「電気工事士から転職したい」「電気工事士からの就職先・転職先おすすめを知りたい」と考えていませんか?
朝から晩まで現場には電気が必要、新設で配線、配電をしながらたくさんのことをこなす、挙句の果てには休憩中までも無いような毎日・・・。「思っていたのと違う。」「こんなに忙しいのか。」と思うこと、多々ありませんか?
実際、電気工事士は転職すればかなり儲かります。その方法さえ理解してしまえば現状を打破することが可能なのです。
「もう電気工事士をやめてしましたい。」よくこの言葉を聞きます。でもその後が不安で行動できない。そんな方が多いと思います。
ですが電気工事士というのはいつの時代も人手不足なのは変わりないという事実はご存じでしょうか?
この記事では転職を考えている電気工事士に向けたおすすめ転職先を実際に元電気工事士として働いていた私がご紹介いたします。
工業系の高校を卒業後新卒で地元の電気工事士へ就職。
入社後半年の研修の後は現場での仕事をメインとして従事。
ワークライフバランスに限界を感じ現在は別分野で活躍中。
【2024年10月23日最終更新】
目次
電気工事士を辞めたい転職理由
まずは電気工事士を辞めたい理由について見ていきます。
休日・休憩が少ない
電気工事士や土木、建築関係のお仕事はそもそもが休憩が少ない傾向にあります。
建築業の特性上、少しずつは改善されてきていますが、週休2日制をとることができない企業が大半で、朝5時付近から寝る前22時頃まで電話が鳴り続け、休みの日でもそれは変わらない。
「休みの日くらいは仕事を忘れたい」「せっかくの家族旅行も仕事で台無し」そう考える方も多い中、とくに現代の若手の新人たちもここでつぶされる方が非常に多いです。
若手に限らず、新婚さんや新しい挑戦をしている方もこの問題に直面しています。
電気工事士からの転職体験談
高卒で電気工事業に就職し、入社後半年の研修が終わってからは現場での仕事がメインとなり、土日・祝日、大型連休や夜間も仕事となる場合が多く、その分収入は多かったのですが、若い頃だったので、彼女や友達と遊ぶ時間が合わず、趣味(車・スノーボード)も一人ではできないことから悩んだ結果、ワークライフバランスを考慮して転職をしました。
ハラスメントを受ける
どの現場でも怒号が飛び交っているのはいつの時代になっても変わっていません。
昔の時代を押し付けてしまう先輩、上司からもらう一言、行為は現代ではパワハラ、セクハラなどのハラスメント行為になってしまいます。実際に私もよく暴言を通り越したほぼ脅迫なども受けました。
「見て覚えろ」「言わなくてもそのくらいできるだろ」という言葉を新人がかけられる日々を過ごしていると不信感、不安で押しつぶされるのは仕方ないといっても過言でがありません。
電気工事士からの転職体験談
年配者が多いので、若い人に負担がかかってしまうのが転職する原因です。人間関係がいつもギクシャクしていて、とてもよい環境とは言えません。社員それぞれ仲が悪くてまとまりがないのも特徴です。若い人から中堅、ベテランといますが、決して学齢がない人ばかりで、職を転々としていた人ばかりです。癖のある人間ばかりなので転職しようと思いました。
稼ぎが少ない
建設現場で出会う、大工さん、鳶さんなどのほかの業種の人たちに比べて「電気工事士は稼ぎが少ない」と感じることが多いと思います。
私も当時手取りが15万円の時に、同い年の鳶さんが手取りで30万円を超している話を聞いた時は目の前が暗くなりました。
その時に「電気屋の方がこんなに大変なのになんでそんなに給料違うの?」と聞いてみたら「命かけて頑張ってるからな」と言い返されてしまい、納得半分と絶望半分だったのを今でも思い出します。
給料を上げるために必死に仕事を頑張っていてもなかなか給料が上がらず、自由もない、稼ぎもない、そう思った新人さんが転職を考えてしまう理由の一つでもあります。
電気工事士からの転職体験談
時期により忙しさの幅がかなりあり、夏は暑いし冬は寒いし意外と過酷な環境で仕事をする割には給料もそんなによくなく、休みも少ないし時期によっては13連勤とか当たり前で、仕事で使う道具類にもお金はかかるし、決定的に転職のきっかけはこのまま60歳もしくはそれ以上まで働ける自信がなかった、老後を考えると不安しかありませんでした。
力仕事が辛い
電気工事士たちは毎日重たい工具を常に体にぶら下げて作業しています。
さらに配線作業、搬入、排出時も体に悲鳴を上げるようなものばかりを運び、ギックリ腰や腰痛になってしまい「こんな仕事ずっと続けていられない」と思ってしまう方が多いです。
もしそんな中で力仕事を頼まれた若手職人が重たいものを搬入できずにもがいていると「ほら頑張れ」「パワーがねえぞ」と言われ挙句の果てには「そんなんじゃ一人前になれねぇぞ」と危険な一人作業を強いられる場合もあります。
その時に重たいものを落として作業ができなくなったり、怪我をして痛い思いをした人も少なくありません。
電気工事士からの転職体験談
私は沖縄電力の下請けの沖縄電工に勤めていたのですが、台風の時は停電や電線の針直しなどをしていたのでとても怖かったです。去年の台風の時も出勤をしたのですがその時にもうちょっとで転落事故が起きそうになってそれから怖くなりトラウマになっています。後々の歳も考えたらこの仕事は長らくはできないと思い転職に至りました。
電気工事士からの転職体験談
休みが少なすぎて家族と過ごす時間もなかなか取れないし、休めが少なすぎて身体の疲れも歳をとってきてなかなか抜けなくなりヘルニアも発症して思うように重たい物や腰を曲げての作業が辛くなり転職に至りました。
電気工事士が向いていない人の特徴
では電気工事士が向いていない人の特徴としてどのようなものが挙げられるのでしょうか。
時間や休日が何よりも大切な人
先ほどの電気工事士を辞めたい理由のひとつでもありますが、電気工事士は時間の縛りが激しい上に休日にも電話がたくさん来たり、いきなり出勤を命じられたりと現代社会に似合わない労働がある部分があります。
休日連絡に関しては「仕事」として割り切り、時間外労働の手当を目的に身を粉にできなければ厳しいです。
雑な性格、手元が器用ではない人
電気工事士は力仕事があると書きましたが、ほかにも電線の結線や高圧の電気を取り扱う危険な作業もあります。
ペンチやニッパーならまだましですが、電工ナイフやカッターを使用するので何か考えながら作業したり、よそ見をすると大事故もしくは大怪我につながり大変になってしまいます。
時間に余裕を持てない人
どの職業も時間配分をミスしてしまうと良いことがないですが、現場仕事での時間管理はさらに厳しくなります。
現場が1日つぶれてしまうだけで他の業者にも迷惑がかかるのはわかると思うのですが、タイミングが悪ければ、受渡日が遅れる=住む住民、営業を始める企業など、思いがけない人たちにも多大な迷惑が掛かります。
電気工事士に未経験で就職できる?
電気工事士に未経験で就職することは充分可能です。
特に電気工事士は若い10代〜20代や30代の年齢層を採用したいと考える企業が多いため、未経験であってもやる気とポテンシャルがあれば採用してもらえる可能性は充分あるでしょう。
ただし電気工事士の資格取得は必須で、最初は第二種電気工事士を取得し、就職することができたら第一種電気工事士・電験三種などものちに取得しておいた方が給料アップに繋がっていきます。
仮に40代や50代の年齢だったとしても、資格さえ取得していれば仕事に困らないのも電気工事士の魅力の一つと言えますね。
未経験で電気工事士に就職したい場合は、dodaやハタラクティブのような未経験就職に強い就職エージェントに登録して求人を紹介してもらうことをおすすめします
電気工事士で身につく転職先へのスキル
電気工事士で働く以上、現場で必要なスキルは何個もありますが、日常的に使える役立つスキルもあります。
- 住宅のコンセント・ライト系の知識
- 電気用品の補修スキル
住宅のコンセント・ライト系の知識
マイホームを建てた人、一軒家を購入した人に共通して思うことをご存じですか?
それは「ここにコンセントがあればな・・・」と思う人が大半なのです。
でも電気工事士であれば資格があるため、住宅のコンセントやライト系を自由に増やすことができます。
電気用品の補修スキル
犬やねこのペットを飼っている人なら共感できる人がいると思いますが、床に置いてる扇風機や除湿器、テレビなどの電化製品についてるコンセントのケーブルを補修することができます。
コードが切れたからとまた何万円もかけて新しい家具、家電を買うのではなく自分で補修をし。繰り返し使うことができます。
例外ですが一軒家をお持ちの方なら、住宅やマンションの構造からわかる電力の増設やDIYなども気軽に行うことができるのも大きなスキルの一つと言えます。
電気工事士が転職先を見つけやすい理由
実は電気工事士は転職先を見つけやすいと言われていて、その理由としては、
☑️同業界で需要が高い
☑️幅広い年齢の募集がある
☑️経験を活かせる仕事がたくさんある
上記3つに電気工事士の仕事が該当するからです。
特に建設業界は慢性的な人手不足に陥っているため、電気工事士の資格や経験、スキルを持った人材は転職市場で非常に重宝されるため、転職しようと思えば幅広い年齢の募集や経験を活かせる仕事がたくさんあります。
資格や経験を持っていれば、20代や30代ではもちろん転職も容易ですし、40代・50代・60代・70代でもまだまだ現役バリバリで技術職として働きたい人は職場がありますので、その点も電気工事士のメリットの一つと言えますね。
電気工事士からの就職先・転職先おすすめ4選
ではお待たせしました、電気工事士からの就職先・転職先おすすめ4選を転職理由と共に厳選してご紹介して参ります。
電気工事作業者 | |
施工管理(現場監督) | |
ビルメンテナンス | |
サービスエンジニア |
※⭐️の数は電気工事士との仕事の親和性
それぞれ一つずつ詳しく見ていきましょう。
電気工事士から転職先おすすめ①:電気工事作業者
就職先・転職先おすすめ度:
電気工事士から転職先おすすめ一つめは電気工事作業者です。
電気工事のできる会社は多数ありますが、その中でも「住宅のみ」「新築工事のみ」など特定の条件を決めることができる会社もありますが、そのなかで自分の得意分野で再挑戦する人もいます。
もちろん電気工事士で培ったスキルや資格をフル活用できるうえに、仕事内容もほぼ把握した中での作業が可能になるため新しい職業に転職するよりも苦労はしないです。
大手企業から中小企業に転職の場合、優遇される可能性が高く「なんであの大きな会社をやめてうちに来たの?」「前の会社ではどんなことしてたの?」と同じ業種だからこその会話でコミュニケーションがとりやすく、人間関係の第一段階は早めにクリアできる期待をもつことができます。
中小企業から大手企業に転職する場合にも活躍できる場面が多数あります。
たとえば、大手企業はマニュアル通り、手順通りと、徹底した作業があり、効率や作業時間を無視した作業手順に自分が学んできた知識を取り入れ、作業効率をよくしながら安全な作業を提案することも可能です。
電気工事作業者の大手企業
関電工、きんでん、丸電工、トーエネックなどがあげられます。
全国的に展開している企業も多いので身近なところに転職してみるのも良いかもしれませんね。
電気工事士からの転職理由例文
私が貴社を志望したのは、日本に数件の超大型案件に携わり、業績をつむことができるという日本の偉大な経済成長とともに上を目指せる魅力に惹かれたからです。
私は一軒家を購入し不自由のない生活を送ることができてますが、窓から見える新築の高層ビルを見るたびに「もしあの現場で自分のスキルが生かせたら」と強く思うようになりました。
今後は私の知識と経験を活かしより良い作業ができるよう頑張ります。
電気工事士から転職先おすすめ②:施工管理
就職先・転職先おすすめ度:
電気工事士から転職先おすすめ2つ目の仕事は施工管理です。
施工管理とは、電気工事に限らず土木工事、管工事や電気工事といった工事現場全体の管理を行う仕事で、基本的には自身は工事を行いません。
工事を行わない分、現場が計画通りに進むように、日程管理や現状把握、施工計画の作成、原価管理、安全管理、現場スタッフへの指示が主な仕事内容になります。
施工管理は肉体労働が少ない分デスクワークが多くなる部分もあるので、体を多少動かしてあとはパソコンの前なんてこともあります。
ただし管理というだけあって責任重大な仕事も多くなってくるのでそれなりのメンタルも必要になります。
良くも悪くも新築現場を担当された日から完成し、受け渡しまでの期間ずっと同じ現場にい続けることになるので嫌気を指す場合もあれば、自宅から近く楽な場面もあるかと思います。
施工管理の平均給料
施工管理の仕事の給料は、転職サイトの傾向によると月収23~45万円と電気工事作業者と比較すると高く、転職される方も多いのが特徴です。
施工管理の大手企業
清水建設、鹿島、竹中工務店、大成建設、戸田建設などが挙げられます。
どれも建設業界にいれば聞いたことのある会社だと思います。
施工管理への転職理由例文
私が貴社を志望した理由は、電気工事作業者として作業していた時に作業を主な仕事とする職人でした。
ですが、私は何度も失敗を繰り返してしまい、落ち込んでいる中で作業人員を振り分ける管理の仕事についた時、これほど管理が楽しく自分が必要とされているという感覚が忘れられずに管理職として貴社で尽くしたいと思ったからです。
今後は施工管理として、安全第一で作業員のことを考え、充実した現場を作っていきたいと思います。
電気工事士から施工管理への転職体験談
私は友人が会社を建てている建設会社の現場監督でやりたいと思い、今現場を回りながら段取りを覚えている状態です。
全部の施工の流れを覚えたら書類を作るのは見てて大変そうなのですが、体もキツくないし危ない仕事もしなくて済むでとても安心して仕事できます。
電気工事士の仕事をしてる時は高所の仕事だし道具も滑ってでも落とせないですし、悪天候それに24時間勤務もありました。
それに比べて施工管理は書類や残業、休日出勤も多くなると思いますが頑張れると思います。
電気工事士から転職先おすすめ③:ビルメンテナンス
就職先・転職先おすすめ度:
電気工事士から転職先おすすめの仕事三つ目はビルメンテナンスです。
ビルメンテナンスの職業に転職するのに持っておくと有利な資格は、第二種電気工事士、2級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者です。
その中でも電気工事士ならだれでも持っている、第二種電気工事士という資格がなければ面接すら受けることができないケースもあり、資格取得が必須条件と考えた方が良いでしょう。
ビルメンテナンスとは、商業施設やビル設備のメンテナンス、修理などを行う仕事で、電気設備の点検や修理を担当するため、第二種電気工事士が必要になります。
ですが、危険作業や特殊作業の必要な修理、点検がある場合は専門の業者を呼ぶため困ることはありません。
ビルメンテナンスの平均給料
ビルメンテナンスといえばよく見るビルの管理人で給料は15~25万円とさほど良くないですが、どの業者にも負けないほどの自由は手に入れることができます。
自由度が高いという点では理想的な業種ではありますが、お子さんやご家族がある人には向かない職業です。
ビルメンテナンスの大手企業
イオンディライト、東急不動産HD、共立メンテナンス、日本ハウジング、日本管財などが挙げられます。
ビルメンテナンスへの志望動機例文
私が貴社に志望した理由は、貴社の会社が入っているビルの設備点検などを行うビルメンテナンスの方を見て、建物の設備、施設をしっかりと管理する姿に強い興味を持ったことが志望のきっかけです。
今後は貴社のビル管理で必要な電気工事士の資格やスキルを活かし、より良いビルにしていこうと考えております。
ビルメンテナンスへの転職理由例文
電気工事士での仕事でも高圧電気工事がメインであったため、これまでの経験や資格(第1・2種電気工事士及び会社での電気技能資格取得)を生かせる仕事を探していました。
営業系の仕事は人と接するのが苦手であったため、工業高校電気科卒でもあり、技術系への職種へ探していたところ、設備管理(ビルメン)の就職があったため、転職を決めました。
今後のスキルアップを行う上で、工事ではあまり実用性のなかった電気主任技術者の資格は知っていたのですが、管理では非常に重要となることと、高圧受電の維持管理を実務経験で3年経験すれば(認定校卒業のため)、認定での取得も可能と知り、同じ電気でも工事ではなく維持管理で仕事できればという考えから転職しました。
当然、設備管理ですので、電気以外でも習得する資格や知識も多くありましたが、電気からだと入りやすい職種だと後に分かりました。
電気工事士から転職先おすすめ④:サービスエンジニア
就職先・転職先おすすめ度:
電気工事士から就職先・転職先おすすめ4つ目の仕事はサービスエンジニアです。
サービスエンジニアとは、顧客が使用している機器が故障した場合に、現地にて修理を行う仕事です。
医療分野やセキュリティ分野での仕事が多く、電気工事に関する知識に加えて、会社で取り扱っている製品の構造に関する知識も必要になり、構造を覚えてしまえば比較的早く出世が期待できます。
顧客の故障した機器の修理に行くときは、現場としてマニュアル通りにいかないこともあるので、臨機応変に対応していかなければなりませんが、時間に追われにくいので心と体には余裕ができます。
資格はあればあるだけ有利になるので転職する前に取っておいた方が良く、求人には資格がなくても大丈夫な会社や、働きながら資格の取得ができる会社もあるので自分の働きやすい環境を絞って探してみましょう。
サービスエンジニアの平均給料
給料は20~30万円とそこまで高くはありませんが、どの業種もそうですが、なるべく早めの転職をするとスキルアップとともに昇給も望める可能性があります。
サービスエンジニアの大手企業
転職エージェントで全国各地にサービスエンジニアの会社があるので自分の得意分野の作業ができる職場を探しましょう。
サービスエンジニアへの転職理由例文
私は電気工事作業者の時に主に電気工事をしていましたが、たまにエアコン工事があり、住宅にお伺いするときがありました。
その時に家電の故障に困っている方が多く、その理由が「故障したけど、高くて買えない」「最近調子が悪いけど、思い入れがあって捨てれない。」というものでした。
生活を共にしてきた機械を手放すことができない方が多く、直してあげることができればなと思ったので御社に志願しました。
電気工事士からの転職体験談
特にその会社を希望した訳ではなく、前職を辞めて仕事を探しているときに電気工事士の資格を持っているという理由と仕事内容的に近いということで知り合いから声をかけてもらい転職しました。
職種は現在はNTTの宅内保守という故障を直す仕事で、実際に働らかせてもらったら休みも多くて毎日の仕事量も少なく、それでいて給料も電気工事士よりも良くとても働きやすいです。
工事車両も工具やハシゴといった普段使うものも全て支給、仕事に必要な国家資格やNTT関係で働くのに必要な資格等も会社がサポートしてくれて受験させてもらえます。
そのほか仕事に関する技術講習もしっかりあるので、電気工事士よりも長く働けそうで保険や保障もしっかりしているので、そのまま働き続けています。
電気工事士からの転職・就職必勝のコツ5選
電気工事士の資格は取っておく
電気工事士では第二種電気工事士という資格が第一に必要になるので、第二種電気工事士の資格は必ず取るようにしましょう。
第二種電気工事士の資格があるだけで、自宅の電気工事なら何でもできるのでどんな職業でも資格を持っているだけで有利になれるでしょう。
その他にも下記資格を習得しておくと、電気工事士からの転職活動を有利に進めることができます。
第一種電気工事士
電気工事施工管理技士
電験三種
消防設備士
ボイラー技士
危険物取扱者
第三種冷凍機械責任者
…
資格を習得することで手当てを出している会社もありますので、時間に余裕があれば挑戦してみるのも良いですね。
なるべく大きな現場を経験する
転職が有利になるには、なるべく大きな新築現場に入り、実績を積み上げていき、即戦力になれるという姿勢を見せることも大切になります。
大きな現場でも職長として作業してきたという経験談をしてみるのもいいでしょう。
自分自身のスキルをアピールする
今まで触れてきた製品をどのように改善し、どのように製造すれば、もっとよい製品になるか、というレポートをまとめ、面接時に発表する。
一連の流れは大事そうに感じない方が多いと思いますが、製品を製造している会社というのは常に新しい発想、新しい性能を求めていますので、やる気を言葉ではなく行動で示すことができます。
電気工事士から転職しやすい時期を狙う
電気工事士から転職しやすい時期を狙うことで、他の時期やタイミングよりも転職しやすくなる可能性があります。
具体的に狙う時期としては、
☑️年明け〜3月(4月入社に向けて)
☑️7月〜9月(10月入社に向けて)
上記タイミングであればボーナス賞与も貰い終わった後ですし、中途採用における求人が多く積極的に採用したいと考える企業が増えるため、狙い目の時期です。
電気工事士に強い転職エージェントの活用
電気工事士に強い転職エージェントや転職サイトを活用することで、電気工事士からの転職・就職成功確率を1人で転職活動や就職活動を行っているより遥かに上げることができます。
転職サイトや転職エージェントは転職・就職したい個人ではなく、良い人材を採用したい企業から報酬を貰っている完全成功報酬型のビジネスモデルなので、転職したい人は完全無料で転職支援サポートを受けられます。
履歴書、職務経歴書の添削や本番を想定した模擬面接による面接対策、今回紹介しているような電気工事士からの転職先・就職先求人を多数検索したり紹介してもらえたりしますので、必ず転職活動の際には利用すべきです。
数ある転職エージェント・転職サイトの中でも、dodaに関しては電気工事士からの転職実績が豊富で電気工事士の利用者も業界No.1でダントツおすすめですので必ず登録しておくようにしましょう。
電気工事士からの就職先/転職に関するQ&A
電気工事士の大手企業はどこ?勝ち組は?
日本国内での電気工事士の大手企業としては、以下のような企業があります。
→電力やエネルギー分野において幅広い製品やシステムを提供している企業であり、電気工事士の派遣業務も手掛けています。
☑️日立製作所
→電気設備の製造・販売だけでなく、設計や施工、メンテナンスにも携わっており、電気工事士の派遣にも力を入れています。
☑️三菱電機株式会社
→電気・電子機器の製造・販売や、システムの設計・施工・保守などを行っている企業であり、電気工事士の育成・派遣にも力を入れています。
☑️日立ビルシステム株式会社
→建物や施設の設備・機器の提供・設計・施工・メンテナンスを行う企業であり、電気工事士の派遣や育成にも力を入れています。
以上のように日本には多くの大手企業がありますが、それぞれの企業の得意分野や強みが異なるため、電気工事士にとって最適な企業選びは自身の目指す分野やキャリアプランに合わせて行うことが重要です。
電気工事士のホワイト企業/優良企業はどこ?
関電工、きんでん、丸電工、トーエネックなどがあげられます。
全国的に展開している企業にホワイト企業が多いので、身近な会社に転職してみるのも良いかもしれませんね。
電気工事士1種を活かせる仕事は?
電気工事士1種は、主に高圧・低圧の電力設備や制御盤の配線、制御システムの設計や構築など幅広い電気設備に対する施工管理や技術者としての役割を果たすことができます。
以下は電気工事士1種を活かせる代表的な仕事の例です。
→工事現場での作業内容や進捗管理、安全管理などを行う
☑️工場やビルの電気設備の保守・修理
→設備の点検、故障時のトラブルシューティング、修理などを行う
☑️自動車・家電メーカーの生産設備の設計・製造
→生産ラインや装置の制御盤の設計や配線、動力配線などを行う
☑️電気設備メーカーの技術者
→電気設備メーカーでの設計や製造、販売の業務に携わる
☑️発電所や送配電システムの設計・保守
→発電所や送配電システムの設計、メンテナンス、点検業務などを行う。
以上のように、電気工事士1種は幅広い分野で活躍することができます。
第二種電気工事士の転職で有利な活かせる仕事は?
今回紹介した電気工事作業者・施工管理・ビルメンテナンス・サービスエンジニアはいずれも第二種電気工事士からの転職に有利な仕事です。
資格をそのまま活かせることはもちろん、直接的でなくても電気工事士で培った経験やスキルを活かせる転職先と言えるでしょう。
第二種電気工事士の就職先おすすめは?就職有利?
第二種電気工事士の資格を持っていると、以下のような就職先や職種への就職に有利に働きます。
- 電気工事業者:一般家庭や店舗、小規模なオフィスビル等での電気工事を行う業者での勤務
- 設備メンテナンス会社:ビルや施設の電気設備のメンテナンスや修理を行う企業
- 家電量販店:大型家電量販店のサービス部門やインストール部門での勤務
- 自営業:独立して自分の電気工事業を始める。ただし、事業を始めるための資金や経験、顧客獲得のノウハウ必須
- 製造業:工場の電気設備の管理やメンテナンスを行う部門での勤務
- 再生可能エネルギー関連:太陽光発電の設置やメンテナンスなど、再生可能エネルギー関連の企業やプロジェクト
第二種電気工事士の資格を生かしながら、さらにスキルアップを目指して第一種電気工事士の資格取得を検討することで、更に就職を有利に働かせるための手段の一つの方法です。
未経験からの第二種電気工事士の仕事内容は?
二種電気工事士としての仕事内容は多岐にわたりますが、未経験から始める場合最初は基本的な作業やサポート業務からスタートすることが多いでしょう。
以下は未経験から第二種電気工事士として仕事を始める際の具体的な仕事内容です。
- 助手業務: 経験豊富な先輩の下での作業補助。具体的には道具の手渡しや材料の準備・現場の整理整頓など
- 簡単な配線作業: 配線の接続や、照明器具、コンセントなどの取り付け
- 機器の設置: エアコンやヒーター、扇風機などの家電製品の取り付けや設置
- 現場の安全確認: 電気工事の際の安全確認や、安全対策の施行
- 故障の診断: 家庭の電気設備や家電製品の故障原因の診断
- 顧客対応: 顧客からの問い合わせや、作業内容の説明などの対応
- 報告書の作成: 作業の内容や、使用した材料、時間などを報告書にまとめる
未経験の場合初めは簡単な作業からスタートすることが多いですが、経験を積むことで難易度の高い作業やより責任のある業務を任せられるようになります。
電気工事士はやめたほうがいい?
電気工事士は技術を身につけたい人にとって非常に良い仕事ですが、やはり休日の少なさからワークライフバランスを重視したい人にとっては厳しい仕事内容です。
今回紹介した転職先に仕事を変えることで、一気に休みが増えたという人も少なくありませんので、思い切って転職活動を進めてみると良いでしょう。
電気工事士になるには?就職活動方法
電気工事士になるには、電気工事士試験に合格して資格を習得するのが一般的です。
専門学校では卒業と同時に第二種電気工事士資格を取得できる場合もありますが、第一種電気工事士の資格に関しては、学校で学んだかどうかに関わらず試験に合格しなければなりません。
試験に合格して資格を習得した後に就職活動・転職活動をすれば内定を獲得することができます。
30代・40代電気工事士が未経験分野へ転職できる?
今回紹介した電気工事士から転職体験談の中では、実際に30代や40代から未経験分野であるサービスエンジニアへ転職した人もいました。
技術講習をしっかりと行っている会社であれば、たとえ30代・40代未経験であっても活躍できる会社は多くありますので転職エージェントを活用して職場を紹介してもらいましょう。
電気工事士からの転職に強い転職サイト
電気工事士からの転職先は自分で調べるのももちろんそうですが、現場で知りあった職人さんたちからも有益な情報も教えてくれる可能性もあります。
ですが、職人さんや現場の方の話だけではなく、転職エージェントという転職支援サービスもあります。
転職エージェントとは、転職を検討している人と、採用を考えている企業の間に立って、転職成功を支援するサービスになります。
転職エージェントを活用すると実際に中途採用社員を募集している会社の求人を紹介してくれるだけでなく、書類の添削や模擬面接、そして年収交渉まで全て転職者の味方となってサポートしてくれる存在です。
転職エージェントの中でも、doda・ハタラクティブの2社が特にお勧めですのでそれぞれ具体的に紹介致します。
doda
dodaは求人広告としてではなく人材紹介サービスも提供しているため、人材紹介利用者層にもアプローチすることが可能です。
dodaの転職支援サポートでは同盟ブランドで提供されている人材紹介サービスでは、業界や職種ごとに専任担当制をとっているため、転職者の希望業界や職種によって、専門的な知識を持ったアドバイザーが担当する制度です。
人材紹介サービスでは高品質なマッチングを生み出すこともできるので、電気工事士からの転職活動を進める人に非常にお勧めです。
今回おすすめの転職先として紹介した、施工管理・ビルメンテナンス・サービスエンジニアなどの求人も非常に豊富に取り扱っています。
ハタラクティブ
ハタラクティブは多くの中小企業が利用していて、自分好みの職場を探すのが容易であり、学生、新卒の若い方にも力をいれ、新社会人にはとても心強いのも魅力です。
そして何より「最も利用された就職情報サイト」75.5%、「就職情報サイト満足度」68.8%と、高評価があるので安心して利用できます。
学生をターゲットにインターンシップから本サイトまで一貫したサービスを提供しており、学生が動く時期に合わせて露出を強化し効果的に学生へアプローチすることが可能です。
もちろん学生だけでなく正社員として働いている方に向けた転職先も多数保有していますので、20代や30代の方はぜひ積極的にオンライン相談を受けてみられることをお勧めします。
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