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大学職員転職は厳しい?→否!大学事務の志望動機【中途採用】

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大学職員になる道のりは厳しい?どの転職エージェントを利用すべき?を解説

大学職員の転職に興味があるけれど

大学職員への転職は厳しい?道のり長い?
大学事務への中途採用で転職志望動機が分からない
どの転職エージェントを利用すれば良い?

などと悩んでいませんか?

大学職員は一般企業と異なって転職に関する情報も少なく、転職に際してたくさんの不安がありますよね。実は私もまったく同じ状況でした。

この記事を読んでいただければ、実際の私自身の経験を元にした大学職員への転職の道のりから、自分に合った転職エージェントの選び方までが明確にイメージできるようになります。

大学職員になるには道のりは厳しいのか?転職志望動機について例文を用いて、実際に大学職員として活躍している筆者が徹底解説致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大学職員から転職したいと考えている人は「大学職員から転職したい人必見!転職先おすすめ4選【元大学職員】」も併せてお読み頂けると参考になるかと思います。

この記事の執筆者

Miho Tanaka
新卒で大学職員として教務課や学生課に勤務。
述べ2,000人以上の学生指導に携わる。
担当は教務課や学生課を中心に幅広い業界に従事し、職種は営業、企画、事務職などを幅広く経験。
10代後半〜20代前半の学生支援を強みとしている。

【2023年9月12日最終更新】

大学職員とは?仕事内容は?

そもそも「大学職員」ってどんな仕事内容なんだろう?という声に対して解説します。

実は大学職員も仕事内容としては一般の会社と大きな違いはありません。

教務課

会社のお客さんを学生と考えれば、相談窓口やサービスの提供に当たるのが学生の生活をサポートする教務課など。

入試部

お客さんとなる学生を集める営業部的な仕事をするのが入試部。

企画部・人事部・経理部

その他、今後の大学の方向性、例えばどんな学部学科を新設するか、などといった事を企画する企画部や大学の職員の異動、財務を担当する人事部、経理部なども挙げられます。

技術部

技術系の部署には「施設の管理」を担当する部署と「教育および研究に用いる装置やソフトなどの管理」を担当する部署があり、さらに細かく分けると「電気担当」「機械担当」「建築担当」というように多くの区分が設けられています。

大学職員の仕事内容

企業に企業理念があるように大学にも理念がありますが、近年の少子化の影響で、どの大学も目指すところは「学生の確保」にあります。

ですから学生にいかに良いサービスを提供して大学に来てもらうかという意識改革が大学職員の仕事でもあると言えるでしょう。

大学職員の仕事の1日の流れ

さて、大学職員の1日の仕事の流れですが、大学や担当部署によって違うものの基本的には定時出勤、デスクワークがほとんどを占めます。

学生サポートや大学の教員のスケジュールを組んだり高校を対象に学生を募集したり、といった業務も重要です。

お昼は1時間程度、学食で安く済ませられますし、退勤も定時が多いです。

ただし入試の時期などは繁忙期で、残業することもありますが、長時間の拘束はほとんどないと言って良いでしょう。

とても魅力的な環境だと言えます。

ちなみに予備知識として、基本的に大学職員は国立大学であれば完全週休2日の土日休みですが、青山学院大学・法政大学・学習院大学・関西学院大学などの私立大学は月2回土曜授業があるため土曜出勤が必須となります。

大学職員に必要なスキルを解説

大学職員に必要なスキルを解説

では大学職員に必要なスキルとは何でしょうか?

事務処理能力

大学職員は事務作業がメインです。つまり、ある程度の「事務処理能力」は必要です。

事務処理が遅いと、その他の仕事にしわよせがきてしまうので、てきぱきとこなすことが求められます。

特に長時間のPCを使った作業が多いですから、最低限のwordやexcelが使えるように学習しておく必要はあるでしょう。

また入試部や企画部になるとIllustratorなどのソフトが使えると有利ですが、必須ではありません。

コミュニケーション能力

大学職員が対象とするのは学生やその親御さんがメインですが、次に仕事仲間である他の職員、さらには教員陣との関係も重要です。

もくもくと自分の仕事をするイメージがあるかも知れませんが、チームで仕事をすることもあります。

ひとりひとりに割り当てられた仕事をこなしながら全体で成果を出すという仕事に対する姿勢は一般企業と変わりないでしょう。

いずれの場合でも直接向き合って仕事をすることになるので、最低限の「コミュニケーション能力」は必要とされます。

企画力

近年は少子化でどの大学も学生の確保に躍起になっています。

そのためには自分たちの大学が他大学と比べてどれだけ優れているか、例えば就職率や質の高い講義などで差別化することが重要課題です。

そのためには就職課で学生に対して手厚い就職支援をしたり、新しい学部を新設したり、優秀な教授陣を呼び込んだりと「企画力」を必要とされる部署も多いです。

どんどん新しい企画を提案できる人材は重宝されるでしょう。

営業力

これも近年の少子化を受けて大学職員に求められるようになってきたことですが、いわゆる「営業力」はあった方が良いスキルと言えるでしょう。

特に入試部などは学生を募集する際の窓口になるわけです。

全国の高校生向けにオープンキャンパスを企画して呼び込みを図ったり、一つ一つ高校に出向いて進学担当の先生に自分の大学を提案したりと一般企業よりハードではないものの、一定の営業力は持っていて損はないでしょう。

大学職員の学歴は大卒以上必須

大学職員の学歴に関しては大卒以上が必須で、必ずしも母校に応募しなければいけないことはありませんが、書類選考や面接の段階で間違いなく重視される項目の一つと言えるでしょう。

ちなみに偏差値が低い大学であっても大学職員の年収に関しては上位校と同等かむしろ高い大学もあるため、例え有名難関大学に転職できなかったとしても、一定以上の年収は確保されているのが大学職員の魅力です。

持っていると有利になる資格としては、事務系職種であればTOEIC・TOEFL・MOS・日商簿記のような一般企業の事務職でも有利な資格を持っておくと、選考を有利に進められる可能性もあるでしょう。

大学職員転職は厳しい?→否!

大学職員への転職は一般企業の就職活動や転職活動同様に難関大学であればあるほど倍率は高く、母校以外への大学にも並行して複数校応募して選考を進めて行くのが基本的な転職活動の進め方となります。

特に国立・公立よりも私立大学に関しては不定期に中途採用の募集が行われるため、日ごろからHPの求人情報をこまめにチェックして、条件に合う求人が出たらできるだけすぐにスピード感を持って応募しなければライバルに勝てません。

そのため応募する大学にどのような学部があるのかや、教育理念といった方針を調べ上げるのはもちろん、組織の体制や大学の歴史についても調べておき、どのような大学であるかを入念かつ事前に下調べすることが必要不可欠です。

大学職員転職は厳しいが不可能ではない

中途採用で大学職員へ転職するのは倍率が高く厳しいことは前述した通りですが、だからと言って転職できないかというとそんなことはありません。

大学職員転職を成功させるためには、以下のような戦略と正しい転職活動の方向性について意識して行動するようにしましょう。

  • 経験とスキルの棚卸し:大学職員のポジションには多くの異なる役割があります。アカデミックアフェア、研究支援、学生サービス、財務、IT支援など部門ごとに必要なスキルを棚卸ししましょう
  • 大学業界のトレンド調査:大学のセクターや関連産業のトレンドを調査し、利用可能な職位や求められるスキルに関する情報を収集する
  • 専門家とのコネクト:大学教員関連分野の専門家やグループとつながり、経験豊富なメンターやキャリアカウンセラーの助言を借りてガイダンスを受けましょう

専門家とのコネクトに関してはなかなか大学教員関連分野の繋がりがない人もいると思いますので、その場合は大学職員への転職に強い転職エージェントを活用してキャリアアドバイザーに助言をもらうと良いです。

数ある転職エージェントの中でも、業界最大級の求人数を誇るdodaに関しては大学職員の転職実績が豊富にありますので、まず最初に利用すると良いでしょう。

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大学職員転職への具体的な道のり

それでは具体的に大学職員になるにはどういった道筋があるのでしょうか。

具体的な道のりとしては以下の選択肢があります。

  1. 1人で転職活動を進める
  2. 転職エージェントを活用する
  3. 資格を取得する

1人で転職活動を進める

自分自身で転職サイトに登録して地道に求人を探すということも可能ですが、解説してきたように大学職員は求人数も少なく、情報が少ないというのが難点で、自分ひとりだけでは就職対策がおろそかになりがちです。

その上一般的に大学事務は人気が高く、求人倍率が数十倍になることもあります。

ひとりで対策するにはかなり厳しいというのが現状です。

転職エージェントを活用する

そういった環境で頼れるのはやはりサポートの厚い転職エージェントです。

私自身も大学職員に転職する際に利用していましたが、転職エージェントには転職ノウハウが蓄積されています。

▼転職エージェントの仕組み
最初はそれぞれの転職エージェントに登録して、どういった求人があるのか、自分の転職のスタイルにマッチしているのかを確認することからはじめると良いでしょう。

資格を取得する

また、個人でできる対策として資格取得も有意義と言えます。

大学事務は部署も多くあり、大学内での部署の異動は頻繁にあります。

どの部署に行っても役立つ資格として日商簿記検定やマイクロソフトオフィススペシャリスト資格など事務系の資格が挙げられます。

転職活動を通して挑戦してみましょう。採用試験において良いアピールポイントになると思いますよ。

大学職員への転職志望動機(例文)

大学職員への転職志望動機(例文)

では、一般的な企業から大学職員を希望する場合、どういった志望動機が必要でしょうか。

それは現在大学がどういう人材を求めているかという点を考えればおのずと分かってくるものです。

大学という組織は閉鎖的な側面があります。悪く言えばあまり上昇志向がない組織なんですね。

ですから経営側としては、この少子化にある厳しい局面で大学に新しい風を吹き込んでくれるような存在を求めています。

ですから皆さんが社会人として培ってきたスキルを活かすことを大いにアピールすることで、採用にもぐっと近づけると思います。

転職エージェントを利用する場合は担当者と相互に情報を共有してあなたのアピールポイントを見つけてもらうのも良いでしょう。

しかし、イマイチ志望動機がはっきりしない方もいらっしゃいますよね。そのためにふたつほど面接での志望動機回答例を挙げてみます。

メーカー営業担当から大学職員への転職志望動機例文

「私の営業経験を活かし学生の募集に携わって大学を活性化したいからです。

大学の使命は、高度な学問を研究し社会に寄与することだと思います。

同時に、知性と教養があふれる人材を育成することで、社会に貢献することも重要であると考えます。

そのためにもより多くの学生が貴学で学び、成長することは貴学にとって大きな利益であると考えます。

私の営業経験をぜひ貴学で活かし、多くの学生を貴学に導くことでその発展に貢献したいと考えています」

このように、営業の経験はどのような業界の出身であったとしても歓迎されることが多いと言えるでしょう。

大学は営利組織ではありません。あくまで教育機関、研究機関としての立場がありますが、近年はその経営の根底を支える学生の取り合いとなっています。

つまり、大学の経営方針として学生の確保という点で営業力のある人材が欲しい、と言えます。

人事面接官はそこまで見ていません。

金融機関事務担当から大学職員への転職志望動機例文

「私が現職で培った事務経験を活かし、大学内部の事務作業の効率化をはかることで大学の発展に貢献したいと考えたからです。

学生が豊かな大学生活を安心して送るためには、大学における事務部門が、学生に対して即座に質の高いサービスを提供することが求められると思います。

私が現職で構築したシステムを当てはめることで貴学の事務作業の効率化を実現し、学生サービスの向上をはかることで貴学の発展に貢献したいと考えています」

事務職出身の場合はどうでしょうか。大学の業務の多くはやはり事務作業が多いです。

業務のなかでその割合が多いと、当然その業務を効率化できたときに大きなコストカットが望めるでしょう。

民間などですでに行わている事務作業の効率化を促せる人材は、大学側にとっても大きな魅力となるでしょう。

以上のような経験以外でも、民間企業等と大学では異なる視点を見つけて「十分な価値提供ができますよ」とアピールすることで志望動機を固めることができます。

なぜ大学事務職なのか?への志望動機回答例

さて、ここで一点、どのような志望動機にしても良く追加で聞かれる質問として「なぜ大学事務職なのか」というものがあります。

自身の職務経験による志望動機だけでは弱い場合、特にこの点はしっかりと押さえておきましょう。

>なぜ大学事務職なのか?の質問に関しては「教育」という分野に注目して自分なりに回答を準備する必要があります。

ほとんどの人が教育を受けて育ち、その結果今の仕事に就いているわけですよね。

ですから、今の自分をつくった教育に携わりたいという思いを現状の仕事と絡めて説明できるようになれば良いでしょう。模擬面接などで第三者に相談するのもとても良い対策になりますよ。

大学事務職への中途採用面接で聞かれる質問内容

大学事務職への中途採用面接で聞かれる質問内容は以下の通りです。

・なぜ、ウチの大学ですか
・他にどこを受けていますか
・ウチの大学の強みは何ですか
・ウチの大学の弱みは何ですか
・なぜ、今の仕事を辞めてまで転職したいのですか(転職)
・今の仕事で身に付けた能力は何ですか(転職)
・その能力がどのような形で当大学で活かせますか(転職)

必ず対策をしておくようにしましょう。

大学職員に向いている人の特徴

大学職員に向いている人の特徴は、以下のようなものが挙げられます。

  • 単純作業が苦ではない人(※ルーチンワーク)
  • 同じ環境で長期的に働きたい人(※転勤なし)
  • 公共性の高い仕事をしたい人(※競争意識低)

大学職員は良くも悪くもノルマなどがなく競争意識を必要とされない大学が多いですし、単純作業が多いことや転勤なしの環境から公務員のような働き方をしたい人にとっては非常に向いている環境です。

逆にその点を踏まえて大学職員に向いてない人の特徴としては、

  • 年功序列な組織が嫌な人(=成果主義万歳)
  • 大きな裁量を持って仕事をしたい人
  • 今後独立や再び転職したいと考えている人

上記に該当する場合は大学職員の仕事への適性が低い可能性があるので、大学職員を目指すのはやめて別の仕事を探した方が良いでしょう。

大学職員の平均年収・給料相場

大学職員の平均年収・給料相場

ここでは気になる大学職員の平均年収や、給料相場について見てみましょう。

国公私立大学年収ランキング
参考:国公私立大学年収ランキング(文部科学省公表資料2020年度)

大学職員全体の平均年収は550〜600万円程度と言えます。

国の平均年収が430万円程度とされるなかとても良い水準だと言えますが、特筆すべきは国立大学と私立大学で年収に大きく差がある点でしょう。

国立大学と私立大学職員平均年収の違い

国立大学では平均年収が500万円前後に対し、私立大学では650万円前後と大きく開きがあります。

また、年功序列の傾向が強く、私立大学では50代で年収1000万円を超えるケースも珍しくありません。

大学職員の場合、役職によって給与差が出ることは当然ありますが、役職がついていなくても順調に昇給していく傾向があります。

私立大学においては有名大学か否かによっても給与水準は大きく変わります。

学生数が何万といる私立大学であれば40代で年収1000万円を超えることもある一方で、財務状況が思わしくない弱小な私立大学では国立大学程度の年収となる場合もあるでしょう。

転職活動する際には志願する大学の規模について、十分にリサーチする事が大切ですね。

大学職員の将来性!閉校する大学も増えて危険?

大学職員の将来性

少子化について語ってきましたが、全国的に名が知れているような大学は今後も長期間安定した経営を続けることが期待できます。

しかし全国には閉校した大学、一部の学部を廃止した大学も出てきています。

主に地方の私立大学に多いと言えます。

大学全入時代、つまり大学の学生募集人数と大学志願者数が同数になってからだいぶ期間が経ちました。

これから閉校する大学はまだまだ増えてくると思います。こう聞くと不安になってしまうかも知れませんね。

しかし、現状として求人を出している大学、つまり皆さんが応募する可能性がある大学はどうでしょう。財政面で新しい人材を迎えても問題ないから求人を出している、というケースがほとんどでしょう。

ですから求人を出している大学については心配する必要はありません。

しかし大学事務職に応募する際はその大学の評価などについて転職サービスも利用してプロの目線から客観的に調べてもらうことがとても有効な手段と言えます。

そういった意味で転職エージェントを利用した方法での転職活動は、ライバルより一歩先をゆく良い選択肢となるでしょう。

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大学職員への転職は厳しいに関するQ&A

転職に関するQ&A

最後に大学職員への転職に関する気になる質問に回答して参ります。

大学職員のホワイトランキングは?

大学職員の年収・残業時間・有給消化率・就職/転職偏差値などを総合的に加味したホワイトランキングは以下の通りとなります。

第1位 明治大学
第2位 関西大学
第3位 駒澤大学
第4位 立教大学
第5位 早稲田大学
第6位 法政大学
第7位 同志社大学
第8位 獨協大学
第9位 慶應義塾大学
第10位 関西学院大学

ランキング上位の大学に関しては平均年収が1000万円を超えるような大学もあるので、かなりホワイト度は高いでしょう。

大学職員への転職は後悔&失敗?辞めてよかった?なくなる?

大学職員への転職を成功させた人の中には、転職したことを後悔している人が一定数いるのも事実で、転職失敗したと感じた人や辞めてよかった人の体験談を一部ご紹介します。

責任の押し付け合いや教員たちに責任を押し付ける風潮が嫌。
職員にやる気がない。教授のいいなりになっていて、業務や制度の改善をする気概が感じられない。
入社前は、大学や大学生のために働くことができると考えていましたが、社員の多くが大学からの事務処理に追われ、大学生に対しての扱いがひどい印象。

やはり上記のように一般企業と同じで大学の風潮が合わないと感じる人は辞めて良かったと感じる人がいるのも仕方ないでしょう。

また年々定員割れする大学が増えているのも事実で、2022年は定員割れ大学が50%近くなるなど将来的に勤めている大学がなくなることを危惧して辞める人もいるようです。

大学職員への転職試験内容は?対策方法も

大学職員の転職にあたって、試験内容としては筆記試験やSPIなどの試験対策をすることが重要ですが、同時に志望動機の対策や面接対策なども必須で行っておかなければなりません。

大学の職種や部署に関連する知識を評価するために、大学教務職員の場合は教育政策や大学運営に関連する知識が問われることがありますし、Excelや統計ソフトウェアを利用したデータ解析の技術を評価するテストも含まれます。

具体的なケーススタディを用いて、あなたの問題解決能力や分析力を評価するような面接も行われますので、必ず面接対策を行い過去の経験を基にした行動のきっかけを見直すようにしましょう。

大学職員への最終面接で落ちた人は多い?

大学職員への転職の最終面接で落ちた人は非常に多く、最終面接だからと言って気を抜いていると間違いなく落とされます。

転職活動の最終面接で落ちる可能性は50%程度ですが、厳しい大学だと70%程度まで落ちる確率もありますので、最終面接で落とされないように対策を行っておくことが重要です。

最終面接で評価されるポイントは、大学との方針や求めている人物像に合っているかを中心に見られますので、事前に大学が求めている人物像は必ずリサーチをしておくようにしましょう。

大学職員への転職で30代と20代の違いは?

大学職員への転職で30代と20代の違いは、20代の場合は大学を卒業したばかりで実務経験が少ないことが多いので、新しいスキルを習得しやすく、異なる職種に適応しやすいとポテンシャルを評価してもらうことができます。

対して30代の場合は、専門知識や技術が豊富であることが期待されることと30代の後半になると、リーダーシップや管理の経験が必要とされる場面が多くなるでしょう。

20代はキャリアの探索段階であるためさまざまな選択肢を模索しつつ、長期的なキャリアの目標や進路が明確になり始め、特定の分野へ専門性を高めるとキャリアを積んでいくことができます。

大学職員への転職成功・有利に進めるには?

大学職員への転職成功・有利に進めるには、筆記試験や面接でライバルよりも優秀な成績を出すことに重きを置くことが重要でしょう。

具体的な対策方法としては、国立大学の職員採用試験を受けるのであれば計画的に勉強時間を設け、日ごろから過去問集や参考書、予備校や通信講座を利用することで筆記試験対策をしましょう。

大学職員の面接でよくある質問例も抑えておくことで、面接本番までに回答を準備することも可能です。

☑️なぜ大学職員を志望したのか
☑️前職ではどのような仕事に携わっていたのか
☑️転職後、何をしたいか
☑️教育理念を知っているか
☑️当大学の課題や弱みは何か
☑️どのようなキャリアプランを考えているか
☑️何か聞きたいことはないか(逆質問)

面接での質問へ適切な回答の仕方が分からない人は、dodaのような大学職員の転職に強い転職エージェントを活用することで、面接対策や書類添削、求人紹介まで全て行ってもらえるので積極的に活用することをお勧めします。

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