近年、働き方改革の影響で自分のキャリアを見直す人が増えてきました。その中で、採用担当という職種にも注目が集まりつつあります。
しかし、多くの方が採用担当に興味はあるけど「未経験」という理由でなかなかキャリアチェンジへの一歩踏み出せてないのではないでしょうか。
- キャリアチェンジをして採用担当を目指したい
- 採用担当として会社の成長に貢献したい
と考えている方にとって、採用担当になる方法やその業務内容などネットで調べてもわからないことばかりだと思います。
そこで、この記事では
- 未経験から採用担当になるために必要なこと
- 採用担当の仕事内容
をご紹介します!未経験で採用担当になり、半年で5名以上の採用を成功させた現役採用担当が赤裸々に解説します。
この記事を読めば、憧れの採用担当に向けて何をするべきか明確になりますので、不安がある方はぜひご覧ください。
H.Akemi
新卒で営業職を経験した後に未経験から人事採用担当へのキャリアチェンジに成功。
新卒・中途採用担当者を兼務し年間2000名以上の候補者と面接や説明会を開催。
現役人事としてHR領域のスペシャリストとして活躍。
人事の転職エージェントおすすめ8選!未経験者は転職難しい?
最終更新日.2024年8月29日
目次
採用担当・人事職になるには?
企業にとって採用担当とは、会社の「顔」です。
求職者と1番最初に関わるのは採用担当であり、求職者が会社の第一印象を決める要因です。そのため、企業にとって採用担当選びは、とても重要です。そこで、選ばれる採用担当になるための方法をご紹介します!
今回紹介する要点をしっかり取り入れ、ぜひ実践してください!
採用担当になりたい意志をしっかり伝える
面接では、どうしてこの会社で採用担当になりたいのかを明確に伝えましょう。
採用担当は、会社の魅力や事業内容を明確に求職者に伝える必要があります。そのために、自分が会社のことを理解していることはもちろん、会社に対しての想いをしっかりと持つことが大切です。
面接では「どうしてこの会社ではないといけないのか」という会社に対する志望理由を明確に答えたうえで、採用担当になったら何を成し遂げたいか、どんな目標があるのかを自分の言葉で伝え、志望度の高さをアピールしましょう。
参考:人事未経験の転職志望動機・志望理由例文まとめ【※現役人事伝授】
以下に実際に採用担当者の転職志望動機例文をいくつかご紹介致します。
採用担当の転職志望動機例文
私のこれまでのキャリアを通じて、チームの成功は個々のメンバーのスキルと適性に大きく依存していると学びました。
人材採用の役割では、これらの要素を理解し適切な人材を見つけることが求められます。私が過去の職務で経験したコミュニケーションと人間理解のスキルを最大限に活用できる場だと感じています。
私は優れた才能を見つけ、彼らが自身の能力を最大限に発揮できる機会を提供することが組織の成長と成功に直結していると強く信じています。この採用担当者の役割は、信念を実現するための絶好の機会と考えています。
上記のように、あなたが何を重視し、どのようなスキルや経験を持っているのかを具体的に示すことで、採用担当者への未経験転職志望動機が説得力を持つようになります。
採用担当に必要なスキルのアピール
採用担当に必要なスキルには、コミュニケーション能力や調整力などがあります。これらのスキルを兼ね備えていることを面接ではアピールしましょう。
例えば、調整力ではスケジュール管理の経験を話してみましょう。採用担当は、求職者と現場社員の面接日程の調整など、自分以外の人のスケジュール管理も必須となるため、このスキルは重要です。
コミュニケーション能力では、求職者にポジティブな印象を与えられるような面接を実施できる力があることや、関係者の人たちと良好なコミュニケーションが取れることをアピールすることが重要です。
以下に実際にスキルをアピールする形での志望動機例文を紹介いたします。
採用担当の転職志望動機例文
私は過去に人材開発の役割を担ってきましたが、その中で人材が組織にどのように影響を与えるかを理解することができました。
その経験を生かし、採用担当として組織にとって最も価値のある候補者を見つけ出し、採用することができると信じています。
私の強みは人々のスキルと適性を見抜くことで、候補者がその職位に適しているかどうかを判断することができます。
私は人々とのつながりを大切にしそれぞれの個性や能力を理解することが好きで、個々の能力が組織全体のパフォーマンスにどのように影響を与えるかに深い関心があります。
これらの要素が結びついた採用担当の役割は、私が追求したいキャリアの方向と完全に一致しています。
未経験でも転職可能な求人に応募する
意外かもしれませんが、未経験の採用担当を募集している企業は多いです。
特に中小企業やベンチャー企業では、これから採用チームをつくる段階の企業もあるため、立ち上げメンバー枠として未経験採用を行っている企業もあります。
また、人材派遣会社やプロジェクトへの人材供給・案件受託を行なっているシステム開発会社においては「人材採用が業績に直結する」ビジネスモデルであるため、採用担当の採用を積極的に行なっています。
そのため、未経験採用を実施している企業を探して応募するのがおすすめです。
立ち上げメンバーになった場合は、企画力が求められる場面が増えるので、頭を柔軟に使える方や発想力のある方にはぴったりです。
兼務を視野に入れる
採用担当で多いのが、広報業務や人事業務の兼務です。
大手企業では部署ごとに担当業務が分けられていますが、中小企業やベンチャー企業では兼務で採用担当をする人がほとんどです。
採用担当だけにこだわらず、さまざまな業務を経験してみたいという方は、兼務で働くという働き方を視野に入れて転職活動をしてみると幅が広がり、採用担当になりやすいでしょう。
採用担当者・人事職の仕事内容
採用担当者の仕事内容を一覧で整理すると、以下のようになります。
- 採用計画の立案:人事戦略に基づき、採用計画を立案します。具体的なニーズ、採用のタイムライン、予算などを決定
- 求人広告の作成と公開:企業の求める人材像を明確にし、それに基づいた求人広告を作成します。そして、適切なプラットフォームに公開
- スクリーニングと面接:履歴書やカバーレターを検討し、スキルと資格が合致する候補者をスクリーニングします。その後、面接を実施し、最終的に適切な候補者を選択
- 採用プロセスの管理:応募から採用までのプロセスをスムーズに進めるために管理します。これには、面接スケジュールの調整、フィードバックの提供、採用状況の追跡など含む
- 採用に関する報告と分析:採用の結果やプロセスを追跡し、分析します。これにより、採用活動の効率と効果を評価し、改善点を見つけることができる
- オファーレターの作成と交渉:選ばれた候補者に対してオファーレターを作成し提供します。必要に応じて、給与や待遇に関する交渉を行う
- オンボーディングのサポート:新しい従業員が組織にスムーズに適応できるように、オンボーディングのサポートを行う
- 採用ブランドの管理:企業の採用ブランドを管理し、強化します。これには、企業の働きがいや文化を強調したキャンペーンの立案や実施など
- 新卒・中途採用面接の実施:新卒採用担当・中途採用担当に分かれるかあるいは一任して採用面接を行い評価を行います
採用担当者のミッションは、上記のような仕事内容を通じて組織にとって最適な人材を獲得し、その人材が組織にとって価値を生み出すことができる環境を整える一点に尽きるでしょう。
人事の仕事は年収の割に楽すぎ?
人事の仕事が楽すぎるというのははっきり言ってあり得ません。
人事の仕事は多岐に渡りますので、例外なく忙しい日々が続くことでしょう。
年収の割に楽すぎるということはありません。
採用担当・人事職は激務できつい?
一見企業の花形に見える採用担当ですが、その業務内容は幅広く激務なのが採用担当の仕事の特徴です。
実際に採用担当の具体的な仕事と激務でやめとけと言われる理由を以下でご紹介します。
順番に見ていきましょう。
採用手段が多い
現在、求職者に最も利用されているのが「就職・転職サイト」「就職・転職エージェント」です。
採用担当は、求職者のみならずエージェントなどの外部の方とのやり取りが発生するのです。また、近年ではSNSの普及により、Twitterを通じて候補者を探したり、スカウトを送ったりと採用手法が増えてきています。
さまざまな採用手法を駆使することで多くの求職者と出会える反面、会社を魅力に感じてもらうための求人情報の用意など、負担はとても大きいです。
人材不足
中小企業の多くは、採用担当が1~3名体制の企業がほとんどです。中には1名体制の企業もあり、人事対応と兼任で行っている人も少なくありません。
中小企業ではほとんどの方が、1人で採用担当をしているため、採用スケジュールが間に合わないなどの事態が発生することもあり、負担を感じている方は多いです。
スケジュール管理が困難
採用担当は、求職者と現場メンバーの橋渡しともいえます。
面接調整をする際は両者の面接可能な時間を調整するため、スケジュール管理が必須になります。また、現職中の求職者と面談をする場合は、業務後や休日対応が必要になることもあり、プライベートの時間を確保しにくい場合があります。
1年を通して繁忙期の差が激しい新卒採用担当者は、多い日で1日5,6人の面接を一気に行うなど非常にスケジュールは多忙を極めるため激務で辛いという声も多いです
採用ノルマ(目標)のプレッシャー
採用担当者は欠員補充なのか業績拡大による人員強化なのか採用の目的によって、課される採用ノルマが時に厳しいものとなりプレッシャーに感じることも少なくありません。
さらに人数として採用の目標数だけでなく、採用の質として採用した人材のレベル感も細かくチェックされますので、量と質の両方を求められるプレッシャーを感じきついと感じるのは採用担当者ならではでしょう。
業務内容がルーティン化されがち
採用担当者の業務はある程度慣れてくると、求人広告の作成、エージェントとの打ち合わせ、面接調整など同じ業務の繰り返しでルーチン化してしまい飽きを感じることもあります。
業種によっては採用職種もある程度類似してきますので、自分の能力やスキルが向上している感覚も得られにくい側面があり将来的な不安を感じてしまう採用担当者も少なくありません。
採用企画の立案
新卒採用や中途採用、会社説明会や転職フェアなど、採用担当に求められる採用企画は多岐にわたります。特に新卒採用は3月~4月がピークのため、さまざまな企画実施が求められる時期です。
会社説明会で、どれだけ自社の魅力を伝えられるかは採用担当にかかっているため、企画準備から、気が抜けません。
これらの採用企画は採用担当にとって、激務の一つともいえます。
採用担当が特に激務な時期は?
採用担当者が1年の中でも特に激務で忙しい時期は、大きく分けて2回あります。
年始~5月頃(新卒採用業務繁忙期)
年始~5月頃にかけては新卒の採用の広報活動が3月から解禁されるため、解禁と同時に企業説明会や就活フェアを実施しながら並行して内定者のフォローや受け入れ準備も行わなければいけません。
1年生〜2年生を対象としたインターンシップを開催している企業であれば、ちょうど同じ期間に受け入れが始まってしまうため1年間の中で新卒採用担当者の業務が最も忙しい時期に該当します。
3月~4月・9月〜10月頃(中途採用業務繁忙期)
中途採用業務繁忙期としては、やはり上半期と下半期の開始月である4月と10月入社に向けて激務度が増してくる傾向があります。
4月入社の場合は年明けあたりのタイミングから徐々に応募者のエントリー数が増えていくので、必然的に説明会や面接の回数や頻度が上がり中途採用担当者はほぼデスクにいないという事態が発生します。
10月入社の場合も同様で、業務の拡大に伴う採用に加えて欠員補充が出やすい時期でもありますので、募集する求人の数も多く中途採用担当業務の繁忙期と言えるでしょう。
人事の仕事はストレスでつらいから病む?
採用担当者が激務になってしまう理由は以下の原因が挙げられます。
- 採用手法が多岐に渡りすぎている
- 他の社員に仕事を任せづらい職種
- 求職者にスケジュール調整する必要がある
近年では採用手法は以前に比べて益々多様化しており、従来の手法であった求人広告・人材紹介・人材派遣などの手法に加えてSNS採用・ダイレクトソーシングを使った採用など益々採用担当者の業務内容は多角化しています。
社員採用のようなリファラル採用という手法や現場社員による面接代行も存在しますが、基本的には採用担当者が他の社員に任せられる仕事内容は限定化されていてSOSを挙げにくい環境であると言えます。
また求職者は中途採用の場合は在職中の業務を終了後に面接を調整しなければなりませんので、20時や21時スタートもザラでなかなか会社から帰れない採用担当者も少なくありません。
結果として激務が続き病む状態になってしまい休職してしまう人や退職してしまうこともあるでしょう。
採用担当者の激務解消の対処法
ではそんな激務な採用担当者の仕事を解消するためにはどのような対処法が必要となるのでしょうか?
具体的な対処法としては、
- 採用管理ツールの導入で業務を削減
- 採用アシスタントを補充して業務の集中化
- 採用プロセスそのものを見直す
- 採用を外注(アウトソーシング)化する
- 転職エージェントを活用する
上記が挙げられます。
近年ではATSと呼ばれるHRMOSやTalentioなどの採用管理ツールも台頭してきており、少しでも採用担当者の負担を減らそうと様々な会社が新しいツールを開発しては人事担当者に営業をかけてきているでしょう。
新卒採用担当者も中途採用担当者も一人で候補者のスケジュールや面接を調整するのではなく、それぞれに採用アシスタントをつけて本当に必要な業務だけに集中できる環境を作り出す必要がありますね。
あるいは会社の採用プロセスそのものをもう一度見直し、無駄な業務を省いたり人事コンサルティング会社に依頼して改革してもらうなどの工夫も必要でしょう。
最近では採用を外注(アウトソーシング)化するBPOサービスも盛んに増えてきていますので、業務を軽減して採用担当者の負担を減らすこともできますね。
また、ポジションによっては転職エージェントを有効活用することで、採用担当者の業務負荷を大幅に軽減できます。
人材紹介会社は、企業のニーズに合わせた候補者を事前に選定し、面接のアレンジや候補者のフォローアップまで行います。
書類選考や面接の日程調整といった時間のかかる作業を外部に委託でき、より重要な戦略的な採用活動に専念できます。
採用担当に向いている人の特徴
では、採用担当に向いている人とはどのような人なのでしょうか。以下に採用担当に向いている人の特徴を紹介します。
コミュニケーション能力がある人
採用担当が関わる人は幅広いです。
求職者はもちろん、社内のすべての部署のメンバーやエージェント担当者、そのほかにも会社説明会に参加してくれた学生など、年齢も職種も違う人たちと関わることが多いです。そう言った幅広い層の人とも問題なくコミュニケーションをとりながら業務を円滑に進められる人が向いています。
自分の言葉で語ることができる人
採用担当は、求職者や人材エージェントに対して、自社についての情報を伝えなくてはなりません。
ホームページに載っている内容だけでは、納得感を与えることは難しいでしょう。
働いている社員だからこそ実感できる、企業や仕事の魅力について自分の言葉で語れることが重要です。
周囲を巻き込める人
採用担当は、会社のメンバーやエージェントなどの外部の人との関わりが必須になります。採用企画を実行するためにも、現場メンバーへ協力を募ったり、エージェントに集客協力を依頼したりと、周囲の人を巻き込める人ではないと厳しいです。
周囲の人と一緒に会社の目標とする採用人数達成に向けた行動ができる人が採用担当には向いています。
臨機応変に印象の良い対応を心がけられる人
採用担当者には、臨機応変に対応できる柔軟性と、常に良い印象を与える対応力が求められます。
面接や選考過程では、予期せぬ質問や状況が発生することがありますが、その際に冷静に対処し、候補者に安心感を与える対応が重要です。
また、採用担当者の言動は企業のイメージに直結するため、どんな状況でもポジティブな印象を与えることが求められます。
営業職のように業績を追いかけられる人
採用活動には、営業職と同様に結果を追求する姿勢が必要です。
採用担当者は、企業の成長に直結する重要な役割を担っており、採用目標の達成が求められます。
これには、候補者の数や質を管理し、タイムリーに採用を完了させることが含まれます。
さらに、採用コストの最適化や、採用した人材の定着率の向上にも意識を向ける必要があります。
結果を出すための戦略的思考と実行力が、採用担当者には不可欠と言えます。
マーケティング視点を持っている人
採用担当者には、マーケティング的な視点を持つことが求められます。
企業の魅力を効果的に発信し、ターゲットとなる候補者層にリーチするための戦略を立てる力を意味します。
たとえば、採用ブランディングの強化や、SNSや求人サイトや自社採用HPなどのウェブサイトを活用した候補者との接点づくりなどが挙げられます。
また、データ分析に基づいた採用活動の最適化も、マーケティング的視点があればこそ可能です。
より採用担当者に向いている人の特徴について知りたい方は「人事に向いてる人の9つの特徴【人事歴10年のベテランが語る】」をご参考下さいね。
採用担当者の本音を現役人事が語る
採用担当の仕事は激務だと紹介をしましたが、その分やりがいもあります。
「ヒト」に1番関わる仕事
なぜなら、採用担当は「ヒト」に1番関わる仕事だからです。
会社の経営資産の1つである「ヒト」に直接かかわることができることは、採用担当の1番の魅力といえます。
候補者の説明会参加から入社までに一貫して関わることができるのは採用担当だけです。候補者と長くかかわる分、入社してもらえた時の喜びは大きいです。
会社の将来性を担っている仕事
また、採用担当は自分が採用した人が、今後会社の成長に関与するため、会社の将来性を担っている仕事だともいえます。
なかなか味わえない責任感を味わいながら、たくさんの人と出会う中で、会社に合う人材を見つけ入社までフォローする仕事は、自分の成長にもつながります。
そういった成長を感じながら、ヒトとの出会いを楽しめるのが採用担当のやりがいといえます。
採用担当あるあるを厳選!辞めたい?
ここで実際に採用担当として働いている経験から、採用担当あるあるとして挙げられるものを厳選してみました。
☑️仕事内容が多すぎてタスクを抱えがち
☑️面接ドタキャンは日常茶飯事(特に学生。若者よ…)
☑️学生がマネキンに見えてくる(新卒採用担当者)
☑️折角時間をかけて内定を出したのに辞退される
☑️入社後期待はずれで現場社員に詰められる
☑️人材紹介営業マンから全く音沙汰なし。。
☑️求人広告出稿したのに反響少ない(母集団が…)
…
上記のような採用担当あるあるを抱えてしまって、激務すぎる故にきついと感じて辞めてしまう採用担当者も決して少なくありません。
採用担当辞めたい理由は?
- ストレス:会社の人員計画とビジネスニーズを一致させるためにしばしば多大なプレッシャーを感じることがあります。適切な候補者を見つけるための長時間のスクリーニングや面接のセッションは精神的なストレスにつながる
- 資源不足:適切な人材を確保するには多くの時間と労力が必要だが、人材や予算が不足している場合、そのミッションを達成することが困難になることがある
- 候補者とのコミュニケーションの困難:全ての候補者と効果的にコミュニケーションを取ることは困難。候補者のスキルセットや経験を評価しながら、同時に彼らの個性やカルチャーフィットを判断することは難しい場合がある
- 不確実性の高さ:市場の状況や会社の需要が変わると、採用計画はすぐに変更されることがあります。このような不確実性は、長期的な採用戦略を立てることを難しくなる
- 資源不足:適切な人材を確保するには多くの時間と労力が必要だが、人材や予算が不足している場合、そのミッションを達成することが困難になることがある
- 組織内の認識の問題:採用は組織の成功にとって極めて重要ですが、その価値が組織全体で正しく認識されない場合があります。これが原因で、採用担当者は自分の仕事に満足感を感じない
上記のような問題を解決するためには、組織全体が採用の価値を理解し必要なリソースを提供し、採用担当者が候補者と効果的にコミュニケーションを取れる環境を作ることが重要です。
採用担当者からのキャリアパスは?
採用担当からおすすめのキャリアパスは、人材紹介会社です。
これまで、企業の採用担当として得たノウハウを、今度は求職者の方の支援に活かしてみてはいかがでしょうか?
自分が採用担当として候補者の方を見てきた視点や、面接で大切にしていた判断基準等を、求職者にアドバイスをすることができます。
また、企業の採用担当とのやり取りでは、実際に自分が経験して感じたことを活かしてコミュニケーションや連絡を取ることで、企業に信頼される転職アドバイザーになれます。
人材紹介会社で有名な企業は、
- リクルートエージェント
- パーソルキャリア
- マイナビ
- MS-Japan
- JACリクルートメント
等があります。
これらの企業は規模が大きく、さまざまな業種のお客様がいるため、自分の経験を活かしやすいともいえます。
パーソルキャリアの転職・就職難易度!新卒は?年収低い?
リクルートキャリアの最終面接で落ちた!最終面接通過率は?
採用担当への転職に強いエージェント
最後に、人事・採用担当者の転職に強いエージェントをご紹介します。
人事・採用担当者の転職に強いエージェントは以下2社です。
- パーソルキャリア(doda)
- MS-Japan
私は未経験から採用担当にキャリアチェンジをした際、パーソルキャリア(doda)を利用しました。
こちらの2社の特徴は、業界最大手のため、求人数がとても多いです。そのため、未経験枠の求人も多数取り揃えてあります。
またアドバイザーとの面談も実施しているため、自分の希望に合った求人を毎日紹介してくれるので、希望のキャリアチェンジを実現しやすいのでオススメです。
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