「株式会社パソナに転職・就職したいけど採用されるのが難しそう」と悩んでいませんか?
※パソナキャリアカンパニーは、パソナキャリアの転職エージェントを運営する株式会社パソナの社内カンパニーですが、2018年社内の体制が代わり、株式会社パソナに統合されています。
変化がめまぐるしい人材業界で、売上も利益も着実に伸ばしている優良企業の株式会社パソナは転職業界の中でも非常に人気の高い企業です。
この記事では、株式会社パソナの事業内容や募集職種、気になる転職難易度や転職後の年収想定など中途採用にまつわる情報を詳しく解説します。
更に、元キャリアアドバイザーとして熟知している業界の裏側から、普通にエントリーするよりも採用される確率が高くなる”転職必勝法”もお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
株式会社パソナの会社概要
パソナキャリアは株式会社パソナが運営する、業界トップクラスの取引企業約16,000社の求人情報を取り扱う転職エージェントです。
そしてパソナキャリアの運営元である株式会社パソナは、転職エージェント事業の他にも様々な事業を展開しています。
転職エージェント事業 | 転職者を支援する |
キャリア支援事業 | 再就職活動を支援する |
顧問コンサルティング事業 | エグゼクティブ特化の課題解決 |
組織・人事コンサルティング事業 | 組織や企業人事の課題を解決する |
教育・研修事業 | 教育研修にまつわる課題を解決する |
インターンシップメディア | インターンシップメディアの運営 |
株式会社パソナでは経営理念を「クレド」と呼んでおり、今から15年前に「人材業界における感動サービス企業を目指して」というクレドが取り入れられました。
パソナキャリアでは、パソナキャリアの目指す“お客様に心から満足していただける最高のサービス”を「感動サービス」と呼んでいます。
理念や進むべき方向を改めて確認し、全社員が想いを一つに感動サービス実現に向かって歩んでいくための指標として、このクレドが作られました。
カンパニープレジデントである渡辺尚社長もこのクレドをもとに、「実績・経験と変わらない理念を胸に、私たちは日本のあらゆる産業を支えることで、社会の発展に貢献していきます」というメッセージを発信しています。
株式会社パソナの転職・就職難易度
転職難易度:★★★☆☆
株式会社パソナはリクルートホールディングス、テンプホールディングスに続いて業界第3位の大手企業です。
売上高2262億円に対して経常利益は33億円なので、経常利益率は1.4%、売上高は過去5年で26%増加しているのに対し、経常利益額は30%増加しています。
数字を見てもわかる通り、群雄割拠で変化がめまぐるしい人材業界で、売上も利益も着実に伸ばしている堅実な優良企業といえます。
▼着実に売り上げを伸ばしている
大手企業の中でも成長し続けているパソナキャリアは就職・転職において人気の高い企業ではありますが、転職市場が拡大し続けていることや利益を着実に出していることから、社員の増加傾向は強いため採用人数は比較的多く、就職難易度は中堅クラスに位置しています。
選考では、『将来どうなりたいか』というキャリアプランを考えているかどうかを重視されますので、今までの経験やスキルだけではなく、中長期的なビジョンについても自分の言葉でしっかり伝えられるように準備しておく必要があるでしょう。
選考の特徴としては、業界1位のリクルートキャリアや2位のパーソルキャリアと同じ傾向にありますね。
リクルートキャリアに転職するには?面接選考を受けてみた
パーソルキャリアに転職すべき?評判は?年収や転職難易度も!
株式会社パソナの求人情報
株式会社パソナの採用情報を、事業部ごとに分けて解説してまいります。
人材紹介事業部
人材紹介事業部は、正社員・契約社員など直接雇用での転職・採用を支援する事業部です。
「さらに活躍できる環境でキャリアを活かしたい」という転職希望者にとってのキャリアアドバイザー。
「求めるポジションで活躍する人材を採用したい」という企業のリクルティングアドバイザーとして、ひとつしかない縁をつくり出す仕事です。
日々取引先企業に足を運んで求人開拓を行ったり、転職希望者に対しては転職を成功させられるように、キャリアカウンセリングや求人紹介・面接対策などさまざまなサポートを行う転職エージェントとしての役割を担います。
顧問コンサルティング本部
顧問コンサルティング本部はシニア層の労働市場開拓のため、2013年に始動した新規事業です。
外部顧問として登録されている顧問は4500人を超えており、それぞれが過去培ってきたプロフェッショナルなスキルやノウハウを持っています。
その高い経験力をもつ顧問とコンサルタントがパートナーとなり、企業の課題を解決するための提案営業が採用情報としてあります。
顧問コンサルティング本部の提案営業は人材紹介や再就職支援とは異なり、人と企業を繋ぐだけではなく、そこで立ち上がったプロジェクトにも関与していきます。
お客様がどんな課題を抱えていて、それをどう解決していくのか、最初の打ち合わせから関わって全体の進捗を管理していく仕事です。
キャリア支援事業部
キャリア支援事業部は経済のグローバル化、労働力人口の減少、労働・社会保険等の法制度改正といった外部環境の中でも持続的な成長を実現できるよう、企業に対して採用や人材活用の面から支援を行っていきます。
人材紹介事業部と同様、企業側を担当する法人営業職と求職者を担当するコンサルタント職に求人情報は分かれています。
法人営業職は、早期退職制度を実施する企業に対してキャリア支援サービスの説明を行い、サービスの利用を希望する方を就職支援事業部に引き継ぎます。
コンサルタント職は、転身後のキャリアを検討する従業員に対して、「再就職」「独立・起業」「社会参加」「海外・田舎暮らし」の各種コースの中から最適なサービスを提供し、二人三脚で個人の自己実現と成長を支援していきます。
全国営業本部
パソナキャリアは人材業界の中で他社に先駆けてサービスの全国展開に着手した人材会社です。
パソナキャリアが保有する47都道府県すべての拠点を活かし、各地の地元企業に密着したサービスを展開しているのが、全国営業本部です。
キャリア支援コンサルタントとして、法人開拓営業や企業の課題・求人等のヒアリング、転職希望者へキャリアカウンセリングの実施・求人紹介・面接指導などを行っています。
株式会社パソナに転職後の年収
株式会社パソナの年代別に平均年収を整理すると、以下のようになります。
新卒~20代 | 420~460万円 |
30代 | 426万円~482万円 |
40代 | 536万円~582万円 |
50代 | 610万円~680万円 |
支店長 | 780万円~800万円 |
業界全体で見ると、売上高では業界3位がパソナグループになりますが、年収トップ企業との差は約200万円ほど離れています。
業界全体の平均年収は439万円~484万円で、統計では上下動が少なく、パソナキャリアは中堅より上位クラスの給与水準に該当します。
業界ではトップクラスの年収であることは間違いないと言えるでしょう。
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株式会社パソナに転職する人に多い出身会社
株式会社パソナへの転職を成功している人は、元人材派遣会社のキャリアコーディネーターや、MR、不動産業界でBtoCの営業職をしていた人が多い傾向です。
どの業界からパソナに転職してきた人にも共通していることは、「人の人生の転機に関わり、そこに自分が介在することで役に立ちたい」という想いが強いことです。
パソナキャリアでは「人材業界における感動サービス企業を目指して」というクレドを大切にしていますので、この想いに共感できる人が採用されやすいと言えます。
業界は異なってもBtoCの営業を経験してきた人は、人と企業に真摯に向き合うことが自然と身についていることが多いため、経験を活かして転職しやすくなるでしょう。
株式会社パソナに採用されるには?
株式会社パソナに最も採用される確率が高い方法は、『株式会社パソナの転職支援サービスであるパソナキャリアを活用して、キャリアアドバイザーとの面談中に"スカウト"を受けること』です。
キャリアアドバイザーとの面談中に「御社に興味があり選考を受けたい」という意思を伝えると、あなたにその素質があると判断された場合は、書類選考をスキップしてキャリアアドバイザーからの推薦によりパソナキャリアの面接を受けることが可能になるんですね。
この場合、あなたは『パソナで働いているキャリアアドバイザーからの推薦者』ということになりますので、あなたに対しての信頼度・期待度が高くなり、通常の自己応募と比べて優遇されて選考を受けることができます。
キャリアアドバイザーからすると、もしあなたが内定を獲得すれば"一緒に働く仲間"になる可能性がありますので、面接対策なども一般の転職者に比べてかなりみっちりと行ってくれます。
また、内定決裁権のある人事とキャリアアドバイザーの距離も近いので、年収交渉や条件交渉など何かと転職しやすい環境が整えられることとなります。
ぜひパソナキャリアカンパニーへの転職成功確率を最大限高めるために、パソナキャリアの転職エージェントサービスを利用されてみて下さいね。
※新卒就活生でもパソナキャリアのサービスを使うことは可能です。株式会社パソナへの転職・就職が成功することを、心より応援しています。
