メガバンクからの転職で、どのような転職先を選べばいいのか迷ってはいませんか?
メガバンクからの転職は、その市場価値と経験が活きる業界や職種を知れば、どのように転職先を選べばいいのか分かります。
「銀行勤務は潰しが効かない」と言われることもありますが、メガバンク経験者の転職市場価値は非常に高いです。
実際に私の知るメガバンク経験者も、銀行業務での経験を買われて転職し、年収アップを遂げた人は少なくありません。
メガバンクからの転職を成功させている人の傾向として、最近は20代で決断する人が多いので、実際に20代でメガバンクから転職した方の体験談もご紹介します。
しかしあらゆる会社でメガバンク経験者の価値が認められるわけではありません。
より良い環境を求めて転職するのであれば、メガバンク経験者の価値を認めている会社にフォーカスした転職活動が欠かせません。
本記事では、私の人材紹介業界での実務経験を元に、メガバンクからの転職先としておすすめの一覧をまとめて紹介していきます。
【2024年7月31日最終更新】
目次
- メガバンクから転職したい/辞めたい理由
- メガバンクで働くことで身につくスキル
- メガバンクに残り続けるメリット
- メガバンクに残り続けるデメリット
- メガバンクからの転職先おすすめまとめ!有利なのは?
- メガバンクからの転職先①:戦略系コンサルティングファーム
- メガバンクからの転職先②:投資ファンド
- メガバンクからの転職先③:M&A仲介会社
- メガバンクからの転職先④:Big4系FAS(監査法人)
- メガバンクからの転職先⑤:外資系大手証券会社
- メガバンクからの転職先⑥:国内系中小証券会社
- メガバンクからの転職先⑦:建設会社の経営補佐
- メガバンクからの転職先⑧:不動産会社の事務職
- メガバンクからの転職先⑨:外資系IT企業
- メガバンクからの転職先⑩:ネット銀行
- メガバンクからの転職先⑩:公務員
- メガバンクからの転職先⑪:事業再生コンサル
- メガバンクからの転職先⑫:ベンチャー企業営業職
- メガバンクから転職したいけどできない!後悔?
- メガバンクからの転職を後悔・失敗するポイント
- メガバンクから転職すべき3つのタイミング
- メガバンクからの転職先に関するQ&A一覧
- メガバンクからの転職先候補はまだまだある
メガバンクから転職したい/辞めたい理由
ではまず、多くの人がメガバンクを辞めたい・転職したいと考える理由について6つに分けて見て参りましょう。
順番に解説して参ります。
業務内容に飽きてしまう
メガバンクに限らず銀行業務は、基本的に同じ商品を売ったり、窓口で対応したりと同じことを毎日繰り返していきます。
同じ仕事の繰り返しになると「このまま仕事をしていったら周りと比べてスキルがなく、他にいっても通用しないのではないか」という感情を抱くようになります。
こういった将来に対しての不安により、転職を決意する人は少なくありません。
年功序列の文化が強い
一概に全てのメガバンクには当てはまりませんが、銀行の場合、ある程度の年数を重ねていかないと上まで上がっていくことができません。
下記グラフを見ていただければわかりますが、30代前半から一気に年収は跳ね上がりますが、それまでは基本他の企業とあまり変わらないことが分かります。
20代の若いうちにバリバリ上に上がっていきたいという人にとっては物足りず、ベンチャーや外資系などに転職をしていく人も多くいます。
支店のノルマが厳しい
メガバンクと一口に言っても、各支店によって達成しなければならない数字が課せられているため、支店によっては行員一人一人へのノルマが異常に厳しくなっています。
つい先日、三井住友銀行が支店の数字目標を行員に割り振ることを廃止し、顧客の資産増加を評価対象とする方針へと切り替えたのが記憶に新しいですよね。
(2019.4.24「日本経済新聞」より引用)
仮にノルマを達成しても、顧客に価値を創出しなければ仕事内容に疑問を感じてしまい、結果としてメガバンクから転職しようと考え始めてしまうのでしょう。
上の役職者が優秀でない
年功序列の文化が強いということは、ある程度の年齢を重ねていけば自動的に役職も上がってしまうということです。
そうすると、優秀でなくても長年勤めているという理由で上に上がっていくことがあります。
上の役職だからといって優秀なわけではない、というのに納得がいかずにやめてしまう20代の若手行員も増えつつあります。
異常に転勤が多い
女性の比率が圧倒的に多いエリア総合職などであれば話は別ですが、全国転勤のある総合職の男性で転勤に頭を悩ませる行員は少なくありません。
地銀のようにある程度転勤エリアが決まっていれば良いですが、メガバンク独特の風習として2〜3年に一度くらいのペースで全国を転々とさせられるのは嫌ですよね
次から次へと資格試験がある
メガバンクに限らず金融機関にありがちですが、証券外務員からはじまり、ファイナンシャルプランナーや簿記など次から次へと資格試験を受けねばなりません。
ただでさえ日常の業務でサービス残業などで疲弊しているにも関わらず、次々に受験しなければならない資格に嫌気がさし転職を考える行員も少なくないでしょう。
メガバンクで働くことで身につくスキル
メガバンクが地銀や一般的な企業と異なる点は、日本全国に支店があるだけでなく、グローバルに事業を展開している点です。
本店や海外勤務であれば、金融に強くなるだけでなく英語力のようなグローバルなビジネススキルを身につけることができます。
その他にメガバンクで働くと、以下のスキルを身につけることができます。
法人営業業務
各社の代表や担当者と関係を構築することが前提の業務となるため、コミュニケーションスキルと交渉力、営業力が身につきます。
リスク管理業務
リスク管理の施策や業務上起きた問題の解決策を示す業務となるため、問題解決能力と、論理的思考力、エクセルやパワーポイントを使った資料作成のスキルが身につきます。
財務分析業務
資金調達や予実管理の仕事を通して財務分析スキルを身につけることができます。
経営企画業務
海外の大手金融機関・企業の動きを意識したグローバルなマーケティング、計数管理、企画力を身につけることができます。
ストレス耐性
メガバンクのような競争の激しい金融機関で仕事をやり抜いた経験は、忍耐力&ストレス耐性があると転職先の企業に評価される傾向があります。
営業ノルマも厳しいですし、年功序列によるパワハラやストレスに耐えられる人は異業種や異職種へ転職しても耐えられるタフさを備えていると評価されるでしょう。
コミュニケーション能力
メガバンクのような規模の大きい環境で仕事を続けていくためには、対顧客に対してはもちろんですが、上司や部下、取引先など様々な利害関係社と円滑にやりとりしていく必要があるため、コミュニケーション能力を評価される傾向があります。
人と人を繋ぐ折衝力なども職務経歴書や面接などでアピールできると、更に転職先の門戸は広がるでしょう。
メガバンクに残り続けるメリット
せっかく就職したメガバンクを離れることに躊躇する方もいると思います。
ここではこのまま勤務し続けるメリットを解説します。
業界としては安定している
金融業界・銀行業は社会インフラの一つであるため、経営的に苦境になったとしても何らかの援助が受けられる業界と言えます。
特に、メガバンクは規模の大きさからも長期的な雇用の安心感があります。
経済の変動があっても影響を受けにくいことから、安定した職場環境を求める人にとっては非常に魅力的です。
また、国の金融政策の影響を受けやすいという特性もあり、政府との強い繋がりが「安定している」という印象を高めています。
ご自身のみならず、家族や親族にとっても雇用の守られる安心感をメリットとして捉えていらう方は多いでしょう。
高待遇の年収を獲得できる
メガバンクで勤務し続けることで、他業界に比べて高い年収や待遇を獲得することができます。
特に、入行後の昇給やボーナス制度が充実しており、努力次第で大きな報酬を得ることが可能です。
また、福利厚生も充実しており、年次有給休暇取得の推奨や住宅手当や育児支援など、さまざまなサポートが提供されます。
このような待遇の良さは、メガバンクで働く大きな魅力と言えるでしょう。
メガバンクに残り続けるデメリット
一方で残って勤務し続けるデメリットもあるため解説します。
成長スピードが遅い
メガバンクでは、組織が大規模であるため、個々の成長スピードが遅く感じられることがあります。
特に新しいスキルを習得したり、異動によるキャリアアップを希望する場合、希望通りに進まないことが多いです。
また、業務内容がルーチン化しているため、日々の業務に新鮮さを感じられないこともあります。
任される業務が固定化してしまったり、希望が通らない期間が続くことで、自分の成長を実感するのが難しくなることがあります 。
高待遇を理由に転職のタイミングを逃す
メガバンクの高待遇は大きな魅力ですが、それが逆に転職のタイミングを逃す原因にもなります。
現在の待遇に満足していると、新しいチャンスや自己成長の機会を見過ごしてしまうこともあります。
また、本当はキャリアアップに向けた転職に挑戦したいとの想いがあったとしても、高い給与や福利厚生に後ろ髪を引かれ、他の業界や企業への転職を躊躇することも多いです。
結果として、キャリアの選択肢が狭まり、長期的なキャリアパスに影響を及ぼすことがあるのは大きなデメリットとも言えます。
金融関連業務でしか専門性が活かせない
メガバンクで培った専門知識やスキルは、金融業界に特化しているため、他業界では活かしにくいという特徴もあります。
特に、金融商品やサービスに関する知識は他の業界では通用しない場合があります。
また、財務会計に関する知識は他業界でも活かすことができる一方で、本社機能であることから居住地勤務の案件が少なかったり、そもそもの求人発生まで長期間をようするということも少なくありません。
メガバンクからの転職先おすすめまとめ!有利なのは?
ではここからは、メガバンクからのおすすめの転職先を8つに分けて紹介します。
戦略系コンサルティングファーム | マッキンゼー、ATカンパニーなど |
投資ファンド | 上級レベルの英語(TOEICなど) |
M&A仲介会社 | M&Aキャピタルパートナーズなど |
Big4系FAS(監査法人) | EY、デロイト(デトロイト・トウシュ・トーマツなど |
外資系大手証券会社 | ゴールドマンサックス、アクセンチュアなど |
国内系中小証券会社 | 丸三証券、いちよし証券など |
建設会社の経営補佐 | 地元の中小建設会社など |
外資系IT企業 | GAFAM、Fintech(フィンテック)など |
ネット銀行 | SBI、楽天銀行、ソニー銀行など |
前述したメガバンクで働くことで身についたスキルを存分に活かせる有利な転職先ばかりなので、ぜひ転職活動の参考として頂ければ幸いです。
メガバンクからの転職先①:戦略系コンサルティングファーム
転職難易度:
戦略系コンサルティングファームではマーケティング戦略だけではなく、人事戦略や新しいサービス開発の戦略など、事業全体を俯瞰しながら中長期的に考える能力が求められます。
メガバンクで働いていると、財務分析などを通じて会社全体を見ている経験があるので、業務としても馴染みやすく、また実際に経験としても評価されやすい傾向があります。
戦略的コンサルティング会社としては、以下の企業があります。
・A.T.カンパニー
・ベインアンドカンパニー
・ボストンコンサルティンググループ
・マッキンゼーアンドカンパニー
これらは全て外資系となるため、ある一定以上の英語力が求められます。
メガバンクで海外勤務経験があれば、その経験と英語力を武器にすることもできるので、転職先としてはおすすめです。
実際に経営コンサルティング会社にメガバンクから転職された方の体験談をご紹介します。
メガバンクからの転職体験談(27歳男性)
Q1、なぜその転職先を選んだのか教えてください
経営コンサルという内容から、特定の商材を顧客に売り付けるのではなく適切なコンサルティングの対価として収益を上げる収益構造に惹かれたためです。
自身の能力が不足していればコンサルティング収益は上がらないが、知識や発想、経験により他者との差別化ができれば契約が取れるという点から、営業の中でも最も属人的なものであると思い、魅力に感じました。
また、業界内ではリーディングカンパニーであり、所属している人材のレベル、集積されている企業としての情報力には優位性があると思ったからです。
Q2、利用した転職支援サービスを教えてください
Q3、転職支援サービスの感想を教えてください
過去の面接情報を元にした面接対策や、履歴書、職務経歴書の書き方などを指導してくださった為、初めての転職であったが安心して進めることができました。
退職時の社内調整や想定される上司からの対応等も情報をいただくことができ、落ち着いて対応を進めることができました。
自分と同様な経歴を持つ人がどのような業界で、どんな給与水準での転職をされるのかなども知ることができ、自分の立ち位置を把握することができた面でも助かりました。
コンサルテングファームで求められる経験・スキル
☑️経営企画や事務企画、業務企画といった企画系業務に従事されてきた経験
☑️業界特有ではないものの、計数管理・海外進出の企画・マーケティング企画といった企画系業務の経験
☑️コンサルタントとしての地頭力、考える力
☑️高いレベルの英語力(クロスボーダー案件などへの対応)
☑️クライアントと直ぐに打ち解けることができるお人柄の良さ、コミュニケーションスキル
メガバンクからの転職先②:投資ファンド
転職難易度:
投資ファンドは金融機関や個人などの投資家から資金を集め、投資によって得たリターンを還元する投資を主な事業としています。
実務として案件探し、価値評価、投資実行、売却(IPO)などがあるため、メガバンクで投資判断に関する実務経験があれば、そのスキルが評価される可能性があります。
投資ファンドの採用枠は少人数に限られています。
また、即戦力を前提とした採用になるため、競争としては厳しくなりますが専門的な経験がある場合はおすすめです。
投資ファンド会社としては、以下の企業があります。
・ブラックストーングループジャパン株式会社
・CVCアジアパシフィックジャパン株式会社
・オリンパスキャピタルホールディングスアジア
・キャスキャピタル株式会社
投資ファンドで求められる経験・スキル
☑️投資銀行部門(M&A関連)の業務経験
☑️高いレベルの英語力(クロスボーダー案件などへの対応)
☑️ストラクチャリングや業績不振先の対応経験/不良債権処理の経験
☑️経営企画や経理、財務部門でのご経験(高いファイナンススキル)
メガバンクからの転職先③:M&A仲介会社
転職難易度:
M&Aの支援や仲介を実施する仲介会社では、様々な企業とのネットワークを強くするために、企業オーナーや社長へのアプローチが欠かせません。
そのためメガバンクで身につけた営業力や交渉力が評価されます。
またM&Aを成立させるためには売り手と買い手を上手くマッチングさせなければいけません。
財務分析や会計などのファイナンススキル、そして経営トップを納得させるだけの人間力とコミュニケーションスキルも求められます。
メガバンクで身につけた営業力に自信がある場合、おすすめの転職先です
求められるスキルとしては、
☑️M&A関連の業務経験
☑️高いレベルの英語力(クロスボーダー案件などへの対応)
☑️業績不振先の対応経験/不良債権処理の経験
☑️経営企画や経理、財務部門でのご経験(高いファイナンススキル)
上記のように多岐に渡り転職難易度も高いですが、その分仕事のやりがいは非常に大きいでしょう。
M&A仲介会社としては、以下の企業があります。
・M&Aキャピタルパートナー株式会社
・株式会社東京MAパートナーズ
・日本M&Aマネジメント株式会社
・株式会社コーポレートアドバイザリーM&A
実際にメガバンクから転職された方の体験談を見てみましょう。
メガバンクからの転職体験談(25歳男性)
Q1、なぜその転職先を選んだのか教えてください
私が従業員200名程度の独立系M&Aブティック会社を選んだのは、以下4つの理由からです。
・高めたいと考えていた分野の業務に特化した仕事ができること
・メガバンクと比べ知名度が低い会社であり、また業務内容もさほど一般的に普及しているものではなかったことから、自分の本当の力を試すには良い環境であると思えたこと
・自分が残した業務成績に応じてインセンティブが支給される給与形態であり、頑張り次第で青天井の報酬を得ることができること、他従業員との不公平感が少ないで
あろうと思えたこと・将来的には独立したいと考えていたところ、この会社で結果を出せば実力・人脈ともに十分に蓄えることができるであろうと考えたこと
Q2、利用した転職支援サービスを教えてください
Q3、転職支援サービスの感想を教えてください
はじめての転職であり、会社の選び方や履歴書および職務経歴書の書き方も全くわからない中で転職活動をスタートしていたのですが、自力のみでは非効率であると考えエージェントに頼りました。
転職の動機から目的、それらの書面への落とし込み方、面接対策まで親身に相談に乗っていただけ、結果として効率的に転職活動を行うことができました。
無料である点も良かったです。
メガバンクからの転職先④:Big4系FAS(監査法人)
転職難易度:
監査法人は会計監査が主な業務のイメージとしてあるかもしれませんが、その他にリスク管理や金融機関向けのコンサルティング、システム監査なども提供しています。
メガバンクの経験はこれらの事業のうち、特にコンサルティングサービスで評価されます。
また、グローバル化が進む昨今では監査法人のクライアントである日経企業もグローバルに展開しているケースが増えているため、英語力が求められることは少なくありません。
特に世界四大監査法人である
「EY(アーネスト&ヤング)」
「デロイト(デトロイト・トウシュ・トーマツ)」
「PwC(プライスウォーターハウスクーパース)」
「KPMG」
上記の系列に属するFASは「BIG4系FAS」と呼ばれていて、海外勤務などで英語に強みがある場合にもおすすめの転職先です。
監査法人としては、以下の企業があります。
・有限責任あずさ監査法人
・有限責任監査法人トーマツ
・PwCあらた有限責任監査法人
・アスカ監査法人
実際にメガバンクであるみずほ銀行から、大手監査法人Big4と呼ばれるあらた有限責任監査法人に公認会計士アシスタントとして転職した女性の体験談をご紹介致します。
みずほ銀行からの転職先体験談(27歳女性)
Q1、なぜその転職先を選んだのか教えてください
元々みずほ銀行のリテール業務として5年間勤務していましたが、営業活動が元々そこまで好きではなかったということもありアシスタント職に転職したいと考えていました。
金融業界自体は好きだったため、メガバンクでの経験を活かしながら事務職・アシスタントとして転職できる会社はないか探していたところ、dodaの担当者の方に大手監査法人のアシスタント求人を紹介してもらいました。
公認会計士の資格は持っていませんでしたが、公認会計士の方々をサポートするアシスタント職の仕事だったので、自分のやりたいことと合致していたこともあり転職することを決意しました。
Q2、利用した転職支援サービスを教えてください
Q3、転職支援サービスの感想を教えてください
早稲田大学を卒業してみずほ銀行に新卒で入社していたので、転職することはないと思っていましたが転職することになり、最初は右も左もわからなかったところ優しく1から丁寧にサポートして頂けました。
dodaの担当キャリアアドバイザーの方は業界ごとに専任が分けられているようだったので、金融業界に知見のある方に色々と職務経歴書や面接のアドバイスを頂けたことは非常に心強かったです。
あらた監査法人以外にも様々な求人を紹介してもらえたので、メガバンク出身の人はまず利用して間違い無いかと思います。
メガバンクからの転職先⑤:外資系大手証券会社
転職難易度:
メガバンクからの転職先として、外資系大手証券会社という選択肢もおすすめの一つです。
外資系大手証券会社は採用のバーが非常に高いことで有名ですが、メガバンクでの法人営業経験があれば充分採用のハードルはクリアできると言えます。
また、やはり外資系企業は給料が高いため、同じ職種であったとしても大幅な年収アップを実現させることが可能です。
実際にメガバンクから外資系大手証券会社に転職した20代女性の体験談を見てみましょう。
メガバンクからの転職体験談(24歳女性)
Q0、メガバンクを辞めようと思った理由を教えてください
大企業であり総従業員数は多くても、支店レベルだと規模が小さく、中小企業で働いているような気分になり、描いていた社会人像と異なったことが転職理由です。
また、馴染みのない小さな街(と当時は思っていた)で働くことがつまらなくて、配属が決まってから辞めようと思っていました。
3年ほど待てば転勤の可能性もあったものの、若くて一番楽しい時期にこの小さな環境でやっていく自信がなかったです。
辞意を伝えるまで3ヶ月ほどしっかり悩み、転職を決めました。
Q1、なぜその転職先を選んだのか教えてください
上記の理由で転職を決めたため、勤務場所を都心に限定し、企業の規模や本社勤務であることにこだわって転職活動をしました。
いくつか大企業から内定をいただきましたが、その中から一番給与の高い外資系企業を選びました。
昼夜問わず働くイメージの強かった企業だったので、若くないとチャレンジできないなと思って決めました。
また、最初に就職した会社では活かせなかった英語についても、日常的に使う機会がある職種であったこともポイントが高かったです。
でもやはり決め手は給与の高さで、二十代半ばで破格の金額を提示していただきNoとは言えませんでした。
Q2、利用した転職支援サービスを教えてください
Q3、転職支援サービスの感想を教えてください
自分では収集できない情報量と、面接などのセッティングをしていただけるので、事務作業に時間を取られず面接に集中できるのは有り難かったです。
また、内定を頂いた際のお給料の交渉もして頂けたので、自分ではなかなかやり難いことを代わりにしていただけるという点が魅力でした。
紹介してくださる企業も景気によって左右されますが、また転職する機会があればお願いしたいと思います。
メガバンクからの転職先⑥:国内系中小証券会社
転職難易度:
メガバンクからの転職先として、国内系中小証券会社もおすすめです。
転職をきっかけに全国転勤のあるメガバンクから地元の地方に帰りたいというUターン志向で、かつメガバンクの経験を活かした金融系の仕事がしたいという方にぴったりの転職先と言えます。
実際にメガバンクから地元にUターン転職し、地方の中堅証券会社に転職した29歳男性の転職体験談をご紹介いたします。
メガバンクから中堅証券会社への転職
Q、メガバンクから転職しようと思った理由を教えて下さい
新卒でメガバンクに入社し、退職するまで、法人・個人向けの金融商品の営業や融資業務を主にしておりました。
転職を決めた理由は、半期ごとに与えられるノルマが非常に多いこと、特に手数料収益をどれくらい上げるかが重要であり、メガバンクは規模も大きいため、与えられた予算が大きく、クリアするのにかなり苦労したことが理由であります。
また、企業体質も古臭く、上にいる幹部人や上司は昔ながらの営業手法や、部下の指導をし、それに嫌気がさす毎日を送っておりました。
その中の仕事環境の割には給与も満足がいくものではありませんでした。
Q、なぜ中堅証券会社に転職したのか理由を教えて下さい
私はメガバンクを退社後、地元に本社を置く銀行系の中小証券会社へ入社いたしました。
中堅証券会社へ転職を決めた理由は、メガバンク時代、現職でも扱うような金融商品をメインに販売しており、株式マーケットに関する知識や、証券外務員・証券アナリスト・テクニカルアナリストなどといった資格を保有しており、前職のノウハウを十分に使えると思ったからです。
中小の証券会社ということもあり、半期ごとに求められる数字や、ノルマ、手数料収益はメガバンクとは比較にならないほど小さく、日々の仕事に対してもストレスがあまりかからない点も、理由の一つであります。
給与水準も、メガバンク時代より、上がったことも一つの転職の理由です。
メガバンクからの転職先⑦:建設会社の経営補佐
転職難易度:
メガバンクからの転職先おすすめとして建設会社の経営補佐という選択肢もあります。
経営的な立場で代えの効かない人材として経営幹部ポジションで働けることは、メガバンク時代とは全く異なるやりがいを感じることができます。
実際に30歳でメガバンクから建設会社の経営補佐へ転職した方の体験談をご紹介いたします。
メガバンクから建設会社の経営補佐への転職
Q、メガバンクから転職しようと思った理由を教えて下さい
銀行では、主に法人担当として従事しておりましたが、辞めた理由としては、以下の3点です。
銀行に入行当初からずっと勤めるつもりはなく、いつかは地元に帰りたいという想いがあったという点で、銀行であれば様々な業種の経営層と話ができるため人間的に成長できると感じていました。
次に入行同期が多く、最初の昇進時期に昇進出来ず劣等感を感じてしまったことです。それなりに頑張っていたのですが、ここで一区切り、という気持ちが出てきました。
最後にノルマ社会で仕事が楽しくなかったという点で、達成感はあるのですが、すぐに次の期の目標が貼られるため、常に走り続けていました。
Q、なぜ建設会社の経営補佐に転職したのか理由を教えて下さい
経営的な立場で入社できたという点で、銀行時代はルールに縛られ思ったようには動けませんでしたが、転職先ではある程度の裁量が認められて自由に動けました。
これから成長しようとしている企業だったからで、それまでの経験を活かして計画を策定し、企画を考え、資金調達のために銀行と折衝するやりがいのある職場だと感じたからです。
最後に、給与条件が地方にしては良かったということで、銀行時代は地方の中堅程度の管理職くらいは給与があり、あまり下がることなく転職できるのは魅力でした。
そして何よりも、自分が企業のどうでもいい小さな歯車ではなく、替えの効かない大きな道理となれる点も魅力でした。
メガバンクからの転職先⑧:不動産会社の事務職
転職難易度:
メガバンクからの転職先として、不動産会社の事務職もおすすめです。
メガバンク時代に残業が多く終電間際まで働いていた経験がある人は、事務職へ転職することでワークライフバランスを勝ち取ることができるでしょう。
メガバンク勤務時代にFP(ファイナンシャルプランナー)の資格などを取得していた場合は不動産業界でも僅かながら活かすことも可能です。
実際に24歳女性でメガバンクから転職した方の体験談についてご紹介いたします。
メガバンクから不動産会社の事務職への転職体験談
Q、メガバンクから転職しようと思った理由を教えて下さい
仕事が想像以上に大変で、朝は始発、夜終電ということが多々ありました。
私は営業職で個人営業をしていたため、就業時間前から日経新聞の読み合わせがあり、毎日株価の動向などに意見を求められるため、朝の電車の中ではひたすら新聞を読んで勉強していました。
その他にも課題などが多くあり、休みの日も全て課題や営業の準備などで終わってしまい、プライベートの時間が全く取れなかったことが大変ストレスに感じました。
人間関係も希薄で、あまり先輩に聞けるような雰囲気ではなく、通うのが辛かったので転職しようと決意しました。
Q、なぜ不動産会社の事務職に転職したのか理由を教えて下さい
大学時代にアルバイトで住宅展示場のインフォメーションセンターで働いていたことがあり、住宅メーカーなどの不動産業界に興味がありました。
求人情報を探している際に、不動産業界の掲載も多くあったので色々と見ていましたが、その中でも私が一番大事にしたのは残業が少ないことです。
前職で全くといっていいほどプライベートの時間が取れず心身ともにボロボロになってしまったので、次は同じようなことはしたくないとなるべく残業の少ない会社を選びました。
前職は営業職でしたが毎日ノルマに追われてとても厳しかったので、コツコツ自分のペースで進めらる事務職を希望し転職活動をして希望通りの働き方ができたので、転職して良かったと感じています。
メガバンクからの転職先⑨:外資系IT企業
転職難易度:
メガバンクでシステム系の部署に所属していたシステムエンジニアの方の場合は、転職先としてIT企業という選択肢も当然浮かび上がってきます。
会社の規模は小さくなってしまっても、仕事への興味ややりがいを優先させてIT企業への転職を果たした方は少なくありません。
最近ではFintech(フィンテック)と呼ばれる金融とテクロノジーを融合させたIT金融ベンチャーも非常に勢いがあり、AIやブロックチェーン関連の企業に転職したい人も増えています。
【新書の新刊】『銀行員はどう生きるか』浪川攻(講談社現代新書)メガバンク大量人員削減の衝撃、激変する銀行員人生、フィンテック時代の銀行ーー米銀の現状から邦銀の未来を探る。当店大量入荷しております! U pic.twitter.com/VXEf3xoS99
— 紀伊國屋書店大手町ビル店 (@Kino_Otemachi) April 21, 2018
Fintech(フィンテック)の具体的な企業としては、マネーフォワード、bitFlyer、メタップスなどのITベンチャー企業が挙げられますね。
かねてから海外志向が強ければ、外資という選択肢もありますので選択肢は豊富に用意されいるでしょう。
メガバンクからの転職体験談(26歳女性)
Q0、メガバンクを辞めようと思った理由を教えてください
メガバンクに就職と言えど、営業ではなくシステム部所属で、主にシステム開発を行っていました。
自分の性格や強みを考えた時に、コミュニケーション能力は人一倍高いと思ったため、仕事を通じてより多くの人に関わり、良い価値を発揮していきたいと考えるようになりました。
そのため、会社内にこもって仕事をするよりも、もっと会社の外に行き、積極的にクライアントと関わることができるような職種や業種を探し始めました。
また、もともと海外志向が強く、早く日本の外で働いてみたいという気持ちがあり、海外での就職を考えたことも転職のきっかけの一つです。
Q1、なぜその転職先を選んだのか教えてください
会社内にこもって会社内のメンバーのみとシステムを構築するという仕事はあまり向いていないと感じていました。
それよりもシステムの知識も有しながらもっと会社の表に立って、積極的にクライアントに向き合って案件を獲得していく「営業」という職種に興味を持つようになったためです。
海外拠点でのポジションを探していたところ、前職と給与や福利厚生など同条件で給与水準の高いシンガポールで募集している現職に行き着きました。
現職の会社は元々の事業以外にも幅広い分野でビジネスを行っていて度々ニュースにも取り上げられていたため、そのネームバリューの高さにも惹かれ転職を決めました。
Q2、利用した転職支援サービスを教えてください
Q3、転職支援サービスの感想を教えてください
自分の希望だけ伝えれば、あとはエージェントからすぐに幾つか候補をいただけるので、非常に効率良く転職活動をすることができました。
また、面接に関しても心配や不安な面は、相談すれば真摯に対応してアドバイスしてくれる手厚いエージェントだったため、精神的にも助かりました。
内定を頂いた際は、担当者の方からご馳走していただけるなど祝っていただき、かなりフレンドリーにご対応頂けて今でも感謝しています。
メガバンクからの転職先⑩:ネット銀行
メガバンクからの転職先として同じ銀行業界であるネット銀行も転職先候補の一つとしておすすめで、将来の成長性を見据えてネット銀行へ転職を検討する人も少なくありません。
ただしメガバンクと違いネット銀行では求められる能力やスキルが少し異なりますので、以下点は必ず押さえた上でネット銀行への転職活動を行うようにしましょう。
☑️システムの知識や語学力が求められる
☑️年齢は若い方が歓迎される傾向にある
☑️海外支店が多いので海外転勤も視野に入れる
メガバンクが大口の大型顧客の法人がクライアントとして多いことに対して、ネット銀行では中小企業や個人クライアントが中心となりますので、少々メガバンクとは関係性が異なります。
メガバンクからの転職先⑩:公務員
SVB銀行破綻による金融不安でメガバンクの先行きが不透明になりつつある2024年現在、安定志向の極みである公務員への転職を検討する人も少なくありません。
公務員へ転職するには当然試験を受けなければなりませんが、年齢のデッドラインである30歳を下回っている20代行員であれば、まだまだ転職するチャンスありです。
地方公務員の場合、都道府県によって年齢上限が異なりますので30歳の都道府県もあれば35歳までOKという都道府県もあります。
公務員へ20代で転職する際には注意点がいくつかありますので、詳細についてはあなたの年齢ごとに下記記事をご参考にして頂ければと思います。
関連:28歳で転職して公務員になれる?最短で公務員になるには?
関連:27歳で転職して公務員になれる?最短で公務員を目指す方法
ちなみに公務員に興味がある方は安定志向の色合いが強いと思いますので、もし年齢的に難しいようであれば政府系金融機関なども転職先の一つとしておすすめです。
メガバンクからの転職先⑪:事業再生コンサル
事業再生コンサル会社ではメガバンクでの経験がダイレクトに活きることが多く、特にメガバンクで業績不振先の対応経験や不良債権処理の経験がある方は非常に優遇されやすいです。
特に20代の若手メガバンク行員でRM経験と業績不振先の対応経験がある方を欲しがる再生コンサルティングファームは多数ありますので、興味がある場合は積極的に応募していくと良いでしょう。
メガバンクからの転職先⑫:ベンチャー企業営業職
メガバンクからの転職先としてベンチャー企業営業職は意外と思われる方も多いかもしれませんが、メガバンクでの経験を欲しがるベンチャーやスタートアップ企業は多く、特にFintech(フィンテック)企業などが該当します。
Fintech企業とはIT×金融の両方を掛け合わせた今非常に伸びている新しい領域・市場のことを指し、金融の知識があるメガバンク出身者は経験やスキルのないベンチャー企業経営者が欲しがる人材に他なりません。
メガバンクと異なり会社の規模も小さいので、これから自身の手でサービスを広げていく、会社を創っていく、という気概ある方はベンチャー企業の営業職として活躍できる可能性が高いでしょう。
メガバンクから転職したいけどできない!後悔?
上記のようにメガバンク出身者には複数の転職先の選択肢があるにも関わらず、中々転職に踏み出せない人も一定数います。
メガバンクから転職したいけども転職できない人は、以下3つのいずれかに該当する可能性が高いでしょう。
- 銀行内でしか使えるスキルしかない
- 世間体を気にしてしまう
- 生活に困らないほどの給料をもらっている
より深掘りして解説して参ります。
銀行内でしか使えるスキルしかない
転職時に必要になるのはスキルであり"今の自分の転職市場価値がどの程度であるのか"という点です。
銀行の所属部署にはよりますが、一般的な窓口や営業の場合は、正直その支店でしか通用しないスキルである可能性が高いです。
こういったスキル不足を自覚しているという点で転職に踏み出せない方も多いでしょう。
世間体を気にしてしまう
銀行と聞くと一番最初にイメージするのが「安泰」というイメージで、ましてやメガバンクと聞けば、間違いなく将来安定と思われるでしょう。
例えば、これから結婚を考えている人で、相手の親御さんに挨拶をする時に「銀行員です」と伝えれば、仕事に関してとやかく言われることはないでしょう。
こういった世間の良いイメージを失いたくない、という点で辞めるに辞めれないという人も現実として多いです。
生活に困らないほどの給料をもらっている
収入面についてですが、メガバンクであれば、同年代の中でも給与水準は比較的高い方です。
そのため、他にやりたいことができたとしても現状で満足してしまっているので、なかなか転職を決意するのは難しいものです。
転職先で給与が下がってしまうということも十分にあり得るので、給与面で転職を躊躇してしまう、という方も多くいます。
メガバンクからの転職を後悔・失敗するポイント
メガバンクから転職をして公開する人がいるのも事実です。
いざ転職した後に後悔をしないように、どういったケースがあるのか具体的にイメージしておきましょう。
高待遇を失って後悔
メガバンクを離れると、高待遇を失うことが多く、それを後悔する人も少なくありません。
特に新しい職場での給与が現在の収入に比べて低い場合、生活水準を維持するのが難しくなることがあります。
また、福利厚生の差も大きく、新しい環境に適応する際に苦労することが考えられます。
このような経済的な不安が、転職を後悔する要因として多く挙げられます。
家族や親族など周囲の理解も得た上で、転職活動に取り組むにようしましょう。
社会的な信頼を失って後悔
メガバンクでの勤務は社会的に高い信頼を得ることができますが、転職後にその信頼を失うことを後悔する人もいます。
年齢を重ねるにつれて、社会的な信頼や、周囲からどのように評価されているのかは、重要な市場価値と言えます。
特に、メガバンクというブランドが持つ社会的ステータスは非常に高いため、転職後も同じ評価を維持することは難しいでしょう。
誰しもが認知してる大手企業で働く、という看板に頼らないキャリア形成を心がけて転職活動に臨みましょう。
メガバンクでの経験を活かせず後悔
メガバンクで培ったスキルや経験が、新しい職場で活かせない場合もあります。
特に金融特有の知識や経験は他業界では通用しないことが多く、転職後にそのギャップに悩むことがあります。
また、新しい職場での期待値と実際の業務内容が異なる場合、キャリアの方向性に疑問を感じることもあるでしょう。
これまでの経験にとらわれず、ゼロから主体的に挑戦するスタンスを持って転職活動に取り組みましょう。
メガバンクから転職すべき3つのタイミング
では、メガバンクからの転職を躊躇してしまっている方のために、メガバンクから転職すべき絶好のタイミングを3つ理由と共にお伝えして参ります。
- 入行してから3年以内
- 最初の転勤時(入行後3〜4年)
- 2度目の転勤(30歳前後)
順番に見ていきましょう。
入行してから3年以内
転職のタイミングとしてまずオススメは、新卒としてメガバンクに入行してから3年以内の転職です。
年齢としては、第二新卒として扱われる25歳くらいですね。
銀行に勤めていたというところでビジネスマナーの基本は全て身に付いていると認識されるため、例え未経験の業界だったとしても、採用される確率は十分あります
プラスで資格や業務内容を生かせる転職先であれば、より転職市場価値も上がることでしょう。
最初の転勤時(入行後3〜4年)
次にオススメしたいのが初めての転勤のタイミングで、銀行が転勤するタイミングとして入行してから3年〜4年後になります。
転勤のタイミングに転職をするというのは気持ち的にもスッキリしますし、新しい環境に身を置くという意味ではいいタイミングです。
年齢的にも若く、第二新卒として転職活動をできるため、非常にオススメのタイミングとなります。
2度目の転勤(30歳前後)
最後にオススメしたいのが、二度目の転勤のタイミングです。
この時期ですと大体30歳前後くらいですので、周りも一般行員から役職持ちに昇進を始める時期だと思います。
そこで今自分が出世コースに乗っているのか確認することもできるので、仮に自身が出世コースに乗っていないとすれば、この時期で転職してしまうのもありです。
メガバンクからの転職先に関するQ&A一覧
メガバンクから転職すると後悔する?
メガバンクから転職すると後悔するのかについてですが、結論転職理由次第でしょう。
メガバンクを転職したい理由が明確に決まっていて、その転職理由や不満を解消できる転職先であれば後悔はしないでしょうし、転職理由が曖昧でとりあえず転職するくらいなら後悔する可能性が高いです。
メガバンクに限らず大手企業を退職して転職する場合は周囲から「勿体ない」と言われることも多いでしょうが、あなた自身がしっかりと転職理由を明確にして相応の覚悟で転職すれば転職して後悔することはまずありません。
メガバンクは勝ち組?転職有利になる?
メガバンクに入社すれば勝ち組と一昔前までは言われていましたが、最近はそうも言われなくなっており確実にメガバンクから転職する人は増えている現状です。
金融業界の再編や銀行離れする利用者が多いのでかつてのように勝ち組と言われなくなってしまっていますし、これからも更に銀行間の競争激化は避けられず大規模リストラのリスクもあるのが正直なところでしょう。
ただし、メガバンクに新卒で新卒で入行していることが転職活動で有利に働くことは結構多く「メガバンクで働いていたのなら安心」と考える企業の人事担当者は多いので書類選考はかなり通りやすいです。
メガバンク出身者の市場価値はどのくらい?
メガバンク出身者の市場価値は、同じ金融業界での転職という観点から見ると非常に高く、まだまだメガバンクでの経験スキルは評価される傾向にあります。
ただし、メガバンク統合後の就職人気低下に伴って、金融業界以外の他業種の転職市場における行員の価値も低下傾向にあると考えられます。
近年のメガバンクの業務内容がリテール業務に集約されていることもありますが、専門職などと比較するとメガバンク営業職出身者の今後の市場価値には注意しておきましょう。
メガバンクのキャリアパスは?転勤多い?
メガバンクのキャリアパスとしては、新卒で入行してからリテール(個人営業)やホールセール(法人営業)に数年間従事し、営業成績次第で今後の出世ルートが決まっていきます。
専門職としてトレーダーや投資銀行業務の道に進むキャリアパスもあれば、営業実績を高く評価されて支店長に出世しそのまま管理職へとキャリアアップしていくキャリアパスもあります。
一つだけ言えるのはメガバンクの場合は非常に転勤が多く、しかもエリアが全国対象となりますので北は北海道から南は九州まで転勤の可能性がある点は人によってはデメリットとなり得るでしょう。
メガバンクに転職&メガバンクへ転職するには?第二新卒若手?
メガバンクからの転職ではなく、これからメガバンクに転職&メガバンクへ転職したい場合は、何らかの金融業界での経験やスキルを持っておくことが必要となります。
地銀や証券会社、その他金融機関などで何かしらのリテール営業やホールセール法人営業などの経験がある方や、エンジニアなど専門性の高いスキルを持った人材を、メガバンクでは中途採用で即戦力として採用する傾向があります。
メガバンクは新卒採用や第二新卒でも学生や若手から根強い人気を誇っており、中途採用難易度も非常に高く簡単ではありませんので、金融業界に強いdodaなどのキャリアアドバイザーに相談して対策を立ててもらうことをお勧めします。
ちなみにメガバンクからメガバンクへ転職する人は非常に少なく、風習やカルチャーも異なりますのでなかなか実現が難しいでしょう。
メガバンクから地銀に転職&地方銀行からメガバンクへ転職するには?
メガバンクから地銀に転職するのは比較的簡単で、もちろん仕事内容の進め方は規模が違うのでありますが、基本的にはメガバンク→地銀転職の流れは有利に働くことが多いです。
ただしメガバンクと違って地方銀行は地域密着型のサービスが特徴なので、その地域に対する理解やコミュニティに貢献する意欲も面接の中で見られることになりますのでしっかりと準備しておきましょう。
逆に地方銀行からメガバンクへ転職するのは難易度が高く、地方銀行で余程活躍していた実績を持っているか、タイミング良くメガバンクのポジションに欠員がピンポイントで出た時でなければ転職は叶いにくいのが現状です。
メガバンクは地方銀行よりも大規模で複雑な取引やより広範囲な顧客を取り扱うため、あなたがそのような環境で働く能力を面接の自己PRや転職理由の中で明確に見せることができるかが重要です。
メガバンクからの転職先候補はまだまだある
今回はメガバンクにお勤めの方の転職先候補として、代表的な5つの転職先を例に挙げて紹介して参りました。
しかし、メガバンクという倍率の高い企業で勤め上げた経験を高く評価する会社はまだまだあるのが現状で、今回紹介した転職先はごく一部にしか過ぎません。
今回紹介した転職先にイマイチ働きたいと思える会社がなかった場合には、転職エージェントを活用することで他のおすすめ転職先候補を担当キャリアアドバイザーがいくつかピックアップして紹介してくれます。
また、転職エージェントを使えば面接日程調整など煩雑な業務を代行してもらえるだけでなく、面接前の想定質問対策や内定後の年収交渉という一人では難しい部分まで徹底してサポートしてもらえるメリットもあります。
近年では預金金利の高いネット銀行の参入によりメガバンクの利用者も減ってきていて、メガバンク全体の景気が下がってきています。
2023年の新型コロナウイルスが徐々に収束に向かっている現在では、仕事が多く有効求人倍率も高い好景気の状態が続きますので、転職するなら"今"がチャンスです。
メガバンクの方向けの転職エージェントについては、以下3社厳選して紹介していますので、ぜひ利用を検討されてみて頂ければと思います。
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dodaはメガバンクからの転職支援実績No.1を誇る業界最大級の転職エージェントで、転職を考えたらまず最初に利用すべきと言えます。
今回紹介したメガバンクからの転職体験談でも何人かdoda経由で転職した人がいたように、金融業界専任の担当キャリアアドバイザーがどのような方向性で転職活動を進めていくべきか一から教えてくれます。
dodaは転職エージェントとして書類添削や面接対策はもちろん、転職求人サイトとしての機能もあり、どんな求人が現在の転職市場で出されているか把握することもできるので非常に使い勝手が良いです。
転職する人の2人に1人は利用しているとも言われていますので、まだ会員になっていない方は完全無料で会員登録しdodaの転職支援サービスを受けてみましょう。
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