「経理部長になって年収を上げたい」「年収1000万円を超える経理部長になるための転職方法が知りたい」などと、疑問に思ったことはありませんか?
大手転職エージェントで外資系コントローラー・経理部長などの転職支援を数多くサポートした経験を元に、今回は40代で経理部長として年収1000万円を超えるための転職法についてご紹介します。
現役の経理部長だけでなく、これから目指す方にも必見の内容となっていますので、40代で経理部長として転職し年収1000万円を実現されたい方はぜひご参考頂ければ幸いです。
関連:40代で経理職に転職したい時の転職理由や志望動機例!資格は?
目次
経理部長で年収1000万円を超える転職活動の方法
経理部長として転職後年収1,000万円に到達するためには、以下の点を意識して転職活動に取り組むと良いです。
業績アップに貢献した取り組みをアピール
初年度の年収にこだわらない
転職先のトップと心中する覚悟を持つ
順番にそれぞれ解説して参りますね。
経理部長で年収1000万円①:業績アップに貢献した取り組みをアピール
40代以降のミドルクラスであれば、実務を通していかに業績アップに貢献したかが重要です。
経理はどうしても実績をPRしにくいものですが、工夫次第で上手く実績をアピールすることは可能です。
たとえば、業務の削減率・根拠となる数字やデータを提示しましょう。
具体的な例文としては以下のようなイメージです。
通常の経理業務、マネジメント・業務の体制・フローの整備・経費精算システム・支払システムの導入を行い、会社全体としても規模が拡大する中で経理専任として業務の削減に貢献しました。
取り組みにおいて苦労した点、改善できた点もあわせて伝えると、問題解決力の高い人材だと高評価につながります。
▶︎経理部長で年収1000万円に到達できるアピール方法を伝授してもらう
経理部長で年収1000万円②:初年度の年収にこだわらない
キャリアに自信がある40代の方ほど、年収にこだわります。
ところが、転職先企業側の賃金テーブルや給与規定によって、転職した初年度で年収1,000万円以上を支払うのが難しい場合があります。
これまでの実績はしっかりとアピールしつつも、初年度の年収にこだわらない姿勢を見せましょう。
そうすることで、転職先企業側に「現実的に折り合いをつけることができる」「話し合える柔軟な人」などと、プラスの印象を残すことができます。
同時に、入社後に仕事ぶりを評価されて年収1,000万円以上の報酬を得られることを希望すると伝えておきます。
私が担当した方でも、入社時は年収850万円だったのが仕事ぶりを認められて、3年後には役職が上がり1,200万円を超えた人もいますので、中長期的な視点が必要です。
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経理部長で年収1000万円③:転職先のトップと心中する覚悟を持つ
経理は、真っ先に会社の財務状態を理解できるポジションです。
会社がピンチだと分かった瞬間に逃げ出していくような人には、経理部長として年収1,000万円以上の椅子は手に入りません。
私がこれまで見てきて感じるのは、有能な経理部長ほど、「結果はどうなろうとも、転職先のトップと行動や運命を共にしよう」と考えている点です。
年収1,000万円を超える経理部長としての道を切り開く人ほど、現実を受け入れ、一本道ではない改革を進めていく気概に満ちています。
経理部長で年収1000万円を超える転職求人は?
2019年11月現在、中途採用枠として募集中の年収1000万円を越える求人をご紹介したいと思います。
ソフトブレーン株式会社 | 東証1部上場企業 |
ヴァンテージマネジメント株式会社 | 管理部トップ候補 |
リス株式会社 | CFO候補 |
CBcloud株式会社 | 経理財務マネージャー |
株式会社フロムスクラッチ | 経理財務 |
ソフトブレーン株式会社
国内系のSFA/CRMサービスを提供するリーディングカンパニーとして急成長中で、会社の基盤を支える経理ポジションを募集。
ヴァンテージマネジメント株式会社
将来のIPOを視野に入れて、管理部トップとしてメンバーのマネジメントと資本政策を担う。
リス株式会社
総合人材企業のCFO候補として経理・財務業務を中心に、人事総務まで幅広く担当。IPO準備にも対応。
CBcloud株式会社
IPOを目指す中で、監査法人対応・内部体制・組織構築が主な業務内容。
株式会社フロムスクラッチ
攻めの経理を実現すべく、資金調達後の事業成長に向けた業務推進全般を担当する。
経理部長で年収1000万円を実現する転職エージェント
経理職としてのキャリアが濃厚であればあるほど、経理専門に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
40代以降のキャリア形成にも強く、自分の経歴から「今何をしなければならないのか」が明確にわかるようになります。
また、経理部長で年収1000万円クラスの求人が出た際にも、他の転職エージェントよりも真っ先に声をかけてもらえる可能性が高くなります。
ただし、大手転職エージェントの多くは20代・30代が中心のため、メインで取り扱う求人も若手を採用したい企業が多くなりがちです。
経理部長や執行役員クラスの転職を考えるのであれば、「経理職の転職エージェントおすすめランキング【経理転職のプロ】」で紹介しているミドルクラスを対象とした転職エージェントを利用しましょう。
経理職の転職エージェントおすすめランキング【経理転職のプロ】
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