「やればやるだけ稼げる仕事につきたい」「何にも縛られず自由に仕事をして報酬を得たい」などと、思ったことはありませんか?
私は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして、フルコミッション営業への転職サポートに従事してきました。
毎月自動的に振り込まれる固定給ではなく、売れなければゼロといった完全歩合のフルコミッションの世界で勝負したいと考えるのは、次のような事情や思いを抱えた人たちでした。
・個人事業主として成功をおさめ、数億円の自社ビルを購入したい
・学歴不問の世界で、年収1000万円を稼ぐ営業マンになりたい
・借金を返すために、報酬が高い仕事を探している
・時間や日時など、ライフスタイルに合わせて稼げる仕事につきたい
・週末だけフルコミッション営業で、独立に向けて力を試したい
…etc
過去の経歴を捨ててでも、こらからの人生を良くしたい、自らの裁量で大きく稼いで目標を達成したい、それがフルコミッション営業を目指す人の動機です。
ここでは、フルコミッション営業と成功するための方法をまとめました。
保険・不動産・太陽などのジャンルを中心に、フルコミッション営業の実情をご紹介しますので、稼ぎたいと野心のある人もワークライフバランスを重視した働き方をしたい人も、是非参考にして下さい!
フルコミッション営業とは?
フルコミッション営業とは、成果に応じて報酬が決まる営業のことです。
インセンティブと誤解されがちですが、基本給はなく、一般の営業職のように最低保証された給料は一切ありません。
契約や受注といった成果を上げなければ、報酬はゼロ、しかし、成果を上げれば高額な報酬を手にすることができます。
完全歩合のフルコミッション営業は、労働基準法の定めにより業務委託契約でしか存在が許されていないため、雇用関係ではなく、企業と個人事業主との委託関係によって成立します。

つまり、企業の社員になるのではなく、個人事業主として企業と契約を結ぶ必要があるということ。
フルコミッション営業は、個人事業主のため一般の営業マンのように社会保険に加入することもできず、労災や雇用保険もないため、自分で国民健康保険や国民年金に加入しなければなりません。
収入が不安定でお金を貸しづらい人と見られがちなので、フルコミッション営業は、会社員勤めの営業マンと比べてローンの審査も厳しいのが現実です。
フルコミッション営業が多い業界
フルコミッション営業マンの求人が多いのは、「保険」「不動産」「太陽光」の3つの業界です。
それぞれの業界で1契約につき、どれぐらいの報酬を手に入れることができるのか詳しく見て行きましょう。
保険
保険業界におけるフルコミッション営業とは、
・生命保険や損害保険の商品を販売
・契約を結んだ保険の管理業務
上記が主な仕事内容です。
フルコミッション営業として入社しても、数ヶ月は研修期間のため給料が支払われますが、その後は基本給がなく、契約を結べば報酬に反映をされる仕組みがよくみられます。
たとえば1契約につき20%の手数料を受け取れる個人情報保護保険を販売したとすると、年間保険料15万円の商品を1回契約したとして、代理店が受け取る報酬は20%の3万円です。
こうした契約を積み上げていき、保険営業のフルコミッション営業で億の年収を超える人も珍しくありません。
不動産
不動産のフルコミッション営業として代表的なのは、投資用不動産を販売する仕事です。
・収益不動産の仲介
・新築アパートおよびマンションの開発・販売
を行います。
会社経営者や医師など不動産で資産運用を考える人を対象に、月々のローン返済額よりも家賃収入が上回るというセールストークで販売を行っていきます。
1契約につき、成約物件の粗利益の30~40%が報酬とされています。
たとえば、売買からの年間粗利益を6,000万円、歩合率40%で計算をするとフルコミッション営業としての年収は2,400万円になります。
1件の成約単価が通常よりも圧倒的に高いことが特徴と言えるでしょう。
太陽光
太陽光発電のフルコミッション営業とは、太陽光発電のシステムや節電や売電収入などの利用メリットを説明し、設置をしてもらう仕事です。
近年では、太陽光発電の発電効率が良くなったため、小さく少ないパネルでも多くの電力を発電できるようになりました。
2019年に太陽光の買い取りが終了しますが、一定の要件を満たした人に対しては、国が蓄電池を購入する人に補助金を出すことが決定されました。
たとえば、太陽光発電システム1契約につき粗利の50%が報酬となる場合、設置費用94万円だとすると、47万円が収入となります。
フルコミッション営業の中でも、太陽光発電ビジネスはまだまだ活況と言えます。
フルコミッション営業になるには?
ここでは、フルコミッションの営業マンになるための具体的な方法についてご紹介をします。
フルコミッション営業になるためには、次の2つの手段があります。
完全成功報酬の関係で協業できそうな、知人・友人を探す
フルコミッション営業として生きていくためには、継続して契約を結ぶための仕組みが必要です。
協業できそうな知人や友人がいれば、仕事につながる人脈を紹介してもらうことで収入を得ることができます。
たとえば保険代理店を営んでいる私の知人は、税理士の友人から顧問先を紹介してもらい、退職金の保険や、飲食店舗の火災保険などの契約で収入を得ています。
協業できそうな知人や友人を探し、紹介を受けて顧客獲得が楽にできる集客の仕組みが手に入れば、フルコミッション営業として食べていくことができます。
フルコミッション営業の求人を多い転職エージェントを使う
フルコミッション営業は、一般の会社員での営業とは違い、売れなければ収入はゼロです。
期待したにもかかわらず、収入が得られず「こんなはずじゃなかった」と、後悔してもキャリアに後戻りの文字はありません。
フルコミッション営業を目指すなら、最初からプロの転職エージェントに相談し、本当にフルコミッション営業に適性があるのか見てもらうことをおすすめします。
最もフルコミッション営業の案件に強い転職エージェントが「doda」で、日本最大級の求人数と実績を誇る転職エージェントとして特に営業案件の紹介に強みを持ちます。
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下記はdodaで実際に取り扱われているフルコミッション営業の求人です。
フルコミッションの営業では、取り扱う商材や会社の信頼度が極めて重要です。
dodaでは求人票では分からない、フルコミッション営業の実情や社風・企業文化など生の情報に触れているため、精度の高い求人紹介を受けることが可能になります
また、dodaの営業職専任のアドバイザーが、フルコミッション営業向けの書類の書き方や、面接での受け答え方など企業が評価する転職ノウハウを指南してくれます
フルコミッション営業は”覚悟”が必要
フルコミッション営業での成功は、これまでの人生を大きく変えると言っても過言ではありません。
だからこそ、フルコミッションの営業として結果を出すためには生半可な覚悟では務まらないとされています。
「契約が取れるだろうか」と不安な日々を過ごすことがあるかもしれませんが、そんな時は目先の報酬ではなく"自らが成長できるかどうか"にフォーカスをして日々を過ごすように心がけてみてください。
気づきや学びに感謝できるようになれば、報酬は向こうからやってくるはずですし、退路を絶ってフルコミッション営業に挑む覚悟があるのであれば、必ず後悔のない人生を手に入れることができます。
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