
ジェイック | 18〜39歳 |
就職Shop | 20代〜30代前半 |
DYM就職 | 18〜29歳 |
ウズキャリ | 18〜29歳 |
第二新卒エージェントneo | 18〜28歳 |
マイナビジョブ20's | 20代 |
いい就職.com | 22〜29歳 |
ハタラクティブ以外で30代・40代でも利用できる就職エージェントは「ジェイック」「就職Shop」の2社となるので、希少な存在の2社を順番に紹介して参ります。
ジェイック
ジェイック(JAIC)は1週間の研修後に正社員就職できる会社を紹介してもらえる"研修一体型"の就職支援サービスです。
元々はジェイックは18歳〜34歳までのフリーター層を対象としているサービスでしたが、実は2020年4月に支援対象年齢を「~34歳」から「~39歳」へと引き上げました。
背景としては、政府が今年の「経済財政運営と改革の基本方針」の中に、就職氷河期世代(30代半ば~40代半ば)の正規雇用者数を3年で30万人増やすという数値目標を盛り込んだというものがあります。
その結果、30代後半を超えても39歳までであればジェイックの就職支援サービスを何の問題なもなく受けられますので、ぜひ全国で正社員就職を目指すフリーターの方は利用することをお勧めします。
※全国に拠点があるので、地方在住でも就職支援サービスを受けることは可能です
就職Shop
就職Shopに関しては、ジェイックより少し狭まり、30代前半までであれば正社員就職を行える会社を紹介してもらうことができます。
就職Shopを運営している母体は業界大手のリクルートキャリアなので、他の就職支援サービスに比べて取り扱える求人の幅バリエーションが広く、結果として30代前半までであれば対応可能という状況です。
以下のようにさまざまな業種・職種の求人を取り扱っています。
実際に取り扱っている求人企業は以下の一例のように、盛り上がっている業界求人から、長年安定の中小企業など、様々な業界職種の人柄重視の企業があります。
対象エリアが関東(一都三県)・関西(大阪・神戸・京都)のみとなるので、地方在住の方はジェイックの方が適していますが、該当エリア在住の方は2社とも併用してしまうのが吉と言えるでしょう。
ハタラクティブ以外の40代フリーター就職支援サービス
40代を超えるフリーターの方であれば、今回利用したジェイックや就職Shopの就職支援サービスは残念ながら"利用対象外"となります。
そのため40代フリーターで正社員を目指すのであれば、「doda」か「ジョブワーカー」あるいはハローワーク就職支援サービスを利用するようにしましょう。
dodaに関しては、基本的には現在正社員として働いている人を対象とした転職支援サービスではありますが、規模が大きく取り扱っている求人も多いので、40代フリーターの方でも利用できる可能性があります。
また、ジョブワーカーに関しても30代だけでなく40代フリーターの方の正社員就職を支援しているので、40代フリーターの方でも利用可能です(※面談場所は東京となりますが、地方の方は電話面談で対応可能です)。
「ハローワークに行くのは気がひける…」と思われる気持ちもわかりますが、実際にハローワークに足を運ぶと思ったよりも訪れている求職者は多く、想像していたものとはギャップがあることがわかるかと思います。
ハローワークの求人に関しては、20代・30代と比較するとやはり40代も応募可能な求人は限られていますが、それでも全くないということはなく探せば見つけることができます。
ぜひ40代の方はdodaかハローワークを利用して就職活動を行って正社員への就職を目指していきましょう。
▶︎ジョブワーカーの正社員就職支援はコチラ
ハタラクティブ以外の就職支援サービス登録後利用の流れ
「ジェイック(JAIC)」か「就職Shop」そして「doda」に登録した後のサービスの流れは以下のようになります。
①登録
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②相談
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③面接対策
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④面接
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⑤内定獲得
ジェイックか就職Shop公式HPよりWeb登録後に担当者より電話がかかってきますので、電話の案内に従って面談および説明会の参加日程を決めましょう。
専任の就活アドバイザーと直接面談を行うところからサービスがスタートしますが、面談といっても身構える必要はなく、服装もいつも通りの服装で構いません。
求人応募に必要な履歴書や職務経歴書の書き方が分からない場合は、アドバイスを受けながら作成することもできますので面談当日に準備できていなくても大丈夫です。
面談であなたの経歴や希望条件を確認した後に、求人の紹介を受けることができますので、応募してみたい求人が見つかったらアドバイザーを経由して応募企業にエントリーします。
応募後は面接対策や面接の日程調整、面接前後のフォロー等、マンツーマンで徹底サポートを受けながら、アドバイザーと二人三脚で内定を目指します。
ぜひ30代の方はジェイックと就職Shop、40代の方はdodaかジョブワーカーを利用して、30代・40代での理想の就職を成功させましょう!
