「新卒で配属された部署が希望じゃない」
「新卒で配属された部署が合わない」
そう感じている若手ビジネスパーソンのあなたに、今すぐやるべき4つのアクションをご紹介いたします。
今の仕事に満足できないままズルズルと時間を過ごしてしまうと、貴重な若い頃の時間を無駄にしてしまうことになります。
新卒時代の経験は、長期的にキャリアを見ても非常に重要な時期になることは遠からず感じている筈です。
私自身も、新卒時代で任された配属先の仕事に満足できず、非常に悩み苦しむ時期を経験したことを今でも鮮明に覚えています。
ぜひ今回の記事で、現状置かれている環境を打破する行動に繋げて頂ければ幸いです。
最終更新日.2021年12月3日
目次
■新卒の配属が合わない時にやるべきこと
●アクション①:合わない理由を明確にする
まず最初にやるべきことは、手前味噌かもしれませんが「なぜ今の配属先が合わないと感じているのか」を明確にすることです。
合わないと感じる理由は、
・そもそもやりたい仕事ではない
・求められる成果を出せていない
・配属先の人間関係が良好でない
・今の仕事が将来のキャリアに繋がっている感じがしない
などなど、人によって様々だと思います。
自分自身がどんな理由で現状に満足していないかを知ることで、今後取るべき方向性も変わってくるので、まずはここを明確にしましょう。
おすすめは紙に書き出すことです。
誰に見られる訳でもないので、あなた自身の現在を自己分析するところから始めましょう。
●アクション②:相談する
紙に書き出し終えるか、もしくは、どうしても紙に書くのがめんどくさいのであれば、周りの人に相談するアクションを取りましょう。
ここで重要なのが、相談する相手を間違えないということです。
しっかりとあなたの現状を理解するほど親身になってくれて、かつ、適切なアドバイスを行える人に相談しなければ意味がありません。
おすすめは、
・会社の上司の上司(直属ではない)
・会社の人事部(もしくはそれに近い機能を持つ部署)
になります。
直属の上司や近い上司に相談するのもアリですが、距離が近すぎるためあまり有効なアドバイスは貰えないことが多いです。
そもそも、その上司が原因で今の配属先が嫌だと感じている人も少なくないですからね。
上司の上司であれば、比較的距離が遠いため客観的にあなたを見ることができますし、会社である程度のポジションを任されているので、相談に乗った経験も多い筈です。
また、人事部は会社の人材を適材適所に配置することが役割なので、相談してみるべきです。
普段関わることが少ないので億劫に感じるかもしれませんが、メール一つできっかけは作れるのでぜひアクションしてみてください。
めんどくさかったら下記のテンプレートを使ってもらっても大丈夫です。
人事ご担当者様
お疲れ様です。
私、株式会社◯◯の▲▲事業部所属の
新卒一年目フルネームと申します。この度、相談させて頂きたいことがあり
メールを送らせていただきました。私は現在、新卒一年目として▲▲事業部に
配属されたのですが、今の仕事について
大きな悩みを抱えています。お忙しいところ恐縮ですが、短い時間で
構いませんので、一度30分程相談させて
頂くことは可能でしょうか。希望日程としては、
・第一希望
・第二希望
・第三希望となります。
お忙しいところ恐縮ですが、
ご検討頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。
▲▲事業部
フルネーム
●アクション③:異動のタイミングを待つ
配属先の部署を変える異動は、大きく分けて、
・4月
・7月
・10月
に行われる会社が多いと思います。
今いる部署から配属先を変えるだけで、本当に同じ会社なのかと愕然するほど環境が変わることは少なくありません。
黙っていても、会社というのは相手から手が差し伸べてられることはほぼないと言って良いので、自分から異動申請を出しましょう。
●アクション④:転職を考える
今いる部署、あるいは配属先を変えたとしても現状の悩みを解決できそうにないのであれば、転職を考えるのも一つの選択肢です。
「石の上にも三年」なんて言葉がありますが、あれは実際に三年我慢せざるを得なかった経験をした人がそう言っているだけです。
もちろん、嫌な仕事の経験が結果的に幅を持たせることもありますが、今の時代は非常に人材獲得が厳しいため、
・好きな仕事
・やりたい仕事
・働きたい環境
に就きやすくなっていることは間違いありません。
転職を考えた時にとるべきアクションは2つで、
①リクナビNEXTのような転職サイトにとりあえず登録してどんな求人があるかを探す
②専門のキャリアアドバイザーが駐在している転職エージェントを利用して相談に乗ってもらいつつ転職するかどうか決める
が挙げられます。
オススメは後者で、あなたが置かれている環境を圧倒的なデータを用いて分析するキャリアコンサルタントに相談できるということは、かなり大きなメリットです。
言ってみれば転職のプロに相談できる訳です。
もちろん、相談したら絶対に転職をしなくてはいけない、転職を迫られるという訳でも決してありません。
関連:転職エージェントに相談だけはアリ?相談するメリットとコツ
特に20代前半〜中盤のいわゆる第二新卒という年齢層はどの会社も非常に人材を欲していて、転職の選択肢はかなり多いです。
ただ、転職エージェントに相談すると言っても誰もが知っている大手よりも中小エージェントの方が親身に乗ってくれる可能性が高いです。
中でもMAPの転職エージェントは知る人ぞ知るエージェントで、担当のキャリアアドバイザーの質が非常に高く、親身かつ的確なアドバイスに定評があります。
実際にHPにもキャリアアドバイザー全員が顔を出してくれているので、どんな人が相談に乗ってくれるのかだけでも覗いてみてくださいね。
■新卒時代にできるだけ多くの経験を
冒頭でもお伝えしましたが、新卒時代の経験は長いキャリアにおいて、非常に重要な役割を占めます。
しかし、せっかく新卒の就職活動でがんばって入った会社を辞めるというのはなかなか勇気がいるものです。
当然今いる環境で継続して頑張った結果、現状を変えられることも全然あると思います。
ただ、振り返ってみて時間を無駄にしてしまったと嘆くことにならないように、今できることを精一杯取り組んでおきましょう。