「はぁ、転職したい・・・」「会社辞めたい・・・」このような想いを抱えるビジネスパーソンの数は決して少なくありません。
しかし中々すぐに転職するという決断を下せないのも事実。大きな決断なので、それは至極当然のことです。
実はある転職サイトで、「転職経験あり」割合についてを不定期で発表しているのですが、そのアンケートでは、2011年以降、社会人全体のなんと"50%以上"が転職を経験しているといったデータが存在しているのです。
つまり、社会人の二人に一人は転職経験があるというのが、数値としてしっかりと表れているんですね。
そこで今回は、転職したい時・会社辞めたいと思った時にまず行動すべきことについて4つに整理してお伝えして参ります。
すぐに転職するという行動はできなくても、今回紹介する小さなアクションからぜひ始めてみましょう。
【最終編集日.2018年10月19日】
目次
■転職したい時・会社辞めたいと思った時に行動すべきこと
●まず行動すべきこと①:転職理由を整理する
まず、第一に「転職理由を整理」しましょう。
初めて転職する方が転職活動が上手くいかない理由の一つに、「転職理由が曖昧な事」がよく挙げられています。
「なんとなく今の仕事が嫌」
「もっと自分に合った仕事があるはず」
これらは転職理由とは呼びません。
転職理由とは、
「自分はこの仕事をしたい」
「これまでのスキルをより高いレベルで生かしたい」
などのポジティブな理由が必要不可欠です。
もちろん、あまりにブラックな環境だから環境を変えたい、というのも十分な理由になります。
これが自分でよく分かっていないと、転職先でも同じような環境で不満を持つ可能性が高いため、結果、無駄な転職を繰り返すハメになります。
●まず行動すべきこと②:退職に向けた引継ぎ業務を洗い出す
第一の転職理由がハッキリしたら、次は「退職に向けた引継ぎ業務」を洗い出しましょう。
いくら退職するとはいえ、これまでにお世話になった上司や先輩もいるかと思います。
長い社会人生活の中で、もしかしたらまた違う形で協力する可能性もありますので、ここは冷静になって自分の業務を洗い出すべきです。
また、自分の業務の洗い出しは、履歴書・職務経歴書を書くときの自分のスキルを再確認する意味もあります。
転職の際に履歴書や職務経歴書を完成させられるかは採用面接の合格率に大きく関わってきますからね。
>>【リクルートエージェントvsDODA】書類選考通過率を比較<<
より多くの会社から、より高い待遇で転職出来るよう、しっかりと経験した業務を確認する事をオススメ致します。
●まず行動すべきこと③:転職求人サイトに登録する
ここまでで、転職理由、また履歴書・職務経歴書が形になってきているはずなので、次のステップに進みましょう。
ここからは実際に転職活動を行うため、「転職求人サイト」に登録を開始して行きます。
リクナビNEXT
doda
マイナビ転職
en転職
…etc
など、数多くの転職求人サイトがあります。
この転職求人サイトですが、出来る限り「多くのサイトに登録」する事をオススメ致します。
その理由としては、求人サイト毎に掲載している企業が異なるため、より多くの求人から希望する企業を選択した方が「悔いのない転職」が出来る可能性が高くなるためです。
いかに転職が当たり前の時代になったとはいえ、10回も20回も転職する事は現実的ではありませんよね。
そのため、「一社でも多くの求人を見る」事が転職では最も大切な行動と言っても過言ではありません。
●まず行動すべきこと④:転職エージェントに登録する
さて、3つめの転職求人サイトに登録した上で利用したのが、「転職エージェントへの登録」になります。
転職エージェントとは、簡単に言えば「転職のサポートをしてくれる専門企業」を指します。
有名な所では、
リクルートエージェント
doda
パソナキャリア
マイナビエージェント
など、転職求人サイトが別会社として持っているケースが多いです。
転職サイトとの違いについては、下記ページをご参考頂ければと思います。
>>転職エージェント(リクルートエージェント)と転職サイト(リクナビネクスト)の違い<<
その他にも、転職エージェントには外資系・IT業界・飲食業界など、「特定の業界」に強みを持っているのも特徴の一つと言えます。
そのため、あまりに多くの転職エージェントに登録してしまうと、紹介された企業を見切れずに消化不良で転職活動が終了してしまう恐れがあります。
上記を踏まえ、「転職エージェントへの登録」は、「自分が転職したい業界や職種」に強いエージェントを厳選し、登録する事が転職活動成功の鍵と言えます。
■最後に
転職活動は、サラリーマンにとって重要なターニングポイントとなります。