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あずさ監査法人の転職&就職難易度!監査アシスタントきつい?

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あずさ監査法人の転職難易度は?アシスタント/事務職中途採用

『あずさ監査法人に転職したいけど転職/就職難易度は?』『アシスタントや事務職の中途採用難易度は?』「監査アシスタントはきつい?」という方に向けて、あずさ監査法人で監査アシスタントとして働く筆者が徹底解説して参ります。

「将来のキャリアを広げたい」「ワークライフバランスを充実させたい」一度は思い悩んだ経験がありませんか?

AIに代替される職業、人生100年時代の長生きリスク、自分の将来は大丈夫だろうか、と不安になり転職を考える方も少なくないでしょう。

専門性の高い仕事に就きたい、メリハリのついた生活を送りたいと考える人に人気の転職先のあずさ監査法人。

公認会計士にしか行うことのできない監査業務は専門性が高く、監査が必要となる企業数も年々増加していることで業界自体も安定しています。

四大監査法人の一つである、あずさ監査法人で実際に勤務していた社員が教える、転職のコツをお伝えします。あなたも理想のキャリアを実現できるはずです。

2023年12月1日最終更新

あずさ監査法人の会社概要と事業内容!きつい?

あずさ監査法人の会社概要と事業内容

あずさ監査法人の会社概要

あずさ監査法人は、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野のプロフェッショナルファームによって構成されるKPMGジャパンの監査事業を担う会社です。

監査や保証業務をはじめ、IFRSアドバイザリー、アカウンティングアドバイザリー、IT関連アドバイザリー、企業成長支援アドバイザリーなどを提供しています。

世界の四大会計事務所の一つであるKPMGのメンバーファームであるため、グローバルに活躍する環境が整っています。

あずさ監査法人の事業内容

あずさ監査法人は、クライアントが抱える経営課題に対して、KPMGのグローバルネットワークも活用しながら価値あるサービスを提供しています。

売上が1兆円を超えるような大企業、特に金融業界、電鉄会社の監査に強みを持っておりJR東日本や、三井住友フィナンシャルグループなど日本を支える企業の監査を担っています。

あずさ監査法人の社風イメージ

あずさ監査法人に限らず、日本における上場企業の多くは3月決算のため、監査法人の繁忙期は4-5月で残業時間が100時間前後となっています。

働き方改革の影響により確実に残業時間は減少している方で、以前は徹夜続きのこともありましたが現在は繁忙期の月でも残業時間が100時間前後に抑えられています。

あずさ監査法人も現在は夜21時以降にはPCがシャットダウンする仕様になっています(土日休日および平日21時以降※水曜は20時)ので、以前よりも働きやすい社風になったと言えるでしょう。

あずさ監査法人の監査アシスタントはきつい?

あずさ監査法人のみならず、そもそも監査アシスタントの仕事は単純作業やルーティンワーク、細かな作業が苦手な人にとっては辛い・きついと感じる可能性が高い職種です。

基本的には公認会計士のサポート役として会計監査業務や事務作業が中心となりますので、単純作業や細かな作業が苦にならない方にとっては、むしろ面白味を感じることもあります。

具体的に仕事内容を一覧で挙げると以下のようになります。

  • クライアント先への往査
  • 財務諸表の分析
  • 電話受電対応
  • 残高確認状の確認業務
  • 電話受電対応
  • 残高確認状の確認業務
  • 書類整理、データのPDF化

あずさ監査法人をはじめとする大手監査法人における監査アシスタントの男性比率は低く、たとえばトーマツなら10%程度、PwCは20~30%程度で、あずさ監査法人は10%未満です。

監査アシスタントの倍率は実はそこまで高くなく、時期やタイミングなどにもよりますが概ね2~3倍と言われていますので、2~3社に応募すれば1社の内定は獲得できるという現状もあります。

あずさ監査法人の転職難易度は?監査アシスタントも

あずさ監査法人の転職難易度は?

あずさ監査法人の中途採用求人の募集職種は多岐に渡りますが、主な職種である、

  • 公認会計士
  • 監査アシスタント

2つの職種をそれぞれ紹介します。

【公認会計士】中途採用難易度:

三大難関国家資格を保有している公認会計士は、会計に関する知識を網羅しており、監査法人だけでなくコンサルティングティング業界や一般企業の経営企画部、財務部、経理部など多様な場所で重宝されます。

公認会計士資格を保有している人が監査法人以外に務めるケースも増加しております。

一方、監査が必要となる上場業数は近年増加傾向にあり、監査法人の業務も拡大される中、独占業務である監査を担う公認会計士の需要は高まっています。

業界の人員不足に伴い、公認会計士だけでなくUSCP(米国公認会計士)も積極的に採用するようになりました。

国際会計基準(IFRS)の導入や、グローバル化に伴い英語の能力も求められるためUSCPAの採用も拡大されることから、転職難易度は易しいでしょう。

公認会計士の仕事内容

監査業務を通して企業の決算が正しく行われているかをチェックし、財務の健全性を証明することが公認会計士の重要な役割です。

監査業務以外にも、企業のリスク管理、内部統制の管理、経営課題のコンサルティングティングなどアドバイザリー業務も行うため、企業に対して影響力の大きい仕事を担うことができます。

【監査アシスタント】中途採用難易度:

会計士の人員不足に伴い、監査業務をサポートするアシスタントのニーズが急速に高まっています。

転職応募条件に簿記2級を取得していることを必須としている監査法人が多い中、あずさ監査法人では資格の有無は関係なく、簿記3級程度の知識があれば応募することができます。

またアシスタント採用の際に契約社員での募集が多い監査法人ですが、あずさ監査法人は簿記3級を取得していれば正社員での入社が可能です。

資格を取得していなくても契約社員でとして入社後、半年経過自動的に正社員登用されるので、監査法人の中でもあずさ監査法人のアシスタント転職は難易度が非常に易しいです。

監査アシスタントの仕事内容

監査アシスタントの業務内容は公認会計士のサポートですが、専門知識はほとんど必要ありません。

・Excelでのデータ作成・入力作業・管理
・調書作成
・財務諸表等の整合性チェックや前期比較
・監査報告書を含む各種報告書のドラフト作成
・内部統制の運用状況のテストなどの各種照合手続
・書類の発送、電話対応、書類整理、監査チームのスケジュール調整などのサポート業務

公認会計士と共にクライアント先での監査業務や、法人事務所での作業が中心です。

監査アシスタントは既卒社会人未経験でも可能?

あずさ監査法人の監査アシスタントは既卒社会人未経験ではややハードルが高く、最低でも社会人経験は必須と定めている傾向が強いです。

監査アシスタントの仕事内容自体は社会人未経験でも覚えれば担うことはできますが、他4大と比べると転職難易度が低いあずさ監査法人だったとしても、新卒以外で1から人材を育てるまでのリソースは確保していません。

ただし、タイミングによっては既卒社会人未経験者のいわゆる第二新卒向けの監査アシスタント求人をdodaのような大手転職サイトで出している可能性もありますので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。

あずさ監査法人の新卒就職難易度!採用大学は?

では次に、あずさ監査法人の新卒就職難易度について採用大学や就職倍率の観点から解説して参ります。

あずさ監査法人新卒就職難易度:

あずさ監査法人は公認会計士業界の中でトップクラスの人気を誇る企業ですが、日本でのKPMGの知名度がそこまで高くないことから思っていたよりも就職難易度は高くない印象です。

グローバルのコンサルティングファームほど就職難易度は高くないため不必要にハードルを上げる必要はありません。

あずさ監査法人の採用大学

採用大学に関しても東名阪/早慶上智などSランク大学出身の学生でなくても、GMARCH/関関同立や日東駒専などA~Bランク大学からも多く新卒を採用しています。

ESの書類選考通過率は80%と高いですが、1次面接通過率が25%前後、2時面接の通過率は15%前後と面接通過率が低いです。

キャリアチケット(24卒)内定シラバス(25卒)のような新卒向け就活エージェントを使って面接対策はしっかりと事前に準備して選考に臨むようにしましょう。

あずさ監査法人は高卒は厳しい?

あずさ監査法人への入社は学歴が高卒であっても絶対に無理という訳ではなく、実際に学歴が高卒で活躍している社員もいらっしゃいます。

ただし全く職歴もない状態で高卒から入社できるかというとそこまで甘い話でもなく、何らかの会計事務所経験が前職でなければ高卒から採用されるのはかなり難しい現状があります。

年齢が20代前半〜半ばくらいまでであれば中小監査法人の監査アシスタントから採用される可能性もありますが、あずさ監査法人のような大手規模になると実績や職歴が重視される傾向が強いでしょう。

あずさ監査法人は美人採用あり?

あずさ監査法人は確かに容姿端麗な女性が多く働く監査法人ですが、もちろん美人というだけで採用されるいわゆる"顔採用"は存在せず、外見に加えて内面の地頭の良さの方が重視されます。

論理的思考力や端的なコミュニケーション能力、粘り強く監査業務に取り組める胆力など総合的に加味した上で、尚且つ美人であれば当然採用確率は高まると言えるでしょう。

あずさ監査法人に転職する人に多い出身会社

<h2>あずさ監査法人に転職する人に多い出身会社</h2>

公認会計士の出身会社

あずさ監査法人の公認会計士は数字に強い人が多く、金融業界や企業の課題を解決する能力が求められることからコンサルティング業界から監査法人に転職する人が多いです。

あずさ監査法人では監査業務に加えてアドバイザリー業務にも力を入れていることから、業界を問わず、経理、財務、経営企画部などの出身者も多いでしょう。

特にIT監査の重要性も増しているため、IT業界出身者やシステム知識が豊富な方も監査法人では歓迎されます。

監査アシスタントの出身会社

監査アシスタントでは簿記3級相当の知識を求められることから、金融業界出身が多数を占めます。

監査アシスタントは専門的な知識はあまり必要とされませんが、潤滑にチームを運営するサポートの役割も担いますので、営業経験者などコミュニケーションスキルが高い方も歓迎されるでしょう。

日々の業務でデータ集計や公認会計士が使用する資料の事前準備をすることも非常に多いため、ExcelやWordなどの資格を持つ事務職経験者も多くいます。

あずさ監査法人に転職後の平均年収は?住宅手当も

<h2>あずさ監査法人に転職後の平均年収は?</h2>

公認会計士の平均年収

あずさ監査法人では、公認会計士の中途採用は1年を通して行われていますが、会社HPや求人サイトに転職後の年収について記載がないので、参考までに新卒としてあずさ監査法人に入社した場合をご紹介します。

・月給:320,000円(首都圏手当10,000円含む) 
・賞与:年2回(7月・12月)

時間外勤務手当や休日勤務手当なども充実しており、新卒時点で最低でも年収550万円以上になりそうで、平均年収は800万円前後と言われており、同業他社と同程度の水準です。

監査アシスタントの平均年収

公式HPに記載の監査アシスタント正社員として入社する場合の情報をご紹介します。

・月給:226,300円 
・賞与:年2回(7月・12月)

公認会計士同様、時間外勤務手当や休日勤務手当も完備されており、転職初年度での想定年収は350万円~となるでしょう。

あずさ監査法人では残業に厳しく、アシスタントは原則定時に終業できるので、ワークライフバランスを充実させたい方には非常にいい職場です。

あずさ監査法人の初任給(新卒)

あずさ監査法人に新卒で入社した場合の初任給は以下の通りです。

・320,000円(首都圏手当10,000円含む)

入社後3年目まではそこまで給料が大きく上がることはありませんが、4年目でシニアに上がると基本給が40万程に上がり、7年目以降でアシスタントマネージャーになると基本給は45万程に上がります。

あずさ監査法人の住宅手当

あずさ監査法人独自の福利厚生として通勤・住宅関連通勤手当は全額実費支給されている一方で、住宅手当や寮精度は一切ありません。

大手監査法人(BIG4)の福利厚生には、住宅手当(いわゆる家賃補助)は明記されておらず、住宅家賃は全額自己負担となりますのでその点は注意しておきましょう

あずさ監査法人の中途採用面接で聞かれる質問は?

あずさ監査法人の中途採用で聞かれる質問は?

監査アシスタントの面接内容は一般的な中途採用面接で聞かれる内容が大半を占めています。

特に「前職での業務内容」「転職を希望する理由」「志望動機」「ExcelなどPCスキルの有無」などについて聞かれます。

ただし、面接は1回のみ、面接時間の半分は監査アシスタントとしての業務内容の説明時間となります。

そのため面接では受け答えがしっかりできれば問題ないので転職活動の比重は職務経歴書の作成に力を入れた方がいいでしょう。

あずさ監査法人の新卒採用面接で聞かれる質問

実際に新卒であずさ監査法人の採用面接を受けた学生に取材して分かった聞かれる質問以下の通りです。

  • 企業研究で行ったことを教えてください
  • 志望する理由を教えてください
  • 「人生で最も成長した」と思える出来事について教えてください
  • 仮に入社した後どのようなキャリアを築きたいか

企業研究においては、他の監査法人との違いやなぜあずさ監査法人を志望するのか具体的に説明できるところまで行うようにしましょう。

自己アピールでは、監査法人の事務スタッフとしてコツコツ勤務していけるようなサポート力や真面目さをアピールできるかが内定獲得の鍵となります。

あずさ監査法人の中途採用面接で落ちた?

あずさ監査法人の中途採用面接で落ちた人の傾向としては、社風として特に「ビジネスマン」として「社会人」として一流になることを社員に求めていますので、社会人意識が欠けている人材です。

監査の「倫理規則」に載っているような内容が、採用担当者との面接の中でアピールできることが内定を獲得できるかどうかの分かれ道になるかと思います。

あずさ監査法人への転職成功確率を高める方法

あずさ監査法人への転職成功確率を高める方法

転職エージェントを使う

監査アシスタントの採用面接は1回のみのことが多く、チームメンバーとコミュニケーションが適切に取れると判断されれば即日採用されます。

面接自体の難易度はあまり高くないので面接に進むための職務経歴書の作成が重要ですので、精度の高い職務経歴書の作成をするためにも転職エージェントなどプロの力を借りると心強いでしょう。

dodaなど求人紹介や日程調整だけでなく職務経歴書の作成や面接対策など転職活動を幅広くサポートしてくれる転職エージェントがいいでしょう。

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資格取得

あずさ監査法人に監査アシスタントとして転職を希望するとき、簿記2級を取得していると大きなアドバンテージとなります。

実際に資格取得まで至らなくても勉強を始め、入社後いつ頃までに簿記を取る予定、と伝えると好印象でしょう。

今は簿記も試験もいつでもテストセンターで受けられるようになりましたので、会場受検よりもテストセンターのほうが問題の難易度も低いため積極的に受援しましょう。

ExcelやWordのスキルも高いと有利で、MOSなどPCスキルを証明する資格を取ると面接に合格しやすいだけでなく、日常業務でも約に立ちます。

あずさ監査法人はグローバルに事業を展開しているので、TOEICも取得していると任せてもらえる仕事の幅が広がります。

コミュニケーションスキル

特別なスキルは必要ないことから、あずさ監査法人の転職面接では難しいことはあまり聞かれません。

職歴や志望理由など一般的な質問に対する回答を事前に準備しておくと、自信をもって面接に臨むことができます。

面接では公認会計士のアシスタントとして常に連携を取ってサポートすることができるかが重視されますので、質問力を高める、自身の意見を端的に話すことを意識し面接に臨みましょう。

面接時に監査法人の業務内容について説明を受けるため、事前に情報を収集しておくと非常にスムーズに進むでしょう。

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