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公務員からの転職先おすすめランキング!後悔?【2024】

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公務員からの転職先おすすめランキング!後悔?【2024】
転職希望者
公務員から民間企業に転職したいけど後悔しそうで不安…せっかくの公務員を捨てるのはもったいない気もするし…。

「公務員から転職すると後悔するのかな?」と不安に感じていませんか?

確かにせっかく安定している公務員から思い切って転職したのに、後悔をするようなことになると辛いですよね。

実際には、公務員から転職して後悔する人もいます。

ただし実は、その一方で「公務員から転職して良かった!」と感じている人がいるのも事実です。

公務員から転職して後悔しないためには、公務員の業務で培ったスキルや特性をしっかりと見つめ直し、どのような業界・職種へ転職をするべきなのかを見極める必要があります。

公務員から転職すると後悔するのかどうか、本音を知れるだけでなく、公務員の業務で身につくスキルや、転職先としておすすめ業界・職種を紹介します。

転職エージェントマニア管理人プロフィール

【2024年2月8日最終更新】

公務員から民間企業に転職した結果後悔する?

公務員から民間企業に転職をすると後悔をするものなのでしょうか?

転職して良かったという意見、後悔したという意見をそれぞれ、見てみましょう。

転職して良かった人の意見

人生一度きりだし、好きなことをしようと考えて退職。

やめて良かったと思っている。

辞めて農業を始めたが、自分の好きなことをして人生を生きていくのは楽しいから、後悔はしていない。

(区役所勤務男性)

公務員の人間関係や、残業や休日出勤で家族に負担が増えたこと、そして自分の成長が見えないことから、退職。

自分の時間が圧倒的に増えたし、仕事の責任が軽くなったから、辞めて良かったと思う。

(教員男性)

銀行の仕事の方が面白そうだと感じて、公務員から銀行員へ転職。

「お金儲けになる案件に取り組むのが楽しい」と感じられるなど、銀行員の仕事を心から楽しめているから、辞めて良かった。

(市役所勤務女性)

転職して後悔した人の意見

次に公務員から転職して後悔したという人の体験談を見ていきます。

自分から希望して不動産会社へ転職し、後悔。

利益を追求し続けなければならないので、そのプレッシャーが辛くなってしまった。

周囲の反対を押し切って転職したので、やめるという選択はなく、仕事を続けた。

(教師男性)

公務員の働き方に疑問をもち民間企業へ転職したが、後悔した。

休日が少なく、残業手当が出ない。

さらに給与も上がらないので、不満が溜まり、結局辞めてしまった。

(区役所男性)

人間関係に疲れて教師から転職して、後悔。

結局、民間企業でも人間関係はややこしく、ストレスに感じてしまい、それだったら給料の高く、癒してくれる生徒たちのいる教師という仕事のほうが良かった。

(教師女性)

転職して後悔はするのかどうか

転職して良かった人と後悔した人の意見を見てみると、場合によっては公務員のままのほうが良かったと感じることもあるということがわかりますね。

公務員からの転職を後悔しないためにも、公務員を続けることのメリットデメリット、転職することのメリットデメリットを明確にしたうえで、転職するかどうかを決断するようにしましょう。

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公務員から転職するメリットデメリット

公務員から転職するメリットを整理すると、以下が挙げられます。

公務員特有の人間関係から解放される

日々の機械的な仕事から解放される

給料が頑張った分上がる可能性がある

会社によっては残業が減ることもある

自分のやりたい仕事ができるようになる

反対に公務員を転職するデメリットは、以下のような点が挙げれらるでしょう。

公務員特有の安定志向は捨て去られる

職種によっては数字を追うプレッシャーがある

会社によっては残業時間が明らかに増える

周りからの反対意見に従っておけば良かったと後悔

年功序列の給料がリセットされてしまう

一概に転職した方が良い、悪いではなく、自分にとって何が大切かをしっかりと見極めて転職するかどうかを決めることが大切です。

公務員から転職はもったいない?転職しない方がいい?

転職に関するQ&A

「せっかく公務員になれたのにもったいない」と周りの人に転職することを相談すると言われる人も多いのではないかと思います。

確かに公務員は誰でもなれる職業ではないですし、それなりの時間と労力を費やしてようやく手にした職業であることがほとんどですよね。

しかし重要なのは、公務員になるまでの過程(過去)よりも、今現在から未来の方が遥かに重要です。

もちろん一概に民間企業へ転職することを100%推奨する訳ではありませんが、今現在公務員で抱えている悩みを民間企業で解決できるのであれば転職も選択肢の一つでしょう。

周りがどうこう言うよりも、あなたがどうしたいかの方がよっぽど大事です。

公務員から転職はもったいない理由

  • 安定性の喪失
  • 福利厚生の変化
  • 転職の難易度
  • 後悔の可能性

やはり公務員から民間企業に転職するのがもったいない理由としては、定年まで保証された安定性の喪失福利厚生の変化が第一に挙げられます。

公務員から一般企業への転職が難しい理由

加えて公務員から一般企業に転職することは、一般企業から一般企業に転職することに比べて難しいと言われています。

公務員から一般企業への転職が難しいと言われる理由は、

  • 公務員より一般企業の方が働く条件が悪く感じるから
  • 公務員のスキル経験を活かした即戦力があまり期待されないから
  • 志望動機の熱量が弱く具体的でないため評価が良くないから
  • 一般企業への転職活動の方法や手順について知らないから

上記の理由で、一般企業から一般企業への転職よりも難しいと感じてしまうのが公務員から一般企業への転職です。

そのため「なんとなく嫌な職場だから」「公務員の仕事つまらないから」といった安易な理由で転職すると後悔する可能性が高いという側面があるでしょう。

公務員で働くことで身につくスキル

「公務員から民間企業へ転職する!」と決断したら、公務員と民間企業の違いを理解して、公務員に対して持たれがちな負のイメージを払拭する必要があります。

さらに公務員の業務で培った、民間企業でも必要とされるスキルを知って、アピール材料として活かすと、転職を有利に進めることができますよ。

公務員と民間企業の働き方の違い

公務員と民間企業の決定的な違いは、「ビジネス的な思考」を必要とするかどうかです。

民間企業では利益を求めて、「コストを抑える」「売り上げを伸ばす」ことを目指しています。

一方で公的機関では、国や県、市で決められた予算を使い切ることを目指しています。

そのため公務員は、民間企業から「効率化」や「生産性の向上」という意識が足りていないと思われがちです。

したがって公務員は普段の仕事で、いかに効率化や生産性の向上を意識して仕事をしていたのかアピールできると、懸念点を払拭できます。

公務員の業務で身につく3つのスキル

公務員と民間企業には、決定的な違いがあるとお伝えしましたが、公務員の業務で培ったスキルは、もちろん民間企業で活かせるものもあります。

コミュニケーションスキル

公務員は職種によっては、住民と接する機会が多い仕事です。

窓口での説明や要望、クレームなどの対応などを行っているため、相手が求めているものを理解し、しっかり聞き取りをして、説明するスキルが身につきます。

事務処理能力

書類作成、資料作成など、公務員の仕事では日常茶飯事です。

事務処理スピードを上げるために効率化を図ったなどのエピソードがあると、そのスキルを証明できます。

責任感の強さ

「責任感の強さ」はスキルではありませんが、公務員の仕事で身につく大切な特性の一つです。

公務員は国民、地域住民の生活に関わってくる業務なので、責任感がない人にはつとまりません。

公務員の業務の中で、責任感をもって地域のイベントを開催したり、問題解決をしたエピソードなどがあると、その責任感の強さを伝えられます。

公務員からの転職先おすすめランキング

ではここからは公務員からの転職先おすすめランキングを紹介して参ります。

※⭐️の数が多いほど転職おすすめ度は高い

第1位:IT業界
第2位:教育業界
第3位:人材業界
第4位:建設/不動産業界
第5位:経理職・事務職
第6位:税理士
第7位:看護師

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

公務員からの転職先おすすめ1位:IT業界

公務員から転職するにはおすすめの転職先があります。

まずは「IT業界」です。

その理由は、日本で最も栄えているのはIT業界であり、人手不足であるため、転職しやすいからです。

▼IT業界は人手不足で未経験者が活躍しやすい
IT人材は不足。市場価値は右肩上がり

採用してから、育成を図る企業も多く、働きながら手に職をつけられます。

もちろん、公務員時代に身につけたスキルも活かすことができます。

IT業界でエンジニアになる場合、チーム内メンバーとのコミュニケーションはもちろんのこと、クライアントの要望や要求を聞き出す力が必要です。

具体的に挙げられる職種としては、

✅アプリケーションエンジニア
✅インフラエンジニア
✅Webデザイナー

上記のような職種が選択肢としてあり、細部の機能を作り上げていくためには、きちんとクライアントが求めるものを聞き出す必要があるのです。

さらに、ヒアリングした後にIT知識のないクライアントに対して、IT用語を使わないでわかりやすく提案・説明する必要もあるため、公務員時代のコミュニケーションスキルが活きてきます。

▼代表とする会社名

株式会社アウトソーシングテクノロジー
KDDI株式会社
楽天モバイル株式会社
PayPay株式会社

公務員からIT業界への転職体験談

私は公務員として大学で働く前に、ソフトウェアの会社で働いていた時期があったため、そこで培ったシステムエンジニアの技術とC言語でのプログラム作成の経験を生かそうとITエンジニアへ転職しました。

C言語を扱っている会社はほとんどなかったので、代わりにjavaがメインとなっていることを就活することで学びました。

大学で働いていたとき、少しだけjavaやデータベースをさわったことがあったので、それを活かしてシステムエンジニアとして働くことにしました。

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公務員からの転職先おすすめ2位:教育業界

公務員からの転職先として、教育業界もおすすめの転職先の一つです。

もし仮にあなたが教師として公務員を行っていて、転職しても子供に携わる仕事を続けたいのであれば、教育業界は非常に適性のある転職先と言えます。

具体的にどんな会社があるのかというと、ベネッセのような教育教材を企画して販売しているような会社から、子供と直接携わる塾講師や塾の運営など幅広い選択肢が用意されています。

教育業界の特徴として、女性が活躍している会社が多いという点も挙げられるので、女性で公務員から転職先を考えている場合は考えてみると良いかと思います。

公務員から教育業界への転職体験談

現在の就業先は、公務員時代とは形は違えど、教育や文化を扱う業界に携わりたいという夢が叶い、かつ給料が比較的高いところだったことが最大の理由です。

もともと現在の業界自体は子供の頃からの夢だったので、そこはブレずに続けて行きたいと考えていて、仕事は辛いものですが、自分が好きなものであればやり続ける意味を実感できます。

月の手取りが同業他社と比べて高かったことも大きな理由の一つで、前職の経験でやりがいだけでは仕事は続かないと言うことは強く実感していました。

仕事をする以上、自分の実績や業務量に見合った報酬を得られるところ、という条件はかなり優先順位が高かったですし、年功序列の風潮も薄く、若くとも実力があれば評価されることも魅力でした。

公務員出身であるという経歴と実績を両方見てもらうことができ、転職開始時点から給料を高く設定してもらえたこと、昇給についてもかなり前向きに検討し、約束もらえたことが最後の決め手になりました。

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公務員からの転職先おすすめ3位:人材業界

公務員からの転職先として、人材業界もおすすめの転職先の一つです。

人材業界とは一言で言うと、転職エージェントを運営している会社のことで、転職で困っている人に対して丁寧なサポートを行ったり、転職先の会社を紹介する仕事となります。

キャリアアドバイザーと言われる仕事は非常に人気の職種で、リクルートのような企業は今まで全く未経験だったとしても研修体制が整えられているので、チャレンジするに値する会社と言えますね。

ただし、人材業界は営業職に寄与する部分が意外に多いため、日々数字を追わなければならない点は注意しておきましょう。

公務員から人材業界への転職体験談

私は公務員としてハローワークに勤務していましたので、常に人の仕事や職に対する悩みや課題に向き合ってきました。

数多くの人々の仕事に対する悩みや課題に向き合う中で非常に仕事にやりがいを感じていたのですが、やはり公務員ということもあり給料が安いことに不安を感じました。

相談に来る方々に対して色々とアドバイスをするうちに「自分自身も仕事に対してもう一度振り返ってみよう」と思い転職活動を始め、人材業界に興味を持ちます。

人材業界は今までのように仕事を扱うということと、自分自身の頑張り次第で給料や賞与に反映されるという点に魅力を感じ転職することを決意。

日々決して楽な仕事ではありませんが、それでも公務員時代より高いモチベーションで仕事に取り組めていると思います。

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公務員からの転職先おすすめ4位:建設・不動産業界

建設会社や設計会社

公務員からの転職先として建設・不動産業界もおすすめの一つです。

それぞれ具体的に解説していきます。

建設業界の場合

公務員時代に発注者側として建設会社とやり取りした経験がある場合は、民間の建設会社で直接的に経験を活かすことが可能です。

建設業界に転職する場合、職種は施工管理(現場監督)やCADオペレーター(設計補助)などが具体的な選択肢として挙げられます。

非常に建設業界も人手が不足している業界なので、資格については転職時は不要で転職後に資格取得制度がある会社も少なくありません。

不動産業界の場合

不動産業界の場合は主に営業職が具体的な職種として挙げられますが、宅地建物取引士の資格を持っていれば非常につぶしが効く業界とも言えます。

非常に便利な資格ではあるものの、決して取得難易度は易しくなく合格率は15%前後と言われていているので、できれば公務員時代に勉強して取っておきたいです。

宅地建物取引士の資格を持っていれば不動産業界の基礎は既にインプットされているかと思いますので、未経験からでも活躍できる可能性が高いでしょう。

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公務員からの転職先おすすめ5位:経理職・事務職

次におすすめの転職先は、「経理職・事務職」です。

なぜなら事務処理能力が活かせるから。

スピードと正確さを求められる経理・事務職では、事務処理能力は重宝されます。

月末や決算期であっても、冷静に対応でき、ミスのない処理を行う能力があれば、経理職として活躍できますよ。

簿記の知識は、資格取得などで身につけておけば、転職しやすくなります。

▼代表とする会社名

経理はどのような民間企業にも存在している職種です。

公務員から事務職への転職体験談

私は県庁出身ですが、地元で働きたいこととものづくりに興味があったので製造業の会社に事務職として入社した。

自分にはものをつくるスキルはなかったので、ものづくりに携わる人たちをささえる裏方に回ろうと思った。

事務仕事だが、仕事内容は多岐に渡るので、そういった中で個人のスキルを上げられる環境だと感じた。

中小企業を選んだ理由は、大企業だと、個人の意見がなかなか上に上がらないと感じ、改善提案や自分がしたいことを社内に浸透しやすいと思いこの会社を選んだ。

結果的に今の会社を選んで良かったと思うし、前職と比較しても転職して正解だったと思う。

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公務員からの転職先おすすめ6位:税理士

次におすすめの転職先は、「税理士」です。

というのも、税理士試験において、免除制度を利用できる可能性があるからです。

公務員の税金に関する業務には、高い知識が求められ、税理士に必要な知識と重複している部分があります。

そのため、もし税に関する業務に長い期間関わっている場合には、本来、税理士試験で合格が必要な5科目のうち、一部が免除されるのです。

▼免除制度適用の条件

  • 国税の賦課または立法に関する業務(10年以上)
  • 地方税の賦課や立法に関する業務(10年以上)
  • 税務署の国税業務(23年以上)

ただし、上記の条件を満たしていない場合は免除制度は適用できません。

税金に関する仕事をしているけれど、キャリア年数が足りず、上記の条件を満たしていない場合には、知識を生かして税理士事務所に税理士補助として転職し、勤めながら税理士試験合格を目指すという方法もあります。

▼代表とする会社名

KPMG税理士法人
PwC税理士法人
EY税理士法人
デロイト トーマツ税理士法人

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公務員からの転職先おすすめ7位:看護師

次に公務員からおすすめの転職先は、「看護師」です。

公務員系の病院で働いていた実績があれば、民間の病院へ転職しやすくなりますし給料も上げられる可能性が高いんですね。

そのため、もし看護学校を卒業して看護師免許を持っているのであれば、公務員から民間病院の看護師として転職する選択肢もあり得るでしょう。

プライベートと仕事のワークライフバランスを意識した転職活動を行うことができれば、仕事のモチベーション向上や、体力的・精神的にも安定して働くことができます。

▼代表とする会社名

民間の病院

公務員から看護師への転職体験談

民間病院で働くにあたり、特に従業員数を重視はせず、あくまでも仕事とプライベートにメリハリをつけたいという希望が通るように転職の時は職場探しをしました。

元々看護師としてしか働いたことがなかったのと、転職する際に看護師の仕事が嫌になって以前働いていた職場を退職して訳ではないので看護師として働くことができる職場を探しました。

クリニックなど従業員が数人しかいない職場への転職も考えましたがやりがいもほしいと思ったのと、お給料が大幅に下がってしまうためで今の職場へ転職しました。

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公務員から民間企業へ転職成功のコツ

人差し指を立てる女性会社員

転職理由と転職先の条件の明確化

公務員から民間企業へ転職成功のコツとしては、まず最初に転職理由と転職先の条件の明確化が必須となります。

前述した通り「なんとなく今の職場が嫌だから」「公務員の仕事に飽きたから」という漠然的な理由では、そもそも民間企業で採用してもらうことはできず公務員から転職したくてもできない状況に陥ってしまいます。

では具体的にどのような転職理由であれば評価されるかというと、

公務員として働く中で、多くの市民と接して喜んでいただけること、お客様に笑顔になっていただけることがとても嬉しく感じていましたので、今後はより「お客様と関わってサービスを提供していくこと」がメインとなる仕事に就きたいと思い転職を決めました。

公務員として働く中で、市民の方からはもっと柔軟に対応してくれるサービスが欲しいという要望も聞いてきました。そのニーズに応えるためには、公務員の範囲では限界があると思います。御社の○○というサービスはそのニーズを満たすことができると感じ、ぜひ携わりたいと思い転職を決めました。

上記例文のような転職理由であれば、民間の一般企業でも活躍してくれると高い評価をされて転職できる可能性が高まるでしょう。

公務員としての経験・スキルの棚卸し

転職理由と転職先の条件を明確にすることができたら、公務員時代に培った公務員としての経験・スキルの棚卸しを行いアピール材料を探しましょう。

「公務員時代の経験なんて大したことないし、つぶしが効かないんじゃないか…」と思われるかもしれませんが全くそんなことはなく、あなたが公務員として当たり前に行っていた仕事が民間企業では重宝されることも少なくありません。

公務員の経験/スキルをアピールする

公務員としての経験・スキルの棚卸しができたら、次にどの部分がアピールできるか具体的に策を練りましょう。

例えば公務員で培った経験・スキルの中でアピールできる具体例を挙げると、

☑️周囲とのコミュニケーション能力
☑️法令や規則を守る責任感
☑️事務処理能力

上記のようなスキルや経験が一般の民間企業では評価される傾向があります。

民間一般企業の中でも業種や職種によって求められる要素が異なりますので、どの業界や職種に転職するかによってチューニング調節しながらアピール材料を探していきましょう。

業界や職種に応じた資格取得の検討

転職先の民間企業の業界や職種によっては、資格取得を検討することで転職の熱量や志望意欲が伝わり採用率が高まる可能性があります。

業界や職種によって求められる資格は全く異なりますし、そもそも資格が評価されない業界や職種もあるので、事前に入念なリサーチを行ってから資格取得の準備を始めるようにしましょう。

転職適齢期とタイミングを見極める

公務員から民間企業への転職適齢期とタイミングはズバリ結論を申し上げると20代後半〜30代前半、半ばあたりまでが転職のタイミングとしては理想です。

20代前半の場合は公務員時代の経験が少ないとみなされてしまいますし、30代後半〜40代以降になると未経験で転職する難易度が一気に上がりますので、やはり20代後半〜30代前半、半ばあたりまでが転職適齢期です。

公務員から大手企業への転職は可能?

「せっかく公務員から民間企業へ転職するのであれば、やっぱり安定している大手企業に転職したい」と思われている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、公務員から民間企業へ転職する場合、中小企業の方が難易度は低く大手企業への転職難易度は高いですが、絶対に無理ではありません。

大手企業への転職を成功させるポイントとしては、以下2つが挙げられます。

大手でも求人が出やすい業界職種を選ぶ

まず重要なのは、大手でも求人が出やすい業界と求人が出にくい業界を見極めて大手企業でも求人が出やすい業界を選ぶということです。

中途採用の場合は新卒採用と違って大手企業が求人を出しやすい業界と出しにくい業界がありますので、見極めて業界や職種を選ぶべきでしょう。

管理人
例えば金融・商社・メーカー・インフラ・エネルギー・建設業界などは大手企業の中途採用求人は出にくく、人材・教育・IT・Web・広告・不動産・サービス・販売系の業界や職種は大手企業でも求人が比較的出やすいので狙っていくべきでしょう。

公務員で培った経験スキルをアピールする

大手企業への転職を成功させるポイント2つ目は、公務員で培った経験スキルを上手にアピールする必要があるということです。

中途採用は良くも悪くも今までの経歴やスキルが重要視される世界で、全く異なる業界や職種を選ぶ場合と今の仕事に近しい仕事を選ぶ場合とでは書類選考や面接の通過率がまるで変わってきます。

たとえば教員関係で働いていたのであれば教育業界を選ぶ、というように今までの経歴スキルをアピールできる業界や職種を選ぶことで大手企業への転職がより現実的になる可能性が高いです。

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公務員からの転職で評価されるポイント

では具体的に国家公務員と地方公務員に分けて、公務員からの転職で評価されるポイントについて見ていきましょう。

国家公務員からの転職の場合

その他公務員への転職・・・難易度低い。試験も簡単になる傾向あり。
民間企業への転職・・・企業によって難易度が変更。経験スキルを言語化してアピールできるかが鍵。

地方公務員(体力系)からの転職の場合

その他公務員への転職・・・公務員試験の難易度次第。
民間企業への転職・・・PCスキルよりもストレス耐性や目標達成思考を見られがち。

地方公務員(文系)からの転職の場合

その他公務員への転職・・・公務員試験の難易度次第。
民間企業への転職・・・企業によって難易度が変更。責任感の強さや誠実さが評価される

どの種類の公務員出身かによって転職先から評価されるポイントが変わってくるため、事前にどの部分をアピールするかはdodaなどの大手転職エージェントに相談して決めておくようにしましょう。

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公務員から公務員へ転職する場合は?

広告代理店からの転職先で公務員はアリ?

公務員から公務員へ転職する方法は、大きく分けて「民間経験者採用枠」「大卒程度一般枠」の2つがあり、年齢上限や対象となる人が異なります。

それぞれの特徴や違いについて下記で整理しました。

民間経験者採用枠大卒程度一般枠
年齢自治体にもよるが30歳を上限としている場合が多い。自治体によっては上限が59歳の場合あり年齢上限は59歳と実質的に撤廃されている場合が多い。ただし「◯年◯月◯日までに生まれた人」など年齢下限あり
対象人材民間企業などの職務経験がある人が対象。社会人経験数年レベルでOKだが、倍率は高い。
管理人
基本的に公務員から公務員への転職は有利に働くことがほとんどで、即戦力として他の自治体や官公庁などの経験について知っている人は優遇される傾向がありますね。

公務員から転職に強い転職エージェント

今回紹介した転職先以外にも、もっと多くの公務員からの転職先を知りたい場合は、転職エージェントを活用することを強くお勧めします。

転職エージェントは先ほども少し説明した通り、転職エージェントに対して困っている点を完全無料でサポートしてくれるサービスで、あなたに合った転職先の会社や仕事を紹介してくれるパートナー的な存在です。

理想の転職活動を成功させている人は、例外なく転職エージェントを活用した転職活動を行っているので、ぜひ公務員から転職で困っている、転職しようか迷っている場合も一度相談に行ってみると良いでしょう。

色々な転職エージェントがありますが一番お勧めなのはdodaエージェントという大手転職エージェントで、公務員から非常に多くの転職相談者が訪れています。

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初めての転職エージェントだったとしても懇切丁寧にサポートしてもらえるので、ぜひまずはdodaに相談にしてみて、転職するかどうかを相談されてみてくださいね。

もし既にdodaエージェントを活用したことがある人や他のおすすめ転職エージェントを知りたいという方は「公務員から民間企業に強い転職エージェントおすすめ5選【2024】」で公務員の方におすすめの転職エージェントを紹介していますので、ぜひご参考頂ければ幸いです。

公務員から民間企業に強い転職エージェントおすすめ5選【2024】

ぜひ転職エージェントを上手に活用しながら、公務員からの良い転職先を見つけて内定を勝ち取りましょう。

公務員からの転職ランキングに関するQ&A

公務員から民間企業に転職した結果よかった?

公務員から民間企業に転職した結果よかったと感じる人は非常に多く、インターネットでアンケートを取った結果7~80%の方が「良かった」と解答しているデータも

やはり公務員特有の古い慣習や体質が合わないと感じて辞めた人は民間企業のフレキシブルさや自由な社風で伸び伸びと過ごすことができている傾向が強いようです

公務員から民間企業に30代(当時:31歳)で転職しました。職種はWebマーケターで、実務は未経験でした。しかし、転職後の給料が公務員時代とほぼ変わらず、福利厚生も公務員時代より少し下がったものの、残業時間は大幅に減り、自分の仕事に集中できるようになったので転職して良かったです。

私は公務員を退職し、青年海外協力隊に参加した後、帰国してから民間企業に就職しました。「閉塞感から解放される」ことが公務員から転職する最大のメリットだと思います。

実際に公務員から民間企業に転職した結果よかったと感じている人の体験談をご紹介いたしました。

公務員から転職は難しい?後悔する?

「公務員から転職は難しいんじゃないか?後悔するのでは?」と懸念不安視する方もいらっしゃいますが、前述したように公務員から民間企業に転職したい人は非常に多いですし、充実した日々を送っています。

冒頭で紹介した実際に公務員から民間企業への転職を成功させた方の体験談を参考にしながら、後悔するのかどうかご自身で判断して頂ければ幸いです。

公務員から民間企業に転職おすすめの資格は?

  • 簿記:特に簿記2級は、経理や財務部門での仕事に役立つ
  • TOEIC:英語力は多くの企業で求められるスキルで
  • 中小企業診断士:経営管理や経営企画などの職種での転職に有利
  • 宅地建物取引士:不動産業界での仕事に役立つ資格
  • 施工管理技士:建設・建築業界での仕事に役立つ資格
  • キャリアコンサルタント:人材業界での仕事に役立つ資格

資格だけではなく、具体的なスキルを身につけることも重要で、プログラミングスキル、Webライティングスキル、WebマーケティングスキルなどIT業界で高い需要のあるスキルが挙げられます。

第二新卒や20代で公務員から転職?

第二新卒や20代など比較的若い年齢で公務員から転職したい場合は、30代,40代など年齢を重ねている方よりも転職先の選択肢を選びやすい傾向があります。

やはり若いということは転職市場において大きなアドバンテージであり、採用企業は将来的なポテンシャルを見越して未経験であっても積極的に採用したいと考えている傾向が強いです。

ただし、30代~40代の方と比べると第二新卒や20代の場合は経験やスキルがまだまだ浅いのは事実ですので、しっかりと短いながらも公務員でどんな経験スキルを積んだのか言語化してアピールできるよう準備しましょう。

地方公務員から転職したい20代/30代は?

地方公務員から転職したい20代/30代については、抑えるべきポイントを押さえておかなければ地方公務員から民間企業へ転職することはできません。

詳細について知りたい方は「20代地方公務員の中途採用!27歳で転職して公務員になれる?」をぜひ併せてお読みいただけると参考になります。

女性は公務員から転職できる?

女性でも公務員から転職することはもちろん可能ですし、実際に女性で公務員から民間企業に転職する人も少なくありません。

ただし女性の場合は、年齢によりますが大体20代半ば〜30代半ばあたりは結婚や出産、育児など男性と違って企業が懸念するライフイベントが多くありますので、面接の場で支障がないアピールをすることが重要になります。

採用企業に懸念を持たせないアピール方法についても、今回紹介したdodaのような転職エージェントで細かく丁寧に教えてくれますので、ぜひ活用して選考対策を行ってから転職活動に臨んで頂ければ幸いです。

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