ここではマイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの違いや特徴についてわかりやすくお話ししていくので、自分にぴったりの転職エージェント探しの参考にしてください。
これから転職活動を始めるために、転職エージェントを利用しようと考える20代の方は少なくありません。
せっかく登録するなら大手が良いと考え、マイナビの運営している転職エージェントを選ぶ人もいるのではないでしょうか?
両エージェントをそれぞれ、
・対象としているターゲット層
・提供しているサービス内容
主に上記2点で比較いたしました。
マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの2つの候補のうち、どちらを利用すれば良いのか分からない方はぜひご参考ください。
最終編集日.2021年7月13日
目次
- ■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの面談場所の違い
- ■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いを徹底比較
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い⓪:取り扱い求人数の違い
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い①:20代に特化している
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い②:転職活動初心者向け説明会の有無
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い③:フリーターや既卒の人におすすめか
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い④:取り扱い求人の種類(業種・職種別)
- ■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い⑤:適性診断により自分の強みを知れる
- ■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いまとめ
■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの面談場所の違い
まず大前提として、マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの面談場所が、あなたのお住まいの地域の近くにあることを確認しておきましょう。
マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの面談場所は、それぞれ以下の拠点となります。
マイナビエージェント | 東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡 |
マイナビジョブ20's | 東京・大阪・名古屋 |
お住まいの地域に面談場所がない場合はサービスを受けることができないので、下記でそれぞれの都道府県で面談を受けられる転職エージェントを登録するようにしましょう。
地方別おすすめ転職エージェント一覧【全国47都道府県】
■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いを徹底比較
マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いを挙げると、以下5つとなります。
取り扱い求人数の違い
20代に特化しているか
転職活動初心者向け説明会の有無
フリーターや既卒の人におすすめか
取り扱い求人の種類(業種・職種別)
適性診断により自分の強みを知れる
それぞれ深掘りして解説して参ります。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い⓪:取り扱い求人数の違い
まず何と言っても、マイナビエージェントとマイナビジョブ20'sでは取り扱っている求人数に「圧倒的な差」があります。

上記グラフを見ていただいても分かる通り、マイナビエージェントの約5万件に対し、マイナビジョブ20'sは約2,000件と圧倒的にマイナビエージェントの方が求人数が多い方が分かりますね。
実はマイナビエージェントとマイナビジョブ20'sは同じマイナビグループではあるのですが運営している会社が違うので、その分求人開拓力(=営業力)に差があり、結果としてマイナビエージェントの方に軍配が上がっているという訳です。
マイナビエージェント▶︎株式会社マイナビ
マイナビジョブ20's▶︎株式会社マイナビワークス
求人数が多いということは、つまり転職希望者にとっては提示される選択肢の数にそのまま直結しますから、間違いなく求人数の多いマイナビエージェントを利用した方が転職成功確率は高くなるでしょう。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い①:20代に特化している
まず最初に挙げられる、マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの最大の違いは、20代に特化しているか否かです。
マイナビジョブ20'sが20代の転職支援に特化していることに対し、マイナビエージェントは20代の若者から50代以上の方まで幅広い世代の方たちが利用しています。
▼マイナビエージェントの利用者年齢層
メインターゲットは20代から30代前半くらいの働き盛りの世代の方たちですが、マイナビエージェントでは経験者を優先するような求人が多く、社会人経験が短かったり未経験の人向けの求人は少ないケースもありますね。
どちらかと言うと、マイナビエージェントは"今の分野でキャリアアップを目指している方向き"の転職エージェントと言えるでしょう。
一方マイナビジョブ20'sのメインターゲットとなる世代は20代全般ですが、もっと言うと、特に"第二新卒の方向け"の転職エージェントと言えます。

利用者の2人に1人は第二新卒(23歳〜25歳)であることが分かりますね。
第二新卒というと働いてから3年前後の人たちであるため、「就職したばかりなのに、すぐ転職活動をする人を欲しがる企業はあるのだろうか?」と心配している方も多いのではないでしょうか?
ですが、実際はそうではありません。
第二新卒の方たちは社会人としてのマナーが身についており、1から研修する必要がないため必要としている企業はたくさんあるのです。
「最低でも3年は同じ会社で働かなければいけない」と考えている方は多いですが、若いうちから早め早めの転職活動をすることがその後のキャリアにはとても大切だと言えます。
マイナビジョブ20'sでは若い世代を求めている企業の求人を多く保有しているため、この転職エージェントを利用すれば20代や第二新卒の方の希望にマッチした職場がきっとすぐに見つかりますよ。
20代の方や未経験のジャンルにチャレンジしたい方、第二新卒の方はマイナビジョブ20'sを利用してみることをおすすめします。
●マイナビジョブ20’sは未経験業種への転職向き●
マイナビジョブ20'sは20代向けの求人が多いので、未経験の方でも転職可能です。
新卒での就職がうまくいかなかったり、希望の業種だけど自分とは合わなかったりなど、仕事に関する悩みを抱えている方は大勢います。
マイナビジョブ20'sを利用すれば、未経験職種からの内定をもらうことも夢ではないので、あなたの希望とする業種で働くことができます。
意に沿わない仕事をし続けると心と体に不調をきたし、働くことすら難しくなってしまいます。
このような事にならないように、マイナビジョブ20'sのエージェントにあなたの希望を伝え、生き生きと働ける職場への転職を目指しましょう。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い②:転職活動初心者向け説明会の有無
マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントと違いとして、20代の転職活動初心者向け説明会が開催されているかどうかということが挙げられます。
新卒の就活だとセミナーや説明会が多数開催されており、就職活動に関するノウハウを習得する機会が多かったため受け身の姿勢でも就職活動を進められたはずです。
しかし、転職活動ではそうもいきません。
自分一人で転職活動の進め方を調べ、慣れない職務経歴書や履歴書を書いていかなければいけないのです。
働きながらこれらのことをこなすのは少し大変なことであり、転職活動を断念してしまう人もいると思います。
ですがマイナビジョブ20'sを利用すれば、転職に関するノウハウを手に入れられる説明会に参加できますし、不安や悩みを共有することも可能です。
マイナビエージェントでも説明会は定期的に開催されていますが、どちらかというとキャリアアップを目的としたものが多いため、そういった目的で転職活動を行われている方にとってはぴったりと言えます。
両エージェントの開催セミナーの例を挙げると、以下のようになります。
<マイナビジョブ20's> | <マイナビエージェント> |
初めての転職相談会 | IT業界ハイクラス転職相談会 |
就業1年未満の方限定!元・面接官が語る≪転職「勝」動セミナー≫ | 東京でキャリアアップを目指す方のための転職相談会 |
年内スピード転職セミナー | |
面接対策セミナー~面接官が教えるすべらない話!~ |
マイナビジョブ20'sの方は、転職初心者の方にとって、気軽に参加できそうなものまで幅広く開催されているため、転職活動が初めての方でも安心して参加できるのではないかと思います。
マイナビジョブ20'sに登録している方であればどなたでも参加できるので、一人で転職活動を行うのに不安を感じている転職活動初心者の方はぜひマイナビジョブ20'sを利用してみてくださいね。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い③:フリーターや既卒の人におすすめか
マイナビエージェントは、社会人経験や業種経験のある人向けの求人が多いため、フリーターやニートの人が登録してもエージェント側から断られる可能性が高いです。
関連:マイナビエージェントに断られた!なぜ?断られた時の対処法
ですが、マイナビジョブ20'sなら社会人経験が2~3年の方はもちろん、社会人経験のないニートやフリーターの方への支援も充実しているため、どなたでも満足いく職場への転職が決まるはずです。
また、未経験者歓迎の非公開求人も多く保有しているため、業種に関する経験がなくても問題ありません。
▼実に90%以上が非公開求人
20代は成長過程の存在であり、企業側としても経験を重視していないところが多く、職歴や業種の経験がない方でも積極的に採用している会社も少なくないです。
マイナビジョブ20'sでは企業のニーズとあなたの働きたい意欲をうまくマッチさせ、採用が決まるまでのお手伝いをしてくれるため経歴に自信が無い方でも安心して転職活動を進められます。
例えば定期的にフリーターやニートの方向けとして開催されているセミナーでも、以下のようなものが挙げられます。
□社会人1年目・既卒・フリーター限定リスタート!少人数制転職セミナー
□就業1年未満の方限定! 元・面接官が語る≪転職「勝」動セミナー
□未経験から専門的なスキルを身に付けて仕事がしたい方対象・転職相談会
□未経験から始める技術職セミナー
フリーターの方から未経験者の方まで幅広くカバーするラインナップが揃えられていますね。
関連:フリーター就活のはじめ方・やり方徹底解説!何から始める?
どのようなバックグラウンドをお持ちの方でもしっかり支援するという、マイナビジョブ20'sの強い意志が見えるのではないでしょうか?
既卒無就業者や未経験者向けの求人をたくさん持っているのは、20代に特化した転職エージェントのマイナビジョブ20'sです。
フリーターの人や新しい業種へ挑戦したい方はマイナビジョブ20'sに登録してみてくださいね。
※ただし、マイナビジョブ20'sだからと言って100%面談を断られないという保証はなく、登録拒否されてしまう可能性も0ではありません。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い④:取り扱い求人の種類(業種・職種別)
マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントは、どちらも同じマイナビグループが運営している転職エージェントですが、取り扱い求人の種類にも違いがあります。
マイナビジョブ20's


業種別に見るとサービス・レジャー系の求人数が最も多く、次いでメーカー系、IT・通信系という順番で取り扱われていることが分かります。
職種別では営業系の求人がダントツに多く、次いで経営・企画・管理(事務)系職種の求人が多くなっていることが分かりますね。
マイナビエージェント


マイナビエージェントは業種・職種いずれにおいても圧倒的にWEB・IT系の求人に強みがあることが分かります。
もちろんメーカー系やサービス系などマイナビジョブ20'sと同じ領域の求人数も多いですが、特にWEB・IT系の求人にはめっぽう強いと言えますね。
マイナビジョブ20'sやマイナビエージェントとは別に「マイナビ転職」もあるので、何が違うのかが分からないという声も少なくありません。
今回紹介しているマイナビジョブ20'sやマイナビエージェントは担当者がついて求人紹介や選考対策を行ってくれる"エージェントサービス"であることに対し、マイナビ転職は単純に求人を掲載しているだけの"求人サイト"です
あまりにも忙しく面談を受ける時間もない場合はマイナビ転職を使うのもありですが、基本的にはしっかりと転職のプロに面倒を見てもらえるエージェントサービスの方が転職成功率も高いのでオススメです。
■マイナビエージェントとマイナビジョブ20sの違い⑤:適性診断により自分の強みを知れる
転職エージェントに登録すると、
①面談の案内
②面談の実施
③求人の紹介
④応募や面接に関するサポート
⑤合否判定や面接のフィードバック
⑥入社までのサポート
といった流れで転職活動が進められていきます。
もちろんマイナビエージェントもマイナビジョブ20'sでもこのような内容が行われていきますが、マイナビジョブ20'sの場合「適性診断」も加わってくるという特徴があるのです。
適性診断はコンサルタントとの面接前に行われるものであり、客観的に自分自身を捉えることを目的として実施されています。
仕事をする上での強みや自身の特徴を分析することで、あなたにぴったりの職場を見つけられるのです。
でも、「適性診断なんて、なんだか信頼できないな。」と感じている人もいるいるのではないでしょうか?
ですが安心してください。
この適性診断は世界中で数千万人の転職希望者が受けており、豊富な情報を有しているため、非常に信頼性の高いテストだと言えます。
自分の能力を最大限に活かせる職場で働けば、やりがいと充実感に満ちた毎日を送れることから、適性診断であなた自身を冷静に捉え直してみましょう。
自分を知ることが転職活動の第一歩なので、怖がらずにありのままの自分を適性診断で見つけてくださいね。
■マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いまとめ
最後に繰り返しになりますが、もう一度、マイナビジョブ20'sとマイナビエージェントの違いについてまとめておきます。
20代後半〜40代年齢層向け
キャリアアップ(年収など)を目的として転職したい人
既に経験のある業界・職種内の転職を考えている人
WEB・IT業界への転職を考えている人
第二新卒(新卒入社後3年以内)
未経験業種へ転職をお考えの人
転職経験がない転職初心者の人
営業系の職種で転職を考えている人
上記のように分類されます。
いずれにしてもマイナビは、リクルートエージェントやdoda同様に、大手のエージェントとして非常に利用者数も多いので、ぜひあなたに合った方のエージェントを選んでくださいね。
