既卒で就活を行う際、スーツより私服のほうが良いタイミングには、どのような場合があるのでしょうか。ここでは、4つのパターンを紹介します。
既卒で就活をしていると、企業から「面接当日は、私服でお越しください」と指示のある場合があります。このときには、私服で向かうと良いです。
人によっては、「本当にスーツではなく、私服で行って大丈夫なの?」と思うかもしれません。ですが企業から指示があった場合、それに従うべきなのです。
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目次
■既卒就活の服装は基本的にはスーツ
既卒として就職活動を行う際、新卒と差別化するためにも「スーツが良いのでは?」と思われるかもしれませんが、基本的にはスーツが無難です。
ただ、ここぞというタイミングによってはスーツではなく私服の方が結果的に就活が上手く行く場合がありますので、具体的なタイミングについて見ていきましょう。
■既卒就活で私服が良い時①:企業の服装がオフィスカジュアルの場合
企業によってはスーツではなく、「オフィスカジュアル」で仕事をすることがあります。
オフィスカジュアルとは、「スーツまできちんとした格好ではないものの、清潔感のある服装」を指します。
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特に「IT企業」や「ベンチャー企業」などでは、この傾向が強いです。
理由としては、IT企業はデスクワークが多いため、スーツで長時間の仕事を続けていると疲れやすいので、オフィスカジュアルで働くことにより、「機能性」と「きちんとした雰囲気」を両立しているのです。
また、IT企業などは服装をオフィスカジュアルに指定することで、「企業の自由な雰囲気」を演出する意味もあります。
オフィスカジュアルの定義を正しく理解して、適度にあなたの個性をアピールしましょう。
■既卒就活で私服が良い時②:アパレル企業の面接を受ける場合
アパレル企業の面接を受ける際も、私服で向かうことが多いです。
アパレル企業で働くことになると、一般的なスーツを着る機会はあまりありません。むしろアパレルブランドの服を着て仕事をするほうが普通です。
また、アパレル企業の面接官は「就活生のファッションを確認したい」と考えています。
就活生に私服で面接に来てもらうことで、面接官は、
「本当にファッションが好きなのかどうか」
「アパレル業界で活躍できるセンスを持ち合わせているか」
などを確認するのです。
「私服でお越しください」と指定がある場合、通常は「清潔感のある服装」を指すことが多いです。
しかしアパレル企業で私服の指定があるときは、清潔感と合わせてファッションセンスも意識した服装をする必要があるでしょう。
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■既卒就活で私服が良い時③:メーカーの面接を受ける場合
製造業の企業やメーカーの面接を受けるときも、場合によっては私服の指定があります。
製造業の企業で働く場合、研究所や工場で「作業着」や「白衣」などを着て仕事をすることが多いです。
つまり働き始めるとスーツを着る機会はあまりなく、面接官も面接の際にスーツではなく作業着を着ていることがあります。
製造業の企業やメーカーから「私服でお越しください」と連絡があった場合、企業は「就活生を気遣い、リラックスして面接を受けてほしい」と考えていることが多いです。
もちろんラフ過ぎる格好はNGですが、清潔感のある服装で向かうようにしましょう。
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■既卒就活で私服が良い時④:出版業界やクリエイティブ系企業の面接を受ける時
「出版業界」や「クリエイティブ系」の企業も、私服指定のときがあります。
こうした企業は「就活生のファッションセンスを確認したい」という思いと「就活生にリラックスして面接を受けてほしいという気遣い」の両方から、「私服で構いません」と連絡することが多いです。
アパレル企業のように高いファッションセンスを持ち合わせていなくても、出版系やクリエイティブ系の企業に採用してもらうことはできます。
ただ、「清潔感がありながらも、お洒落な雰囲気を意識した服装」で面接へ向かいましょう。
ここでは「既卒の就活で私服が良いとき」について紹介しました。
事前に私服指定があるかどうかは、就職サイトに書かれていることが多いですが、記載がない場合もあります。
そういう場合は、既卒生の就職支援に特化した就職エージェントを利用して、事前に私服でも良いか確認して面接に臨みましょう。