エステティシャンの業務はやりがいもありますが、世間の華やかなイメージとは裏腹に実際はハードな業務や人間関係での悩みのある職業です。
理想と現実とのギャップに悩み、転職について真剣に考えている方も多いです。実際にエステティシャンは離職率の高い職業と言われています。
そんなエステティシャンからの転職先としておすすめの職業を4つご紹介いたします。自分の理想の働き方やスキルなどと照らし合わせながら、転職活動の参考にしてみてください。
2025年2月11日新規公開
目次
エステティシャンを辞めたい理由
エステティシャンの業務は、華やかなイメージから憧れる方も多いですが、実は離職率の高い職業でもあります。
エステの施術は体力や力を必要とするハードな仕事です。また、サロンにもよりますが業務時間も長いところが多く、サロンの営業時間が終わっても施術の練習があり、夜遅くに退勤することも珍しくありません。
また、業務は施術をするだけでなく、毎月コースの売り上げや商品の売り上げといった厳しいノルマが課せられ、ノルマが達成できなかった場合は商品をスタッフが買い取らなければならないサロンもあります。
業務内容以外にも、女性ばかりという職場環境は人によっては順応するのが難しい場合があります。
エステティシャンとして働くことで身につくスキル
エステティシャンはサービス業というだけでなく、専門的な知識、技術を身につけられる職業です。
人の体に直接触れることから解剖生理学や皮膚科学といった人体の仕組みに関することや、お客様に生活面のアドバイスをするために栄養学、また商品に関する知識を深めるために薬事法なども学びます。
技術は顔やボディのマッサージ、最新のエステの機械の扱い方が身につきます。
また、ホームケアアドバイスをする際に自宅でできるマッサージ、美肌やダイエットにおすすめのレシピなども自分で調べ知識を深めるエステティシャンも多いです。
エステティシャンの転職先おすすめ①:セラピスト
マッサージ、接客は好きだけど毎月の化粧品や美容機器のノルマがきついという方におすすめの職業はセラピストです。
セラピストのボディマッサージとエステティシャンのボディマッサージはサロンによって違いもありますが、基本的な手技は似ているものも多いです。
エステティシャン時代に培った技術を生かせる職業に転職したい方にはセラピストはおすすめの転職先と言えます。
エステティシャンの転職先おすすめ②:美容部員
美容業が楽しくて、化粧品を試したり勉強することが好きな方には美容部員がおすすめです。エステティシャン時代から皮膚の勉強を行い、人の肌に触れたりさまざまな化粧品を使用しているため商品をお客様におすすめするときに説得力があります。
また、美容部員はエステティシャンと比べてメイクやヘアカラー、ネイルを自由にできる店舗が多いです。エステサロンは身だしなみに厳しいところも多いため、職場でもおしゃれを楽しみたいという方にも美容部員はおすすめです。
エステティシャンの転職先おすすめ③:化粧品会社の企画部
これまで培ってきた化粧品に関する知識を役立てることができる職業です。
特に転職先が同じ化粧品ブランドの場合はこれまでの経験を存分に活かせます。
エステティシャンとして働くことは難しくても美容に関する仕事は好きという方にはおすすめの職業です。
エステティシャンの転職先おすすめ④:別のエステサロン
エステサロンは、コースや商品売り上げのノルマの無いサロンや施術のみに専念できるサロンなどもあるので、エステティシャンは辞めたくないという方は別のサロンを探すのもおすすめです。
また、自分の理想とするサロンで楽しく働きたいという人は個人サロンを経営する場合もあります。
エステの施術や接客以外に経営のことも学び、サロン運営の資金も必要なため、簡単ではありませんがエステティシャンとして働き続けたい人には理想的なキャリアアップと言えるでしょう。
エステティシャンからの転職必勝のコツ3選
1,自分の譲れない条件を考える
まずは働く上で自分の中で重視する、どうしても譲れない条件が何なのかよく考えましょう。その条件にあった職場を転職先にするのが理想です。もしも職場環境や労働条件が自分の理想とするものとそぐわなければ、いざ面接となった際に受け答えに詰まることになり、当然採用されることが難しくなります。また、採用されたとしても長く働けない場合もあるので、働くうえで譲れない条件は何なのかよく考えてください。
2,姿勢に気を付けて、笑顔を忘れず
面接では第一印象が非常に大切です。相手に好印象を与えるためにエステサロンでの接客中の笑顔と姿勢を思い出して堂々と振舞いましょう。接客中の立ち振る舞いを思い出せば自然と好印象を持たれるのでお客様と接しているときの感覚を忘れないでください。
3,自分の実績を堂々と答える
自分のサロンでの売り上げや1日に何人接客したか、どのようにして後輩を指導したかなど自分の業務に胸をはって答えましょう。エステティシャンの業務は基本的にハードなので、そこで頑張ってきたことを答えたら自然と好印象を与えられます。
エステティシャンからの転職先をもっと知るには?
エステティシャンの転職先をもっと知りたい人は、自分の適職診断で適職が何なのか、まずは知ることから始めるのもおすすめです。エステティシャンは辞めたいけど何が向いているか分からないという場合は、やみくもに転職活動をしてまた自分に向いていない職場で働くことになる可能性があります。
その場合はまずは自分の能力の適性を診断し、そのあとから転職活動を始めるのがおすすめです。自分の向いている職業が分からないという方はまず適職診断を受けましょう。
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