農業から転職したい人に向けて、農業に8年間勤めていた経験を元に未経験転職先おすすめ5選を厳選して紹介致します。
- 農業の経験を活かした転職先はあるの?
- オススメの転職先を教えて欲しい!
- 転職を成功させるコツが知りたい!
つらい労働環境に、上がらない給料。嫌気がさしていませんか?
そんな、今すぐにでも転職を考えている、”あなた”に届けます。
これから紹介するのは、転職オススメ5選と転職必勝するコツ3選です。
僕自身、農業に8年間勤めていました。
毎日重たいものを運ぶ日もあれば、気温40度にもなる炎天下での収穫作業。身体も心もボロボロになる中、一つの大きな転機が訪れました。
転職エージェントの存在です。
そんなつらい農業から見事、転職活動に成功した、実体験を元に紹介します。
【2024年8月26日最終更新】
目次
農業を辞めたい理由
農業を辞めたい理由として、以下のことが挙げられます。
- 体力、身体がついていかない
身体が資本の世界。
作業でケガをすれば、仕事どころか日常への影響も避けられません。
1つ15〜20kgあるコンテナを1日通して運び続けたり、ひたすら中腰になりながらの収穫作業。
そのようなことを毎日続けていたらいずれ身体はボロボロになります。
- 悪天候での作業
天候にとても左右されます。基本的に納品先は待ってくれません。
大雨、強風、雪といった様々な悪天候のなか、作業をやらなくてはなりません。
そういった過酷な労働環境に嫌気がさし、いずれは辞めたいとなります。
- 年齢層が高く、考え、主張が通りにくい
農業の世界では、基本的に周りの方たちの年齢層が高く、その地域に根付いたルールなどがあります。
新しい取り組みを、めんどくさがる傾向があるため、考えや主張が通りにくいのもまた事実です。
そんな狭苦しい農業の実体を知り、離れたくなる要因にもなります。
- 給料がぜんぜん上がらない
長く働いたとしても、安く使われるのが現実です。
作物の値段は毎日変動します。高いときもあれば安いときもある。
しかし、現状では安いときばかりです。
利益を出すのがむずかしいため、給料も上がらず、いっそ辞めたくなる要因になります。
- 農業自体を甘く考えていた
スローライフや田舎暮らし、という言葉がひとり歩きする中で、起きるギャップです。
実際の農業ではひたすら重労働する現実が待っています。
思っていたものとは違うと気づき、離れていくきっかけになります。
農業で働くことで身に付くスキル
農業で働くことで、さまざまなスキルを身につけることができます。
評価されるスキル
転職活動時に評価されやすいスキルとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ✔
体力(ハードな肉体労働に対応してきた) - ✔
判断力(事業主として決断してきた) - ✔
情報収集能力(収益改善や品種改良に向けた情報収集) - ✔
経営能力(個人事業主としての経営経験) - ✔
忍耐力(コツコツと根気強く地道に業務を積み重ねてきた)
まず、農作業の肉体労働を通じて身につく「体力」は、長時間労働や重労働が求められる現場で特に重宝されます。
また、天候や市場の変化に迅速に対応するための「判断力」や、新しい農作物の育成方法や販路を探るための「情報収集能力」は、営業やマーケティング分野でも活かせるスキルです。さらに、農業経営を通じて培った「経営能力」や、忍耐強く作業を続ける「忍耐力」も、他業種への転職時にアピールできる強みです。
取得しておくと良い資格
トラックからの荷下ろし、畑で重機を使った運搬作業などがあり、現場によっては免許が必要になるシーンも多いです。
その中でも、取っておくとオススメの免許は下記になります。
・大型特殊運転免許
・牽引免許
農業をするなかで、上記のような免許を取得していると、仕事の幅が広がります。
そこで培ったスキルは自分のものとなり、履歴書などへの記載ができる強みとなります。
身につけたスキルは、他業種への転職アプローチにもなります。
フォークリフト、大型トラックに乗る物流業や、現場で重機をあつかう建設業などには引っ張りだこな人材となります。
農業から転職するメリット
収入が安定する
農業は天候や市場価格の影響を受けやすく、収入が不安定になることが少なくありません。
他の業種に転職することで、安定した給与や福利厚生を得られる可能性が高まります。
固定給やボーナス、社会保険制度などが整っている求人が多いため、将来の生活設計を立てやすくなります。
また、正社員として雇用されることで、定期的な昇給やキャリアアップの機会も得られるため、長期的な収入の安定が期待できます。
体力的な負担が少なくなる
農業は重労働が伴うことが多く、特に体力的な負担が大きいです。
他業種に転職することで、肉体的な負担が軽減される場合が多いでしょう。
例えば、デスクワークや軽作業中心の職種に移ることで、体への負担を軽減し、より健康的なライフスタイルを送ることが可能になります。
また、業務内容によっては、定時勤務や週休二日制といった労働環境の改善も期待でき、体力的な負担が減ることで、プライベートの時間も充実させることができます。
農業から転職するデメリット
農業での経験が活かせる環境が少ない
農業から他の業種に転職する際のデメリットとして、農業で培ったスキルや経験を活かせる職場が限られていることが挙げられます。
特に、農業に特化した知識や技術は、一般的な企業やオフィスワークでは求められない場合が多く、そのために自身の強みを十分に発揮できないことがあります。
就業環境の変化が大きい
農業から他業種への転職は、職場環境の変化が大きく、特に就業形態や業務内容に慣れるまでに時間がかかることがあります。
例えば、農業では一日中外での作業が多い一方で、オフィスワークでは一日中デスクに向かって仕事をすることになります。
また、農業に比べて他業種では上司や同僚とのコミュニケーションが頻繁に求められる場合が多く、対人スキルが必要とされる場面も増えます。
個人事業主から雇用される立場へ転身する際には、社会保険や自治体から受けていた補助への対応も必要となり、一般的な転職以上に意識する点が多くあります。
こうした環境の変化に順応するためには、柔軟な適応力が求められるでしょう。
農業から転職先おすすめ①種苗メーカー
農業からの転職先オススメ1つめが、種苗メーカーです。
携わっていた作物に関する知識なら、未経験の人よりもはるかに知っており、頼りになります。
農業をしていると、種苗メーカーさんが、現場の声を聞きに訪れることがあります。
種苗メーカーでは有名な、サカタのタネ、タキイのタネ、の方と話しをしました。
話しをするなかでいつも聞かれることが、作物の生育、畑の状況、天候の影響など、現場にしかわからないことを必要情報として聞かれます。
欲しがっているのは、現場の声なのです。
そんな中、実際に作物をあつかっていたスキルを強みにして、種苗メーカーへの転職をオススメします。
農業から転職先おすすめ②肥料メーカー
農業からの転職先オススメ2つめが、肥料メーカーです。
作物をあつかう上で、切ってもきれない関係にある肥料。肥料に関してもそれ相応の知識と経験が必要となります。
さまざまな成分を理解する能力、肥料の種類ごとに合った使い方の知識も必要となります。
実際の畑の様子を見て、どの肥料を使うかなどといったスキルも必要となります。
肥料をあつかう上で、農業を通して得たスキル活かせるのが、肥料メーカーになります。
お客様の悩みに寄り添えるのが、大きな強みになります。
思うように育たない作物への肥料を提案したり、不作の畑になっている土の改善に、協力できるといったことができます。
それが出来るのも、今まで農業に携わっていたからです。
その強みを活かせる肥料メーカーへの転職もオススメのひとつとなります。
農業から転職先おすすめ③農機具メーカー
農業からの転職先オススメは3つめは、農機具メーカーです。
農業では数多くの農機具をあつかいます。基本的には自分でメンテナンスをします。
大きいものではトラクター、小さいものでは草刈り機といった機械の整備、点検をします。
それを行うにあたって、機械のマニュアル書を読みこんだり、メーカーさんに話を聞いたりと、知識をつけていく必要があります。
そこで得た知識、スキルは農機具メーカーへの転職に大きな強みとなります。
実際にあつかったことのある、農機具のメンテナンス依頼にもすぐに対応でき、新しい機械への理解力も高まります。
メンテナンスできる以外にも、営業職に役立ちます。
実際に現場で使っている人の気持ちをくみとり、お客さまの気持ちを理解しながら、商品の営業をかけれます。
農業を通して得たスキルを、農機具メーカーで活かすことも1つの転職先となります。
農業から転職先おすすめ④運送業
農業からの転職先オススメ4つめは、運送業です。
今まで紹介した流れとは違うと感じますが、本質は同じところがあります。
農業をするのにあたって、作物、肥料、機械の運搬など、欠かせない業務があります。
その中で、あつかう必要があるのは、中型〜大型トラック、フォークリフトです。
業務をする中で、1日中乗っていることも多々あります。
納品先での荷下ろしでフォークリフトを使う場面も多く、スキルを磨くには充分な環境にあります。
そこで磨いたスキルを活かして、長距離運転を必要とするトラックドライバー、倉庫で荷下ろしが必至になるフォークリフトのオペレーターといった運送業界に転職するのもオススメの1つとなります。
農業から転職おすすめ先⑤小売業
農業から小売業への転職は、特に消費者に直接関わる仕事を希望する方にとっておすすめです。
農業で培った「顧客ニーズの理解力」や「販売戦略の立て方」は、小売業での販売促進や顧客対応に大いに役立ちます。
特に、農作物の生産から販売まで一貫して携わっていた経験がある方は、商品の特性を活かした販売方法や、消費者に対する適切なアプローチができるはずです。
また、農業で身に付けた「体力」や「粘り強さ」といったスキルは、長時間の立ち仕事や繁忙期の対応にも適応しやすく、小売業界でのキャリア形成において強みとなります。
さらに、農業での経験があることで、地元の特産品や農産物を扱う店舗での就職や活躍の機会が広がる可能性も高いでしょう。
農業からの転職必勝のコツ3選
農業からの転職必勝のコツは以下の3つになります。
- 転職サイトに登録
- 転職エージェントに相談
- 自分のやりたいことの深掘り
1つめのコツは、転職サイトへの登録
ハローワークの求人だけでは、力不足になり、満足のいく仕事は見つかりません。
ネットで検索すれば、多種多様な転職サイトがあります。
まずは転職サイトに登録することが、大きな一歩となります。
自分の持ち合わせているスキル、経験を元に登録しましょう。
農業を通して学んだ、作物、農機具への知識、その中で取得した免許など、詳しく入力しましょう。
自分にマッチする求人が、いくつも見つかります。
まずは転職サイトを使って、自分を売り込むことから始めましょう。
2つめのコツは、転職エージェントに相談
転職エージェントへの相談は、転職活動を進める上で必須になります。
自分1人で考えながら走るよりも、一緒に走ってくれる人がいると、転職のスピードも上がります。
これまでの農業で経験したスキルを元に、相談しましょう。
今まで経験したことを具体的に伝えるだけでも、あなたに合った転職を提案してくれます。
農業では1日、中腰になりながら収穫作業をするときもあれば、トラクター使った運転を1週間やり続けるときがあるなどと、しっかり伝えましょう。
具体的に伝えることで転職エージェントが強みを見つけてくれます。
あなたの価値観に合った、転職先を紹介してくれます。
また、履歴書の作成、エントリーシートの添削などもしてくれます。
転職活動をする、している方は、転職エージェントの活用は必須です。
3つめのコツは、自分の深掘りです。
今まで経験したこと、転職する動機、つきたい職業を深掘りする事です。
自分の方向性を見失わないためにも、しっかり時間をかけて考えましょう。
深掘りすることにより一本の芯ができ、それを元に転職活動を有利に進めることが出来ます。
自分のやりたい職種を明確化することにより、職業選びでの失敗も減ります。
農業を経験した事を元に、やりたい仕事、やりたくない仕事を考えましょう。
同時に農業でしか得なかった、スキル、強みを持って、それを活かせる転職先を選んでみましょう。
農業からの転職先をもっと知るには?
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