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転職エージェントの内定辞退の断り方は?入社前辞退はタブー

転職エージェントを利用した転職活動における選考の最終フェーズで発生する問題の一つに“内定辞退”があります。

「せっかくもらった内定を断っていいのか…」
「他の求人を紹介して欲しいから転職エージェントに悪い印象を持たれたくない」

と困る場面もあるでしょうが、ご安心ください。

内定辞退もマナーやポイントを踏まえれば相手への迷惑を最小限に抑え、転職エージェントとも良好な関係を壊さずにすみます。

内定をもらったけれどもまだ転職活動を終わらせたくない思いをお持ちであれば、自分の理想のキャリアを手に入れるためにも勇気と相手への配慮を持って内定辞退をしましょう。

転職エージェントの内定辞退は珍しくない

まずそもそも、転職市場において内定辞退はよくあることです。

特に昨今は売り手市場となっているため、1人の求職者が何社も内定を持ち吟味することが”あたりまえ”となり、企業側も内定辞退が頻発する事態を理解しています。

ですから、配慮や礼節を欠かなければ内定辞退をすること自体は問題にはなりません。

転職エージェント側も良い求職者であれば自社経由で入社をして欲しいと思う為、自社求人を複数社紹介し選択肢を揃え、他社経由で入社が決まらないようにすることが常套手段となっています。

関連:転職エージェントを3倍有効活用する使い方を徹底解説

ですから、転職エージェント側も内定辞退は可能性の一つとして考慮しています。

問題になるとすれば「入社前辞退」です。

入社前辞退とは内定承諾をし、労働契約や諸手続き等入社準備をした後にもかかわらず辞退をする行為を指します。

この場合、最悪入社準備にかかった費用を企業から損害請求されるリスクもあり、お世話になったエージェントにも迷惑をかけるため絶対に避けるべきタブーなのです。

転職エージェントに内定辞退を伝える時の注意点

エージェントから紹介された企業の内定辞退は可能ですが、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。

ポイントを踏まえ迷惑をかけないよう転職エージェントや企業への配慮を忘れずに行動しましょう。

内定辞退はお早めに

内定をもらった後の決断は遅くとも2週間以内の回答がスタンダードです。

他企業の進捗もあり、内定をもらった企業を保留にしたい気持ちもわかりますが、内定保留の状態が長引くと内定辞退をした時のリスクが高まります。

そのため、より早く決断ができるようであれば早期に判断を下すことをお勧めします。

内定承諾を迷っている理由によっては、自分で考えても他社進捗の結果が出たところで判断ができないケースもあるため、内定を迷っていることを含めキャリアコンサルタントに相談をすると良いでしょう。

ただし、キャリアコンサルタントも営業目標を持っているため、担当によっては作為的に内定を促すアドバイスをすることもあるため、相手の意見は参考程度に留める点も頭に入れておく必要があります。

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理由が不明瞭な内定辞退はNG

「なんとなく合わない」「決め手に欠ける」といった要領を得ない回答をされると転職エージェントは困ってしまいます。

企業への辞退理由の説明ができませんし、求職者にどのような求人を紹介したらいいかもわからないため、サポートを継続してもらえなくなるかもしれません。

自分の転職の軸を明確に持ち、

・「〇〇な点が合わない」
・「やはり正社員を目指したい」

など辞退理由を分析し、次に活かし内定辞退をした経験を無駄にしないようにしなければいけません。

なかなか採用が充足しない企業も内定者の辞退理由から敗因を学べるケースもあるため、お断りをした企業の採用活動に役立つ情報提供をすることが、内定を断る求職者のできる最善の行動と言えます。

関連:転職エージェントの断り方&選考辞退の伝え方を解説

誠意をもって内定辞退を伝える

いくら内定辞退は想定の範囲内の事案であるとはいえ、内定を出した企業にも転職エージェントにも迷惑をかける行為となります。

転職エージェントは自社経由で入社した求職者の年収の3割ほどを報酬として受け取るため、入社をしなければそれまでに求職者にいくら手厚く熱心に支援をしたとしても1円も利益は出ません。

参考:転職エージェントは無料で使える?利益はどこから?仕組みを解説

自分のために時間を割き動いてくれている人たちの存在を無碍にしないためにも、人としてまず誠意を持って辞退の旨は伝えましょう。

相手に向き合い謝意を伝えることで、同じ過ちを繰り返さないよう自分を戒められるようになります。

転職エージェントへの内定辞退の”伝え方”は?

内定辞退は企業とエージェントに少なからず迷惑をかけるので、意志決定後は速やかに連絡をすべき事案となります。

そのため「対面」は日程調整に時間がかかる場合もあるという理由からベストとはいえません。

トラブルに備えやり取りの証拠を残せる「メール」でまず連絡をすることをお勧めします。

メールを書くと自分の考えを言葉にする時間が持てるため、頭の中を整理できるメリットもありますね。

具体的な例文は以下のようなイメージです。

●メールフォーマット●

件名:【内定辞退のご連絡】自分の名前/応募先企業名

(転職エージェント名)
(キャリアコンサルタントの名前)様

お世話になっています。
先日株式会(応募先企業名)様から内定をいただいた(自分の名前)です。

検討させていただいた結果この度の内定を辞退したく存じます。
理由は(辞退理由のポイントの説明)という点で希望と合わないためです。
お手数をおかけしますが(応募先企業名)様に辞退の旨ご連絡をお願いします。

(キャリアコンサルタントの名前)様には大変感謝しております。
ご尽力いただいたにも関わらずこのような結果となり大変申し訳ございません。
(辞退理由の内容)を加味し引き続きのお力添えをいただけますと幸いです。

(自分の名前)

前述した通り、きちんと誠意を見せていることがメールから伝わるような文章を心がけましょう。

ただし、メールだけでは意図が伝わったか相手が読んだかがわからないため、追って「電話」もすると尚良いです。

文章での誠意やお詫びの気持ちに加えて電話連絡をするとより丁寧ですし、引き続き他の企業を紹介して欲しい場合は、内定辞退に至った背景や理由のニュアンスの説明もした方が良いので「メール」+「電話」がベストな伝え方となります。

内定辞退は可能だが、極力避けるべし

転職活動における内定辞退は冒頭でお伝えした通り珍しいことではありませんが、やはり内定に至るまでにかかったお互いの時間を無駄にしないためにも、極力避けた方が無難と言えます。

企業は人材を一人採用するために、数十万円〜時には数百万単位の採用コストをかけて人材を採用しています。

ただし転職希望者側にとっても、安易に転職先を決めてしまうと入社後の「後悔」に繋がりかねませんし、やはり心の底から働きたいと思える職場に転職すべきです。

理想の転職先と出会うためにも、ぜひ転職エージェントを上手く活用しながら相思相愛の企業へ転職を成功させて頂ければ幸いです。

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