「WEB広告の営業職(アカウントプランナー営業)に興味があるけど、どんな仕事なのか分からない」という方に向けて、WEB広告業界営業職の種類・仕事内容、未経験転職の可否についてお伝えして参ります。
IT・WEB業界専門の転職エージェントのキャリアコンサルタントとしてサポートしていく中で、WEB広告業界をぼんやりと理解している人はいますが、明確にアカウントプランナーを理解している人は少ないです。
WEB広告業界の市場規模が拡大するにつれて、今後ますますアカウントプランナーの人材需要は高まっていくことが予測されるので、ぜひWEB広告の営業職がどんな仕事なのか今回押さえておきましょう。
【最終更新日.2024年10月22日】
目次
WEB広告の営業職の種類と仕事内容
WEB広告の営業職の種類を激務度と共に細分化すると、下記のようになります。
Web広告営業の種類 | 激務度 | 未経験歓迎度 |
アカウントプランナー | ○ | |
メディア営業 | ◎ | |
広告営業 | ○ |
それぞれ仕事内容について順番に解説して参りましょう。
アカウントプランナーとは?仕事内容
「アカウントプランナー」とは、企業によって多少ニュアンスが異なるものの、広告代理店で企画営業を行う職種です。
もっと具体的に言うと、アカウントプランナーの仕事では、従来の「広告営業」では求められなかった、広告主への「企画・提案」を行います。
主な仕事内容としては、クライアントである広告主が抱えている課題をヒアリングした上で、その課題を解決するための企画を考え、クライアントに提案します。
一連の仕事の流れは以下の通りです。
- クライアント企業との折衝
- 広告戦略の立案・提案
- 実行計画の作成・運用管理
- 広告制作チームとの協力
- トラブルや問題の解決
広告営業には売り込む能力である「営業力」が求められてきましたが、アカウントプランナーの仕事では、どちらかというと「企画提案力」が重視されます。
広告制作チームとの協力やトラブル解決なども担当するため、コミュニケーション能力や問題解決能力も必要です。
メディア営業の仕事内容
SNSを活用した広告やスマホの普及によるモバイル広告など、自社Webメディアの枠をクライアントに販売する仕事がメディア営業の仕事です。
かつては新聞、雑誌、テレビ、ラジオの四大メディアを中心に広告の提案をしていましたが、Webが急成長した現在はWebなしには広告は成り立たないようになっています。
クライアントに対して「広告予算の中でいかに自社メディアの活用が適しているか」という、費用対効果を考えた提案が必要不可欠となるシビアな面もあります。
しかし一方では、施策に応じたユーザーの反応がすぐに感じられる手ごたえや面白みが感じられる職種です。
広告営業の仕事内容
web広告代理店のビジネスモデルとは、SNSやWebメディアなど、さまざまなインターネット媒体への広告出稿をサポートすることです。
中でも「広告営業」は、クライアントの情報管理や広告企画・提案、実施のスケジュール・予算管理などの役割を担います。
企業にもよりますが、大手の広告代理店になるほど企画立案自体は、マーケティングやクリエイティブ部門といった別部署が担当します。
広告営業がクライアントの担当窓口となり、企業の広告・宣伝部門や広報などと密にコミュニケーションをとり、受注したり、コンペ案件の情報を収集したりします。
アカウントプランナーと広告運用コンサルタントの違い
アカウントプランナーはあくまでも広告の運用について企画や提案、営業をおこなう仕事ですが、 広告運用コンサルタントの場合は、提案にとどまらず運用まで担当するという違いがあります。
クライアントの広告予算を預かって、最適なCV(コンバージョン)を獲得するためにどのチャネルや媒体に出稿するか方向性を決めて実際に広告運用を行うのが広告運用コンサルタントの仕事内容です。
広告運用コンサルタントはアカウントプランナーよりも一歩後ろ側のポジションイメージを持っておくと良いでしょう。
アカウントプランナーと営業の違いは?
アカウントプランナーと営業は似ている業務内容を持つ職種であるため混同されることがありますが、それぞれの役割や職務内容に以下のような違いがあります。
アカウントプランナー | クライアント企業の広告戦略を立案・提案し、実行計画の作成や運用管理を行う職種 ※広告代理店やマーケティング会社など広告業界で活躍 |
営業 | 自社の製品やサービスをクライアント企業に提案し、契約締結までを担当する職種 |
簡単に言えば、アカウントプランナーはクライアント企業のマーケティング戦略や広告運用の企画・提案を担当する広告代理店の役割であり、営業は自社の製品やサービスを提案して売り上げを拡大する企業の役割です。
アカウント営業とソリューション営業の違いは?
アカウント営業とソリューション営業の違いについても混同されることが多いですが、違いとしては以下のような特徴があります。
アカウント営業 | 一度きりの販売を目指すのではなく、その後も継続的な利用をしていただくことを目標とする営業 |
ソリューション営業 | 問題解決に特化して解決策を提案する営業 |
アカウント営業は顧客との関係を構築し、課題を深く掘り下げるため、ソリューション営業と比較して長期的なアプローチが必要になる点を抑えておきましょう。
アカウントプランナーのデメリットは?
ではアカウントプランナーとして働くデメリットは何かというと、下記のようなデメリットが挙げられます。
- 業務量が多くワークライフバランスを取りにくい
- 営業業務が属人化しやすく引き継ぎしにくい
- 売上になるためのリードタイムが長い
- 顧客1社あたりの依存度が高い
前述したように、アカウントプランナーは顧客との関係性に重きをおいて営業を行うため、「あなただから契約した」と顧客側に思われてしまい属人化してしまう傾向があります。
売上にならずに長期的な関係を構築した上でようやく契約に至ることが多いので、リードタイムが長いですし顧客1社あたりの依存度が高いのもデメリットです。
その結果業務量が多く、日々の退社時間も遅くなってしまうというデメリットが挙げられます。
アカウントプランナーは激務?きつい?
アカウントプランナーは激務できついのか?やりがいなどについて解説します。
アカウントプランナーが激務と言われる理由
残業が多く土日出勤があるから
アカウントプランナーは時期によってやクライアントの繁忙期などによっては月の残業時間が50時間を超えることもあり、土日出勤も止むを得ないことも0ではありません。
しかし1年中ずっとその状態が続く訳ではありませんし、仕事が落ち着いてくれば20~30時間程度に抑えることもできるので一概にアカウントプランナー=残業が多いという訳ではないでしょう。
アフィリエイト広告を扱っている株式会社もしもという企業のアカウントプランナーは、月の残業時間が15時間程度とかなりホワイトな働き方を実現しているアカウントプランナーの企業もあります。
ノルマが厳しそうなイメージがある
確かにアカウントプランナーは営業職なのでノルマがあり、決して楽に達成できるものではないのが事実です。
ただしノルマの設定は個人の力量や裁量に応じて設定されるものであり、達成が現実的に難しいようなノルマはまず設定されませんので、丁度良い負荷がかかるくらいのノルマが多いです。
ノルマを達成することで賞与ボーナスに反映されたり、社内で表彰されるなどの制度を設けている会社も多いので、一概にノルマがあるから、、、と敬遠するのは勿体無いでしょう。
高いスキルや論理的思考力が求められる
アカウントプランナーでは確かに高いスキルは求められますが、未経験で最初から仕事ができる人なんていませんし、最初はOJTで上司と営業に同行することがほとんどです。
慣れてきたら一人立ちしていく必要はありますが、仕事のイロハを学んで勉強できる時期にしっかりと経験を身につければ一人前のアカウントプランナーとして活躍できるでしょう。
アカウントプランナーのやりがいは大きい
アカウントプランナーは激務できついという印象を抱いている方は多いと思いますが、毎日遅くまで残業したり、土日にも出勤することもあるのが事実です。
やはり広告営業という仕事柄、毎月の予算やノルマを達成しなければならないため予算に対して成果が足りていないのであれば必然的に仕事時間は長くなります。
ただし強引に残業をさせられるというよりも、アカウントプランナーとして働く方は大きな目標を持っている社員が多いので自ら進んで仕事をしている人が多いです。
最近では社会的に働き方改革が進められてきたことから、大企業では1人1人の残業時間をモニタリングして、月の法定残業時間を超えないように管理しています。
そのため仕事は忙しいですが、きついと感じるよりも自分自身の目標や経験に対してコミットしている営業マンが多いため、アカウントプランナーの仕事は非常にやりがいがあり醍醐味があります。
アカウントプランナーを辞めたい時の乗り越え方
アカウントプランナーを辞めたい、これ以上続けるのはつらい、という気持ちになった時、どのように乗り越えている人が多いのでしょうか。
いろんな選択肢がある中で、代表的なものを2つ紹介します。
生産性を意識して効率化を図る
業務量が多く、プレッシャーがかかることで心身に負荷がかかりがちなアカウントプランナーの仕事なので、効率化を図ることで乗り越えることが重要です。
タスクの優先順位をつけ、時間管理を徹底することで、生産性を向上させることができるでしょう。
特に、日常業務のプロセスを見直し、無駄を省くことで負担を軽減し、より集中して取り組める環境を整えることが日々のパフォーマンスを安定させる秘訣です。
ただ、いきなり具体的な解決策は思いつかないことも多いでしょうから、同じような「辞めたい」「つらい」「きつい」といった思いを乗り越えた先輩方に相談をしながら、生産性を高めるためにのアクションプランを練っていくことをお勧めします。
将来なりたい姿と仕事内容を繋ぎ合わせる
次に重要なのが、なりたい姿を具体的に思い出して、業務へのやりがいを見出すことです。
アカウントプランナーとして働く中で、将来的なキャリアビジョンを見失うこともあります。
そのような時は、将来なりたい自分と現在の仕事内容を繋ぎ合わせるために、一度立ち止まって振り返る時間をとりましょう。
例えば、身につけたマーケティングのスキルが将来の目標にどう活かせるのかを再確認することで、仕事への意欲が高まるでしょう。
また、ノルマに追われる中でも、クライアントや社会に対して価値発揮したいことを思い出すことで、長期的な視点でキャリアビジョンに沿った、仕事の意味を再び見出すことができるでしょう。
業務に慣れるまでは負荷の大きな仕事かもしれませんが、多くのやりがいも得られる職種なので、前向きに頑張っていきましょう。
アカウントプランナーのやりがい
アカウントプランナーとして働く中で感じる代表的なやりがいについて解説します。
クライアントの売上拡大に直接的に貢献
アカウントプランナーとしての魅力は、クライアントの売上向上に直結した提案ができる点でしょう。
広告キャンペーンの戦略立案や効果的な運用を通じて、クライアントの課題を解決し、具体的な成果を出すことがミッションとなります。
成功事例がクライアントの信頼に繋がり、自身の評価にも直結するため、成功した際には大きなやりがいを感じることができます。
密に接点を持っていればいるほど、クライアントの成功を共に喜べる瞬間の感動は大きくなるため、その達成感は計り知れません。
社会情勢やトレンドに敏感になる
アカウントプランナーは、広告を取り巻く環境だけでなく、社会情勢や消費者のトレンドにも敏感である必要があります。
常に最新の情報をキャッチアップし、それをクライアントの戦略に反映させることが重要です。
時代の流れに沿った適切な施策を提案することで、クライアントの市場競争力を高めることが期待されていますので、常にアンテナ感度を磨き続けることで、変化する市場に対応できる柔軟な思考や視点が身につけられるでしょう。
マーケティングの専門知識が習得できる
カウントプランナーは、日々の業務を通してマーケティングの専門知識を深めることができます。
広告運用の実務を学びながら、データ分析や消費者行動の理解が進み、実践的なスキルを習得することができます。
また、クライアントの目標達成のために最適な手法を選び出すプロセスを経験していく中で、戦略的な思考力も鍛えることが可能です。
日々の業務を通じて、汎用性の高いマーケティングスキルを研鑽できることは、将来のキャリアの選択肢を広げることにも役立つでしょう。
アカウントプランナーに向いている人
アカウントプランナーに向いている人の特徴について解説してまいります。
- 法人営業経験のある人
- 広告業界に知見のある人
- コミュニケーションスキルが高い人
- 物事をロジカルに試行錯誤できる人
- プレゼンテーション能力が高い人
- 常に貪欲に勉強し続けられる人
順番に見ていきましょう。
法人営業経験のある人
アカウントプランナーの仕事はクライアントである企業に対して広告戦略の策定や実行を行っていく必要があるため、前職で法人営業経験のある人材との親和性が高いです。
実際にアカウントプランナーの求人では必須要件として「法人営業経験3年以上」などと定められていることも少なくなく、クライアント企業とのコミュニケーションが円滑に取れる人材が好まれる傾向にあります。
広告業界に知見のある人
アカウントプランナーは広告業界特有の知識やスキルが求められるため、過去に何らかの広告業界で働いた経験や知見がある人はアカウントプランナーとして活躍できる可能性が高いでしょう。
例えばWeb広告業界でいうところのリスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告などの運用経験があれば、法人営業経験がなくてもアカウントプランナーとして採用される可能性は十分あり得ます。
コミュニケーションスキルが高い人
アカウントプランナーは、顧客である企業広告主はもちろん他にも様々な利害関係者とやり取りを行う仕事なので、コミュニケーションスキルは必要不可欠です。
相手に動いて欲しいことを提案する交渉力はもちろん、プロジェクトを円滑に進めていくための調整折衝力(チームワーク)も必要と言えるでしょう。
物事をロジカルに試行錯誤できる人
アカウントプランナーは任された業務に関する事柄に関してただ与えられた課題に取り組むだけでは不十分ですので、物事を試行錯誤して取り組める人も向いています。
課題を常に自分で設定し、上手く作業が進まない場合には納得するまで何度も調べる必要がありますので、データ収集により顧客分析を行い、明確な答えのない中で解決方法を模索していくことが大切です。
常にデータを収集し分析し続けることによって顧客の心を動かす広告を生み出し、成果を残し続けることが出来ます。
プレゼンテーション能力が高い人
アカウントプランナーは、広告代理店やマーケティング会社などでクライアント企業の広告戦略を立案・提案し、実行計画の作成や運用管理を行う中で提案書やプレゼン資料の作成が必要です。
そのためプレゼンテーション能力が求められており、自分の考えをわかりやすく伝える能力や、相手の反応に合わせた調整能力が高い方が向いている適性が高いと言えます。
常に貪欲に勉強し続けられる人
アカウントプランナーが属するWeb広告業界は常に新しい情報やルールがスピードを持って回っている世界なので、常に新しい知識を吸収する必要があります。
昨日通っていた手法が今日になっていきなり使えなくなる、なんてこともザラにありますので常に最新の情報を敏感にキャッチアップし続けられる人が向いているでしょう。
アカウントプランナーの将来性は?キャリアパス
アカウントプランナーの将来性は一言で言うと明るいと言えるでしょう。
なぜなら、Web広告業界の市場規模は年々増加傾向であり、長らくTOPに君臨していたテレビ広告の市場規模を超えているからです。
2024年現在もWeb広告業界の市場規模は年々拡大傾向にあるため、今後も拡大の流れは続いていくものと考えられます。
Web広告業界の市場規模が拡大することで、Web広告へ出向したいと考える広告主が増えることになりますので、必然的に広告主とやりとりを行うアカウントプランナーの需要は拡大していくというロジックですね。
アカウントプランナーのキャリアパス
アカウントプランナーからのキャリアパスの例としては、以下が挙げられます。
管理職・マネジメント | チームの目標設定と進捗管理/部下の指導育成/ |
マーケティング | マーケターとして企業のマーケティング活動を支援 |
広告制作サイド | ディレクターとして制作進行や広告製作を行う |
広報 | 企業の広報担当者として広報活動を行う |
広告制作の適切な流れを理解しているアカウントプランナーは、資格や英語力がなくてもマーケティングや広告制作などの分野で歓迎される傾向にありますし、独立してフリーランスとして活躍することもできます。
アカウントプランナーに求められるスキル
- 広告主(顧客)とのコミュニケーションスキル
- 情報伝達スキル(広告主〜メディア)
- スケジュール管理能力
- 判断力
- 広告に関する知識
広告主(顧客)とのコミュニケーションスキル
Web広告営業はクライアントの要望をヒアリングした上で、最も効果の高い広告を提案する仕事です。
そのため、「顧客の要望を引き出す力」や「相手の意見を理解する力」などが、広告営業において欠かせないコミュニケーションスキルといえます。
自分の話を聞かせるのではなく、相手の話を聞き、それに対して期待以上の提案ができるようなコミュニケーションスキルが必要でしょう。
情報伝達スキル(広告主〜メディア)
広告営業はクライアントとのやり取りだけではなく、クライアントとからヒアリングした要望や情報を、自社メディアの運営担当者や広告作成チーム、または他社のメディア担当者などに的確に伝える必要があります。
また、クライアントに対して「できること・できないこと」を伝えたり「作成した広告の意図」などを説明したりする必要もあるでしょう。
広告営業は、クライアントと社内つなぐ役割を担っているため、正確でわかりやすい情報伝達スキルが必須です。
スケジュール管理能力
広告は、クライアントやメディア担当者・デザイナー・コピーライターなど、複数の人と協力会社で作り上げるものです。
広告営業はその全ての架け橋となる存在ですので、各担当者のスケジュールを管理し、円滑に業務を進めるための進行管理を行うスケジュール管理能力が必要不可欠です。
判断力
クライアントのニーズにマッチした広告手法が何か判断できなければ、適切な広告提案はできません。
自身ですぐに判断することができず、曖昧な返答をするようでは、クライアントからの信頼を得ることはできず、競合他社に負けてしまうことになりますので、スピーディかつ的確な判断能力が必要です。
判断力を高めるためにも、日々広告に関する知識をアップデートしていく必要があります。
広告に関する知識
Web広告媒体には数多くのメディアがあり、メディアごとに異なる特性があるため、特性をよく理解した上でないと効果的な広告を企画提案することはできません。
特にインターネットに関しては、リスティング広告やディスプレイネットワーク広告、アドネットワーク・DSP・フィード広告など、多様な広告形態があります。
そのため常に最も効果的な企画を顧客に提案するためには、広告全般に関する幅広い知識が必要です。
アカウントプランナーに未経験転職は可能?
結論から申し上げますと、未経験でもWeb広告営業に転職することは可能です。
企画提案力や広告業界への知見が少なからず必要となる「アカウントプランナー」や「広告営業」は、業界未経験OKであっても法人営業の職種経験が求められるケースがほとんどです。
Web広告営業の種類 | 激務度 | 未経験歓迎度 |
アカウントプランナー | ◎ | |
メディア営業 | △ | |
広告営業 | ○ |
しかしながら、Web広告営業の中でも「メディア営業」は全くの未経験であっても転職しやすい傾向にあります、なぜなら、媒体の知識さえ身につければ、比較的すぐに数字を作ることができるからです。
メディア営業の仕事は、決められたWeb広告媒体をクライアントに販売する仕事になりますので、入社後3ヶ月程度社内研修やOJTで知識を学び、基本的な業務を忠実に行っていくことで、無理なく売上げを上げることが可能です。
より具体的な仕事内容については、「メディア営業とは?ノルマ厳しい?未経験転職必勝法」で詳細に解説しているので、ぜひ併せてご参考頂けたらと思います。
アカウントプランナーの平均年収はどのくらい?
アカウントプランナーの平均年収は企業にもよりますが、およそ400~600万円前後が一番多いボリュームゾーンであり、営業成績や管理職などの役職が就けば当然更に上の年収も目指すことができます。
サイバーエージェントのアカウントプランナー求人
代表的なWebインターネット企業であるサイバーエージェントのアカウントプランナーに関しては、800万円程度まで年収が出されています。
サイバーエージェントのアカウントプランナーでは、営業ノルマが個人だけではなくチームやグループ単位で課せられることが多いため、目標達成志向が強い人材が求められます。
求人の傾向としては、人材業界で法人顧客との折衝経験がある人材や高い目標を達成してきた実績のある人材を求めている傾向があり、Web広告業界は未経験でも挑戦することが可能です。
業界最大手の転職サイトdodaでは、サイバーエージェントのアカウントプランナー求人が多数取り扱われていますので、ライバルで充足してしまう前に早めに応募することをお勧めします。
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アカウントプランナーに未経験でもなれる?
アカウントプランナーに未経験であってもなれる可能性はありますが、広告業界やマーケティング業界においてアカウントプランナーの求人に応募する場合、一定のスキルや知識を持っていることが求められることが多いです。
未経験でアカウントプランナーになるには、
- 未経験OKのアカウントプランナー求人に応募する
- 事務職やアシスタント職からキャリアをスタートする
- 自己学習や研修プログラムでスキルアップする
最初は未経験OKのアカウントプランナー求人に応募してみて、書類選考や面接に通過できないようであれば事務職やアシスタント職からキャリアをスタートさせたり自己学習や研修プログラムでスキルアップすると良いでしょう。
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アカウントプランナーにおすすめの資格は?
アカウントプランナーにおすすめの資格は、以下のようなものがあります。
- マーケティング関連の資格:マーケティング検定、MBA(経営学修士)など
- デジタルマーケティング関連の資格:Google AdWords 認定資格、Google Analytics 認定資格、インターネット広告検定など
- 英語力関連の資格:ビジネス英語力、TOEICなど
上記資格はアカウントプランナーとしてのスキルアップに役立ちますが、資格取得だけでなく実務経験を積み、クライアント企業とのコミュニケーション能力や問題解決能力、プレゼンテーション能力なども身につけることが重要です。
SIer営業に未経験で転職できる?
システムインテグレータ(SIer)営業職はIT企業で募集されている職種ですが、最低限のIT知識は必要ですが自分でコードを書いたりすることはないため、未経験でも転職することは可能です。
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