こんな会社は辞めておけ!今すぐ辞めるべき会社の9つの特徴について現役の転職エージェントのキャリアアドバイザーが解説してまいります。
ブラック企業という言葉が当てはまる診断チェックリストも用意しましたので、今勤めている会社を辞めるべきか、転職すべきか迷われている方は
ぜひご参考下さい。
総じて言えるのは"人を大切にしない""社員の意思を尊重しない会社"これは間違いなく辞めた方が良い会社に当てはまります。
最終更新日2025年6月10日
目次
- やばい会社あるある!ブラック企業診断チェックリスト
- こんな会社はやめとけ:もう我慢しないで!心と体を壊す前に 辞めるべき会社の赤信号
- こんな会社はやめとけ①:求人情報と実際の勤務条件が違う
- こんな会社はやめとけ②:入社後の挨拶で社員の顔色がやばい
- こんな会社はやめとけ③:給与が低い・昇給の見込みがない
- こんな会社はやめとけ④:長時間労働・サービス残業が常態化
- こんな会社はやめとけ⑤:体調を崩しても有休が取れない
- こんな会社はやめとけ⑥:言葉遣いやマナーの悪い社員が多い
- こんな会社はやめとけ⑦:社員の意思を全く尊重しようとしない
- こんな会社はやめとけ⑧:人の入れ替わりが激しい (離職率が異常)
- こんな会社はやめとけ⑨:上司のパワハラ・モラハラが日常茶飯事
- 会社や業界の将来性が見えないのは常に不安定
- こんな会社はやめとけ!に当てはまらない会社に転職するには?
やばい会社あるある!ブラック企業診断チェックリスト
<ブラック企業診断チェックリスト>
日本一入社してはいけない会社8選!やばい会社ランキング
日本一入社してはいけない会社8選と題して、やばい会社ランキングを紹介して参ります。
あくまで参考程度にご参考頂ければ幸いです。
1位:モ●テローザ
2位:●タミ
3位:楽●
4位:サ●ックス
5位:日本●便
6位:H.●.S.
7位:●リアウォーター
8位:●ナソニック
ブラック企業が多いとよく言われている飲食業界をはじめとして、様々な業種で企業規模問わずランキングにランクインしていることが分かりますね。
こんな会社はやめとけ:もう我慢しないで!心と体を壊す前に
辞めるべき会社の赤信号
会社に不満がある、もしかして「やばい会社」なのでは?と今すぐ辞めるべき会社が解ります。
では具体的に、どのような会社であれば退職・転職した方が良いのかより深掘りして解説して参りましょう。
あなたの心と体を守るために、今すぐ辞めるべき会社の具体的な兆候と、一歩踏み出すために9つの特徴を説明します。
こんな会社はやめとけ①:求人情報と実際の勤務条件が違う
まずやめておいた方がいい会社の一つ目は、求人情報と実際の雇用条件が違う会社です。
求人票や求人情報にもって働き方、給料、勤務時間などを書いているような会社は、実際に働き始めてもブラック企業だと感じることが
少なくないでしょう。
求人情報と実際の勤務条件が異なる状況は、入社後に大きなギャップや不満を生み、最悪の場合、心身の健康を損なうことにも繋がりかねません。
確かにいろんな応募者を集めるために求人情報を良い風に見せたいという気持ちもわかりますが、実際に働いてくれる社員のことを考えていないと判断できるので、避けておいた方が無難です。
こんな会社はやめとけ②:入社後の挨拶で社員の顔色がやばい
入社後の挨拶で働いている社員の顔色が悪かったり、目が死んでいるような会社はやめた方がいいでしょう。
入社前の面接や説明会などで、人事担当者がいくらキラキラしたような表情で会社のことを説明していたとしても、実際に働いている社員の顔が死んでいたら、その会社は危険です。
実際に私自身も経験があるのですが、入社して初日の挨拶の際に、同じ部署に配属された社員の人々が完全に顔が死んでいて、挨拶もままならないぐらいのことがありました。
すぐにこの会社はやばいなという判断をして、2ヶ月で退職しました。
こんな会社はやめとけ③:給与が低い・昇給の見込みがない
給料が同業他社の業界と比較して圧倒的に安い会社も危険で、社員の給与が低く昇給の見込みがないのも、辞めたほうがいい会社の特徴と言えます。
社員の給料を上げずに、経営陣が売上利益を搾取しようとしている可能性があります。
「頑張っていれば、いつか評価されるはず」と信じて続けるのは危険です。
同業他社の給料水準を知ることはなかなか難しいかもしれませんが、オープンワークやキャリアなどの転職口コミサイトを見れば、だいたい同業他社がどれぐらいの給与水準なのか判断することができます。
キャリコネは怪しい?登録ばれる?信憑性は?評判口コミ比較
明らかに同業他社のライバル会社と比較して自社の給料が低い場合は、あなたの市場価値をもっと上げるチャンスなので転職を考えた方が良いでしょう。
こんな会社はやめとけ④:長時間労働・サービス残業が常態化
サービス残業が当たり前になっている会社もすぐに退職した方がいいです。
「毎日終電帰り」「休日も仕事の連絡がくる」「残業代が出ないのに当然のように残業」
そんな働き方が当たり前になっている。
長時間労働が続けば、疲労やストレスが蓄積し、最終的には心や体を壊す可能性があります。
「忙しいのは自分だけじゃない」と耐えている人ほど、無意識のうちに限界を超えてしまうことが多いので
働く上で一番大切なのは“健康”です。
過労のリスクを抱える職場には、早めに見切りをつけることも必要です。
こんな会社はやめとけ⑤:体調を崩しても有休が取れない
有給を取ることができない雰囲気になっている会社も避けた方がいいでしょう。
体調が悪くても出勤を強いられたり、有給休暇の申請をするだけで気まずくなる職場は、明らかに“異常”です。
「体調管理も仕事のうち」といった風潮は一見正論のようですが、それを口実に休むことすら許さない環境では、いつか本当に倒れてしまいます。
法律で保障されている休暇すらまともに取れない職場に、将来性や安心感はありません。
有給休暇は、働く人々にとっては労働者の権利なので会社が有給休暇を申請出来ない場合は、労働基準監督署に話すことで問題解決になるからです。
こんな会社はやめとけ⑥:言葉遣いやマナーの悪い社員が多い
言葉遣いやビジネスマナーが悪い社員が横行している会社も避けた方がいいです。
小さなことと思われるかもしれませんが、言葉遣いやビジネスマナーが社内で悪い場合は顧客に対してもそのような態度が出てしまっていることが多いですので、結果的に自社の商品やサービスが売れなくなってしまいます。
特に平均年齢が若いようなベンチャー企業や、最近伸びているような会社であったとすると、チャラい横暴な社員や言葉遣いが悪い社員が増えてきている可能性もありますので、しっかりと見極めることが必要です。
こんな会社はやめとけ⑦:社員の意思を全く尊重しようとしない
社員の意思を全く尊重しようとしない会社もやめた方がいいです。
例えば、社員が在宅ワークをしたリモート勤務をしたいという希望を提案していることに対し、全く取り合ってくれなかったり、聞く耳を持たないような会社は、社員の意思を尊重しようとする姿勢が見受けられません。
実際に私が働いていた良い会社の例を紹介すると、元々副業をしたいと思っていて、私が週5勤務ではなく中4勤務にい少なくしてほしいという提案を上司にすると、上司と会社は副業をやりたいという意思と週4日の働き方をしっかりと呑んでくれて、私の働きやすいような環境を作ってくれました。
社員がこういうふうにしたいという希望を尊重できるような会社に転職することをおすすめします。
こんな会社はやめとけ⑧:人の入れ替わりが激しい
(離職率が異常)
社員が次々と離職している離職率の高い会社もブラック企業である可能性が高いので避けた方が無難です。
確かに会社というのは、人が入ったり辞めたりする場所ではありますが、明らかに辞める数の方が多いような離職率の高い会社ブラック企業であることが蔓延化している可能性があります。
離職率の高さは、労働環境の悪さ、教育体制の不備、待遇への不満など、あらゆる“職場の歪み”の表れです。
入社してすぐはなかなか判断がするのが難しいかもしれませんが、周りの先輩や、同僚に現状を聞いたりすることで、その会社が正常に経営されているのかどうか判断することができます。
離職率が高く常に人が入れ替わっているのも、辞めたほうがいい会社の特徴です。
「また新しい人が入った」「3ヶ月もたずに辞めた」そんな会話が当たり前の職場は、何らかの根本的な問題を抱えている可能性があります。
こんな会社はやめとけ⑨:上司のパワハラ・モラハラが日常茶飯事
「怒鳴られるのは当たり前」「人格を否定されるような発言を毎日受けている」
そんな職場にいると、自分の価値すら見失ってしまいます。
パワハラ・モラハラは、単なる“職場の厳しさ”ではなく、精神をすり減らす重大なハラスメント行為です。
もし、あなたが「自分が悪いのかな」と責任を感じているなら要注意。本来、尊重されるべきあなたの人権が踏みにじられているかもしれません。
我慢を続ける必要はありません。心の健康を守るためにも、まずは距離を置く選択肢を持ってください。
言うまでもなく辞めた方が良いです。
会社や業界の将来性が見えないのは常に不安定
毎年のように業績が悪化していたり、上層部の方針がブレブレだったり……そんな不安定な会社に未来はあるでしょうか?
業績不振や組織再編、事業の方向性が見えないなど、先行きが不透明な職場に長く留まることは、あなたのキャリアにとっても大きなリスクとなります。
将来性が不安な会社で働き続けることの危うさを、改めて考えてみましょう。
「なんとなく続けている」だけでは通用しない時代に、今一度、会社や業界の未来を冷静に見つめ直す必要があります。
こんなサインが出ていたら要注意!“未来のない会社”の特徴
将来性のない会社には、いくつかの共通した“赤信号”があります。たとえば以下のようなものです。
- ここ数年、新しい商品やサービスが出ていない
- 社員の平均年齢が高く、若手がすぐ辞めていく
- 売上や利益などの数字を開示しなくなった
- 「うちは昔からこれでやってきた」が口ぐせになっている
- 業務が属人的で、IT化・効率化の動きが遅いこうした兆候が複数当てはまる場合、その企業は環境変化に対応できず、将来的に淘汰されるリスクが高いと言えます。「なんとなく不安」ではなく、実際の行動や制度に注目することで、“未来がある会社かどうか”の判断材料を得られるのです。
こんなサインが出ていたら要注意!“未来のない会社”の特徴
どれだけ真面目に働いても、会社の経営基盤が揺らいでいれば将来は保証されません。
帝国データバンクの「企業の倒産動向」レポートでは、2024年は前年比30%増で企業倒産が発生しており、中小企業では「人材不足」や「利益率低下」に
よる継続困難が相次いでいます。
給与カット、ボーナス停止、突然のリストラとはその余波を受けるのが現場の社員です。
会社の不安定さは、あなた自身のキャリア不安定に直結します。
だからこそ、「この会社で長く働けるのか?」「この事業に将来性はあるのか?」と、会社の先を読む目を持つことです。
こんな会社はやめとけ!に当てはまらない会社に転職するには?
今回はこんな会社を辞めた方がいいという例をお伝えしてきましたが、そもそも今回紹介したようなブラック企業には入社しないのが一番賢明です。
しかし、実際に入社してみないとその会社の実情はなかなかわからないのが今の転職市場の現状ですし、入社してすぐに転職してしまうと短期離職の経歴が自分の履歴書や職務経歴書についてしまうので、あまりすぐに退職することを推奨されない風潮もあります。
ではどうすれば良いかというと、転職活動の際に転職エージェントに相談することで、実際にその会社の内部事情を知っているキャリアアドバイザーから、その会社はやめておいた方がいいのか入社してもいいのかという判断基準をもらうことができます。
ぜひとも転職のプロである転職エージェントを活用して、今回紹介したような会社は避けて転職活動を行うことをおすすめします。
ここでは、数ある転職エージェントの中でも特に会社の内部事情に強く利用者の満足度が高い全国展開している転職エージェントを2社厳選しましたので、ぜひどちらか利用してみましょう。
doda
dodaは業界最大級の求人数を誇る転職エージェントで、テレビ広告やWeb広告で一度は名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
全国25万件以上の求人数を保有しており、業界や職種も非常に幅広く求人を網羅しているので、希望に沿った求人をかなりの数で紹介してもらうことが可能です。
担当となるキャリアアドバイザーについても業界専任制を採用していますので、転職市場や個別企業の詳しい内部事情について教えてもらいながら転職活動を進めることができるでしょう。
転職希望者の2人に1人は利用していますので、まだ利用していない方は必ず最初に利用しておくべきと言えますね。
ワークポート
ワークポートについては、dodaのような最大手の次に位置する準大手の転職エージェントであり、求人数こそdodaには劣るものの親身な対応をウリとしている転職エージェントです。
dodaのように大量の求人を紹介してもらうことはできないかもしれませんが、希望に沿って1社1社丁寧に求人を紹介してくれるためしっかりと求人を吟味した上で応募に進むことができます。
dodaと併用して利用することで、求人数を網羅しながら書類添削や面接対策などもしっかりとカバーできますので、ぜひ利用を検討されてみてくださいね。
