年収1000万以上の職業

年収4000万円稼げる職業一覧&転職難易度まとめ

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年収4000万円稼げる職業一覧&転職難易度まとめ

・年収4,000万円稼いだときの税金と手取り金額はどれくらいなのか?
・年収4,000万円稼いでいる人の生活水準はどういったものなのか?
・年収4,000万円を稼げる職業や会社はどういったものがあるのか?
一度は気になって考えたことがあるのではないでしょうか。

年収4,000万円以上稼いでいる場合は、一般的に富裕層として大きなステータスを得ることができます。

国税庁の調査結果によると、年収2,500万円以上稼いでいる方は納税者の0.3%しかいません(引用:2023年民間給与実態統計調査結果)。

年収4,000万円となるとそれ以上に少ない割合になるため、どのような生活をしているのか?どの職業に就けば稼げるのか?と気になる方は多いでしょう。

そこでこの記事では、年収4,000万円を稼いだ際の手取りや税金、生活レベルや年収4,000万円稼ぐことができる職業や具体的な企業例をについて解説します。

今回の記事をご覧いただき、ぜひ年収4000万円達成に向けた具体的なイメージを膨らませてください。

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この記事の執筆者

ヲシロ
大手人材会社のキャリアアドバイザーに約9年半従事。
全業種を担当し、累計カウンセリング3,500件以上。
国家資格キャリアコンサルタント保有。
友人紹介人数年間1位獲得。

2023年9月4日最終更新

年収4000万円の手取り&税金

年収4000万円の手取り&税金
まず気になるのは税金や社会保険料などが引かれた際の手取り金額でしょう。
以下の条件でシミュレーションした結果を見てみましょう。

勤労者の単身世帯

・40歳
・配偶者なし
・扶養なし
・東京都在住
・協会けんぽ加入
・前年年収も4,000万円で住民税を計算

勤労者単身世帯
手取りの金額は、22,570,752円となりました。

あくまで一例として計算をしているため、状況により若干の相違はあるはずですが、このケースと同様に額面の56%程度の手取り金額となりそうです。

扶養あり世帯

・40歳
・配偶者あり
・扶養あり(15歳未満2人)
・東京都在住
・協会けんぽ加入
・前年年収も4,000万円で住民税を計算

扶養あり世帯

また、既婚・15歳以上の子供2名を扶養とした場合の手取り額は22,758,952円となり、額面の57%程度であったことから、単身世帯とほぼ同水準と言ってよい水準であることがわかります。

年収4000万円稼ぐ人の生活レベル

続いて、年収4000万円の方の生活レベルについてイメージしてみましょう。

年間所得が2000万円を超える世帯は全体の1.4%のみです。

(出典:2022(令和4)年 国民生活基礎調査)

年収4000万円となると日本でも有数の生活水準といえます。

そんな年収4000万円クラス職業の方の手取りを踏まえて生活レベルを想定してみると、以下のようになります

独身1人暮らしの場合

家賃400,000円
食費130,000円
自動車関連費130,000円
お小遣い130,000円
光熱費60,000円
保険料40,000円
通信費15,000円
その他(日用品費・被服費・医療費など)60,000円
合計965,000円

今回は月40万円の家賃をベースに想定しましたが、年収の25%が最大相場と言われています。

そのため、最大で約80万程度は家賃として利用できる年収水準と考えると良いでしょう。

ちなみに、現在の単身労働世帯の支出が以下の通りであることから、かなり高水準の生活ができることがわかります。

食料40,301円
住居32,314円
光熱・水道11,138円
家具・家事用品5,267円
被服及び履物6,714円
保険医療6,847円
交通・通信22,766円
教養娯楽21,046円
その他支出32,039円
消費支出合計178,434円

(出典:2022年年度 家計調査)

既婚妻子持ちの場合

では既婚子持ちの場合、年収3000万円稼ぐ人の生活レベルはどうなるのかについても見ていきましょう。

家賃40~50万円(※場所による)
水道光熱費50,000円
食費180,000円(※1日6000円計算)
携帯代20,000円
交通費30,000円
養育費80,000円
保険代30,000円
趣味含む娯楽費60,000円
貯金400,000円

年収3000万円稼いでいる場合は、仮に子供が2人いて結婚していたとしても、毎月40万円近くを貯金することもできかなり余裕を持った生活レベルを送ることができるでしょう。

続いて、ここからはこういった生活水準を目指すことができる職業について紹介します。

年収4000万円稼げる職業①:開業医

高収入の職業として想起される代表的な職業は医師でしょう。

その中でも開業医は高い収入を得られる傾向があります。

一般的に街中でよく見かける診療所やクリニック、医院などの責任者である院長の平均年収は、約2,692万円(出典:厚労省)です。

領域によっても年収が異なり、眼科約3,500万円、精神科約3,300万円(出典:医療経済実態調査)が高い傾向にあります。

また、美容外科など保険適応外の自費診療を行うクリニックを運営している場合、高い収入を得ていることが知られています。

一方で、勤務医の平均年収は1,300万円程度となるので、病院内で出世・昇進をしない限り4000万円の年収に到達することは難しいでしょう。

また、医師になるためには非常に時間がかかります。

医科大学や大学医学部などで医学履修課程で6年間学んだ後、医師国家試験合格、医師免許を取得する必要があります。

さらに医師免許を取得した後、2年間の臨床研修を受けることが必要となります。

加えて開業に向けた地盤づくりも必要となることから、ゼロから転職で目指すことは現実的ではないでしょう。

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年収4000万円稼げる職業②:AIやサイバーセキュリティーのIT専門人材

続いて近年市場価値が急速に高まっているのはITエンジニアです。

特にその中でも、トレンドテーマでもあるAIやサイバーセキュリティ領域のIT専門人材は注目度を増しています

こういったIT専門職を高待遇で向い入れる傾向は外資系企業が先行していましたが、国内企業でも給与制度の見直しに取り組む企業が増えています。

大手総合ITベンダーである富士通の時田隆仁社長は2019年段階で「高度人材向けに高給で処遇する制度を採り入れる」と宣言しています。

AIやサイバーセキュリティーといった分野を手掛ける高度人材を対象に、専門性の高さや市場価値などを踏まえて、報酬を個別設定。若手でも飛び抜けた実績を残せば、年収は3000万~4000万円に達する制度となるようです。

データサイエンティストなども含め新たなテクノロジーが日々生み出されていくIT領域においては、リカレント教育含めて人材育成の機運が高まっています。

今後、急成長を遂げる領域の資格取得・専門知見を磨くことで、年収4000万円を目指すことも可能といえるでしょう。

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年収4000万円稼げる職業③:経営者

企業の経営者になることも4000万円以上の年収を獲得するための選択肢となるでしょう。

社長の平均年収についての調査結果によると企業規模合計で5,039万円、1,000人以上:7,502万円、300~999人:4,619万円、300人未満:3,501万円という結果となっています。

(出典:WEB労政時報)

経営者を目指す方法は2種類あります。

まず一つは就業している企業で昇格して社長まで上り詰める方法です。

所属組織の責任者となるまで成果を残し続けることや、上層部の重要なポジションが埋まっている場合は、これから成長基調でポジションが生まれそうな環境へ転身することも視野に入れる必要があります。

もう一つは自ら創業者となることです。

起業して従業員規模を拡大していくことは難易度が高いことと言えます。

ただ、特別な資格や実務経験がゼロの状態からでも高収入を得られる可能性があることから、起業してビジネスの第一線で奮闘することも選択肢の一つでしょう。

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年収4000万円稼げる職業④:コンサルタント

コンサルタントも高年収の4000万円を目指すことができます。

特に外資系コンサルティングファームは、基本給が高いことに加え、インセンティブ要素も高いことから、成果次第で年収4,000万円を獲得することが可能です。

総合系、戦略系、シンクタンク系、ITなど各コンサルティングファームごとにサービス特徴があり、それぞれの強みを活かしてクライアントの事業成長に貢献するビジネスモデルとなります。

大手コンサルファームになるほど、クライアントも大手企業となる傾向があり、事業責任者クラスとの商談を重ねる形になることから、ビジネス的な知見・クライアントの事業内容への専門的な知見、双方が求められる難易度の高い職務となります。

一方で、そういったポジションに行き着くまで、比較的未経験から転職しやすいことも特徴の一つです。

営業的な素地や課題解決力などの論理性が問われることが多く、そういった特性を見抜くためにもケース面接などのコンサル特有の選考があるため、事前に選考対策を入念に実施する必要があります。

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年収4000万円稼げる職業⑤:金融専門職

金融専門職も年収4,000万円を狙うことができます。

金融業界には銀行、証券、保険といった我々の生活に身近なサービスを展開している事業者がありますが、高年収を狙うとすれば外資系の投資銀行やPEファンドが候補になるでしょう。

職種としてはクライアント企業の資本調達を支援する「投資銀行業務」や「プロジェクトファイナンス」、新たな金融サービスの仕組みを売買する「ストラクチャードファイナンス」、企業の合併・買収を支援する「M&A」が該当します。

新卒入社して数年で年収1,000万円を超えるほどの待遇になりますが、業界未経験からの転職は非常に厳しい状況です。

経営にまつわる金融知識が必須となることから、M&A支援を行う事業会社や経営コンサルティング業界での従事を経てからのチャレンジが必須となるでしょう。

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年収4000万円に到達し得る具体的企業一覧


ここまでは年収4000万円を目指すことができる職業を紹介しましたが、実際に募集されている求人をもとに具体的な企業を紹介します。

M&Aキャピタルパートナーズグループ

平均年収4000万円のM&Aアドバイザーのポジションの採用を行っています。

譲受企業とのマッチング~エグゼキューション~クロージングまで、M&Aのすべての工程を一貫して対応するようです。

金融業界に限らず、トップセールスの方であることが応募要件です。

在籍1年超アドバイザーの平均年収4,106万円と公表されており、成果を評価してもらえる環境であるようです。

このように、営業要素のある職務でインセンティブ比率が多い企業では、年収4000万円を目指せる傾向にあります。

ゴールドマンサックス証券〜6,000万円
アクセンチュア〜4,500万円
大東建託〜3,600万円
プルデンシャル生命〜4,000万円
キーエンス〜3,200万円

コンフィデンシャル求人

具体的な社名は伏せられているものの所属業界やポジション名のみ公表されている求人があります。

そこから具体的な傾向を探っていきましょう。

ITコンサルティング企業/CEO案件

営業面、組織管理面の双方を任せたいというポジションです。

新規プロダクトの事業開発もになって欲しいとの要望があるため、具体的なプロダクト立ち上げ経験を欲しています。

想定年収は4,000万円+ストックオプションです

大手監査法人/パートナー案件

ファイナンス&アカウンティングチームのパートナー採用です。

トップマネジメント・CFO組織が求める財務観点での経営管理に関する幅広いアドバイザリー業務、提供資源配分、業績管理支援がミッションとなることから、財務会計領域のコンサルティング経験を必須としています。

年収は5,000万円〜上限なしとのことです。

Webサイトセキュリティ企業/カスタマーサクセス責任者

BtoBのSaaSサービスにおけるカスタマーサクセス責任者ポジションの採用です。

顧客のライフサイクル全体の戦略と計画の監督や、カスタマージャーニーの作成、顧客対応から組織構築まで責任を持つポジションです。

成長感ある業界でのビジネス知見や語学力を求められるようです。

年収は2,500万円+インセンティブとのことでした。

年収4000万円稼ぐ職業に転職するには…?

今回紹介したような年収4000万円以上稼げる高年収職業に到達するためには、高年収求人に強い転職エージェント・転職サイトを利用することが必須となります。

数ある転職エージェント・転職サイトの中でも特に年収4000万円以上の高年収求人に強いのがdoda X(旧:doda IX転職)JACリクルートメントで、各転職サイトと転職エージェントの特徴を紹介します。

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