生活相談員からの転職先としておすすめの転職先を実際に生活相談員から転職した経験のある筆者がまとめてご紹介して参ります。
私自身は生活相談員から介護老人福祉施設へ介護職としてキャリアアップする選択肢を選びましたが、介護職以外にも生活相談員から転職先としておすすめは複数あります。
生活相談員は現場での直接支援以外のほぼ全ての業務に携わる為、将来的に施設を運営出来るような力を身に付けられるのはもちろん、「決断能力」を養えるのが特徴です。
これは現場での直接支援では得る事の出来ない重要なスキルです。
生活相談員は日々の業務で「決断を求められる場面」は多くあります。
私自身、毎日が決断の連続で失敗ばかりでしたが、徐々に「正解ではなくても間違いではない」判断ができるようになりました。
施設を運営する上で「大きい失敗をしない」ことは非常に重要です。
決断する機会というのはキャリアを積むほど多くなりますので、決断能力のスキルを磨いておくことで、早期にキャリアアップ出来る可能性は高まるでしょう。
目次
生活相談員として働くことで身につくスキル
生活相談員ですが、働く場所によって得られるスキルが異なリますので、働く施設ごとに転職市場で活かせるスキルを解説して参ります。
転職市場は基本的に「今のあなたに何ができるか?」というスキルマッチングの世界なので、今現在どのような経験・スキルを持っているか棚卸しして客観的に把握しておくことはとても重要です。
特別養護老人ホーム
ご入居者の中には施設で人生を終える方が多くいます。
「どう人生を終えたいか」を考える機会が多くあるので、人生の終わりに向けた導き方を学ぶことが出来ます。
また、勤務的に夜間の宿直勤務もあり得る為、緊急時の状況判断スキルを高めることが出来るのも特徴です。
デイサービス
デイサービスでは利用される方が自立しており、はっきりと意見を言われる方が多いです。
ご家族とご利用者の意見が噛み合わない事も多々ある為、相談員が話をまとめる必要があります。
話の折り合いの付け方、誰しもを納得させられるようなコミュニケーション能力を向上させられるのが特徴です。
生活相談員からの転職先おすすめまとめ
では上記で挙げたような生活相談員で身につけたスキルを活かせる次の転職先のおすすめについて、ここからは紹介して参りたいと思います。
生活相談員のおすすめ転職先4つを紹介しますので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
生活相談員からの転職先①:居宅介護支援事業所(介護支援専門員)
生活相談員として密に連携を図ってきた介護支援専門員になるという選択肢です。
同じ「相談業務」である為、生活相談員として培ってきたスキルを活かせるのはもちろんの事、ケアプラン作成や説明業務に特化した業務を行なう事で、自身の専門性をより高められます。
生活相談員から介護支援専門員への転職は、一般的にキャリアアップと言われています。
給与水準も高くなり、独立や事業を立ち上げる選択肢も視野に入れられる事から非常にオススメできる転職先です。
自身のキャリア状況にもよりますが、介護支援専門員になるには資格を取得する必要がある為、転職エージェントと相談して具体的な職場を決めていきましょう。
志望動機の伝え方としては、より相談業務に特化し、キャリア形成を目指したいことを積極的に伝えるといいでしょう。
生活相談員からの転職先②:地域包括支援センター(社会福祉士)
「地域」という広い場で物事を捉えられる力が身につく為、地域包括支援センターは生活相談員からの転職でキャリアアップになります。
施設の相談員は仕事内容的に「受ける」スタンスが大半だったのに対し、地域包括支援センターは眠っている社会資源を掘り起こす等「自分で問題を見つける」業務が多くなります。
目に見えない問題(潜在ニーズ)を解決する能力は福祉業界で非常に重宝されます。
また、介護だけでなく福祉的な広い視点で物事を考えられるようになると、独立や事業所立ち上げなどの道のりも近くなるのでお勧めです。
転職志望動機例としては、施設単位ではなく、広い視野を持って福祉を学んでいきたいことを伝えるのが良いでしょう。
生活相談員からの転職先③:病院(医療ソーシャルワーカー)
「病院」で医療に特化した医療ソーシャルワーカー(相談員)になるという選択肢もお勧めです。
生活相談員としての専門スキルに加え、病気や疾患を踏まえた支援が展開できるようになれば、今後どの福祉分野でも活躍していく事が出来ます。
しかし、求人数が少ない為1人で転職先を探すのは簡単ではありません。
転職エージェントであれば非公開求人などを紹介してくれる可能性があるので、転職エージェントを利用するメリットを充分に活かすことが出来ます。
志望動機例としては、医療的知識を身につけることで、より専門性の高い相談業務をしたいことを伝えると良いでしょう。
生活相談員からの転職先④:介護老人福祉施設(介護職)
最後は「相談員の経験を生かし、介護職としてキャリアアップする」という選択肢で、おすすめの理由としては「根拠のある支援ができるようになるから」です。
生活相談員として働いてきたのであれば、介護の法律や制度、施設運営などの知識がある程度身についているはずです。
現場で制度や法律に則った支援が出来れば、ご利用者やご家族の安心に繋げていくことが可能です。
また、生活相談員を経験している介護職員は少ないので、それだけで貴重な存在になり他の職員との差別化も出来ます。
早期にチームリーダーなどの役職を任されることも多くなるでしょう。私自身がこの流れでキャリアを形成した経験がある為紹介しました。
志望動機例としては、相談員経験があり他の職員にはない支援を展開出来ることや、これからの高齢化社会で介護職員としてスペシャリストになりたいことを伝えると良いでしょう。
生活相談員からの転職先優良求人を紹介してもらう方法
今回紹介した生活相談員からの転職先のなかで転職したいと思える仕事があっても、どうやって人材を募集している求人を探せば良いのか分からないですよね。
今回紹介した転職先求人を探すには、もちろん転職サイトを活用するのもアリですが、転職サイトは求人を掲載するために決して安くはない費用を前課金で払う必要があるため、あまり多くの求人は掲載されていません。
じゃあどうやって探すのが最も効率的かというと、企業が求人を出す際に一切お金が掛からない転職エージェントを活用した方が、より多くの選択肢から転職先の求人を探すことができます。
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