地方銀行から転職すると後悔する?地方銀行員からの転職先おすすめ

地銀辞めたい人は転職すべきか?地銀からメガバンクへ転職可能?など銀行員辞めたい人は必見。

地銀からの転職でおすすめ転職先や地方銀行からの転職先おすすめを元銀行員が厳選紹介。

結論から言うと、地方銀行員からの転職先おすすめは以下の通りです。

※⭐️の数が多いほど、地方銀行員からの転職者が多い(クリックすると転職先の詳細に飛びます)

金融業界
コンサルティング業界
IT・Web業界
不動産業界
人材業界
メーカー業界
医療業界
保険業界
エンタメ業界
アパレル業界

上記を見ても分かる通り、基本的には地方銀行と同じ金融業界の無形商材系の転職先が多いですが、メーカーや医療のような有形商材の転職先も候補として挙げられます。

地銀から転職すると後悔するのか?については、地方銀行から他業種に転職した人のほとんどは後悔していないようです。むしろ、転職していない人が後悔しているケースもありました。

ただし一部では、地方銀行から転職して後悔したという方もいますので、なぜ後悔したのか?体験談をご紹介致します。

地銀から転職して後悔した体験談

25歳女性
IT業界総務へ転職

転職先の方が業務がきつく、何より人間関係が銀行の方がよかったため転職して後悔しました。

もちろん銀行は三年に一度くらいのペースで転勤があったりするため、続けていたとしても人間関係が上手くいっていたかはわかりませんが、営業職という職種柄、あまり店頭にいることがないので人間関係に悩むこともありませんでした。

営業は男性も多く、サバサバした付き合いだったためやりやすかったのですが、転職先のIT企業は女性ばかりの部署で、なかなかやりずらかったです。

やはり人間関係は自分の中で1番大切であると感じました。

転職先でまさか人間関係に悩むとは思っていなかったので、銀行で業務はきつくても続けていれば銀行というだけでネームバリューもありますし、得るものは大きかったかなと後々思いました。

結局、転職先は合わずやめてしまいました。

自分にとって働きやすいと考える優先順位は何なのか明確に知っておけるかどうかが、転職して良かったと感じるのか後悔するのかの分かれ道と言えるでしょう。

地方銀行からの転職は、一般企業から転職するのとは異なる注意点が5つあります。

  • 嫁・家族など周囲に反対される
  • 銀行員という肩書きがなくなる
  • ローンが組めなくなるリスクがある
  • 残業が増える可能性がある
  • 年収が下がる可能性がある

いざ転職した後に「失敗した」という状況に陥らないためにも、事前に気をつけるべきポイントをある程度把握しておき、覚悟を持って転職活動を行いましょう。

地銀転職先おすすめ⓪:金融業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行から転職するのであれば、あえて同じ金融業界を選ぶこともおすすめの選択肢の一つと言えます(※実は選択する人は最も多いです)。

なぜなら、これまでの実務経験がそのまま評価される可能性があり、実績と資格によっては年収アップも狙うことが可能だからです。

地方銀行でファイナンシャルプランナー(FP)や宅地建物取引士など資格を取得していれば、そのまま転職先の会社からの評価につながります。

また、同じ金融業界でも、従業員の教育方針や経営理念は会社によって違いがありますので「環境は変えたいけれど、まだ同じ業界で頑張りたい!」という気持ちが少しでもある方には、金融業界はおすすめの転職先です。

実際に地方銀行から、別の金融機関へと転職した先輩の体験談を見てみましょう。

地方銀行からの転職体験記
地銀から政府系金融機関へ転職

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか理由を教えてください

入行当初は地域に貢献したいと思って入行したものの、実際に業務に当たってみると地域貢献・お客様第一なんて言葉は飾りに過ぎず、数字数字に追われる日々でした。

真にお客様の為になるような提案がしにくく、逆にお願いセールスで借りてもらうなどということも少なくありません。

メガバンクのように大きな案件に携われる機会も少なく解決法もそう多くはなく、給料も比べると少なく、自分の行っている仕事に意義が見出せなくなってしまいました。

最終的に自分が入社したときの気持ちと現状があまりにも乖離していて、働く環境や待遇も良くなかったため転職を決意しました。

Q、なぜ金融業界を再び転職先として選んだのか具体的に教えてください

転職を決意したときに自分のやりたいことはなんなのだろうと再考することにしました。

新卒時代の気持ちなども思い出した結果、自分は金融関係の仕事自体が嫌いなのではないということに気づきました。

かといって他の地方銀行に行ったところで同じ結果になるだろうと思い、政府系金融機関への転職希望を固めていきました。

政府系金融機関であればより広い・上の立場からお客様の為になることを考えることが出来、結果的に地域貢献にもつなげることが出来ると思いました。

数社受けましたが、その中でも自分の考え方と一番あっていた現在の職場を選択しました。

地方銀行からの転職体験記

29歳男性
メーカー系ネット銀行に転職

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか理由を教えてください

新卒で入社し支店配属となり、最初の3年程度は目の前の仕事・ノルマで忙しく、自分の仕事に疑問を感じていませんでした。

しかし徐々に仕事になれてくると周りの行員のノルマ主義で顧客目線の仕事をしていないことや、上司は上ばかり気にしていることに疑問を感じるようになりました。

パワハラもあったため、このまま銀行に何年もいるとこのような人たちと同じにようになってしまうことに不安を感じ転職を決意しました。

Q、なぜ金融業界を再び転職先として選んだのか具体的に教えてください

地方銀行からメーカー系のネット銀行に転職しました。

前職に比べると規模は小さいながらも顧客からの評価は非常に高く、周りの行員も顧客の役に立つことを考えることを第一に考えています。

金融業界でありながらもベンチャー気質もあり、役員レベルの方とも風通しがよく、自分が思いついたアイデアも気軽に相談できるよう環境でした。

前職では常に自分の上司が間に入り、なかなか話が進まないもしくは即却下されることが多々ありましたので、良い意味でカルチャーショックを受けました。

残業も少なく、もちろんサービス残業は全くないことやネット銀行であるため、在宅勤務も柔軟に選択できることからワークライフバランスが格段によくなり、公私ともに充実しています。

代表的な金融業界の会社としては、同じ規模の地方銀行や一回り規模の小さいものの地域に密着した信用金庫含む以下の企業があります。

・横浜銀行
・城南信用金庫
・日本郵政株式会社
・りそな銀行
・政府系金融機関
・ネット銀行

地方銀行から別の金融機関への転職を行う場合は、未経験から金融業界へ転職するよりも比較的転職のハードルは低いです。

しかし、金融業界と一口に言ってもご存知の通り様々な業種の会社がありますので、「金融業界の転職エージェントおすすめ厳選3選【金融求人強い】」を活用しつつ情報収集しながら転職活動を進めて行くのがベターでしょう。

地銀からメガバンクへの転職は可能?成功のコツは?

地方銀行からメガバンクへの転職を成功させることは不可能ではありませんが、転職難易度はかなり高いことを留意する必要があります。

元からメガバンクが憧れであったやメガバンクは地方銀行と比較して事業規模や営業エリアが大きいことから、同業界内でありながらキャリアアップを実現することも可能だからなど転職理由はさまざまです。

地銀からメガバンクへ転職成功のコツは、地銀の中で身に付けた専門的に知識を持つ分野を見つけて、メガバンクで求められる特定の市場に関する深い専門的な知識を持っていることをアピールしていきましょう。

特にメガバンクは、地銀が地域に密着した地元の中小企業を主要の顧客として取引先が多いことに対して、メガバンクや都市銀行は大型の法人顧客が中心となりますので、顧客規模が異なる点は注意しましょう。

簡単に特徴の違いを整理してキャリアパスにマッチするかどうか検討しておきましょう。

地方銀行メガバンク
営業エリア地場を中心に日本全国日本全国、海外
本店所在地地場の主要都市東京
支店展開エリア ・地場エリア内
・他エリアの主要都市
全国主要都市
顧客層 ・個人
・地元企業が中心
・個人
・大手企業も対応

地銀から地銀へ転職するのはアリ?注意点は?

地方銀行から別の地方銀行への転職は充分可能ですが、転職を検討する際には以下のような観点が重要となります。

  • 地域性:地銀はその名の通り特定の地域に深く根ざしているため、特定の地域への愛着や繋がりがある場合、その地域の地銀への転職は魅力的な選択となります。自身の生活スタイルや家庭の事情で地域を移る必要がある場合にも、転職は理にかなっています。
  • 事業戦略の違い:各地方銀行はそれぞれ異なる事業戦略を持っていて、一部の地方銀行は特定の業界に重点を置いていたり、他の地銀よりも革新的な金融サービスを展開していることもあります。自身のキャリア目標や専門性に合致する場合、転職は有益な選択となり得ます。
  • キャリアパス:地方銀行間での転職を通じて新たなキャリアパスや昇進の機会を得ることも可能です。特に自身の成長が停滞していると感じる場合や新たな挑戦を求めている場合には、別の地方銀行での機会を探す価値があります。

上記のような要素を考慮に入れつつ、自身のキャリア目標と現状を比較し、地銀から地銀への転職が適切な選択であるかを検討してみてください。

地銀からネット銀行へ転職するのはアリ?注意点は?

地銀での経験やスキルを活かして将来性のあるネット銀行へ転職することを考える人もいますが、結論から言うとネット銀行への転職はアリです。

ただし地方銀行と違いネット銀行では求められる能力やスキルが少し異なりますので、以下点は必ず押さえた上でネット銀行への転職活動を行うようにしましょう。

☑️システムの知識や語学力が求められる
☑️年齢は若い方が歓迎される傾向にある
☑️海外支店が多いので海外転勤も視野に入れる

地銀からネット銀行への転職を行う場合は、ネット銀行への転職に強い転職エージェントを必ず活用して、ネット銀行で募集中の求人や転職活動対策を行ってもらうことをお勧めします。

地銀からIFAへ転職するのはアリ?伸びてる?

金融分野におけるIFAとは独立した金融アドバイザーを指し、特定の金融商品やサービスプロバイダーと直接の提携関係がないため、クライアントの金融目標に最適な製品やサービスを広範囲から提案することができます。

地銀からIFAへ転職するには、独立した金融アドバイザーとして必要な幅広い知識を習得したり関連する資格を取得する必要があります。たとえば、退職計画、投資、税務、保険などについての深い理解が求められます。

IFAとして独立して業務を行う場合自分自身でビジネスを運営する能力も必要になり、顧客獲得、マーケティング、事業運営、規制への準拠などの課題に対処できる能力が求められますので、転職難易度は高いです。

もし地銀からIFAに転職を検討している場合は、IFAへの転職を専門に支援している転職エージェント「IFA転職」の利用は必須となりますので、必ず利用されることをお勧め致します。

IFA転職

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地銀転職先おすすめ①:コンサルティング業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行からの転職先のおすすめの一つ目は、コンサルティング業界がおすすめです。

その理由は、銀行業務の中でさまざまなコンサルティング能力を身につけることができているからです。

コンサルティング業務は実務の中で、様々な企業の経営課題を分析して課題を抽出、抽出した課題に対してソリューション(解決策)を提供していきます。

地方銀行の場合ソリューションとして提示できるサービスが限られているケースもありますが、企業の経営課題に向き合ってきた経験は、そのままコンサルティング業界で求められることが少なくありません。

▼コンサルティング能力をそのまま活かせる

地方銀行で制限されていた解決策(商材)の幅が、コンサルティング会社に転職することでグッと広がることで面白みを感じることができる筈です。

実際に地銀から経営コンサルタントへ転職した方の転職体験談を紹介します。

地方銀行からの転職体験記

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか

地方銀行の提供する商品、サービスに限界を感じたためです。

金融機関の収益源は基本的に融資、預かり資産の二大柱になるが、本業ではなかなか差がつかない側面がありました。

また、渉外担当として新規先に対し何度も営業を行い、決算書をもらうも社内決済で融資につながらず、お金を借りたくても借りられない、貸したくても貸すことができないという状況がありました。

お客様にとって、また行員にとってもウィンウィンにならないと感じたため転職を決意しました。

Q、なぜコンサルティング業界を転職先として選んだのか

金融と同じ「人=自分自身」が商品になり得るからです。

金融業と異なり、幅広い知識や経験から答えが一つではないさまざまな提案が可能となることが大きい理由です。

頭で考えたアイデアだけでなく、仮説に基づく調査分析を行った結果、現状はどうなのか、どうすれば売り上げが上がるのか、人を採用できるのかなど、多様な経営課題に日々向き合うことができ、かつ事業者のためになる経営コンサルタントを選びました。

また、創業者の自伝書や経営陣の書籍を10冊以上購入し、読んだ中で経営者の考え方、心情に共感と尊敬が出来たことも理由として挙げられます。

代表的なコンサルティング業界の会社としては、以下の企業があります。

・三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
・みずほ総合研究所株式会社
・株式会社富士通総研
・トーマツイノベーション株式会社

上記のようなコンサル系の会社に転職するためには、当然コンサル会社への転職を成功させるために必要な志望動機の準備やキャリアの棚卸しが必要です。

コンサル業界の転職に強いおすすめ転職エージェントを活用するなどして、人気のコンサル会社への転職を成功させましょう。

地銀転職先おすすめ②:IT・Web業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行出身で転職先のおすすめの一つとして、IT・WEB業界も非常におすすめです。

IT・WEB業界は市場としても伸び盛りな企業が非常に多く、銀行員出身のビジネスパーソンを欲しがる人事採用担当者も少なくありません。

特に近年台頭している、金融とITを組み合わせたFintech(フィンテック)領域はベンチャー企業が次々と頭角を表しはじめていて人気が集中しています。

メガバンクからベンチャーに転職した人

当然エンジニアとして採用される選択肢もありますし、無形商材のWEB広告を扱う会社の営業やWEBメディア・アプリを開発する会社の企画マーケティング職など用意されているポジションも様々。

地銀とは反対に仕事で結果を出せば出すほど成果が目に見えて反映する風土の企業が多いため、やりがいや面白みも見つけやすい業界と言えるでしょう。

代表的な企業例は以下が挙げられます。

・株式会社サイバーエージェント
・GMOインターネット株式会社
・株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)

地銀を辞めてIT・WEB領域に興味がある人は「Web・IT業界の方向け転職エージェントおすすめ」で具体的にどんな会社が中途採用を行っているのかチェックされてみると、転職先のイメージが湧きやすいのでお勧めです。

地銀転職先おすすめ③:不動産業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行の実務として不動産に関わってきた、または宅地建物取引士を取得しているという場合、不動産業界も転職先としておすすめです。

その理由は、転職すればやはり不動産にまつわる資格と経験をそのまま実務として活かすことができるからです。

地方銀行での宅地建物取引士取得は大抵の場合任意ですが、資格手当がつくことが少なくないため、実際に給与アップや自己啓発のために取得する人もいる資格です。

宅建の資格は不動産業界でも資格手当がつきますが、さらに重要事項の説明や重要事項説明書面の記名など、有資格者にしかできない実務を担当することが可能です。

ここで実際に地方銀行から不動産営業マンに転職を成功させた40歳男性の転職体験談を紹介します。

地方銀行からの転職体験記

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか

一言で言うと仕事にやりがいを感じられなくなり仕事に対してのモチベーションが保てなくなったからです。

毎日お金の計算や必要になる各種手続き作業等をするだけのいわば単純作業に面白味を感じられなくなりました。

周囲の知人等からは安定している職業で良いなと言われていましたが、銀行は昔とは違い実はさほど安定した職業ではありません。

将来的に見ても転職したほうが良いなと思い転職を決めました。

Q、なぜ不動産業界を転職先として選んだのか

転職先に不動産業界を選んだ理由は単純に面白そうな業界だと思ったからです。

土地売買に興味がありましたし、賃貸から持ち家まで幅広い取引が出来て将来的に見ても不動産は廃れる事はほぼ無いなと思ったので決めました。

転職して仕事も面白いので良かったと感じています。

代表的な不動産業界の会社としては、以下の企業があります。

・東急リバブル株式会社
・住友不動産株式会社
・野村不動産株式会社
・株式会社大京穴吹不動産

▶︎地方銀行からの転職でおすすめの不動産会社はコチラ

地銀転職先おすすめ④:人材業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行で培ってきた経験を活かすフィールドとして、人材業界もおすすめの一つです。

人材業界の企業は、人材を採用したいという企業側の顧客と、転職したいという個人側の顧客、双方を結ぶ存在であり、地方銀行の機能とある種似た側面を持ちます。

同じ無形商材を扱うビジネスとして金融と近い役割を担う人材の領域は、元地方銀行出身で活躍しているビジネスパーソンも決して少なくありません。

地方銀行から人材会社に転職し活躍中の人

一般的には法人営業を経験し、企業の採用ニーズを肌で感じた後に、個人側のキャリアコンサルタント(転職エージェント)としてキャリアチェンジするルートが王道です。

人材業界の会社の代表例は以下が挙げられます。

・株式会社リクルート
・パーソルキャリア株式会社
・株式会社ビズリーチ
・株式会社MS-Japan

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地銀転職先おすすめ⑤:メーカー(品質管理)

メーカー(品質管理)

地銀からの転職先おすすめ度:

地方銀行からメーカーの品質管理へ転職して活躍している第二新卒女性の転職体験談を紹介します。

地方銀行からの転職体験記

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか

女性だけ早く来てお茶を沸かしたりトイレ掃除をするなど女性へのある種差別、定時を過ぎても全員帰る様子がないので付き合いで残る(もちろん残業代は出ない)、仕事をほとんどしていない上司でも役職についている、などの古い習慣がいくつも残っていて拘束時間は長いが給料が安かったこと。

銀行員になったのも、新卒時代にもともと志望していた会社から内定をもらえず、内定をもらった会社のうち、親の勧める安定した企業に安直に就職を決めてしまったからです。

古い会社・金融業にありがちな体育会系の縦社会の習慣には日々呆れ疲れ果てるばかりで後悔していました。

特に、歓送迎会や某新年会、親睦会などと飲み会が多いのですが、お酒を飲まないという選択ができない上、女子社員は男性を回ってお酌をして料理の配膳や注文をする、もちろん自分たちは飲み食いできないという状況が当たり前でした。小さいことと思われるかもしれませんが、女性社員をコンパニオン扱いするところが本当に苦痛でした。

Q、メーカーに転職してみてどうか

地方銀行での慣習がおかしいと思っていましたが、辞めて新しい会社に入ってみると、文化が全く違い、のびのびと仕事に集中することができました。

銀行しかないと我慢し続ける必要はやっぱりなかったと思いました。

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地銀転職先おすすめ⑥:医療業界

医療営業

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行員からの転職先として、医療業界の営業職として転職して活躍する方も多く、医療の分野は社会貢献性が高いので人の役に立ちたいと考えて転職する人が多いです。

金融業界と比較して負けないほど平均年収が高く、ワークライフバランスも保ちやすい環境が整えられているので働きやすさもあるのが医療業界の特徴です。

実際に地銀から医療機器メーカーの営業職へ転職した方の体験談を紹介します。

地方銀行員からの転職体験談

Q、地方銀行員から転職しようと思った理由

まず給与体制。ノルマはかなりあるので、こなすしかなくどんな上司よりがんばったとしても、基本的に年功序列で給与が上がっていくため、勤務年数が短い若手は全くあがらない。そもそも基本給与が低い。頑張っても上がらない給与だから何をモチベーションに頑張ればいいかわからなくなる。しかもかなり業務は多岐にわたる。

Q、医療業界に転職して実際どうですか?

給与体制がわかりやすい。若手、ベテラン関係なく点数ややった内容でランク分け、点数付けが行われ、それを元に給与が変動していくシステム。確実にモチベーションになる。また、フレキシブルな働き方ができるため、ライフスタイルに合わせた働き方ができる。直行直帰、仕事の持ち帰り、zoom会議が当たり前である。また中途採用がほとんどであるため、年功序列的な会社の雰囲気がなく、風通しもよい。居心地がよい。地方銀行はこれの真逆である。業務も多岐に渡るし、給与は年数で上がるシステム、また土日を返上して地方の行事に参加しなければならない。優秀な人材(自分もそう当たると嬉しい)はこの劣悪な環境てまはほとんど転職して当然だと思う。

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地銀転職先おすすめ⑦:保険業界

地銀から転職おすすめ度:

地方銀行を経験しているなら、保険業界もおすすめの転職先の一つです。

その理由は、実務として保険商品を既に取り扱ってきている場合、知識や経験をそのまま活かすことができるからです。

また、地方銀行で保険商品を扱う場合、生命保険募集人や損害保険募集人という資格の取得が求められますよね。

▼保険の資格をそのまま活かすこともできる

取得難易度が高い資格ではありませんが、保険周りの資格を取得していることは保険業界への転職を目指すなら存分に活かせる強みでもあります。

保険業界のインセンティブによって給与が大きく変動するためリスクもありますが、営業力に自信がある場合は転職して大幅な年収アップを狙うことも可能です。

実際に地方銀行員から保険業界に転職した25歳女性の体験談を紹介します。

地方銀行からの転職体験記

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか理由を教えてください

リテール営業を中心に行っていたが、高齢者への保険や投資信託などの投資性商品の販売が問題視されていたこともあり、仕事の将来性のなさに疑問を抱いていた。

男性上司の働く女性への軽視が気になっていた。男性社員の奥さんには家のことを女がするのが当たり前、女性社員には子供のことで仕事を休むのはありえないと言っていたのを聞いたため。

不祥事も重なっており会社への信頼もなかった。

代表的な保険業界の会社としては、以下の企業があります。

・アクサ生命保険株式会社
・株式会社かんぽ生命保険
・アフラック生命保険株式会社
・日本生命保険相互会社
・プルデンシャル生命保険株式会社
・ジブラルタ生命保険株式会社

プルデンシャル生命やジブラルタ生命のような外資系保険会社でフルコミッション営業として働けば、年収2,000万円〜1億円と青天井に稼ぐことが可能です。

▶︎地方銀行からの転職でおすすめ保険会社はコチラ

地銀転職先おすすめ⑧:エンタメ業界

エンタメ業界

地銀からの転職先おすすめ度:

地方銀行からエンタメ業界へ転職して活躍している30代女性の転職体験談を紹介します。

地方銀行からの転職体験記

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか

ネットバンクの利用が進む中でこのまま私はここで毎日同じことをしていて大丈夫なのかと考え始めたのがきっかけです。

銀行員は長く働けば働くほど、そのあと転職しようと思っても金融の知識しかないわけですから同じ金融業界にしか転職できない場合が多いのではと考えたら、早い段階で違う業界に挑戦してみるのがいいのではないかと思いました。

マイナス金利が始まったころぐらいからやはり金融業界は安定の業界とは言えなくなってきて、大手銀行ならまだしも地方銀行はどんどん厳しくなってきているように思います。

業界のことだけではなく、毎日毎日同じ仕事をしている自分に疑問を抱き始めたのも事実です。

Q、他の業種に転職してみてどうか

地方銀行では毎年のように資格取得を上司から言われ、勉強して取るものの、その資格自体金融でしか役に立たないものであって、転職するときに履歴書に書いても役に立たないようなものばかりではないかと、いろんなことに疑問・不安に思えていました。

ずっと金融業界で働きたい人ならまだしも、他の業界に挑戦してみたいと思っているなら銀行員は早いうちに転職を決めたほうがいいと思います。

▶︎地方銀行員からおすすめのエンタメ業界求人はコチラ

地銀転職先おすすめ⑨:アパレル業界

地銀からの転職先おすすめ度:

地方銀行員からの転職先おすすめとしてアパレル業界もおすすめです。

実際に29歳女性で結婚を機に地銀からアパレル販売員への転職を決めた方の体験談をご紹介致します。

地銀からの転職体験談

Q、なぜ地方銀行を転職しようと思ったのか

銀行で社内結婚しどちらかが遠方に転勤する可能性があり、本部経験が長いため数年ぶりの営業職についていける自信がなく結婚を理由に円満退職しました。

同じ本部部署同士での結婚でしたので、どちらかは遠方の営業店に転勤になる可能性があり、長年の本部勤めに慣れてしまい、忙しく精神的負担も大きい営業職に戻ることに抵抗がありました。

色んな部署での仕事を経験し、地方銀行の仕組みや社内の全体像がつかめ、銀行という場所での仕事に満足できたため、寿退社という形で会社を円満退職致しました。

Q、アパレル業界に転職してみてどうか

しばらくは専業主婦でしたが、家事にも慣れ時間に余裕が生まれたため、新しいことに挑戦することにしました。

元々アパレルを取り扱う小売店での仕事に憧れがあり、パートという雇用形態でありながらも、全く未知の業界で新しいことを学びながら楽しく働けることを楽しみに転職しました。

笑顔での接客や事務処理の速さ・正確さ、仕事の丁寧さなど、前職で培った経験が社内の方やお客さまからもお褒めいただけることも多く、役に立てるのが嬉しいです。

今では転職してよかったと思っています。

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地銀からの転職に強い転職エージェント

転職先候補を知る手段として最もおすすめの方法は転職エージェントを活用することで、転職サイトが一方的にこちらから求人を眺めることに対し、エージェントはキャリアコンサルタントの方からあなたに求人を紹介してくれます。

▼面談で求人を絞って紹介してくれる

一口に転職エージェントと言っても、金融業界出身者に強い転職エージェントは金融業界出身者と多く関わっているので、地方銀行ならではの悩みも理解してもらいやすいです。

転職エージェントを使えば、今回紹介したような比較的近しい業界や職種の求人はもちろん、発想もしていなかったような別の切り口の転職先なども多数紹介してもらうことが可能です。

また、求人を紹介してもらうだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削から面接対策など、選考に受かるための対策もガッツリ時間を割いて行ってくれます。

今回は地方銀行からの転職を検討している方にとっておすすめの金融業界出身者に強い転職エージェントを2社厳選して紹介いたします。

dodaエージェント

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地方銀行からの転職にまずおすすめの転職エージェントは「doda」です。

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dodaは業界大手の約20万件近い求人を2025年現在保有しており、今回転職先として紹介した業界の求人をはじめ、全ての業界・職種の求人を完全に網羅しています。

地方銀行からの転職実績ももちろん豊富で、しっかりと転職希望者の志向を汲んだ上で複数のキャリアを提案してくれるため利用者の満足度はNo.1を誇ります。

北は北海道〜南は福岡まで全国9箇所に面談拠点がありますので、ぜひ地方在住の方含めて転職の相談に乗られてみることをオススメします(※電話面談も可能です)。

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地方銀行からの転職者数No.1 dodaエージェント

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✅転職者の利用満足度No.1
✅全国の求人数約270,000件(※業界1位)
✅優秀なキャリアアドバイザー多数在籍

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アデコ転職は第二新卒・20代の転職に非常に強い転職エージェントです

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地方銀行に入行して3年以内に転職を考え始めている第二新卒の方に対しても、20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが転職先を提案してくれます。

アデコの転職サービスの専門キャリアアドバイザーは、メガバンク・地銀・証券・生保出身者で構成されており、全面的にサポートをしてもらうことが可能です。

dodaより求人数は約3万件と劣りますが、アデコの転職サービスは1社1社の求人を転職希望者のニーズにマッチングさせることを得意としているエージェントです。

地方銀行での経験を活かした金融法人営業/リテール営業/M&Aコンサル/ディーラー/など金融業界の転職先は勿論、今回紹介した異業界の転職先も豊富に扱っていますので紹介してもらうことができます。

面談場所は東京・横浜・大阪・名古屋・福岡・札幌の6拠点が構えられており、地方在住の方は電話面談で対応してもらうこともできるので、20代におすすめですね。

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地方銀行である程度キャリアを積んだ方向けの転職サービスで、経歴やキャリアを登録しておくことで、あなたを採用したいと考えている企業からスカウトが届いたり、ヘッドハンターからオファーを受け取ることができます。

同じようなスカウト型転職サイトとしてビズリーチも挙げられますが、ビズリーチが有料の転職サイトであるのに対してdoda Xは完全無料で使えますので、市場価値を測りたい方にぴったりのツールです。

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