「第二新卒の転職は厳しい」という評判を聞くこともありますが、実際に経験して分かったことは『新卒時の就職活動の方が3倍は難易度が高い』ということでした。
もちろん、第二新卒と一口に言っても求める条件や職種転換などによっては転職が難しい場合もありますが、就職活動であれだけ苦労してやっと内定を勝ち獲ったあの時の方が、よっぽど苦労したように思えます。
今回は私自身が第二新卒として転職活動を行っていた時の体験談を踏まえつつ、面接や書類選考などの現状などについて明らかにして参ります。
最終更新日.2017年4月24日
1、「第二新卒の転職は厳しい」は嘘?
今回第二新卒の転職活動を解説していくにあたって、私自身の経験談を踏まえることは勿論なのですが、それだけでは中々"第二新卒の転職市場"という広い枠組みで捉えることはできないと思います。
なのでまずは、第二新卒を迎い入れる企業側の求人数のここ数年の推移を見てみましょう。
▼第二新卒向け求人数の推移
(引用元:DODAより)
上記画像は約1年間という間の第二新卒向け求人数の推移を表したグラフになりますが、数年というスパンで見ても同様に求人数は増加傾向にあります。
「入社後3年以内に離職する人は30%」という言葉を聞いたことがある方もいるかと思いますが、これだけ企業側の受け入れる姿勢が整っている以上、一つの会社にそこまで拘る必要はないと考えるのも不思議ではありませんね。
実際に私が第二新卒として転職活動を行っていた際も、大手企業の第二新卒向け求人も非常に多いように感じましたので、大手企業に第二新卒として転職するのも全然可能な話だと思います。
2、第二新卒の転職活動時の書類選考の現状
では続いて第二新卒の転職活動における書類選考について見ていきたいと思いますが、私の経験上、特に新卒時と比較して書類が通りやすいと感じたり、通りにくいと感じることはありませんでした。
確率的に言うと、大体3分の2でしょうか。
ただ一つ言えることとしては、直接自分が転職したい企業に書類で応募するよりも、第二新卒向けの転職エージェントを使って書類を応募したほうが遥かに通りやすかったということです。
第二新卒向けの転職エージェントと一口に言っても様々な業者が存在するので、優良エージェントについては下記をご参考下さいね。
▶︎第二新卒向けのおすすめ転職エージェント一覧
3、第二新卒の転職活動時の面接の現状
そして次に面接に関してですが、こちらはやはり新卒時と比べると鋭い質問が多かったように感じました。
・既に新卒として入社した会社を辞めてまでウチに来る理由は何なのか
・そもそも今の会社を辞める本当の理由は何なのか
など、ここら辺に関してはどの会社であっても根堀り葉掘り聞かれるものだと思って間違いありません。
また、面接に関しても丸裸の状態で臨むより、エージェントなどで場数を踏んでから臨んだ方が遥かに通過率は良いので、特に面接対策に定評のあるエージェントに関して下記をご参考ください。
▶︎面接対策に定評のある転職エージェント
4、第二新卒の転職は新卒よりも短期勝負
既に一度就職活動をガッツリ行ってきた人にとっては、一度社会に出ているということもあり、転職活動を比較的簡単に感じる人も少なくないと思います。
ただしやはり油断は禁物ですし、今の会社で働きながら転職活動を行わなければならないので、時間的余裕もなく短期勝負になります。
その分情報収集や転職したい会社の条件など、詳しい部分についてもできるだけスピーディーに詰める必要がありますので、ぜひオススメのエージェントを上手に活用しながら転職を成功させて頂ければと思います!