- 警察官から転職したいけど転職の仕方が分からない
- 警察官にオススメの転職先はどこなの?
こんな悩みを持っていませんか?
この記事では元警察官でその後民間企業に転職し、年収アップに成功した私が、オススメの転職先について紹介します。
実際に警察官からの転職経験をもとに「警察官のスキルを活かすにはどのような職種がオススメなのか」についても解説しているので、転職の仕方が分からずに悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。
警察官から転職を検討しているかたはぜひ参考にしてください。
目次
警察官で働くことで身に付くスキル
ここでは警察官で働くことで身に付くスキルについて、警察の部署ごとに解説します。
どのような点が“転職に役立つのか”についてもまとめているのでチェックしてみてください。
地域課の警察官に身に付くスキル
地域課は主に交番で働く警察官が該当しますが、以下のようなスキルが身に付きます。
- 色んな案件や人を相手にするので「折衝能力」が身に付く
- 被害者を通じて相手を思いやったりと、「相手のことを深く配慮できる思考」が身に付く
- 犯罪者を説得したり、自供させたりする際に、物事を順序立てて考える「ロジカルな思考力」が身に付く
刑事課の警察官に身に付くスキル
刑事課で働く警察官は、以下のようなスキルが身に付きます。
- 現場のちょっとした変化に気づける「洞察力」が身に付く
- 過酷な現場が多く、強靭な「精神力」が身に付く
- 知能犯を相手にする場合は、理路整然とした「ロジカルな思考力」が身に付く
交通課の警察官に身に付くスキル
交通課で働く警察官は、以下のようなスキルが身に付きます。
- 白バイ隊員などであれば日々の訓練で「体力、精神力」が身に付く
警察官と一口に言ってもどの課に配属されるかで身に付くスキルは異なりますし、民間企業で活かせるスキルも変わってくるということを頭に入れておきましょう。
警察官からの転職先おすすめ①:営業
まず最初にオススメするのは営業職です。
警察官として働いていると折衝能力や体力が身に付き、体育会系の人も多いため、営業職でバリバリ働いて出世する人も多いです。
また「元警察官の肩書」は客先の第一印象が強く話のネタになるので、営業には持ってこいといえますね。
また、営業職は比較的業界や職種未経験でも歓迎してくれる企業が多いので、元警察官がまず最初に目指すべき職種と言えます。
営業職は商社からメーカーと非常に幅広いですが、代表的な企業は以下のような企業があります。
- 三菱商事
- 豊田通商
- キーエンス
営業職への転職を希望している人へ志望動機の例を紹介します。
警察官から営業職への志望理由例
警察時代に多くの案件を対応し、折衝能力や絶対に諦めない精神力を身につけました。
持ち前の折衝能力や強靭な精神力を活かして、営業職として貢献できるのではと思い志望致しました。
警察官からの転職先おすすめ②:介護
次にオススメするのは介護職です。
警察官は被害者や子供など立場的に弱い人を守ることが仕事です。
そういった仕事をしていると、「相手のことを思いやった行動」や「立場の弱い人を助ける使命感」といった考え方が培われます。
この特性を活かせる仕事は介護職です。
介護職は未経験からでも始めやすく、今後高齢社会でより需要が広がる仕事なので、警察官にオススメの仕事のひとつと言えるでしょう。
介護職の代表的な企業は以下のような企業があります。
- ベネッセホールディング
- セコム
- チャームケアコーポレーション
介護職への転職を希望している人へ志望動機の例を紹介します。
警察官から介護職への志望理由例
警察官を通じて、被害にあわれた方への配慮や、事故にあった子供を励ましたりと、人を思いやることの大切さを学びました。
そこで学んだ「相手を思いやる気持ちや励ます気持ち」が、介護を必要とされている方たちにも十分役立てるのではないかと思い志望致しました。
警察官からの転職先おすすめ③:スポーツインストラクター
次にオススメするのはスポーツインストラクターです。
スポーツインストラクターは体を動かしたり、運動方法を生徒に教えたりする仕事です。
警察官は警察学校など厳しい訓練を乗り越えていて基本的に運動や体を動かすことが得意な人が多いため、スポーツインストラクターもオススメの仕事になります。
また未経験からでもなりやすい点も魅力の1つでしょう。
スポーツインストラクターの代表的な企業は以下のような企業があります。
- コナミスポーツ
- カーブスジャパン
- ルネサンス
スポーツインストラクターへの転職を希望している人へ志望動機の例を紹介します。
警察官からスポーツインストラクターへの志望理由例
警察官として働く中で日々体力強化に励んでいました。
また交通安全教室を通じて、子供たちへの指導経験も豊富です。
体力的に自信がある点と日頃から指導経験があるため、その経験が御社でも十分活かせるのではないかと思い志望致しました。
警察官からの転職先おすすめ④:ITエンジニア
次にオススメするのはITエンジニアです。
警察官で働いていると、事件を解決したり、被疑者の供述調書を取ったりすることが多く、物事を論理的に考えるくせがつきやすいです。
そんな人にはITエンジニアもオススメの転職先と言えるでしょう。
ITエンジニアの仕事は基本設計から詳細設計と多岐に渡りますが、どれもスケジュールを考えながら効率よく作業していく必要があり、論理的な思考が必要とされます。
またITエンジニアの需要は今後もますます増えていくため、年収を上げやすいという意味でも狙い目になる仕事と言えるでしょう。
ITエンジニアの代表的な企業は以下のような企業があります。
- 富士通
- NEC
- 楽天
ITエンジニアへの転職を希望している人へ志望動機の例を紹介します。
警察官からITエンジニアへの志望理由例
警察官時代は常に物事を論理的に考え、どのような手順で取組めば効率よく仕事を処理できるかを重視していました。
また社内のPCやネットワーク関連についても詳しかったので、職場では自身が率先して社内のネットワーク業務を担当していました。
警察時代に培ったこれらの経験が御社でも活かせるのではないかと思い志望致しました。
警察官からのおすすめ転職先まとめ
今回は警察官からのオススメの転職先について、
✅営業職
✅介護職
✅インストラクター
✅ITエンジニア
上記4つ紹介しました。
警察官はつぶしが効かない職業と言われますが、警察時代に培ったスキルをうまく活用できれば転職するのも難しくはありません。
もし警察官から未経験でも応募可能な求人を探す方法がわからないという方は、転職サイトではなく転職エージェントを利用するようにしましょう。
転職エージェントは無料であなたが経験したこれまでのスキルを活かせる仕事や会社を探して代わりに紹介してくれるサービスで、転職する20代〜30代の4人に3人は利用しているサービスです。

数ある転職エージェントの中でも、大手のマイナビエージェントについては、求人数も多く非常に親身に対応してくれるので、ぜひ初めての転職に利用して見てくださいね。
