資生堂は、化粧品大手のメーカーとして海外でも事業展開しているグローバル企業です。
国内でも有名な大手企業であり、転職を希望する方も多くいらっしゃるでしょう。
大手の有名企業であり、転職を検討するにあたっては、以下のような疑問や悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 資生堂への転職難易度ってどうなんだろう?
- 資生堂への転職はうまくいくのかな?
- 求人はどうやって探せばいいんだろう?
本記事では、資生堂への転職について、転職難易度や実際に転職した人の口コミ、転職後の平均年収などを解説していきます。
最後までお読みいただくことで、資生堂への転職難易度や平均年収、面接で聞かれる質問などが把握できるので、ぜひ、ご一読下さい。
【最終更新日.2021年10月21日】
目次
資生堂の転職難易度&就職難易度(入社難易度)
新卒採用の就職難易度
就職難易度(新卒採用):
大前提として、資生堂への転職難易度&就職難易度は高いと考えておくべきでしょう。
新卒の市場でも高学歴者でないと入社することが難しい企業です。
新卒採用内定者の出身大学としては公表されていませんが、文系学卒&院卒よりも理系学部卒や院卒の方が新卒採用は優遇される傾向があり、採用人数は毎年50名程度です。
勤務地に関しては総合職全国採用の場合、国内研究所・国内工場または本社となり、美容職に関しては資生堂のお得意先店舗であるデパート、総合スーパー、化粧品専門店、ドラッグストア等になります。
男女別の採用人数に関しては、女性:男性=6:4〜7:3位の割合で女性の方が毎年多く採用されている傾向があります。

中途採用の転職難易度
転職難易度(中途採用):
中途採用の場合、学歴だけでなく即戦力も求められます。
そのため、かなり高いスキルや経験が求められると考えておいてください。
では、資生堂への転職難易度について、実際に募集されている職種別に確認していくと下記のように分類されます。
所属部門 | ポジション | 仕事内容 | 難易度 |
プレミアムブランド事業本部 | ブランドマネージャー |
(引用:資生堂HP) | |
資生堂ジャパン ロジスティクス部 | グループマネジャー |
(引用:資生堂HP) | |
オムニエクスペリエンス推進部 | グループマネジャー | 全社横断の下記のデジタルプロジェクトを推進する
(引用:資生堂HP) | |
オムニエクスペリエンス推進部 テクノロジーコンテンツG | グループマネジャー | デジタルコンテンツ開発プロジェクトのマネジメント
(引用:資生堂HP) |
資生堂の会社概要と事業内容
では改めて、資生堂の会社概要と事業内容をご紹介していきます。
社名 | 株式会社 資生堂 |
設立年月日 | 1927年 |
本店所在地 | 東京都中央区銀座7-5-5 |
本社所在地 | 東京都港区東新橋1-6-2 |
資本金 | 645億円 |
事業内容 | スキンケア、メイクアップ、フレグランスなどの化粧品を中心とした事業、レストラン事業、教育・保育事業など |
従業員数 | 40,000人 |
資生堂は、会社設立が1927年(昭和2年)ですが、創業は1872年(明治5年)と非常に歴史のある企業です。
化粧品のイメージが強いですが、レストラン事業や教育・保育事業など、幅広く事業を展開しており、グループ会社も84社と非常に多く、日本を代表する企業です。
資生堂に転職する人に多い出身会社
資生堂は、国内のみならず海外でも積極的な事業展開を行っているグローバル企業です。
営業系だけでなく、化粧品の研究開発などの仕事もあるため、以下のような業界や職種からの転職者が多い傾向にあります。
- グローバル企業…求人によっては英語を必須とする部署やポジションもあるため、「外資系企業」出身の方の転職者の評価は高い
- 同業種の他企業…同業種である大手化粧品メーカーからの転職も、これまでの経験を評価されやすい
- 研究開発職…良い化粧品開発の現場を求めて転職される方も多い
資生堂に転職後の職種別平均年収は?
2019年度の有価証券報告書によると、資生堂の平均年収は約717万円です。
一般的なサラリーマンの平均年収である約400万円(参照:国税庁)と比較すると、かなり高い年収が期待できますね。
では、職種別の年収はどのようになっているのでしょうか。
資生堂での職種別の年収は以下のようになっています。
セールス(営業)系
- 30代前半 男性 法人営業 主任クラス 815万円
- 40代前半 女性 個人営業 主任クラス 850万円
マーケティング
- 20代後半 女性 600万円
生産技術・生産管理
- 20代前半 男性 500万円
品質管理・品質保証
- 50代 女性 課長クラス 900万円
資生堂の就職&転職面接は難しい?面接評判口コミ
実際に就職・転職した人が資生堂の面接でどのような質問を受けたのか、口コミをもとに面接体験談実録をご紹介していきます。
口コミは、実際に面接を受けて内定を勝ち取った人の体験談なので、面接対策する際の参考にしてみてください。
資生堂の新卒就職面接内容
Q、学生時代力を入れて頑張ったことを教えて下さい
私は6歳の頃から吹奏楽でフルートを演奏しており、大学時代は室内楽団に所属しています。
演奏は1人で行うものではなくチームで行うものなので、チームワークの大切さや、コツコツと実績を積み上げて周囲の信頼を得ていく重要性を学びました。
Q、なぜ化粧品業界を志望されているのですか?(志望動機)
私が仕事を選ぶ上でまず根本にあったのは、人に喜びを与えたり元気を与えられることでした。
私自身も女性なのでよく分かるのですが、朝起きて化粧をすると気合が入って「よし。今日も1日がんばろう」と非常に前向きになれる側面があります。
化粧をする上で私がこれまで与えてもらっていたエネルギーを今度は与えられる側になりたいと考えて今回化粧品業界を志望するようになりました。
Q、資生堂に入ってどうなって行きたいですか?
No.1営業マンを目指します。
営業であれば数字でハッキリと結果が目に見えますし、私は負けず嫌いなのでやるからには1位を獲得するつもりです。
新卒採用の面接においては、定番であるガクチカのヒアリングから始まり、人事採用面接官が気になった部分を深掘りしていくカジュアル面接のような雰囲気で進められて行きます。
数ある業界の中でも「なぜ化粧品業界なのか?」「資生堂に入って何をしたいのか?」に関しては必ず聞かれると言って良いので、事前に面接対策しスラスラと答えられるようにしておきましょう。
ナンバーワン営業マンになるという目標はベタですが、強く面接の中で自信を持って言い切ることで熱量が人事面接官に伝わるのでアピールに繋がります。
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資生堂の転職面接内容
【印象に残った質問1】
学生時代に頑張ったことはなんですか?
【印象に残った質問2】
どんな商品を作りたいですか?
【面接の概要】
面接は三回。
1次グループ面接。
2次個人。
3次個人。
雰囲気は至って和やかで落ち着いて話をすることができる。
人によっては個人差があるだろうが私の担当してくれた方は終始にこやかで話を親身になって聴いてくれた。
基本的に圧迫して面接してくる人はいないと思われる。
【面接を受ける方へのアドバイス】
なんで資生堂でないといけないのかというところが深く掘られるので事前に準備が大切かと思われる。
(引用:転職会議)
資生堂の転職面接内容
【印象に残った質問1】
学生時代に力を入れていたこと
【印象に残った質問2】
志望動機
【面接の概要】
はじめにグループディスカッションがあり、4人1組ぐらいでグループを作りました。
その後個人面接をして、SPIなどの試験を受け面接終了。
【面接を受ける方へのアドバイス】
試験というよりも、個人面接が1番決めてだと思いました。
グループディスカッションの重要性はあまり感じられ無かったのですが、詳細はわかりません。
もしこれから受ける方がおりましたら参考にしてください。
(引用:転職会議)
資生堂の転職面接内容
【印象に残った質問1】
英語で志望理由を言って下さい
【印象に残った質問2】
後から来たお客様が、急いでるので先にして下さい、と言ってこられたらどうするか
【面接の概要】
20分程度でエントリーシートと同じような質問を中心に進みました。
自分が話したことに対して、深く聞かれました。
英語学科である事を話すと、英語での志望理由をと、言われたので語学力をアピールする場合は、ある程度話せた方が良いと思いました。
また、逆質問は無しと、面接時に言われました。
【面接を受ける方へのアドバイス】
笑顔が一番大事だと感じました。
(引用:転職会議)
資生堂への転職&就職成功確率を高める方法
資生堂は、世界的にも有名なグローバル企業で、転職者に求められるスキルや経験は非常に高いです。
そのため、資生堂への転職難易度は高いと考えておくべきでしょう。
また、資生堂のような大企業は、求人情報を非公開にしているケースも多くあります。
したがって、資生堂への転職を成功させるなら、就職エージェント&転職エージェントを有効に活用することがおすすめです。
転職エージェントでは、一般に公開されていない非公開求人を多く扱っていたり、専任のアドバイザーが応募書類の添削や面接対策を行ってくれたり、転職活動をしっかりサポートしてくれます。
転職エージェントで扱う非公開求人は、全体の約80%を占めますので、資生堂の求人を見つけることができるできるかもしれません。
資生堂への転職を成功させるためにも、就職エージェント&転職エージェントの利用は効果的。
新卒採用の場合は、JobSpringを活用することで資生堂の内定を獲得する志望動機や自己PRの方法について"就活のプロ"がマンツーマンで時間をかけて徹底的にサポートしてくれます。
中途採用の場合は、数ある転職エージェントの中でもマイナビエージェントとJACリクルートメントは資生堂の転職実績も豊富に持っています。
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