会社でお茶出しの仕事をしていると、コーヒーを提供する場面も出てくると思います。
今回はお茶出しマナー講座も折り返しということで、コーヒーについて取り上げます。
どんな時にコーヒーか
基本的に会社のお茶出しと言えばお茶
ですが、コーヒーを出す時というのは
どんな時なのでしょうか?
会社の方針としてお茶ではなくコーヒー
を出すと決めているのであればそれに
従えば良いのですが、問題はそれ以外。
これは結論から言うと、
頼まれた時
これに尽きると思います。
お客様から直接頼まれるかもしれませ
んし、お客様の好みを把握した担当者
がコーヒーを要望するかもしれません。
いずれにせよ、そういった時にすぐに
コーヒーが出せるよう、準備しておく
ことが大事です。
コーヒーの具体的な出し方
給湯室で温かいコーヒーを沸かして
入れた後、カップに注ぎますよね。
その後の持って行き方がお茶出しの
腕の見せ所です。
以下の点に注意して出して下さい。
①お客様正面で取っ手を右手に
これは様々な言われ方をしますが、
コーヒーの正しい飲み方としては
まず最初はブラックなんだとか。
なのですぐにそのまま飲みやすいよう
取っ手を右手にして出すということが
大事なんですね。
②絵柄がある場合は絵柄を正面へ
無地のコーヒーカップであれば問題
ないですが、絵柄のあるカップの場合
それをお客様の正面に持ってきましょう
③量は並々注ぎ過ぎない
もし万が一何かの拍子でコーヒーがこぼ
れてしまう、その状況だけは避けねば
なりません。
そのため、ある程度余裕を持って7~8
分目あたりを目安に注ぎましょう。
④いつでも片手をフリーダムに
応接室や会議室のドアをノックしたり、
扉を開いたりなど、何かと手は使うので
フリーにしておかなければなりません。
そのためあらかじめ片手でお盆を持ち、
不安定にならないよう練習をしておく
のも良いかもしれませんね。
まとめ
近年今までの枠にとらわれない新しい
タイプの会社も増えてきて、最初から
コーヒーを出す所も増えてきています。
お茶であっても、コーヒーであっても、
美味しく心安らいでもらうために出す
お茶出しの本質は同じです。
やはり両方できるよう準備しておく
のが理想的だと思います^^
そして話をお茶に戻して、次回の講座
では"茶托"にフォーカスしてマナーを
学んで頂きたいと思います。
>>【会社のお茶出しマナー講座⑤】茶托の扱い方編
